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ジブチ
安全対策基礎データ

更新日 2019年11月08日

1.犯罪発生状況
 2018年の犯罪発生件数は2,015件であり,代表的な犯罪の種類及び発生件数は以下のとおりです。
・殺人:7件
・強盗:0件
・性的暴行:11件
・器物損壊:122件
・放火:4件
・不法侵入:13件
・暴行:289件
・窃盗及び未遂:196件
 また,過去の犯罪事例は以下のとおりです。これらは,特に日本人を狙った犯罪ではありませんが,類似事件に巻き込まれる危険性もあることを念頭に,常に防犯に心がけてください。
(被害例)
(1)落とし物に言いがかりをつけての詐欺
 2人組のうち1人が被害者の前を歩き,札束を落とし,気がつかない様子で歩き去る。被害者はそれを見て落とした人に呼びかけるが,その人はそのまま歩き去る。被害者が札束を拾って届けようとすると仲間が現れ,「それを山分けしよう。」と話を持ちかけてくる。すると,先程お金を落とした人が戻って来て「それは私の金だ返せ。」と言う。さらに,「お金はもっとあったはずだ。おまえの財布を見せろ!」と言いがかりをつけてくる。ここで素直に財布を見せたところ,財布を取り上げられて中のお金を抜き取られそうになったが,そこで詐欺と気付き事なきを得た。
(2) 夜中に市内を歩行中にナイフ強盗に遭遇
 真夜中過ぎにみやげ物通りから2区の方面に向かう道路を歩きながら財布から金を出し,友人に渡そうとしていたら,ナイフを持った男に財布を奪われた。抵抗しようとしたら,財布を奪った男が仲間に財布を投げ,さらにナイフで切りつけるようなそぶりを見せた際,かすり傷程度の軽傷を負った。
(3)塀をよじ登っての住居侵入未遂
 一戸建家屋敷地内に不審者2人が侵入しているところを警備員が発見した。1人は裏庭まで侵入し,もう1人は外周塀を乗り越えている最中であり,同警備員に気付いた不審者は塀をよじ登って逃走した。不審者は鉄製の棒を所持していた。
(4)スリ,ひったくり
 みやげ物店で店員と価格交渉をしている際に近くに寄ってきた男にポケットから財布を奪われた。
 また,徒歩で移動中にバイクに乗った二人組に鞄をひったくられそうになった。
(5)ストリートチルドレンによる集団スリ
 繁華街の路上を歩いているとストリートチルドレンが多くまとわりつき,ポケットの中に手を入れられ,物を奪われそうになった。
(6)背後からのエアガンの発砲
 歩行中に背後からやってきた車両からエアガンを発砲された。

2.隣国ソマリアにはイスラム原理主義過激派のテロ組織であるアル・シャバーブが存在しています。ジブチはAMISOM(アフリカ連合ソマリア・ミッション)に派兵していることから,アル・シャバーブの標的となっています。2014年5月,市内レストランで発生した自爆テロでは,外国人を含む多数が死傷しました。テロ事件以降,ジブチ治安当局も警戒レベルを上げていますが,テロはいつどこで発生するか全く予断ができません。そのため,特に外国人が集中するレストランやホテル,大型商店などでは細心の注意を払うとともに,現地の人々が集まる市場や居住地域にもできるだけ足を踏み入れないなど,不測の事態に巻き込まれることのないよう心がけてください。

3.これまでジブチにおいては,テロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ及びスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり,未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

4.2010年のエリトリア軍とジブチ軍との交戦以降,カタール軍が停戦監視のために国境付近に留まっていましたが,2017年6月13日以降,撤退しています。同地域における両国間の国境画定問題は現在も未解決であり,状況次第では,両国間の緊張感が高まることも予想されることから,同国境地帯には危険レベル3を発出していますので,同地域への渡航は止めてください。

5.オボック地方北部やタジュラ地方北部では,埋設された地雷が残っている可能性があります。地雷の撤去は進められていますが,未舗装道路や道路ではない地帯を走行することは避けてください。また,同地域は,アファール族系反政府武装勢力FRUD(Front pour la Restauration de l'Unite et de la Democratie)の活動地域とされ,国家治安当局も重点監視区域としていることから,同地域に危険レベル2(隣国エリトリアとの国境付近を除く)を発出していますので,不要不急の渡航は止めてください。

