1. ホーム
  2. 地図からの選択
  3. 安全対策基礎データ
  4. モーリタニア

モーリタニア
安全対策基礎データ

更新日 2021年03月24日

1 犯罪発生状況
(1)一般犯罪
 近年モーリタニアでは、首都ヌアクショットにおいて強姦、殺人等の重大犯罪の増加がみられましたが、内務地方分権省の発表によれば、警察等による治安対策により、2020年3月からの9月までのヌアクショットでの犯罪発生件数は減少しています。2020年は、日本人が被害者となる犯罪は報告されていませんが、外国人は周囲の目を引き、スリ、置引き、ひったくり等の対象になりやすいため、混雑する場所や夜間の外出の際は特に注意が必要です。とりわけ、断食明け祭や犠牲祭等の祝祭日の前には窃盗などの一般犯罪が増加する傾向にあります。
(2)テロ
モーリタニアにおいて、テロ事件は2011年以降発生していませんが、警戒が必要です。特に、軍、警察等の政府関係施設や各国大使館(特に欧米)には極力近づかないようにするほか、外国人が多く利用するホテル、レストランはテロの対象となる可能性があることに十分留意してください。
 このような状況を十分に認識し、テロに巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページ(テロ・誘拐情勢:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_278.html )や報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 防犯対策
 モーリタニア滞在中の心構えとして、次の点に注意する必要があります。
(1)多額の現金や貴重品を持ち歩かない。
(2)現金や貴重品の入ったバッグは必ず手元に置き、目を離さないようにする。
(3)市場等の混雑した場所では、荷物の管理に十分注意する。
(4)過度に目立つ行動や服装を避ける。
(5)見知らぬ相手に対し、滞在先、旅行日程等を教えない。
(6)夜間の一人での外出は避ける。また、昼間であっても人通りの少ない道の通行は避ける。
(7)ヌアクショットのビーチでは、性犯罪の発生が報告されていることから、夕方以降、また、女性だけでの利用は控える。

※モーリタニアにおける安全の手引き
在モーリタニア日本国大使館が在留邦人や旅行者向けに作成した「安全の手引き(https://www.mr.emb-japan.go.jp/files/000436383.pdf )」もご参照ください。

(手続きや規則等に関する最新の情報は、駐日モーリタニア大使館(電話:03-3449-3810)にお問い合わせください。)

1 入国に当たり、その目的を問わず査証が必要です。日本には駐日モーリタニア大使館が存在しますが、現在、同大使館では入国査証の発給を停止しています。入国のためにはモーリタニアの空港等で到着時に、入国査証を取得する必要があります。査証申請には、パスポートの残存有効期間が6か月以上あることが要件となります。
モーリタニア政府は、「ヌアクショット国際空港」、「ヌアディブ国際空港」、「セネガル国境の入国管理局(ロッソ市及びディアマ市)」等において入国査証(有料)を発給しています。また、ヌアディブ市と西サハラが接している地域(PK55)においても入国査証の発給を行っていますが、西サハラ側の同地域は、多くの地雷が未撤去であり、イスラム過激派組織が活動しているおそれがあることに加え、2020年11月、モーリタニア国境に近いゲルゲラットにおいて西サハラ独立派組織「ポリサリオ戦線」とモロッコ軍との間で衝突があり、緊張が高まっていることから、西サハラ経由での入国は厳に控えてください。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限措置がとられることがありますので、最新の情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )を事前にご確認ください。

2 外貨の申告、持込み・持出しに関する規則が適用されます。外貨の持込額の制限はありませんが、入国の際、3,000ユーロ相当以上の外貨を持ち込む場合は、税関に申告の上、証明書の交付を受ける必要があります。また、この証明書は、出国時に税関に提示する必要がありますので、大切に保管してください。持ち込んだ額以上の外貨を持ち出すことはできません。

3 医薬品の持込み、持出し
医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

1 警察、空港、軍等の政府関係施設の写真撮影は禁止されています。

2 麻薬の密輸、所持、売買、使用は一切禁止されています。また、厳格なイスラム教国のため、酒類の持込み、販売等は禁止されています。酒類の持込みが見つかった場合、没収だけでなく罰金が科せられることがあるので注意が必要です。

3 無許可による銃器の持込み、所持、売買等は禁止されています。

4 外国人が許可を得ずに就労することは禁じられており、違反が判明した場合には、強制送還等厳しい措置がとられることがあります。

5 在留届
 モーリタニアに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在モーリタニア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、FAXによっても行うことができますので、在モーリタニア日本国大使館まで送付してください。

6 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、モーリタニアで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在モーリタニア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 宗教
 一般的に、モーリタニア国民は敬虔なイスラム教徒であり、都市部・地方を問わず宗教上の慣習等に配慮しつつ行動する必要があります。礼拝堂であるモスクに非イスラム教徒が出入りすることは基本的に禁止されており、外からの写真撮影も許可が必要です。
 イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日とされており、その機会を利用して、政治的スピーチやデモが行われることがあります。またモスク等宗教施設やデモ等を狙ったテロや襲撃が行われるおそれもあることから、特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。

