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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
 カザフスタンでは銃器及び麻薬犯罪等が多発しています。その他,都市部の繁華街,バザール(市場),住宅街等では,外国人を狙った窃盗及び強盗に注意が必要です。外出する際は戸締りを確実に行い,面識のない来訪者を中に入れないようにしてください。
 また,カザフスタンでは,国家保安委員会内にテロ対策センターを設置して対策を講じていますが,2016年6月にアクトベ州で複数の死傷者を出すテロ事件が発生する等しており,テロに対する注意が必要です。
 これまでにタジキスタンにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 日本人の被害実例
 以下の事案が発生しています。
○ 観光地等において財布をすられた。
○ 現金を含む貴重品等を放置して車を離れたところ,車上狙いにあった。
○ 深夜,路上ですれ違った複数の男にいきなり殴られ,金品を強奪された。
○ 警察官と称する者から職務質問(所持品検査)を受け,財布の中を見せたところ,「規定以上の外国通貨(米ドル)を持っている」と指摘され,罰金と称する金銭を要求された。

3 防犯対策
 犯罪被害に遭わないためには,「自分の安全は自分で守る」という意思をもち,「安全のための  三原則(目立たない,行動を予知されない,用心を怠らない)」に従って行動することが大切です。注意する点は,以下のとおりです。
○ 滞在中は,外務省や各種メディア等が発表する最新の情報を入手し,テロを含む治安情勢については, 周辺国へ発出されている情報にも十分な注意を払う。
○ ホテルや家の鍵は確実に施錠し,旅券等の貴重品は,必ず身に付ける。
○ 昼間であっても,人通りの少ない場所や薄暗い場所の一人歩きは控える。
○ 多額の現金は持ち歩かない。犯罪のターゲットにならないように,人目がある場所で現金の出し入れは行わない。
○ 公共の場所に放置された持主不明の物等には,近づかない。
○ 他人から中身の分からない物等を運ぶように頼まれても,絶対に応じない。
○ カザフスタンでは,警察官等が現場で罰金を徴収することはないので,そのような要求があった場合には,直ちに在カザフスタン日本国大使館に連絡する。

査証、出入国審査等

 手続や規則に関する最新の情報は,駐日カザフスタン大使館(電話:03-3589-1821)等で確認してください。

1 査証
 カザフスタンは,日本を含む45カ国との間で査証免除措置を実施しており,30日以内の滞在であれば査証を取得する必要はありません。滞在期間が30日を超える場合には,査証が必要です。詳しくは,駐日カザフスタン大使館等であらかじめ確認してください。

2 入国及び外国人登録手続き
(1)入国手続き
  Migrational Card(入国カード。通常は航空機内で配布されますが,入国審査場でも入手可能です)に必要事項を記載してください。
 入国審査官にパスポートとともにMigrational Cardを提出すると,Migrational Cardの2カ所(入国と登録の箇所)に日付入りのスタンプが押されて返却されます。このカードは,出国時にも必要となりますので,パスポートとともに大切に保管してください。紛失した場合は速やかに移民警察局(アスタナ,アルマティについては,下記連絡先を参照)へ赴き,手続きを行ってください。
 陸路や海路で入国する際も,Migrational Cardに必要事項を記載して,入国手続きを行います。
(2)外国人登録手続き
 通常,国境での入国手続き(空港,陸路,海路共)と同時に外国人登録は行われますので(上記(1)の2つのスタンプのうちの一つが登録印),入国手続時にスタンプが2つ押されていることを確認してください。
(3)滞在期間の延長
 査証免除措置を利用して観光目的等でカザフスタンに入国された方は,滞在期間の延長が出来ません。商用目的等で入国された方は,入国管理局に滞在期間の延長について申請する必要があります。
 滞在期間を延長せず滞在した場合には,手続きが終了するまで出国を拒否され,罰金の他に弁護士費用や通訳費用を請求されることがあります。ただし,職務質問の現場や出国審査場等において,正規の手続きによらずに罰金を徴収されることはありません(罰金は,銀行振込)。そのような要求があった場合,当館ホームページの安全情報「官憲の不当な金銭要求への対応について」に従って対応し,正規の手続きに関して説明を受けるようにしてください。
※ アスタナ市移民警察局
住   所 : Seifulina, 29
電話番号 : (7172)71-61-21
受付時間 : 9時00分~18時00分(日曜日,祝日は休み,土曜日は交付のみ)
交付時間 : 係員が別途指示
※ アルマティ市移民警察局
住   所 : Karasai Batyra, 109A
電話番号 : (7272)54-41-32
受付時間 : 9時00分~18時00分(日曜日,祝日は休み,土曜日は13時まで)
交付時間 : 係員が別途指示

