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ベリーズ
安全対策基礎データ

更新日 2021年02月24日

●犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 ベリーズの犯罪発生件数は高止まりの状況にあり、特に、殺人事件は過去数年、年間140件前後発生しています(なお、2020年は、新型コロナウイルス感染症対策のための外出禁止令などの頻繁な施行の結果、発生件数が抑制されたとみられます)。銃器や刃物を使用した強盗事件が頻発し、窃盗事件も増加傾向にあるため、治安当局はこれら犯罪の増加を重く受け止め、各種取締り活動を強化しています。
 ベリーズにおける犯罪の多くは、ベリーズ・シティで夜間に発生しています。また、ベリーズ・シティには(2020年3月、新型コロナウイルス感染症対策として国境を閉鎖するまで)クルーズ船も停泊し、多くの観光客が訪れますが、これら観光客を狙った窃盗(ひったくり、置き引き等)事件も頻発しています。
 また、ベリーズ・シティの裏通りにはギャングが暗躍する地域が点在し、これら地域ではギャング間抗争から発展する殺人や銃撃戦などの凶悪犯罪が発生しており、治安が悪化しています。

2 日本人の被害例
(1)昼間にベリーズ・シティ市内を歩いていた旅行者が、後方から突然何者かに頭部を殴打され、気絶している間に所持品を盗まれた。

(2)男性旅行者2人が、バスで地方都市からベリーズ・シティのバスターミナルに到着後、その場で知り合ったベリーズ人女性から「安い宿を紹介する」などと誘われてついて行く途中の裏通りで、待ち伏せしていた複数の男に取り囲まれてナイフで脅され、現金やクレジットカード等を強奪された。

3 交通手段の安全性
 流しのタクシーよりも、ホテルの車寄せやタクシー乗り場で待機しているタクシー、無線タクシーが比較的安全です。ただし、料金メーターが付いていないものがほとんどですので、乗車する際にはドライバーに行き先を告げた上で料金を確認してから乗車することをお勧めします。過去日本人が法外な料金を請求された事案もあります。
 ベリーズ・シティから各地方の町へ向かうには急行バスもありますが、利用する場合は目的地までノンストップで行くバスを利用するとより安全です。

4 防犯対策
 以下の点に注意し、常に十分な警戒心を持って行動してください。
○夜間の一人歩きは極力避け、複数で行動する。
○多額の現金や貴重品などを持ち歩かず、現金は何か所かに分けて携行する。
○強盗等の被害に遭ったときは、身の安全を第一に考え、無理に抵抗しない。

5 テロ対策
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ、アフガニスタン等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロがどこにでも起こり得ること、日本人も標的になり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

●査証、出入国審査等

(手続や規則に関する最新の情報は、駐日ベリーズ大使館(電話:03-5365-3407)に確認してください。)

1 査証(ビザ)
 ベリーズ政府は、2014年12月15日から日本人への査証を一方的に免除することを発表しました。最大90日を超えない期間の滞在であれば、査証は不要です。ただし、2020年、新型コロナウイルス感染症への対応として、入国管理に関する規制は頻繁に変更されているため、常に最新の情報を入手するようにしてください。

2 出入国審査(到着時、2020年12月28日現在、出入国審査に先立ち保健省による検疫が行われます。下記5を参照してください)
 入国時には、査証のほか、残存有効期間が6か月以上あるパスポート、十分な滞在費用、空路で入国する場合は復路の航空券を所持している必要があります。
 出国時には、出国税を支払う必要がありますが、ほとんどの場合は航空券の料金に含まれています。

3 所持金の申告
 入国時に、10,000ベリーズドル(5,000米ドル)相当額以上の現金(外貨を含む合計額)を所持している場合には、税関審査員から必要書類(Form C300)を入手し申告する義務があります。
 米ドルはホテルや銀行で現地通貨に両替することが可能ですが、国内のほとんどの場所で米ドルの使用が可能なので、現地通貨に両替しなくても不便はありません。

4 通関
 タバコやアルコール類、パン・米・小麦・コンデンスミルクを含む食品、個人医薬品、動物の餌等には持ち込み制限があります。農業国でもあるベリーズは植物・動物検疫に厳しく、植物や肉類の持込みは禁止されています。
 違法な薬物や麻薬、武器や銃器類は、持込み、持出し共に禁止されています。

