カメルーン | Cameroon > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1.犯罪発生状況
(1)カメルーンの極北州フォトコルでは2015年7月に国内で初めてイスラム系過激派組織ボコ・ハラムによる自爆テロが発生し、その後も、同州都のマルアでも4件の自爆テロが発生しています。これらの自爆テロは人が多く集まっているバーや市場等で発生し、多数の死傷者が出ており,現在も自爆テロや襲撃事件は極北州において断続的に発生しています。
(2)一般犯罪については、殺人、強盗、窃盗等の一般犯罪が日常的に発生しており、中でも強盗はヤウンデ市やドゥアラ市等の大都市を中心に全国的に多く発生しています。これら強盗は銃器や刃物を使用して敢行される場合が多く、抵抗した場合には殺傷事件に発展するケースも多発しています。強盗事件の発生態様は様々であり、ヤウンデ市やドゥアラ市のような大都市部では一般民家、会社事務所及びレストランやバー等の飲食店を狙った強盗事件が多く発生しており、また、北部地方では障害物等を道路に置き、走行中の車両を停車させ、運転手や乗客を銃で脅し金品を強奪する道路封鎖強盗が多発しています。 窃盗事件は、バイクを利用したひったくり事件が多発しており、ヤウンデ市内を歩いていた邦人が被害に遭った事例も発生しています。
(3)このほか、電子メールを介した詐欺未遂事件が発生していますので、十分注意してください。よくある手口は次のとおりです。
 英文ホームページを通して自社製品の販売をしている日本企業が、商談を装うカメルーン人から、高額の注文をメールで受ける。最初のアプローチでは何も起こらないが、取引の確認をメールで進めていく中で、カメルーン人側から商談を進めていく上で関係当局との様々な手続き(許認可の取得、入札参加に必要な認証審査等)に必要だとして現金を要求される。日本の企業が送金した後、先方と連絡がとれなくなる。
 電子メールを通じて、カメルーン所在の会社やカメルーン人と取引する場合は、確実に信用のおける会社や関係者以外とは取引をしない方が安全です。

2.防犯対策
(1)外出時は華美な服装や装飾品を身に着けることは避け、周りから目立たないようにしてください。
(2)滞在中のホテル等でも金品の保管には気をつけ、万一、ホテルで在室中に従業員が部屋を訪ねてきた場合は、フロントに問い合わせる等用件を確認した上で、ドアを開けてください。過去にヤウンデ市内のホテルに滞在中の外国人が水回りの点検を口実に入室した従業員に、金品を要求され、抵抗した結果刺殺される事件が発生しています。
(3)バーや市場等、人が多く集まる場所は可能な限り避けてください。バーや市場はテロの標的になっているだけでなく、人で混雑しており、ひったくり犯等にとって格好の犯行場所になっています。やむを得ずこれらの場所に行く場合は、ショルダーバッグやハンドバッグ等は所持せずに手ぶらで行くようにし、用事が終われば,速やかに離れるようにしてください。
(4)カメルーンでの交通手段は乗り合い制のタクシーが主ですが、タクシーに乗車する際はなるべく貸し切りにするか、信頼できるタクシー運転手を紹介してもらう等してください。客を装った犯人と運転手が共謀して乗客から金品を窃取あるいは強奪する強盗事件が散発しています。なお、カメルーンではバイクに2人乗りで客を運ぶバイク・タクシーも多く見かけますが、交通事故による死亡事案も発生しており大変危険ですので、利用は避けてください。
(5)夜間は犯罪が多発していますので不必要な外出は避けてください。夜間外出しなければならない場合は車を使用し、むやみに外を歩かないでください。
(6)銃器や刃物等を使用した凶悪事件が多発しています。これら事件に遭遇した場合、生命に危険が及ぶ可能性がありますので、決して抵抗はしないでください。

3.その他
 近年,シリアやチュニジアにおける日本人殺害テロ事件や,パリ,ブリュッセル,イスタンブール,ジャカルタ等でテロ事件が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続きや規則に関する最新の情報は、駐日カメルーン大使館(電話:03-5430-4985)等にお問い合わせください。)

1.渡航目的、滞在期間を問わず、事前に東京や各国にあるカメルーン大使館で査証を取得する必要があります。入国査証は観光、商用及び外交・公用に分けられており、観光査証は、最長3か月間の滞在が可能です。

2.入国に当たっては、パスポート、査証及び黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が必要です。

3.外貨の持ち込みについては特に規制されていませんが、持ち出しについては以下のとおり規制されています。
観光目的:最高400万CFAフラン相当額(約6,098ユーロ)
商用目的:最高1,000万CFAフラン相当額(約15,245ユーロ)
公用目的:最高400万CFAフラン相当額(約6,098ユーロ)
医療目的:最高500万CFAフラン相当額(約7,622ユーロ)

4.出国時に、ポリオワクチンの接種証明書の提示が求められることがあるので、同証明書を携行して下さい。(下記の「●風俗・習慣・健康等5.」を参照してください。)

5.入国時よりも出国時における手荷物検査が厳重で、頻繁に荷物の開披検査が行われています。トラブル防止のため、機内持ち込みが禁止されている物については、事前に機内預け荷物に収納する措置を徹底してください。

