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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.犯罪発生状況
(1)マラウイ国内における犯罪の大半は,窃盗,ひったくり,建造物侵入等の軽犯罪であり件数も減少傾向にあります。しかし一方で,近年,国内の収入格差の広がりによる貧困層の増加,近隣諸国からの不法移民や銃器の流入等により,犯罪の手口が凶悪化かつ組織化し,殺人及び13歳以下が被害者となる強姦は増加傾向にあります。なお,主な犯罪の年間発生件数(2016年1月~2016年12月末:2015年比較)については,以下のとおりです。
 (1)殺人         633件 (14%増)
 (2)強盗       2,281件 (31%減)
 (3)強姦(14歳以上)  179件 (16%減)
 (4)強姦(13歳以下)1,468件 (11%増)
 (5)車両盗難        77件 (36%増)
 (6)建造物侵入    9,358件 (19%減)

(2)首都リロングウェ,南部商業都市ブランタイヤにおける犯罪は,複数の強盗団による建物侵入事案が主流です。電気会社や警察を装う,警備員が犯罪者を手引きする,集団で住居に侵入する等のケースが報告されています。また,慢性的な電力不足から街灯は消灯しているため,道路に置き石をして停車させた車両を襲撃する,通行人を襲撃するなど,主に午後8時以降の夜間帯の犯罪が頻発しています。

(3)ムランジェ県,チョロ県,チラズル県,ンサンジェ県,パロンベ県,マンゴチ県,ゾンバ県農村部,ブランタイヤ県農村部およびその周辺地域において,Human Bloodsuckers(吸血鬼)にまつわる噂話が引き金となって自警団による殺人事件が発生し,2017年11月現在,周辺県も含めて8人の犠牲者が発生しています。また,暴徒化した村人が道路を封鎖するなど治安が悪化しており,この事件に関与した300人近くの村人が逮捕されています。

(4)ミニバスに乗車中,開いた窓から貴重品をひったくられる被害や,車内での居眠り中の窃盗被害及びトランクに預けた荷物の盗難被害が発生しています。

(5)これまでに,マラウイにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2.日本人の被害例
 日本人の旅行者が被害となった事件は,平成28年中に11件発生しています。犯罪形態の内訳は,盗難5件(路上およびミニバス内),空き巣5件,投石被害1件です。
 なお,日本人の住居においては被害がありませんでしたが,日本人が居住するコンパウンド内で強盗侵入事件2件,隣接宅における強盗侵入事件が1件発生しています。

3.防犯対策
(1)防犯の大原則
   「自分の身は自分で守る」ということを念頭におく。

(2)防犯の基本姿勢
ア 外出時の歩行中,食事中,買い物中には,常に路上強盗やひったくりに遭うかもしれないことを念頭に周囲や持ち物に気を配る。
イ 街灯設備が不十分のため,夕方以降の外出は控える。
ウ 高価な貴重品は持ち歩かない。
エ 住居や宿舎は防犯設備の整った安全な物件を選ぶ。

(3)自動車関連防犯対策
ア 帰宅時間や帰宅ルートをパターン化しない。
イ 場合によっては,後方の車両に追い越させるなどして,不審な尾行車両の有無を確認する。
ウ 自宅門前に待ち伏せしている不審車(者)の有無を十分確認できるように,自宅に到着する200m位前から,スピードを落として帰宅する。
エ 不審な尾行車両や自宅門前で待ち伏せしている不審車(者)を発見した場合には,自宅の開門をせずに,直ちにその場から離れるとともに最寄りの警察署に通報する。
オ 特に銀行からの帰宅時には,不審な尾行車両の有無に注意する。
カ 駐車場では,乗降車時に狙われることが多いため,周囲の警戒を怠らないように注意する。

(4)路上強盗対策
ア 携帯電話(特にスマートフォン)は可能な限り人前で使用しないようにする。路上で歩行中に携帯電話の着信があった場合には,近くの安全な壁を背にして路上側に注意しながら応答する。
イ 可能な限り,複数で行動するようにする。

(5)住居強盗対策(可能な限り対応することをお勧めします。)
ア マラウイ人は犬に対する恐怖感があるので,住居敷地内で大・中型犬を放し飼いにする。
イ 警備員に対する警備訓練・防犯対策指導を行う(マラウイの警備員は,防犯知識や警備能力が十分備わっておらず,モラルが低い者が多い。さらに警備会社からも十分な指導を受けていない場合が多い。)。
ウ 警察が迅速に対応できないことがあるため,非常ベル(パニックボタン)や防犯機器(セキュリティ)を設置する。
エ すべてのドアにグリルドア(鉄格子付きドア),すべての窓にバーグラーバー(鉄格子)を設置する。
オ 敷地に沿った外壁は3m以上の高さとし,有刺鉄線,照明を設置する。
カ 使用人および警備員が賊を手引きする事案が頻発しているので,採用する際は身元を念入りに確認する。