5 検疫・予防接種
(1)黄熱病
 黄熱に感染する危険のある国から渡航する、1歳以上の渡航者には黄熱予防接種証明書が要求されます。乗り継ぎのために黄熱に感染する危険のある国の空港を経由しただけの渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。
 ただし、ベリーズ自体は黄熱に感染する危険のある国ではないので、日本からの渡航に当たっては、黄熱の予防接種を受ける必要はありません。
なお、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期限についても、2016年7月11日以降は生涯有効と変更されており、既にお持ちの有効期限が過ぎた証明書も生涯有効なものとして取り扱われます。
黄熱の詳しい説明は以下の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html

(2)新型コロナウイルス
新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。またベリーズにおいては、2020年10月より、新型コロナウイルス感染症のために一旦閉鎖されていた国際空港が再開しましたが、海外からの渡航者には、入国4日前までに受検したPCR検査の陰性証明書の提示(それができない場合は到着時自己負担による検査受検)が義務とされており、また、入国前のHealth Applicationと呼ばれるアプリへの個人情報の登録、滞在中の移動記録の提供への応諾、ゴールドスタンダード認証宿泊施設(※)への滞在などの義務が課されています。しばしば内容は改訂されるので、当該リンクで最新情報をご確認ください(https://www.belizetourismboard.org/news-and-gallery/belize-covid-19-update/)。

※ ゴールドスタンダード認証宿泊施設
保健省の指導の下、ベリーズ観光局(BTB)が、衛生管理などの研修・投資を実施した宿泊施設や観光施設の認証を行っており、その認証を受けた「ゴールドスタンダード」宿泊施設のみが、海外からの観光客を宿泊させることができます。現在認証済みの施設については、当該ホームページ(https://belize.com/gold-standard-hotels/)で御確認ください。
また、上記ヘルスアプリ登録時にも、宿泊先として選択するよう、ゴールドスタンダード認証宿泊施設が一覧として掲載されるようになっています。

特に、新型コロナウイルス感染症の拡大抑止のための規制は厳しく施行されており、外国人についても、陽性が確認された場合に政府が指定する場所への自己負担による強制隔離が行われます。

(3)その他
 その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所―ムページを参考にしてください。
 ◎感染症情報( https://www.forth.go.jp/

●滞在時の留意事項

下記の通常時の留意事項に加え、2020年12月現在、新型コロナウイルス感染症対策として、海外からの訪問者については、感染対策の承認を受けたゴールドスタンダード施設への滞在などの義務が課されていますので、最新情報を下記リンクでご確認ください。特に公共の場では、マスクの適切な着用、社会的距離の維持等のルールへの違反を厳しく取り締まっており(罰金、逮捕)、外国人も例外ではありません。また、テイクアウトまたは屋外席以外のレストランの営業は禁止されるなどの規制もありますので、注意してください。
https://belizetourismboard.org/tourism-resources/belize-national-guidelines-for-reopening-accommodations-guidelines/

1 麻薬に関する取締り
 ベリーズは、地理的条件からコロンビア・アメリカ間の麻薬中継地であるとされ、麻薬関連犯罪が多発しています。当局の麻薬取締体制は極めて厳しく、外国人に対しては特に厳重になっています。
 麻薬所持で逮捕された場合は、最低でも禁固5年及び罰金5,000米ドルの刑に処せられ、所持する麻薬の量によっては刑罰が数十倍になることもあります。警察官のおとり捜査も行われているとの情報もあります。麻薬には絶対に関わらないでください。また、見知らぬ人物から荷物の輸送等を頼まれても決して応じないでください。

2 不法就労
 外国人が就労するためには政府の労働許可が必要であり、労働許可を取得せずに就労すると国外退去処分となります。

3 政治活動等の制限
 永住者を除く外国人は、政治的活動、宣伝活動、布教活動を行うことを禁止されています。

4 身分を証明するものの携帯
 パスポートの常時携帯義務はありません。パスポートは自宅や宿泊施設内の安全な場所に保管し、念のためパスポートのコピーを携帯することをお勧めします。

5 ハーグ条約
 ベリーズは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。
 ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧下さい。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html)
 
