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テロ・誘拐情勢

2018年02月20日

1.概況
(1)セーシェルでは,現在のところ反政府武装組織や国際的なテロ組織の活動は確認されていません。
(2)過去には,ソマリアの海賊による船舶への攻撃及び乗っ取り事案や誘拐がセーシェルの排他的経済水域内でも発生していましたが,我が国を含め,EU,インド,アメリカ等の艦船が継続的に海賊対処行動に従事しており,セーシェル周辺での海賊事案は近年発生していません。

2.各組織の活動状況及び各地域の治安情勢
 1.概況のとおり。

3.誘拐事件の発生状況
 2010年には,英国人等がセーシェル沖を遊覧中に海賊に誘拐され,身代金を支払った後に釈放される事件が2件発生しました。近年では,国際社会の取組もあり,セーシェルの排他的経済水域内においてソマリアの海賊による海賊事案は発生していませんが,引き続き注意が必要です。

4.日本人・日本権益に対する脅威
現在までのところ,セーシェルにおいては,日本人・日本権益を標的としたテロや誘拐の脅威は低いと見られています。しかしながら,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,米国,英国,フランス,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多発しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(注記)
 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等2017年12月末現在の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。