3 税関手続き
(1)申告
 入出国時に10,000米ドル相当以上の現金等を持ち込み又は持ち出しする場合は,税関申告する必要があります。また,各種証明書及び領収書等は,必ず保管するようにしてください。
(2)持ち込みが禁止されている物品
 兵器及び弾薬,麻薬や向精神薬及びその使用器具,戦争・テロ・暴力・人種差別を拡散することを目的として出版された書物,ポルノグラフィー等があります。特に薬物に対する取締りは,厳しく行われています。
(3)持ち出しを禁止されている物品
 兵器及び弾薬,麻薬や向精神薬及びその使用器具,芸術・文化・歴史について重要な価値を持つ美術品,鹿類の角,レッドリストに記載された動植物,無効となった銀行券(旧紙幣)等があります。

滞在時の留意事項

1 パスポートの携帯
 滞在中は,パスポートを常に携帯する義務があります。バザール(市場)や駅等の人が多く集まる場所では,警察官が職務質問を行っており,不携帯の場合,警察署への同行を求められる場合があります。

2 就労
 就労ビザを取得している場合を除き,外国人が収入を伴う事業を運営又は報酬を受ける活動をすることは認められません。

3 通貨・両替
 カザフスタンの通貨はテンゲ(KZT)であり,一般の商店では,米ドル等外国通貨は使えません。銀行もしくは両替所において両替する必要がありますが,路上等での闇両替は,トラブルの原因となりますので絶対に利用しないでください。また,カザフスタン国内において日本円の両替は,ほぼ不可能です。事前に米ドルやユーロを準備しておいてください。トラベラーズチェックも使用できません。

4 写真撮影
 軍事施設,治安機関及び国境地帯等での撮影は,トラブルを避けるため控えることをお勧めします。また,撮影を認めていないバザール(市場)や商店等もありますので,撮影する際は,事前に了承を得るなど細心の注意を払ってください。

5 自動車等の運転
 カザフスタンで運転する場合,カザフスタンの法律に基づいて交付された運転免許証,又はカザフスタンの公証役場で公証されたウィーン条約に基づく国際運転免許証が必要です。日本国内で交付された国際運転免許証は,ジュネーブ条約に基づくものであり,カザフスタン国内では運転できません。

6 交通手段
 主な交通機関は,バス又はタクシーです。アルマティ市では,路面電車,トロリーバス及び地下鉄が利用できます。タクシーを利用する場合,所属会社の無いタクシー(白タク)は,利用しないでください。

7 在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在カザフスタン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在カザフスタン日本国大使館まで送付してください。

8 短期渡航者向け注意事項(たびレジ)
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

9 ハーグ条約
 カーザフスタンは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

風俗、習慣、健康等

1 カザフスタン人は,伝統的に馬肉・羊肉を中心とする肉料理及び乳製品を好んで食してきました。現在のカザフスタン料理も肉料理が主で脂肪分が多いものとなっていますので,食べ過ぎによる消化不良や下痢には,注意してください。国民の約70%がイスラム教徒ですが,飲酒に関する特別な制限はありません。

2 首都アスタナの気温は,夏季に摂氏35度,冬季に氷点下30度になるなど,寒暖の差が大きく体調を崩しやすくなります。万一当地で病気にかかった場合を想定し,短期間の滞在であっても,緊急移送サービス等の付いた海外旅行保険に加入することをお勧めします。

3 「世界の医療情報」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/kazakh.html )において,カザフスタン国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前にご確認ください。その他,必要な予防接種等については,厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/ )をご覧ください。

緊急時の連絡先

1 警察,救急,消防
 警察:102
 救急:103
 消防:101

2 在カザフスタン共和国日本国大使館
代表:8(7172)97-78-43

問い合わせ先

 (問い合わせ窓口等)

○外務省
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(外務省代表)03-3580-3311
 領事業務関係総合窓口:
 ・領事サービスセンター (内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
 ・領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ・領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ・領事局政策課(感染症海外医療情報)(内線)5367
              (たびレジ,在留届)(内線)4476

 海外安全ホームページ
 ・http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 ・http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 ・http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

○在カザフスタン日本国大使館
住所:5F, Kosmonavtov Str.62, Micro-district Chubary, Astana city,Republic of Kazakhstan
電話:+7(7172)97-78-43    
FAX:+7(7172)97-78-42
ホームページ:http://www.kz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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