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モーリシャス
安全対策基礎データ

更新日 2023年08月21日

1 犯罪発生状況
 モーリシャス政府は治安対策に力を入れており、凶悪犯罪は少なく、周辺諸国と比較すると一般的に治安状況は良いとされています。しかし、空き巣、車上狙い、スリ、ひったくり等の一般犯罪が散発しているほか、夜間においては、旅行者を狙った強盗事件も発生しています。なお、最近は麻薬取引が一般市民にも広がっており、麻薬欲しさに金品を強奪するケースも増えています。

2 日本人の被害例
 日本人が遭遇しやすい犯罪は、主に盗難被害であり、雑踏の中でのスリ、ひったくり、置き引きに注意する必要があります。

3 犯罪被害危険地域
 首都ポートルイス市内の商店街等で、スリ、ひったくり、置き引きなどの犯罪が発生しています。

4 防犯対策
 夜間には、ポートルイス市内をはじめモーリシャス全土で急激にひと気がなくなるため、一人歩きは危険です。極力車両等を使って移動するようにしてください。また、バッグ類を常に目の届く位置(体の前)に持つようにし、注意を怠ることのないようにしてください。

5 テロ・誘拐
 テロ・誘拐については、テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_279.html )をご確認ください。

※在留邦人向け安全の手引き
 在モーリシャス日本国大使館が在留邦人向けに作成した「安全の手引き:https://www.mu.emb-japan.go.jp/files/100135166.pdf 」もご参照ください。

(手続きや規則に関する最新の情報についてはモーリシャス当局、在オーストラリア・モーリシャス高等弁務官事務所(日本を兼轄)、在京モーリシャス名誉領事館(http://www.mofa.go.jp/mofaj/link/emblist/africa.html#40 )等に確認してください。)
※新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

1 査証
(1)短期滞在
 日本国籍者は、観光や知人訪問等を目的とした短期滞在については、査証の取得は免除されています。 
(2)長期滞在
 長期滞在にあたっては、目的に応じた査証が必要です。渡航目的に応じた査証の取得につきましては、モーリシャス政府のウェブサイト(https://passport.govmu.org/passport/ )にアクセスし、適した査証の種類をご確認の上、申請してください。
 また、モーリシャス政府観光局のウェブサイト(https://www.mymauritius.travel/ja/plan-your-trip/your-visa )もご参照ください。

2 入国審査
 パスポート、復路の航空券、ホテルの予約確認書等の提示を求められます。また、滞在を十分賄える資金を有しているかの確認を求められることもあります。なお、パスポートの残存有効期間は、滞在日程をカバーしている必要があります。
 入国時に付与される滞在許可期間は最長90日ですが、入国目的が観光・知人訪問であり、付与された滞在許可期間を超えて滞在する場合は、延長許可の手続きを行う必要があり、ケース・バイ・ケースで最長180日滞在できます。その他詳細については、モーリシャス政府のウェブサイト(https://www.mymauritius.travel/ja/plan-your-trip/your-visa )をご確認ください。
 事前にオンライン上で「All-in-One Travel Digital Form」(https://safemauritius.govmu.org/ )への入力を済ませておくと入国手続きがスムーズに行われます。

3 外貨申告
 モーリシャス通貨500,000ルピー以上、または同額相当の外貨、小切手については、持込み、持出しともに申告が必要です。

4 通関
 免税での持込みは18歳以上の場合、以下の3つのオプションのうち、いずれか1つの制限内までです。
(1) タバコ250グラム、スピリッツ2リットル、ワインまたはビール6リットル
(2) タバコ250グラム、スピリッツ5リットル(ワインまたはビール持込みなし)
(3) タバコ250グラム、ワインまたはビール10リットル(スピリッツ持込みなし)