6.防犯対策
(1)ひったくり防止の観点からハンドバッグや肩掛けタイプのバッグを使用する際は,建物側・壁側に持つ,胸にしっかり抱える,歩きながらの携帯電話の使用は控える等の防護策をとってください。背後からバイクや人が近づいているような気配を感じたら,背後を確認するなどして警戒することも必要です。
 万一,ひったくりにあった場合,無理に抵抗すると大怪我をする可能性もあります。外出時には必要以上の現金は持ち歩かない,貴重品は分散して持参する等の心掛けが大切です。
(2)強盗やひったくりによる被害ケースのほとんどが,ひと気が少ない所での単独行動です。夜間及び昼間であっても人通りの少ない場所での単独行動は極力避けてください。
(3)人が多い場所では,荷物を常に目の届く位置に保持し,できる限り身体から離さないようにしてください。また,盗難による被害を小さくするため,貴重品(特にパスポート,現金,クレジットカード,携帯電話など)は一つにまとめず,幾つかに分けて衣服の内側に携行する等の工夫に心掛けてください。但し,上着のポケットやズボンの後ろポケットは狙われやすいため注意が必要です。
(4)犯罪に巻き込まれ,貴重品の盗難に遭った場合は,直ちに最寄りの警察署に被害届を提出し,被害届受理書を受け取ってください。被害届受理書は,損害保険の請求時に必要となるほか,旅券の盗難・紛失の際の新規発給手続きにも必要です。なお,被害届は被害に遭った地域を管轄する警察署以外では受理されませんので注意してください。

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日ジブチ大使館(03-5704-0682)にご確認ください。)
1.ジブチ入国に際しては,必ず目的に応じた査証が必要です。入国する場合は,駐日ジブチ大使館にて事前に査証を取得してください。

2.黄熱予防接種証明書(イエローカード)は,黄熱汚染国を経由して入国する際のみに必要です(欧州などの非汚染国から直接入国する場合は不要)。なお,入国時の健康チェックで高熱であった場合,入国拒否又は拘束されるおそれがありますので,健康状態に留意してください。

3.報道目的でジブチに入国する場合,ジブチ当局から事前に許可を取る必要があります。許可を得るまでには時間を要するため(通常2週間から1か月程度),余裕を持って申請することをお勧めします。

4.持ち込み制限品(事前申告の必要なもの)
・銃砲及び弾薬
・無線装置
・薬剤(個人使用目的外の物)
・原産国の証明書のない食料品
・金,宝石類

5.持ち込み・持ち出し禁止品
・偽造品
・ポルノ商品
・麻薬類
・爆薬及び毒ガス
・可燃性液体
・有害物質及び伝染病物質
・放射線物質
・ワシントン条約で保護されている動物

6.免税品
・アルコール類:1本(1本であれば量に関わらず免税)
・たばこ製品:1カートン(家族の場合,3kg未満かつ5,000DJF(約28ドル)未満)

1.外出時にはできるだけ貴重品を携行せず,携行荷物には常に注意を払ってください。犯罪が多く発生している場所(ジブチ市内では夕暮れ後のみやげ物通り,市場,バスターミナルやその界隈,アンブリ橋のたもと等)にはなるべく近づかず,強盗に遭遇した際にはむやみに抵抗をしないなどの注意を払ってください。

2.けんかや小競り合いから大規模な投石事件等に発展することがあります。そのような場に遭遇した場合には,至急その場を離れてください。また,子供達が遊び感覚で外国人に対して小石やペットボトルを投げつけることがしばしばありますが,相手にせず,すぐに現場から離れてください。

3.デモに遭遇した場合,大規模なデモに発展する可能性があることから,速やかにその場を離れてください。

4.地方に赴く際には現地の治安情勢につき情報収集してください。陸路での地方都市への公共輸送機関はバスのみですが,時刻表は存在せず,車両の状態も劣悪で信頼性に欠けますので,移動にはなるべく(1台が故障した場合に備え,)2台以上の四輪駆動車を手配してください。地方の道路は幅が狭く,未舗装道路や路肩が整備されていない道路が多く,歩行者や家畜が車道を歩いていたり,警察が検問のために障害物を置いていたりすることがあるなど,走行中は十分な注意を要します。未舗装道路を運転する場合,タイヤがパンクすることにも考慮しスペアタイヤを必ず用意してください。また,夜は街灯が少なく危険なので,運転することはお勧めしません。事故や車の故障に備えて,可能ならば衛星携帯電話を携行してください。また,地方ではガソリンスタンドの数が限られていますので,供給状況を十分に確認してください。

5.交通マナーは非常に悪く,信号無視,無理な割り込みや追い越し,ウインカーを出さない急な車線変更等が日常的にみられます。常に危険を予知するとともに,交通事故に巻き込まれた時には警察に通報し,警察官の検分を待つようにしてください。

6.万一,暴動などの緊急事態が発生した場合には,不用意に出歩かず,安全な場所に避難してください。また,自分が無事であるということを家族,同僚,在ジブチ日本国大使館等へ連絡してください。有事の際に備えて,自宅等に10日間程度の食料や飲料水を備蓄し,乾電池式の短波ラジオや懐中電灯を用意しておくことをお勧めします。