● 滞在時の留意事項


1.警察や軍当局による検問が実施されていますので、外出時は必ずパスポート等の身分証明書を携行する必要がありますが、原本の紛失を避けるためコピーを携行することをお勧めします。なお、長期滞在する場合は、現地の警察でパスポート等身分証明書の原本証明を受けたうえで、そのコピーを携行することをお勧めします。

2.短期滞在の方で滞在を延長する合理的な理由のある方は、カメルーン入国後1度だけ査証の更新申請をすることができます。その場合の滞在期限は最大で3ヶ月、手数料は期間に関わらず50,000CFAフラン(約76ユーロ)です。それ以上の長期滞在をなさりたい方は入国後に滞在許可証を取得する必要がありますので、在カメルーン日本国大使館領事班まで相談してください。なお、滞在許可証を取得されている方も査証を随時更新する必要がありますので、注意してください。

3.空港、港湾、軍・警察施設、大統領府付近での写真撮影は固く禁止されており、違反した場合は、警察などに身柄を拘束されフイルム等を没収されます。

4.麻薬にかかわる犯罪に対する罰則は厳しく、禁固刑又は罰金刑となります。

5.不法就労者及びその雇用者双方に罰則があるので、就労する場合は労働許可、外国人を就労させる場合は外国人雇用許可等の取得が必要です。

6.公共の秩序を乱すような集会は禁止されています。

7.銃器の所持は禁止されています。

8.同性愛は法律で禁止されています。

9.整備不良、乱暴な運転による交通事故が多発しており、大きな社会問題となっていますので、車両による移動の際には十分注意してください。

10.カメルーンと国境を接するナイジェリア、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、赤道ギニア及びガボンの情勢にも注意してください。

11.在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,「在留届」の提出が義務づけられており,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在カメルーン日本国大使館に在留届を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又は現地から転出するときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても届出を行うことができますので,在モロッコ日本国大使館まで送付してください。

12.「たびレジ」
在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者など)について,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,是非活用してください。

13. その他
イスラム教では,金曜日が集団礼拝の日とされており,その機会を利用して,政治的スピーチやデモが行われ,それが大規模化,暴徒化する場合があります。また,その際,モスク等宗教施設やデモ等を狙ったテロや襲撃が行われることもありますので,特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。

● 風俗、習慣、健康等


1.滞在に当たっては、マラリア対策に特に注意する必要があります。マラリアは、カメルーン国民の死亡原因のトップに挙げられており、マラリアを媒介する蚊(ハマダラカ)に刺されないようにすることが一番の予防策です。虫除けスプレーや蚊帳等を使用し、蚊が活発に活動する夜間の時間帯の外出は避ける、長袖の服を着用するなどの注意が必要です。なお、予防薬の服用については、必ず事前に専門医に相談してください。

2.カメルーンは、WHOにより黄熱リスク国に指定されています。入国の際には生後9か月以上の全ての渡航者は黄熱予防接種が必要です。黄熱予防接種証明書(イエローカード)は接種後10日後から有効となりますので,渡航を予定されている方は,早めに接種を行い,渡航時には証明書を忘れず携行してください。なお,2016年7月11日以降,黄熱予防接種証明書の有効期間は10年から生涯有効に延長される予定です。

3.衛生状況が悪いことから、特に北部地方で雨季にコレラが流行することがあります。コレラは経口感染する感染症ですので、飲用には市販のミネラルウォーターを使用し、食事は信頼のおける飲食店でとり、氷は避け、手洗いを励行するよう心掛けてください。また、食事についても、肉や魚、野菜の生食は避け、よく加熱したものを食べるようにしてください。

4.カメルーン北部では、近年アフリカ・サヘル地方で広く流行が確認されている髄膜炎菌性髄膜炎の流行地域となっています。髄膜炎の発生は毎年乾期(12月~6月)に多発します。予防として、日本では4価髄膜炎ワクチン(メナクトラ○R筋注)が製造販売されており、日本国内の医療機関で接種が可能です。トラベルクリニック等にご相談ください。

5.カメルーンは、WHOによって「国内でのポリオウイルスの感染はないが国際的な感染拡大を受けやすい国」に分類されているほか、同国保健省は滞在期間が4週間以上の者に対して、出国時のポリオワクチン接種を義務付けています。同措置は現在も継続されていますので、同ワクチンの接種を受け、接種証明書を携行して下さい。

6.医療水準は低いため、重い怪我や病気等に備え、外国への緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

7.「在外公館医務官情報」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/cameroon.html )において、カメルーン国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

● 緊急時の連絡先


◎警 察:TEL 17 携帯電話からは117
◎外交団警察:TEL 120
◎憲兵隊:TEL 13 携帯電話からは113
◎消防署:TEL 18 携帯電話からは118
◎救 急:TEL 19 携帯電話からは119
◎在カメルーン日本国大使館
 TEL:(市外局番なし)222-206-202
   国外からは(国番号237)222-206-202、222-206-585
 FAX:(市外局番なし)222-206-203
   国外からは(国番号237)222-206-203

※在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」も参照してください。

(問い合わせ先)


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/
             http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館
 住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
 電話:(市外局番なし)2220-6202、2220-6585
   国外からは(国番号237)222-206-202
 FAX:(市外局番なし)222-206-203
   国外からは(国番号237) 222-206-203
 ホームページ:http://www.cmr.emb-japan.go.jp/jp/index-jp.html