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マラウイ
安全対策基礎データ

更新日 2019年12月24日

1.犯罪発生状況
(1)マラウイ国内における犯罪の大半は,窃盗,ひったくり,建造物侵入等の軽犯罪であり,件数は統計上は減少傾向にありますが,被害者が報復を恐れたり,遠方の警察署に被害届を提出するのが手間である等の理由により,必ずしも被害届が出されるわけではないことなども考慮に入れる必要があります。また,近年,国内の収入格差の広がりによる貧困層の増加,近隣諸国からの不法滞在者が銃器と供に流入しているため,犯罪の手口が凶悪化かつ組織化しています。
 なお,主な犯罪の年間発生件数(2018年1月~2018年12月末:2017年比較)については,以下のとおりです。
 殺人        513件 (-2.6%)
 強盗       1,698件 (-5.5%)
 強姦(14歳以上)  188件 (+44.6%)
 車両盗難       56件 (+1.8%)
 建造物侵入    8,695件 (-8.4%)
(2)首都リロングウェや南部商業都市ブランタイヤにおける犯罪は,複数の強盗団による建物侵入事案が主流です。電気会社や警察を装う,警備員が犯罪者を手引きする,集団で住居に侵入する等のケースが報告されています。また,慢性的な電力不足から街灯は消灯しているため,道路に置き石をして停車させた車両を襲撃する,通行人を襲撃するなど,主に午後8時以降の夜間の犯罪が頻発しています。
(3)2017年,ムランジェ県,チョロ県,チラズル県,ンサンジェ県,パロンベ県,マンゴチ県,ゾンバ県農村部,ブランタイヤ県農村部およびその周辺地域において,Human Bloodsuckers(吸血鬼)にまつわる噂話が引き金となって自警団による殺人事件が発生し,9人の犠牲者が出ています。
(4)ミニバスに乗車中,開いた窓から貴重品をひったくられる被害や,車内での居眠り中の窃盗被害及びトランクに預けた荷物の盗難被害が発生しています。
(5)これまでに,マラウイにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュ及びスリランカにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
(6)本年5月に実施された総選挙の結果等を理由とする抗議活動が国内各地でたびたび発生しています。投石や放火等の暴力を伴うものもあることから,集会やデモに対しては,報道等により最新の情報の入手に努めると共に無用のトラブルに巻き込まれないためにも不用意に近づかないよう慎重な行動を心懸け,自らの安全に十分注意してください。

2.日本人の被害例
 2018年度に邦人が被害者となった認知事件は6件です。犯罪形態の内訳は,盗難5件,強盗1件です。

3.防犯対策
(1)防犯の大原則
   「自分の身は自分で守る」ということを念頭におく。
(2)防犯の基本姿勢
ア 外出時の歩行中,食事中,買い物中には,常に路上強盗やひったくりに遭うかもしれないことを念頭に,周囲や持ち物に気を配る。
イ 街灯設備が不十分のため,夕方以降の外出は控える。
ウ 高価な貴重品は持ち歩かない。
エ 住居や宿舎は防犯設備の整った安全な物件を選ぶ。
(3)自動車関連防犯対策
ア 帰宅時間や帰宅ルートをパターン化しない。
イ 場合によっては,後方の車両に追い越させるなどして,不審な尾行車両の有無を確認する。
ウ 乗車直後は速やかにドアをロックする。
エ 不審な尾行車両や自宅門前で待ち伏せしている不審車(者)を発見した場合には,自宅の開門をせずに,直ちにその場から離れるとともに最寄りの警察署に通報する。
オ 特に銀行からの帰宅時には,不審な尾行車両の有無に注意する。
カ 駐車場では乗降車時に狙われることが多いため,周囲の警戒を怠らないように注意する。
(4)路上強盗対策
 携帯電話(特にスマートフォン)は可能な限り人前で使用しないようにする。不要な貴重品は所持しないよう心懸け,徒歩での移動はひと気のある道路を選択し,夕方(17時)以降の徒歩での外出は控える。
(5)住居強盗対策(可能な限りお勧めします。)
ア 警備員に対する警備訓練・防犯対策指導を行う(マラウイの警備員は防犯知識や警備能力が不十分であったり,警備員としての自覚が高くなかったり,また,警備会社からも十分な指導を受けていない場合が多い。)。
イ 警察が迅速に対応できないことがあるため,非常ベル(パニックボタン)や防犯機器(セキュリティ)を設置する。
ウ すべてのドアにグリルドア(鉄格子付きドア),すべての窓にバーグラーバー(鉄格子)を設置する。
エ 敷地に沿った外壁は3m以上の高さとし,有刺鉄線,照明を設置する。
オ 使用人および警備員の内部犯行が多く,第三者を手引きする事案が頻発しているので,採用する際は身元を念入りに確認する。
(6)睡眠薬・薬物強盗対策
 現地で知り合った人からすすめられた食べ物,飲み物は,たとえそれが未開封な状態に見えても口にしない。
(7)強盗犯罪に遭った場合
ア 犯人は銃器を持っていることを前提にして対応する。
イ 犯人を決して刺激せず,要求に従う(犯人からの要求に対して反抗する,騒ぎ立てる等の行為は犯人を刺激し,衝動的に殺傷される危険性が高くなる場合がある。)。

