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クウェート
テロ・誘拐情勢

更新日 2022年05月17日

1 概況
(1)2015年6月27日、クウェート市内サワービル地区に所在するイマーム・サーディク・モスクにおいて自爆テロが発生し、26人(実行犯であるサウジアラビア人1人を除く)が死亡、227人が負傷しました。事件発生後、「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)ナジュド州」がツイッターに犯行声明を投稿し、本件がシーア派を狙った自爆テロであることが明らかとなりました。また、同年8月には、大量の武器や爆発物が押収される事件も発生し、26人が逮捕されました。
(2)以降、クウェートにおいては主要なテロ事件は発生していませんが、2020年12月には、クウェート国内でテロを計画したとしてISILの過激思想に感化された少年6人が逮捕、2021年11月には、ヒズボラに対する不正送金に関係したとして計38人が逮捕されるなど、ISILやヒズボラ等の過激派組織に関係する者の逮捕が相次いでおり、今後もISILやヒズボラ関連組織等の過激思想に影響を受けた者によるテロの発生の可能性は排除出来ません。
(3)テロ組織等による誘拐事件及び駐在員等が標的となる誘拐事件は確認されていませんが、性的暴行を目的としたものやトラブルから発展した誘拐事件等も報道されていることから、夜間や人気の少ない場所での一人歩きを控えるなど、注意を払う必要があります。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 「1 概況」のとおり。

4 日本人・日本権益に対する脅威 
 これまでにクウェートにおいて、特に日本人や日本権益を標的とするテロや誘拐の脅威は確認されていません。
 しかし、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。


テロについて

 「テロ」について国際的に確立された定義は存在しませんが、一般には、特定の主義主張に基づき、国家等にその受け入れを強要する又は社会に恐怖等を与える目的で行われる人の殺傷行為等を指すとされています。本情報は、このようないわゆる「テロ」に該当するか否かにかかわらず、外務省が報道等の情報に基づいて、海外に渡航・滞在される邦人の方々の安全確保のための参考として編集したものであり、本情報の内容がそのまま外務省の政策的な立場や認識を反映するものではありません。
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