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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.犯罪発生状況
 ベリーズの犯罪発生数は従来より多く,特に,殺人事件は年間150件程度発生しています。銃器や刃物を使用した強盗事件が頻発し,窃盗事件も増加傾向にあるため,治安当局はこれら犯罪の増加を重く受け止め,各種取り締まり活動を強化しています。
 ベリーズにおける犯罪の多くはベリーズ・シティで夜間に発生しています。また,ベリーズ・シティにはクルーズ船も停泊し,多くの観光客が訪れますが,これら観光客を狙った窃盗(ひったくり,置き引き等)事件も頻発しています。
 また,ベリーズ・シティの裏通りにはギャングが暗躍する地域が点在し,これら地域ではギャング間抗争から発展する殺人や銃撃戦などの凶悪犯罪が発生しており,治安が悪化しています。

2.日本人の被害例
(1)昼間にベリーズ・シティ市内を歩いていた旅行者が,後方から突然何者かに頭部を殴打され,気絶した間に所持品を盗まれた。

(2)男性旅行者2人が,バスで地方都市からベリーズ・シティのバスターミナルに到着後,その場で知り合ったベリーズ人女性から「安い宿を紹介する」等と誘われてついて行く途中の裏通りで,待ち伏せしていた複数の男に取り囲まれナイフで脅され,現金やクレジットカード等を強奪された。

3.交通手段の安全性
 流しのタクシーよりもホテルの車寄せやタクシー乗り場で待機しているタクシーや無線タクシーが比較的安全です。ただし,料金メーターが付いていないものが殆どですので,乗車する際にドライバーに行き先を告げた上で料金を確認してから乗車するようお勧めします。過去日本人が法外な料金を請求された事案もあります。
 また,ベリーズ・シティから各地方の町へ向かう急行バスもあります。バスを利用する場合は目的地までノンストップで行くバスを利用するとより安全です。

4.防犯対策
 以下の点に注意し常に十分な警戒心を持って行動してください。
* 夜間の一人歩きは極力避け,複数で行動するよう心掛ける。
* 多額の現金や貴重品などを持ち歩かず,現金は何か所かに分けて携行する。
* 強盗等の被害に遭ったときは,身の安全を第一に考え,無理に抵抗しない。

5.テロ対策
 これまでに,ベリーズにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

(手続や規則に関する最新の情報は,駐日ベリーズ大使館(電話:03-5365-3407)に確認してください。)

1.査証(ビザ)
 ベリーズ政府は,2014年12月15日から日本人への査証を一方的に免除することを発表しました。最大90日を超えない期間の滞在であれば,査証は不要です。

2.出入国審査
 入国時には,査証のほか,残存期間が6か月以上あるパスポート,空路で入国する場合は復路の航空券,十分な滞在費用を所持している必要があります。
 出国時には,出国税を支払う必要がありますが,殆どの場合は航空券に含まれています。

3.所持金の申告
 入国時に,10,000ベリーズドル(5,000米ドル)以上の所持金(外貨を含む合計額)を所持している場合には,税関審査員から必要書類(Form C300)を入手し申告する義務があります。
 米ドルから現地通貨への両替はホテルや銀行で可能ですが,国内の殆どの場所で米ドルの使用が可能なので,現地通貨に両替しなくても不便はありません。

4.通関
 タバコやアルコール類,パン・米・小麦・生肉・コンデンスミルクを含む食品,個人医薬品,動物の餌等には持ち込み制限があります。植物や肉類の持ち込みは通常禁止されており,持ち込む場合は事前申請と税関への申告が必要です。
 違法な薬物や麻薬,武器や銃器類は,持ち込み,持ち出し共に禁止されています。

5.予防接種
 黄熱に感染する危険のある国から渡航する,1歳以上の渡航者には黄熱予防接種証明書が要求されます。乗り継ぎのため,黄熱に感染する危険のある国の空港を経由した渡航者も黄熱予防接種証明書が要求されています。
 但し,ベリーズ自体は黄熱に感染する危険のある国ではないので,黄熱の予防接種は推奨されていません。

滞在時の留意事項

1.麻薬に関する取締り
 ベリーズは,地理的条件からコロンビアとアメリカの麻薬中継地であるとされ,麻薬関連犯罪が多発しています。当局の麻薬取締体制は極めて厳しく,外国人に対しては特に厳重になっています。
 麻薬所持で逮捕された場合は,最低でも禁固5年及び罰金5,000米ドルの刑に処せられ,所持する麻薬の量によっては刑罰が数十倍になることもあります。警察官のおとり捜査も行われているとの情報もありますので,麻薬には絶対に関わらないでください。また,見知らぬ者から荷物の輸送等を頼まれても応じないでください。

