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テロ・誘拐情勢

2016年04月01日

1.概況
(1)ニュージーランド国内には,現在のところ,テロ組織の存在は確認されておらず,国外のテロ組織と関連を有している国内勢力の存在も確認されていません。一方,NZ政府は,テロを行う可能性のある者に対する監視を行うなど,その警戒を続けています。
(2)また,同国国軍がイラクにおいてイラク軍兵士の訓練を行う等,反ISIL連合に参加していることもあり,今後は十分な注意が必要です。2014年,キー首相はイスラム過激派組織ISILに関する講演の中で,NZ国民は国際テロリズムの危機と脅威にさらされていると発言しており,NZにおけるテロの脅威度も,従来の「とても低い」から「低い」に引き上げています。

2.各組織の活動状況または各地域の治安情勢
1.概況のとおり

3.誘拐事件の発生状況
  ニュージーランド警察の統計によると,NZ国内では2014年の1年間に235件の誘拐事件が発生しました。また,2015年における外国人が関係する誘拐事件は把握されていません。

4.日本人・日本人権益に対する脅威
 (1)これらの脅威は,現在のところ確認されていません。しかし,近年,シリアやチュニジアにおける日本人が殺害されたテロ事件や,パリでの同時多発テロ事件等が発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
(2)このような情勢を十分に認識して,NZ国内においても,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。特に,主要駅や繁華街等を訪れる際には,安全に留意してください。
 
(注記)
 「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要し、又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が、報道等の情報等に基づき、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり、本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。