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マラウイ
テロ・誘拐情勢

更新日 2024年12月31日

1 概況
 マラウイにおいては、テロ組織、反政府組織や国際的なテロ組織の活動は確認されていません。マラウイで発生した外国人の誘拐事件は身代金を要求する金銭目的のものでした。

2 各組織の活動状況又は各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 誘拐事件については公式の統計は無く、当局への被害の届出がなされないケースが多いと推察されます。
 2024年7月24日夕方、リロングウェ市内でインド系イギリス国籍の男性(26歳)がモスクから自家用車で帰宅途中、何者かに道を阻まれ、被害者が確認のため車外に出たところ、用意されていた別の車で連れ去られたという事案が発生しました。被害者は3日後の深夜に解放されましたが、容疑者は未だ特定されていません。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在、マラウイにおいてテロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
 他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
 また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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