5 主な持込み禁止品・制限品
 モーリシャスへの入国に際し、持込みを禁止されているものがあります。また、持ち込む際に事前の許可取得が求められるものがあります。
 絶滅の危機に瀕している動物製品、植物類、土壌、大麻、違法薬物、銃、その他持込みが禁止または制限されている品目がありますので、ご注意ください。
 詳しくは、モーリシャス政府によるウェブサイト(https://www.mra.mu/index.php/customs1/travellers/13-customs/150-import-restrictions )をご覧ください。

6 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては次の厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。

1 旅行制限
 特にありません。

2 写真撮影の制限
 政府関連施設、治安機関関連施設、空港、ヒンドゥー教の寺院、モスク等の撮影は事前に許可を得る必要があります。

3 交通事情
 全島にわたり、道路はほぼ舗装され、標識も整っていますが、街灯がなく夜は見通しが悪い場所も多くあります。左側通行であることやその他の交通法規も日本とほぼ同様です。シートベルトの着用が義務付けられています。また、飲酒運転は厳しく罰せられます。

4 自然災害
 集中豪雨や洪水が発生することがあります。2013年3月には、豪雨により土砂流及び地下歩道の冠水等、死傷者を伴う被害が発生しています。なお、下水は自然浸透処理させている地域が多いため、大雨の後は上水道が汚染されている可能性がありますので、ご注意ください。

5 ハーグ条約
 モーリシャスは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が元の常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細は、ハーグ条約のページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html )をご覧ください。

6 在留届
 モーリシャスに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住居または居所が決まり次第遅滞なく、在モーリシャス日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をおすすめしますが、郵送によっても行うことができますので、在モーリシャス日本国大使館宛てに送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、モーリシャスで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在モーリシャス日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 風俗、習慣、国民性
 一般的に宗教に敬虔な国民性であり、モスクやヒンドゥー教の寺院の付近では、それぞれの宗教に敬意を払う必要があります。また、ビーチ以外の場所での肌の露出が多い服装(水着のような服装)は避けた方が無難です。

2 衛生事情
 衛生状態は比較的良好ですが、施設・地域により格差があります。水道水は一般的に飲用可能とされていますが、煮沸するか、市販のミネラルウォーターを利用してください。また、露店などで皮をむいて売っている果物やジュース類の飲食は避けることをおすすめします。

3 感染症等
 蚊を媒体とする感染症であるマラリアおよびチクングニア熱が流行したことがあり、近年、デング熱の発生もみられました。肌の露出を控える、蚊除け剤を使うなど、防蚊対策を行うことをおすすめします。
 感染性胃腸炎(下痢・嘔吐など)や風邪(季節によっては日中の寒暖の差が激しい)に注意する必要がありますので、手洗い、うがいの励行をおすすめします。
 また、高温多湿の熱帯性気候であることから、水分不足、疲労等には十分気をつけてください。

4 予防接種
 日本からの入国にあたって義務付けられた予防接種はありませんが、破傷風とA型・B型肝炎の予防接種を済ませておいた方が安心です。
 その他、必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

5 医療事情
(1)モーリシャスの医療水準は比較的高く、設備の整った公立病院と私立病院があります。日本人が病気やケガをした場合に利用する病院として、モカ市に所在するWellkin Hospital (TEL: +230-605-1000、URL: https://wellkinhospital.com/ )が挙げられます。
(2)「世界の医療事情:http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/mauritius.html 」において、モーリシャス国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご確認ください。

6 海外旅行保険
 重症疾患や手術が必要な場合には、国外移送を選択せざるを得ない場合がありますので、緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をおすすめします。詳しくは海外旅行保険加入のおすすめ(https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/hoken.html )をご確認ください。

◎警察:TEL 112または999
◎救急:TEL 114
◎消防:TEL 115または995
◎在モーリシャス日本国大使館
 TEL:(国番号230)460-2200(開館時間08:00~16:45)

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○海外安全ホームページ
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在モーリシャス日本国大使館
 住所:Level 6, Tower C,1 Exchange Square,Wall Street, Ebène, Mauritius
 電話:(国番号230)460-2200
 FAX:(国番号230)468-6612
 ホームページ: https://www.mu.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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