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日マラウイ大使館(03-3449-3010)に確認してください。)
1.日本人のマラウイ入国には査証(ビザ)の取得が必要です。2019年11月1日よりオンラインで査証(ビザ)の申請が出来るようになりました。現在は下記申請方法も併用されていますが,今後はオンライン申請のe-VISAに移行していきます。マラウイ訪問者は事前にe-VISAによる申請をお勧め致します。URL: https://evisa.gov.mw/

(従来の手続き)駐日マラウイ大使館を含む全ての在外マラウイ公館で事前に査証を取得する場合と,マラウイ入国時に直接査証を取得する場合で,以下の通り料金が異なりますので,お間違えの無いようにお願い致します。
入国査証の有効期間は30日が期限となりますので,30日以上の滞在につきましては,マラウイ政府の入国管理局でビザ更新の手続きをして下さい。    
○一次入国査証(3ヶ月滞在期間) 75US$(空港取得)・100US$(在外公館取得)  
○数次入国査証(6ヶ月滞在可能) 150US$(空港取得)・220US$(在外公館取得)
○数次入国査証(12ヶ月滞在可能) 250US$(空港取得)・300US$(在外公館取得)
○通過査証(7日間有効) 50US$(空港取得)・70US$(在外公館取得)
 入国審査に際し,指紋採取及び顔写真の撮影が行われます。入国目的,滞在日数等簡単な質問の後,入国を許可された場合,旅券に入国スタンプ(30日滞在可能)が押印されます。

2.黄熱予防接種証明書(イエローカード)について
イエローカードの提示が要求されるかどうかは,出国する国,経由国,入国する国が黄熱リスク国であることで決まります。日本から黄熱非リスク国を経由してマラウイに入国する場合には必要ありませんが,アフリカ諸国の黄熱リスク国(以下の厚生労働省検疫所ホームページを参照。)を経由(空港トランジットを含む)してマラウイへ入国する際には,イエローカードの提示を求められます。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

3.入国時に外貨申告をする必要はありません。外貨(日本円を含む)から交換した現地通貨を出国時に再び外貨に交換することは可能ですが,市内の指定された両替所で交換しなければならず,大量の外貨は用意されていないこともあり,交換することは容易ではありません。このため,現地通貨への両替は計画的にすることが肝要です。
 現地通貨の持ち出し限度額は,MK(マラウイクワチャ貨MK)10,000が上限です。外貨の持ち出しはMK1,000,000相当が上限です。

4.通関手続は厳しく,特に出国時においては,機内持込みの手荷物やスーツケース等の荷物は中身を調べられることが多くなっています。必要以上にマラウイ製品を持参している際は,転売目的と判断され没収されることもあります。また,入国時にはマラウイで手に入らないもの(電化製品など)を所持しているとその用途などにつき執拗に質問されることが多くなっています。きれいな包装のため贈物と判断されると,中身をチェックされて課税されることがあります。なお,わいせつな写真・雑誌の持込は禁止されています。

1.軍事施設,大統領官邸,空港内立入制限区域並びにマラウイ政府関係及び外交使節の建物は,原則として撮影を禁止されています。上記施設を撮影する場合には必ず事前に許可を得る必要があります。

2.麻薬は所持しているだけで処罰されます。絶対に関わらないでください。また,銃剣類の所持には許可が必要です。

3.深刻な電力不足により停電が頻繁に発生しており,地域によっては半日以上にわたることもあります。日没後外出中に停電に遭うことに備え懐中電灯の携帯をおすすめします。

