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カメルーン
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年03月23日

1 概況
 カメルーン極北州では、隣国ナイジェリアを拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」による自爆テロ、誘拐、手製爆弾の隠匿設置、治安当局への武力攻撃、宗教関連施設への襲撃、家畜の強奪、強盗等が発生しており、予断を許さない状況です。特に、チャド湖周辺においては、ボコ・ハラムの活動が活発で、同地域に展開する治安機関、集落等に対する襲撃が後を絶たず、多数の死傷者が出ています。また、ボコ・ハラムは女性や年少者を誘拐し、洗脳した後に自爆テロを敢行させるなどのテロ行為も行っています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 統計がないため正確な発生数は不明ですが、極北州においてボコ・ハラムによる誘拐事件が多数発生しています。カメルーン人を狙った誘拐は自らの戦闘員、自爆テロ要員又は支援者にするためといわれており、女性、子供を問わず、洗脳し、自爆テロ犯に仕立てるという残忍な手段を用いています。
 また、東部の中央アフリカ国境地帯や北東部のチャド国境地帯でも誘拐事件が頻発しています。これは、中央アフリカの武装集団等が、カメルーン当局により逮捕された同胞の釈放や身代金を要求するために誘拐等を行っています。
その他、首都ヤウンデや第2の都市ドゥアラ等の都市部においては、女性及び子供を対象とした誘拐事件が、また、アダマワ州においては幹線道路を通行する車両を標的とした身代金目的の誘拐事件が発生しています。
 北西州及び南西州の英語圏においては、地元有力者(政治家、資産家等)や学校の教員及び生徒らが、英語圏分離独立派武装集団により身代金目的で誘拐され、殺害される、又は行方不明になるという事件が発生しています。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 これまでに、カメルーンにおいてテロ事件や誘拐事件による日本人の被害は確認されていませんが、極北州等でテロ・誘拐事件の発生が懸念されています。
このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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