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オマーン
テロ・誘拐情勢

更新日 2026年05月08日

1 概況
(1)近年のテロ情勢
 近年、オマーン国内に拠点を置く国際的なテロ組織や反政府組織の活動は確認されていません。しかしながら、周辺諸国の情勢やオマーンに不法入国する外国人が一定数いること等を考慮すると、これらに紛れて国外のテロ組織構成員等がオマーン国内において何らかの攻撃を行う可能性は排除できません。

(2)国内のテロ組織等について
 2024年7月には、首都マスカット郊外のワーディ・アル・カビール地区のイマーム・アリー・モスクにおいて、オマーンにおいて少数派であるシーア派住民を標的としたと見られる銃撃事件が発生し、実行犯3人、警察官1人及び外国人5人の計9人が死亡、外国人住民を含む28人が負傷しました。本件について、オマーン政府は単なる銃撃事件として処理していますが、国際テロ組織「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)が犯行を主張しています。

(3)近年の誘拐情勢
 外国人を標的とする誘拐事件は確認されていませんが、営利やわいせつを目的とした誘拐事件が発生しているため注意を払う必要があります。

2 各組織の活動状況または各地域の治安情勢
 「1 概況」のとおり。

3 誘拐事件の発生状況
 「1 概況」のとおり。

4 日本人・日本権益に対する脅威
 現在のところ、オマーンにおいて、テロ・誘拐による日本人の被害は確認されていません。
 他方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
 また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

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