6 その他
(1)ベリーズ・シティは犯罪が多いため、可能な限り夜間の外出は控えてください。また、同市では昼間でも人通りの少ないダウンタウンには立ち入らないでください。

(2)ベリーズに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ベリーズ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネット、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html)による登録をお勧めしますが、郵送、ファックスによっても行うことができますので、在ベリーズ日本国大使館まで送付してください。
 なお、在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html)。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、ベリーズでの事件や事故、自然災害等が発生した際に、在ベリーズ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

●風俗、習慣、健康等

1 飲料水
 飲料水にはミネラルウォーター、または煮沸した水の利用をお勧めします。

2 注意すべき感染症
 ベリーズでは、マラリア、デング熱などの蚊が媒介する感染症の発生が報告されています。特に、雨期(6月頃~9月頃)になるとベリーズ南西部及びグアテマラとの国境地域で、デング熱が発生します。防虫剤の使用や、肌の露出を避けた服装を心がけ、蚊に刺されないように注意してください。
(1)デング熱
 デング熱は、病原ウイルスを持っているネッタイシマカまたはヒトスジシマカに刺されることによって感染します。感染すると突然の発熱、激しい頭痛、眼球深部の痛み、関節や筋肉痛、発疹が現れ、回復期に疲労感とうつ状態が続きます。予防薬は特になく、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防法となります。デング熱による成人の死亡率は高くありませんが、まれに重症化してデング出血熱を発症した場合には、治療しないと死亡率が40~50%に上がります。いずれにしても、発熱などの症状が現れた場合には、軽視せず最寄りの医療機関を受診してください。

(2)マラリア
 マラリアは、ハマダラカに刺されることで感染する病気で、ヒトからヒトへの感染はありません。ベリーズの気候はマラリア原虫の成長に適しており、媒体であるハマダラカも生息しています。ハマダラカは夕方から夜間に活発に活動する習性があります。また、人が感染するマラリアは4種類あり、潜伏期間は2~4週間で、主な症状は発熱です。死亡率は高くありませんが、合併症や脳マラリアにより死亡することもあります。一般的な予防策は蚊に刺されないようにすることです。殺虫剤や虫除けスプレーを効果的に使用したり、外出時には蚊に刺されにくい服を着用したりするなど、防蚊対策を心掛けてください。ベリーズ・シティのダウンタウンなど衛生状態が良くない地域では、特に念入りに防蚊対策に努めることが必要です。

(3)ジカウイルス感染症
 ジカウイルスをもったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。潜伏期間は2~12日であり、主に2~7日でおよそ2割の人が発症すると言われ、軽度の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、斑丘疹、疲労感、倦怠感などを呈します。一般的にデング熱やチクングニア熱より軽症といわれています。しかし、妊婦のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されており、妊娠中または妊娠を予定している方は、流行国・地域への渡航・滞在は見合わせることをお勧めします。予防ワクチンや特別な治療法はなく、蚊に刺されないように予防することが大切です。発熱が続く、または発疹が出るなど、ジカウイルス感染症を疑う症状が現れた場合には、医療機関の受診をお勧めします。
(参考)感染症広域情報(ジカウイルス感染症に関する注意喚起)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1

3 保険
 公立病院での医療サービスは旅行者でも無料で受けることが出来ます。ただし、医療水準はかなり低いので、緊急時には国外への搬送が可能な緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

● 緊急時の連絡先

○警察: TEL 911
○消防: TEL 911
○救急: TEL 911
○日本からの電話:(国際電話識別番号)-501(国番号)-相手先の電話番号
○病院:Belize Medical Associate(24時間対応):TEL223-0303
     Karl Heusner Memorial Hospital(24時間対応):TEL223-1548
○在ベリーズ日本国大使館 :
 電話:(501) 822-1202
 FAX:(501) 822-1206
領事関係電子メールアドレス : ryoji@bf.mofa.go.jp

●問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
 住所:#7299 George Price Boulevard, 2nd Floor, Toucan Plaza,
Belmopan, Belize
 電話:822–1202
  国外からは(国番号501- 822-1202)
 FAX:822-1206
  国外からは(国番号501- 822-1206)
領事関係電子メール ryoji@bf.mofa.go.jp 
ホームページ :https://www.jamaica.emb-japan.go.jp/jointad/bz/ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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