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チャド

更新日 2020年03月23日

1 概況
 チャド西部では,隣国ナイジェリアを拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(シェカウ派)」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」による自爆テロ,誘拐,手製爆弾の隠匿設置,治安当局への武力攻撃,宗教関連施設への襲撃,家畜の強奪,強盗等が発生しており,予断を許さない状況です。イスラム過激派組織の活動は特にチャド湖周辺において活発で,同地域に展開する治安機関及び集落等に対する襲撃が後を絶たず,死傷者が出ています。また,イスラム過激派組織は女性や年少者を誘拐し,洗脳した後に自爆テロを敢行させる等のテロ行為も行っています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 2010年まではスーダンと国境を接する東部地方において誘拐事件が多発していました。近年では,2019年10月に,チャド湖周辺で医療関係者3名がボコ・ハラム戦闘員により誘拐されたとの報道が出ています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 チャドにおいては,上記のとおり,西部でボコ・ハラムによる自爆テロや襲撃等が発生しているほか,誘拐事件等が断続的に発生しており,日本人・日本権益がテロ・誘拐事件の標的となる,あるいは巻き添えとなる可能性が高く,極めて危険です。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は,このような「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が報道等の情報に基づいて海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり,本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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