(6)睡眠薬・薬物強盗対策
 現地で知り合った人からすすめられた食べ物,飲み物は,たとえそれが未開封な状態に見えても口にしない。

(7)強盗犯罪に遭った場合
ア 犯人は銃器を持っていることを前提にして対応する。
イ 犯人を決して刺激せず,要求に従う(犯人からの要求に対して反抗する,騒ぎ立てる等の行為は犯人を刺激し,衝動的に殺害される危険性が高くなる場合がある。)。

査証、出入国審査等

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日マラウイ大使館(03-3449-3010)に確認してください。)
1.マラウイ政府は平成27年10月1日から,外国人の入国に際しての査証(ビザ)料金の徴収を開始しました。日本人がマラウイへ入国する際,これまで入国査証(30日)の料金は免除されていましたが,一部免除国を除き一律の料金が徴収されます。また,駐日マラウイ大使館を含む全ての在外マラウイ公館で事前に査証を取得する場合と,マラウイ入国時に直接査証を取得する場合で,以下の通り料金が異なりますので,お間違えの無いようにお願い致します。
 入国査証の有効期間は30日が期限となりますので,30日以上の滞在につきましては,マラウイ政府の入国管理局でビザ更新の手続きをして下さい。    
○一次入国査証(3ヶ月滞在期間)  75US$(空港取得)・100US$(在外公館取得)  
○数次入国査証(6ヶ月滞在可能) 150US$(空港取得)・220US$(在外公館取得)
○数次入国査証(12ヶ月滞在可能)250US$(空港取得)・300US$(在外公館取得)
○通過査証(7日間有効)50US$(空港取得)・70US$(在外公館取得)
 入国審査に際し,指紋採取及び顔写真の撮影が行われます。入国目的,滞在日数等簡単な質問の後,旅券に入国スタンプ(30日滞在可能)が押印されます。なお,黄熱予防接種証明書(イエローカード)が要求されるかどうかは,出国する国,経由国,入国する国が黄熱リスク国であることで決まります。要するに,日本から黄熱非リスク国を経由してマラウイに入国する場合には必要ありませんが,アフリカ諸国の黄熱リスク国(エチオピアやケニア等。南アフリカ共和国は黄熱リスク国ではありません。)を経由(空港トランジットを含む)してマラウイへ入国する際には,イエローカードの提示を求められます。

2.入国時に外貨申告をする必要はありません。外貨から交換した現地通貨を出国時に再び外貨に交換することは可能ですが,市内の指定された両替所で交換しなければならず,大量の外貨は用意されていないこともあり,交換することは容易ではありません。このため,現地通貨への両替は計画的にすることが肝要です。
 現地通貨の持ち出し限度額は,MK(マラウイクワチャ貨)10,000が上限です。外貨の持ち出しはMK1,000,000相当が上限です。

3.通関手続は厳しく,特に出国時においては,機内持込みの手荷物やスーツケース等の荷物は中身を調べられます。必要以上にマラウイ製品を持参している際は,転売目的と判断され没収されることもあります。また,入国時にはマラウイで手に入らないもの(電化製品など)を所持しているとその用途などにつき執拗に質問されます。きれいな包装のため贈物と判断されると,中身をチェックされて課税されることがあります。なお,わいせつな写真・雑誌の持込は禁止されています。

滞在時の留意事項

1.軍事施設,大統領官邸,空港内立入制限区域及びマラウイ政府関係並びに外交使節の建物は,原則として撮影を禁止されています。また,撮影する場合には必ず事前に許可を得る必要があります。

2.麻薬は所持しているだけで処罰されます。また,銃剣類の所持には,許可が必要です。

3 深刻な電力不足により停電が頻繁に発生しており,地域によっては半日以上にわたることもあります。日没後外出中に停電に遭うことに備え懐中電灯の携帯をおすすめします。

4.車,レンタカー
(1)車の走行車線は日本と同じ左側通行です。

(2)有効な国際運転免許証で運転することができます。日本の運転免許証は,現地の運転免許証に書き換え可能ですが,手続きには通常2~3か月程度を要します。

(3)道路事情は,路肩が脆弱で崩れている箇所が多くあるので,対向車に十分気をつけつつ路肩走行を避け,中央ライン寄りを走行することをお勧めします。

(4)マラウイでは運転マナーが悪く,交通規則を遵守しないケース(飲酒,スピード超過,信号無視)もあります。特に夜間は街灯が少なく暗いため,防犯面はもとより整備不良等で無灯火の車両や飲酒運転による事故に巻き込まれる怖れがあり注意が必要です。また,道路に障害物(石,岩,動物の死骸)を置き,一時停車させ,襲撃する手法が増加しておりますので,夜間の運転は極力控えることをお勧めします。ヒッチハイカーや車両事故を装った犯人による強盗被害も頻発していますので,見知らぬ者を乗せたり,安易に止まったり車両から外に出たりしないよう注意してください。