2 気候
 ヌアクショット等の沿岸地域では、9月から11月にかけて日中の気温が40度以上の日が続くことがあります。一方、乾季となる12月から4月にかけては、朝晩の気温が20度以下になることがあります。年間を通して夜間と日中の寒暖差が15度前後と大きく、温度調節をするための衣類を用意しておくことが必要です。特に砂漠地帯ではこの寒暖差は更に大きくなります。

3 交通事情
 道路は、主要都市及びそれらを結ぶ幹線道路を除いてほとんど整備されていません。自家用車や乗合いタクシー等の自動車がほぼ唯一の交通手段であり、首都ヌアクショットでは、朝夕の通勤時間帯には渋滞が発生します。また、信号無視や無理な車線変更等が散見されるなど運転マナーは悪く、ラクダやロバ等の家畜が突然道路を横断することもあるなど、日本の交通事情とは大きく異なるため、自動車を運転する際には注意が必要です。なお、幹線道路では、死亡事故を含む交通事故が連日報道されています。後部座席も含め、シートベルトを必ず着用し、無理のない運転計画を立て、夜間の移動は避けましょう。

4 感染症
 注意すべき感染症は次のとおりです。
(1)黄熱
 黄熱は、日中に活動するネッタイシマカを媒体とする感染症です。モーリタニアはWHOにより黄熱感染リスク国に指定されています。特に、サハラ砂漠南部へ渡航予定がある場合(生後9か月以上)は、黄熱予防接種を受けることをお勧めします。
 なお、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間について、2016年7月11日以降は生涯有効と変更され、既に所持する有効期間が過ぎた証明書も生涯有効なものとして扱われます。
 黄熱の詳しい説明は、次の厚生労働省検疫所ホームページをご参照ください。
https://www.forth.go.jp/news/2016/06210854.html
(2)マラリア
 モーリタニアを含む西アフリカでは、マラリアの中でも一番致死率の高い熱帯熱マラリアが多く発生します。感染すると1~4週間後に発熱、頭痛、寒気などの症状が現れますが、症状には個人差があるため、発見・治療が遅れ、死亡する例もあります。発熱などがあった場合にはマラリアを疑い、早急に医療機関での検査を受けることをお勧めします。マラリア予防には、蚊に刺されないようにすることが大切です。夜間の外出を控え、長袖・長ズボンなど肌の露出を控えた服装を心掛け、防虫剤などを利用してください。就寝時は蚊帳や虫除け剤などの利用をお勧めします。抗マラリア薬の予防内服については、必ず事前に専門医に相談してください。
(3)デング熱
 黄熱同様、ネッタイシマカが媒介する感染症です。モーリタニアでは雨期である9月から11月にかけて発生します。出血熱の一種で重症化の危険性は必ずしも高くはありませんが、特別な治療法がないため、黄熱、マラリアと同様、蚊に刺されないようにすることが重要です。
(4)髄膜炎菌性髄膜炎
 空気の乾燥する10月~6月に多く発生する髄膜炎菌性髄膜炎は、感染者の咳やくしゃみなどによって飛沫感染し、発症するとまず発熱・頭痛、やがて頸部硬直や意識障害などの症状が現れます。悪化すると入院治療が必要となり、死亡することもあります。予防に有効なワクチンがありますので、渡航前にトラベルクリニックなどに相談することをお勧めします。
(5)新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き、外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。
(6)その他
 大腸菌などが原因となるいわゆる旅行者下痢症は、高頻度に発生するほか、狂犬病、腸チフス、A型肝炎、コレラ、赤痢などにも注意が必要です。また、水道水は飲用には適していませんので、歯磨き、コンタクトレンズの洗浄を含め、なるべくミネラルウォーターを使用することをお勧めします。

5 医療機関・施設等
 診察や健康診断が受けられる病院やクリニック等の医療機関はありますが、日本や欧米諸国と比べ医療水準は低く、衛生状態に問題のある病院もあり、受診はあまり推奨されません。
 薬局はヌアクショット市内に多数存在します。政府の取締りにより状況は以前より改善していますが、期限切れや保存状態の悪い薬品が販売されることがあり、また在庫が不安定であることから、あらかじめ、かかりつけの医師などに相談し、十分な量の常用薬を持参することをお勧めします。
 なお、モーリタニアにおいて生命に危険が及ぶ症状となった場合、医療先進国への緊急移送等には高額の費用がかかるため、日本出発前に緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険へ加入しておくことを強くお勧めします。
 モーリタニア国内の医療施設等の情報を含め、詳細については「世界の医療情報:https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/mauritania.html 」をご参照ください。
 また、そのほか必要な予防接種等については、次の厚生省検疫所ホームページもご参考ください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

◎警察(国内共通):117
◎消防(国内共通):118
◎憲兵隊(都市部以外):116
◎在モーリタニア日本国大使館:(市外局番なし)4525-0977

○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在モーリタニア日本国大使館
  住所:Lots 861, 862 and 520 Ilot E Nord, Tevragh Zeina, B.P. 7810 Nouakchott, Mauritanie
  電話:(市外局番なし)4525-0977
   国外からは(国番号222)4525-0977
  FAX:(市外局番なし)4525-0976
   国外からは(国番号222)4525-0976
  ホームページ:https://www.mr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

page TOP