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クウェート
テロ・誘拐情勢

更新日 2021年03月30日

1 概況
(1)2015年6月27日、クウェート市内サワービル地区に所在するイマーム・サーディク・モスクにおいて自爆テロが発生し、26人(実行犯であるサウジアラビア人1人を除く。)が死亡、227人が負傷しました。事件発生後、イラク・レバントのイスラム国(ISIL)ナジュド州がツイッターに犯行声明を投稿し、本件がシーア派を狙った自爆テロであることが明らかとなりました。また、同年8月には、大量の武器や爆発物が押収される事件も発生し、26人が逮捕されました。
(2)これまでにシリアやイラクでの戦闘に参加したとされるクウェート人は約200人以上に上り、既にこれらの一部はクウェートに帰国し、治安当局によって拘束されているとも報じられています。
(3)現時点では、クウェートにおいてテロ組織、反政府組織や国際的なテロ組織の関連組織の活動は確認されていませんが、2020年12月には、ISILの過激思想に感化された少年らによるテロ計画が発覚・逮捕されるなど、今後もISILやアル・カーイダ関連組織等の過激思想に影響を受けた者によるテロ発生の可能性は排除できません。
(4)テロ組織等による誘拐事件及び外国人等が標的となる誘拐事件は確認されていませんが、性的暴行を目的としたものやトラブルから発展した誘拐事件等も報道されていることから、夜間や人気の少ない場所での一人歩きを控えるなど、注意を払う必要があります。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 「1 概況」のとおり。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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