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ベナン

更新日 2019年04月03日

1 概況
(1)近年,ベナンでのテロ事件の発生は確認されていません。
(2)他方,ベナンは,国境警備が脆弱であり,隣国の影響を受けやすい状況にあります。ベナンは,イスラム過激派組織「ISIL西アフリカ州(ボコ・ハラム)」の活動するナイジェリアと南北約870kmで国境を接しており,同組織の構成員がベナン国内へ潜入・潜伏する危険性が指摘されています。また,ベナンは,2017年11月よりボコ・ハラム対策のため,多国籍合同タスクフォース(MNJTF)に国軍兵士150名を派兵しており,報復テロの可能性も否定できません。
(3)2013年に平和維持貢献のために国軍兵士を国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)に派遣して以降,ベナンは国内のテロ対策を強化してきていますが,隣接するブルキナファソ及びニジェールとの国境にまたがるW国立公園にテロリスト・グループが潜入・潜伏してきている可能性が指摘されています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 外国人を対象とした誘拐事件は,2012年5月にトーゴ国境付近で発生したナイジェリア人による米国人誘拐事件以降,確認されていません。しかしながら,2018年以降,3か国にまたがるW国立公園内ブルキナファソ側での襲撃事件の発生,同公園を含むブルキナファソ東部地方でのテロリスト活動の活発化の影響等により,テロリスト・グループによるベナン北部国境地域での外国人誘拐の危険性が高まっています。
 ベナン人を対象とする誘拐事件は,アタコラ県,ドンガ県,アリボリ県を中心に裕福なベナン人家庭を対象とする身代金誘拐事件が増加しています。治安関係者によると,アタコラ県内において1か月で十数件の誘拐事件が発生する月もあるようです。
 また,当地ギニア湾沿岸部において,タンカーやコンテナ船が海賊に襲撃され,船員が拉致されるという事件が年に数件発生しています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 これまでに,ベナンにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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