4.車,レンタカー
(1)車の走行車線は日本と同じ左側通行です。
(2)有効な国際運転免許証で運転することができます。日本の運転免許証は,現地の運転免許証に書き換え可能ですが,手続きには通常2~3か月程度を要します。
(3)道路事情は,路肩が脆弱で崩れている箇所が多くあるので,対向車に十分気をつけ路肩走行を避け,中央ライン寄りを走行することをお勧めします。
(4)マラウイでは運転マナーが悪く,交通規則を遵守しないケース(飲酒,スピード超過,信号無視)もあります。特に夜間は街灯が少なく暗いため,防犯面はもとより整備不良等で無灯火の車両や飲酒運転による事故に巻き込まれるおそれがあり注意が必要です。また,道路に障害物(石,木材,動物の死骸など)を置き,一時停車させ,襲撃する手法による犯罪が増加していますので,夜間の運転は極力控えることをお勧めします。ヒッチハイカーや車両事故を装った強盗被害も頻発していますので,見知らぬ者を乗せたり,安易に止まって車両から外に出たりしないよう注意してください。
(5)レンタカーを利用する場合は,事前に試乗し,車両の整備状況(特にライト,ワイパー,タイヤの摩耗状況,ブレーキ,オイル・冷却水の量,ファンベルト等)をよく確認するとともに,異常を感じた場合は,躊躇せずに別の車に変更してください。また,道路網が不規則なため,貧困層の住む地域等の危険地域に迷い込んだ結果,犯罪被害に遭遇たり,誤って現地人をはねてしまい群衆から暴行を受ける等の危険が考えられますので,土地勘のある運転手を雇用するようお勧めします。マラウイには粗暴な運転をする者も多いため,運転手を雇い上げる場合は,事前に運転を確認し,運転手の性格を見極めることも必要です。また,レンタカー内に保管した貴重品が合鍵を使用して盗難される被害も発生していますので,貴重品の保管には十分注意してください。

5.ミニバス(マラウイの主要交通機関)
 過度な定員オーバーや整備不良,運転手の粗暴な運転等により,ミニバスの交通事故が頻発しています。夜間の利用を極力避けるとともに,過度な乗客数や異常な音・車体の傾きのある車両の利用は避けるようにし,乗車後も粗暴な運転をしている時は躊躇せずに別のミニバスに乗り換える等の注意が必要です。遠距離移動にはミニバスを利用せず,遠距離専用大型バス(AXA,SOSOSO)を利用することをお勧めします。

6.在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在マラウイ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在マラウイ日本国大使館まで送付してください。

7.「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,マラウイで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在マラウイ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

1.マラウイでは,インフラが脆弱なこともあり(特に,警察車両や救急車の不足や燃料不足,通信手段の未整備等),緊急事態における公共機関の迅速な対応が難しく,期待できません。また,医療水準の低さから,重態の場合は南アフリカ共和国への緊急移送が必要となります。この場合,高額の移送費を請求されることとなりますので,あらかじめ緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入するようお勧めします。なお,医療機関の受診に当たっては,支払いに際してクレジットカードを受け付けないところが多く,高額の前払い金又は保険会社等が発行する支払保証書等が必要となりますので注意してください。

2.マラウイ湖は全域で,世界で最も深刻と言われるほど,ビルハルツ住血吸虫(皮膚から人体に浸入して感染する)に汚染されています。南部湖畔のリゾート地帯で泳ぐと感染する可能性が高いのでご注意ください。

3.マラリアは全土で一年中流行しており,一般的な抗マラリア薬であるクロロキンに耐性を持つ熱帯熱マラリアが蔓延していますので,メフロキン等の予防薬の服用をお勧めします。ただし,服用にあたっては,副作用がありますので,処方の際は専門の医師に御相談ください。

4.感染性下痢やコレラ,A型・B型肝炎等の流行がみられますので,生水,生野菜等の飲食は避けてください。リロングウェ市,ブランタイヤ市では水道水を飲用しても問題はないと言われていますが,その場合も十分な時間をかけて沸騰させた湯を冷ましてから飲料水にするようお勧めします。

5.エイズ(AIDS)流行に伴う免疫力の低下による結核患者数が急増していますので,周囲の人の健康状態には十分に注意を払う必要があります。

6.既述のとおり,マラウイ入国の際に,イエローカードの提示は義務付けられていませんが,黄熱感染危険国を経由して入国する場合には提示を求められます。

7.全地域で狂犬病などの感染症が発生しています。その他にも,A型・B型肝炎や破傷風などの感染を防ぐため,予防接種を行っておくことをお勧めします。
その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

8.「世界の医療事情」 (https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/malawi.html )において,マラウイ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。

◎緊急事態(警察:990,消防:999,救急:998)
◎在マラウイ日本国大使館
 電話:0999-985-360
  国外からは(国番号265)999-985-360

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在マラウイ日本国大使館
 住所:Plot No. 14/191 Petroda Glass House
 P.O.Box 30780 Lilongwe 3, Malawi
 電話:0888-985-352
  国外からは(国番号265)888-985-352
  (現在周辺地区の工事により固定電話とFAXは使えません。)
 ホームページ:https://www.mw.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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