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エチオピア

更新日 2019年02月07日

1 概況
(1)2015年3月,首都アディスアベバの歓楽街の一部で,自爆テロを計画していたとされるアル・シャバーブの構成員とみられるソマリ人5人が逮捕されました。
(2)2015年12月,アディスアベバ市内のマルカート地区に所在するモスクにおいて,金曜礼拝中の礼拝者の集団の中に手りゅう弾が投げ込まれ,24人が負傷する事件が発生しました。
(3)2018年6月,アディスアベバ中心部のマスカル広場で行われていた政治集会(報道等では数百万人の市民が集まったとされている)で,アビィ首相の演説直後に会場内で爆弾が爆発する事件が発生し,2人の死者を含む多数の死傷者が発生しました。アビィ政権に対してテロによって主張を行うという勢力は,いまだ多数存在しています。
(4)エチオピアは,紛争及び難民問題を抱える南スーダンやアル・シャバーブの拠点があるソマリアと国境を接しており,周辺諸国の情勢の影響を受けやすいというリスクがあるため,周辺国の状況にも引き続き注意を要します。更に,周辺地域における紛争や干ばつに起因する難民を国境付近に多数受け入れており,貧困の深刻化や治安の悪化についても注意が必要です。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 2012年1月,エリトリアとの国境に近い観光地において外国人観光客が襲撃され,殺害・誘拐される事件が発生しました。外国人を標的とした誘拐事件は,それ以降は発生していませんが,2017年12月にも,同観光地付近において外国人観光客が襲撃され死亡する事件が発生しました。同事件は誘拐目的だったともいわれており,国境付近では極めて強い警戒が必要です。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 2008年9月,東部ソマリ州オガデン地区において,ソマリアから侵入した犯罪組織が同地区国境付近で活動していた日本人1人を含む国際NGO職員2人を誘拐し,長期間にわたり拘束する事件が発生しました。それ以降は日本人が被害に遭う事件は発生しておらず,現在,日本人や日本権益を標的とした具体的な脅威は確認されていませんが,隣国ソマリアではアル・シャバーブ等の国際テロ組織や犯罪組織の活動が活発化しており,エチオピア国内でもテロ・誘拐の危険性は常に存在しています。
 このような状況を十分に認識し,テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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