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ルワンダ

更新日 2019年02月04日

1 概況
(1)ルワンダでは,2018年中にテロ事件は発生しておらず,国際テロ組織の活動も確認されていません。また,現時点で,ルワンダ国内でイスラム過激派の存在は把握されていません。
(2)一方,隣国のコンゴ民主共和国東部を拠点として活動する反政府武装勢力「ルワンダ解放民主勢力(FDLR)」がルワンダ西部でまれに発生する軍隊への襲撃事案に関与していることが疑われるなど,今後,ルワンダ国内でテロ事件等が発生する可能性を排除することはできません。
(3)2018年中に外国人を対象とした誘拐事件は発生していません。

2 各組織の活動状況又は各地域の治安情勢
(1)2016年1月,イスラム過激派への勧誘等を行ったとして,ルワンダ国内で複数の容疑者が逮捕されました。また,同年8月には,同様の嫌疑をかけられた容疑者が首都キガリで銃撃戦の後に射殺される事件や,南西部のルシジで逮捕及び射殺される事件が発生しました。
(2)ルワンダ国内では,2012年に3度にわたって手りゅう弾を用いた襲撃事件が発生し,2014年1月にも北西部ムサンゼの警察学校付近で同様の事件が発生しましたが,ルワンダ政府は,これらの事件はFDLRの関係者によるテロ行為であるとしています。また,2016年3月に北西部ルバブのルワンダ軍基地が襲撃され,4月には同市の警察署等が襲撃されていますが,いずれの事件もFDLRの関与が疑われています。
(3)ルワンダ国防軍(RDF)やルワンダ国家警察(RNP)が国境を厳重に警備していますが,特にFDLRが活動するコンゴ民主共和国や武力衝突等が続くブルンジとの国境付近においては,今後,治安情勢が悪化する可能性が排除できませんので,引き続き注意が必要です。

3 誘拐事件の発生状況
 近年,外国人を標的とした誘拐事件の発生は確認されていません。なお,ルワンダ国民にの誘拐事件は複数発生していますが,営利目的によるものが多く,性的・政治目的の誘拐事件は少ないとされています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 これまでに,ルワンダにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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