(5)レンタカーを利用する場合は,事前に試乗し,車両の整備状況(特にライト,ワイパー,タイヤの摩耗状況,ブレーキ,オイル・冷却水の量,ファンベルト等)を事前によく確認するとともに,異常を感じた場合は,躊躇せずに別の車に変更してください。また,道路網が不規則なため,貧困層の住む地域等の危険地域に迷い込んだ結果,犯罪被害に遭遇ったり,誤って現地人をはねてしまい群衆から暴行を受ける等の危険が考えられますので,なるべく土地勘のある運転手を雇用するようお勧めします。マラウイには粗暴な運転をする者も多いため,運転手を雇い上げる場合でも,事前に運転させ,運転手の性格を見極めることも必要です。また,レンタカー内に保管した貴重品が合鍵を使用して盗難される被害も発生していますので,貴重品の保管には十分注意してください。

5.ミニバス(マラウイの主要交通機関)
 過度な定員オーバーや整備不良,運転手の粗暴な運転等により,ミニバスの交通事故が頻発しています。夜間の利用を極力避けるとともに,過度な乗客数や,異常な音・車体の傾きのある車両の利用は避けるようにし,乗車後も粗暴な運転をしている時は躊躇せずに別のミニバスに乗り換える等の注意が必要です。遠距離移動にはミニバスを利用せず,遠距離専用大型バス(AXA,SOSOSO)を利用することをお勧めします。

6.たびレジ
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在マラウイ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。

7.在留届
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1.マラウイでは,脆弱なインフラ(特に,警察車両や救急車の不足や燃料不足,通信手段の未整備等)から,緊急事態における公共機関の迅速な対応が難しく,また医療水準の低さから,重態の場合は,南アフリカ共和国への緊急移送が必要となります。この場合,高額の移送費を請求されることとなりますので,あらかじめ緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入するようお勧めします。また,医療機関への受診に当たっては,支払いに際してクレジットカードを受け付けないところが多く,高額の前払い金又は保険会社等が発行する支払保証書等が必要となりますので注意してください。

2.マラウイ湖は全域で,世界で最も深刻と言われるほど,ビルハルツ住血吸虫(皮膚から人体に浸入して感染する)に汚染されています。南部湖畔のリゾート地帯で泳ぐことは危険ですので避けてください。

3.マラリアは全土で一年中流行しており,一般的な抗マラリア薬であるクロロキンに耐性を持つ熱帯熱マラリアが蔓延しているので,メフロキン等の予防薬の服用をお勧めします。ただし,服用にあたっては,副作用がありますので,処方の際は専門の医師に御相談ください。

4.感染性下痢やコレラ,A型・B型肝炎等の流行がみられますので,生水,生野菜等の飲食は避けてください。リロングウェ市,ブランタイヤ市では水道水を飲用しても問題はないと言われていますが,その場合も十分な時間をかけて沸騰させた湯を冷ましてから飲料水にするようお勧めします。

5.エイズ(AIDS)流行に伴う免疫力の低下による結核患者数が急増しているので,周囲の人,の健康状態には十分に注意を払う必要があります。

6.マラウイ入国の際に,イエローカードの提示は義務付けられていませんが,黄熱感染危険国を経由して入国する場合には提示を求められます。

7.全地域で狂犬病などの感染症が発生しています。その他にも,A型・B型肝炎や破傷風などの感染を防ぐため,予防接種を行っておくことをお勧めします。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

8.「世界の医療事情」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/malawi.html )において,マラウイ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。

緊急時の連絡先

◎緊急事態(警察:TEL997・消防:TEL999・病院:TEL998)
◎在マラウイ日本国大使館
電話:(市外局番01)773-529
国外からは(国番号265)1-773-529

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在マラウイ日本国大使館
 住所:Plot No. 14/191 Petroda Glass House
 P.O.Box 30780 Lilongwe 3, Malawi
 電話:(市外局番01)773-529
   国外からは(国番号265)1-773-529
 FAX:(市外局番01)773-528
   国外からは(国番号265)1-773-528
 ホームページ:http://www.mw.emb-japan.go.jp/JapaneseSite/

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