2.不法就労
 外国人が就労するためには政府の労働許可が必要であり,労働許可を取得せずに就労すると国外退去処分となります。

3.政治活動の制限
 永住者を除く外国人は,政治的活動,宣伝活動,布教活動を行うことを禁止されています。

4.身分を証明するものの携帯
 パスポートの常時携帯義務はありません。パスポートは自宅や宿泊施設内の安全な場所に保管し,念のためパスポートのコピーを携帯することをお勧めします。

5.ハーグ条約
 ベリーズは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。
ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧下さい。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html)
 
6.その他
(1)ベリーズ・シティは犯罪が多いため,可能な限り夜間の外出は控えてください。また,同市では昼間でも人通りの少ないダウンタウンには立ち入らないでください。

(2)現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ジャマイカ日本国大使館(ベリーズを兼轄)に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ジャマイカ日本国大使館まで送付してください。
 なお,在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在ジャマイカ日本国大使館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1.飲料水
 飲料水にはミネラルウォーター,または煮沸した水の利用をお勧めします。

2.注意すべき感染症
 ベリーズでは,マラリア,デング熱などの蚊を媒体とする感染症の発生が報告されています。特に,雨期(6月頃~9月頃)になるとベリーズ南西部及びグアテマラとの国境地域で,デング熱が発生します。防虫剤の使用や,肌の露出を避けた服装を心がけ,蚊に刺されないように注意しましょう。
(1)デング熱
 デング熱は,病原ウイルスを持っているネッタイシマカ又はヒトスジシマカに刺されることによって感染します。感染すると突然の発熱,激しい頭痛,眼球深部の痛み,関節や筋肉痛,発疹が現れ,回復期に疲労感とうつ状態が続きます。予防薬は特になく,蚊に刺されないようにすることが唯一の予防法となります。デング熱による成人の死亡率は高くありませんが,まれに重症化してデング出血熱を発症した場合には,治療しないと死亡率が40~50%に上がります。いずれにしても,発熱などの症状が現れた場合には,軽視せず最寄りの医療機関を受診してください。

(2)マラリア
 マラリアは,ハマダラカに刺されることで感染する病気で,ヒトからヒトへの感染はありません。ベリーズの気候はマラリア原虫の成長に適しており,媒介であるハマダラカも生息しています。ハマダラカは夕方から夜間に活発に活動する習性があります。また,人が感染するマラリアは4種類あり,潜伏期間は2~4週間で,主な症状は発熱です。死亡率は高くありませんが,合併症や脳マラリアにより死亡することもあります。一般的な予防策は蚊に刺されないようにすることです。殺虫剤や虫除けスプレーを効果的に使用したり,外出時には蚊に刺されにくい服を着用する等,防蚊対策を心掛けてください。ベリーズシティのダウンタウンなど衛生状態が良くない地域では,蚊の駆除に努めるなどの注意が必要です。

(3)ジカウイルス感染症
 ジカウイルスをもったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。潜伏期間は2~12日であり,主に2~7日でおよそ2割の人が発症すると言われ,軽度の発熱,頭痛,関節痛,筋肉痛,斑丘疹,疲労感,倦怠感などを呈します。一般的にデング熱やチクングニア熱より軽症と言われています。
 しかしながら,妊娠中のジカウイルス感染と胎児の小頭症との関連が示唆されており,妊娠中又は妊娠を予定している方は,流行国・地域への渡航・滞在を可能な限りお控えください。予防ワクチンや特異的な治療法はなく,蚊に刺されないように予防することが大切です。発熱が続く,または発疹が出るなど,ジカウイルス感染症を疑う症状が現れた場合には,医療機関への受診をお勧めします。
(参考)感染症広域情報(ジカウイルス感染症に関する注意喚起)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfolist.asp?pageno=1

(4)その他
 必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報( http://www.forth.go.jp/

3.保険
 公立病院での医療サービスは旅行者も無料で受けることが出来ます。ただ,医療水準はかなり低いので,緊急時には米国(マイアミ)への搬送が可能な緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

緊急時の連絡先

○警察: TEL 911
○消防: TEL 911
○救急: TEL 911
○日本からの電話:(国際電話識別番号)-501(国番号)-相手先の電話番号
○病院:Belize Medical Associate(24時間対応):TEL223-0303
      Karl Heusner Memorial Hospital(24時間対応):TEL223-1548
○日本からのTEL:501(国番号)+電話番号
○在ジャマイカ日本国大使館(ベリーズを兼轄) :
 電話: (1-876) 929-3338/9
 FAX: (1-876) 968-1373

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省海外安全ホームページ:http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジャマイカ日本国大使館(ベリーズを兼轄)
 住所:NCB Towers, North Tower 6F, 2 Oxford Road,Kingston 5, Jamaica
 電話: 929-3338/9
   国外からは(国番号1)-876-929-3338/9
 FAX:968-1373
   国外からは(国番号1)-876-968-1373
 ホームページ:http://www.jamaica.emb-japan.go.jp/jp/

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