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ベナン
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年03月30日

1 概況
(1)ベナンにおいては、昨年11月末までテロ事案の発生はありませんでしたが、昨年11月30日から2月10日までの間にベナン北部アリボリ県パンジャリ国立公園、アタコラ県W国立公園及びその周辺の国境付近において、国境付近を防衛しているベナン国軍兵士及び国立公園監視員等に対する10件の攻撃が発生し、多くの死傷者が出ました。これら攻撃を実行したテロ武装勢力は、ブルキナファソ領内に拠点を有する「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」の一組織であると見られています。また、2019年5月にはベナン北部パンジャリ国立公園においてフランス人男性2名がJNIMの一組織であるマシナ解放戦線(FLM)により誘拐される事件(以下、「仏人誘拐事件」とする。)が発生しました。なお、同年7月には、重武装した大サハラのイスラム国(ISGS)戦闘員複数名が、ブルキナファソからベナン北部を通り抜け、ナイジェリアに入国したことがベナン治安当局等により確認されています。
(2)ベナン中部のコリーヌ県を中心に主にプル族間の身代金目当ての誘拐事件が散発していますが、これまでのところ外国人が誘拐される事案は発生していません。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 ベナン国軍兵士等へテロ攻撃を行ったのはブルキナファソ領内に拠点を持つ「イスラムとムスリムの支援団(JNIM)」の一組織と見られますが、同組織の名称及びその詳細についてはまだあまり明らかになっていません。

3 誘拐事件の発生状況
(1)仏人誘拐事件の他にはベナンにおいて外国人を標的とした誘拐事件は発生していません。
(2)主にベナン中部のコリーヌ(Collines)県においては、プル族同士の身代金目的の誘拐事件が散発していますが、ベナン治安当局は、これら誘拐事件の主な首謀者を特定しており、一部を既に逮捕しています。これらの誘拐事件は、プル族の知り合い同士による犯行であることが多く、プル族以外のベナン人が誘拐された事案もありますが、外国人が誘拐されたことはありません。また、これらの誘拐事件は、これまでのところテロ組織との関係はありませんが、身代金の支払いに失敗すると人質が殺害されることもあります。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在のところ、ベナンにおいて、日本人及び日本権益を標的とした脅威情報は確認されていませんが、上述のとおり、2021年11月から2022年2月までの間にベナン北部において計10件のテロ攻撃が発生し、ベナン人複数名及びフランス人1名が犠牲となっています。
 また、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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