7.現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジブチ日本国大使館に在留届を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,FAXによっても行うことができますので,在ジブチ日本国大使館まで送付してください。

8.在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者などを含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,ジブチで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在ジブチ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

9.国内においては,ほぼ現金しか利用できません。クレジットカードの利用は首都の主要ホテルや主要スーパーマーケットを除いて限定的であり,ATMも多くはありません。路上での両替は合法ですが,詐欺に注意してください。なお,両替所では2003年以前に発行された米ドル現金は受け付けません。

10.旅行者向けの宿泊施設は首都のジブチ市内には複数ありますが,地方では限られていますので,渡航前に確認してください。

11.写真撮影については,大統領府,軍施設など撮影が禁止されている場所があります。また,同意なしに女性を撮影することも控える必要があります。

1.現地の使用言語は仏語,アラビア語,ソマリ語,アファール語等であり,英語はレストランなどの外国人が多く利用する施設においてはおおむね通じます。

2.フランス領であったことから,フランスにならった法制度であるものの,イスラム法(シャリーア)の影響も受けており,ジブチ人の多くは保守的です。市中で肌の露出が多い服を着用することはトラブルの元になりかねません。また,飲酒については合法ですが,泥酔するまで飲むことは避けてください。公共の場所で酩酊状態にあると拘束され,最長2年間収監される可能性があります。

3.伝統的に嗜まれているkhat(カット)の服用は,ジブチ国内においては合法ですが,他国では非合法として扱われており,ジブチ国外への持ち出しやジブチ国内においても外国人の服用は禁じられていますので注意してください。また,他の麻薬や覚せい剤については,ジブチ国内法で所持や使用が禁じられており,違反すれば処罰されます。また,khat服用中の運転手の乗った車両への乗車は避けることをお勧めします。

4.7月から9月にかけては,日中の気温が45℃を超えることもあります。熱中症,脱水症等にならないよう,こまめに水分・塩分補給をして暑さ対策を十分とってください。また,水道水には塩分が含まれており,飲用には適さないため,ミネラル・ウォーターを飲用するようにしてください。

5.注意すべき感染症はマラリア及びデング熱です。これらは,蚊が媒介して感染する感染症ですので,防蚊スプレーを使用したり,肌の露出を避けるなどして蚊に刺されないよう注意することが必要です。特に秋から冬の気温が下がってきた時期(10月頃から3月頃)に蚊の活動が活発になります。現地に滞在を予定されている方は,マラリア予防策として,抗マラリア薬の予防内服がありますが,必ず事前に医師に相談してください。また,他にもコレラや感染性胃腸炎,消化器管寄生虫にも注意が必要です。衛生水準が低く,インフラ整備は不十分ですので,食事の際は手洗いを励行し,よく加熱したものを摂取するようにしてください。

6.当地に病院はあるものの,重症症例には対応できないため,事前に海外緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。

7.当地滞在及び渡航に際し必須となる予防接種はありませんが,隣国においては,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を必須としていることから,緊急時の無用なトラブルを回避するためにも接種を推奨します。その他,A型肝炎,破傷風,腸チフスの予防接種をお勧めします。これらの予防接種は入国後も接種は可能ですが,在庫が払底していることも少なくなく,予め接種されることをお勧めします。
「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/djibouti.html )において,ジブチ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

◎警察 TEL:17/999
◎救急・消防 TEL:18
◎救急車(有料) TEL:21-35-04-62(0600~1200,1600~1900:3,000DJF)
                 (1200~1600,1900~0600:7,000DJF)
           21-35-47-20(24H:10,000DJF)
◎沿岸警備隊 TEL:21-34-26-54
◎病院
・(総合診療科)Pole Medical TEL:21-35-27-24
・(総合診療科)FK MEDICAL TEL:21-35-25-85
・(歯科)FK MEDICAL TEL:21-35-25-85
◎在ジブチ日本国大使館
 TEL:(市外局番なし)21-35-49-81
 緊急連絡先(携帯):77-04-37-51(執務時間外)

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省 海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジブチ日本国大使館
 住所:Rue de l'IMAM Hassan Abdallah Mohamed, Djibouti, Republique de Djibouti(P.O.BOX 2051)
 執務時間:0745~1300,1400~1630(金,土曜日及び休日を除く)
 電話:(市外局番なし)21-35-49-81
   国外からは(国番号253)21-35-49-81
   緊急連絡先(携帯):77-04-37-51(執務時間外)
 FAX :(市外局番なし)21-35-71-35
   国外からは(国番号253)21-35-71-35
 ホームページ:https://www.dj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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