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クウェート

更新日 2019年03月05日

1 概況
(1)2015年6月26日,市内中心部にあるイスラム教シーア派のモスクにおいて自爆テロ事件が発生し(26人死亡,227人負傷),「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)ナジェド州」を称する組織が犯行声明を発出しました。同事件後も,2016年2月に自称ISILメンバーの男が警察官に車両で突っ込み警察官1人を死亡させる事件が発生したほか,同年10月には,米国兵士を狙った自爆テロが発生しています。治安当局はテロへの警戒を強化していますが,今後も同様の事件が発生する可能性は排除できません。
(2)これまでにシリアやイラクでの戦闘に加わったとされるクウェート人は約200人に上り,既にこれらの一部はクウェートに帰国し,治安当局によって拘束されているとも報じられています。また,2015年8月には大量の武器や爆発物が押収される事件も発生し,これまでに14人が逮捕されています。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 1 概況のとおり

3 誘拐事件の発生状況
 報道によると,クウェート国内では,年間数百件の誘拐事件が発生しています。政治目的や身代金目的等ではなく,性的暴行目的の誘拐事件が多数を占めていると考えられています。女性や未成年者は,特に夜間の単独での外出を控えることが必要です。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 近年,クウェートにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

テロについて

「テロ」については国際的に確立された定義は存在していませんが,一般には,特定の主義主張に基づき,国家等にその受け入れを強要し,又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等をいうものとされています。本情報は,このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず,外務省が,報道等の情報等に基づき,海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考資料として編集したものであり,本資料の掲載内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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