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カザフスタン
安全対策基礎データ

更新日 2020年12月21日

1 カザフスタンでは、テロ対策が重要な課題となっており、国家保安委員会にテロ対策センターが設置され、対策が講じられていますが、2016年6月にアクトベ州で複数の死傷者を出すテロ事件が発生して以降、現在もテロに対する注意が必要です。
 また、テロ以外の犯罪についても、銃器及び麻薬犯罪等が多発しています。その他、都市部の繁華街、バザール(市場)、住宅街等では、外国人をねらった窃盗及び強盗に注意が必要です。
 外出する際は、自宅等の戸締りを確実に行い、在宅時に面識のない来訪者があった場合には、安易に中に入れないようにしてください。

2 日本人が被害者となる犯罪として、以下の事案が発生しています。
○観光地等において財布をすられる。
○現金を含む貴重品等を放置して車を離れたところ、車上狙いにあう。
○深夜、路上ですれ違った複数の男にいきなり殴られ、金品を強奪される。
○警察官と称する者から職務質問(所持品検査)を受け、財布の中を見せたところ、「規定以上の外国通貨(米ドル)を持っている」と指摘され、罰金と称する金銭を要求される。

3 犯罪被害に遭わないためには、「自分の安全は自分で守る」という意思をもち、「安全のための三原則(目立たない、行動を予知されない、用心を怠らない)」に従って行動することが大切です。注意する点は、以下のとおりです。
○滞在中は、日本の外務省や各種メディア等が発表する最新の情報を入手し、テロを含む治安情勢は、周辺国にも十分な注意を払う。
○ホテルや家の鍵は、確実に施錠し、パスポート等の貴重品は、必ず身に付ける(紛失・盗難には十分注意)。
○昼間であっても、人通りの少ない場所や薄暗い場所の一人歩きは控える。
○多額の現金は、持ち歩かない。犯罪者のターゲットにならないように、人目がある場所で現金の出し入れは行わない。
○公共の場所等に放置された持主不明の物には、むやみに近づかない。
○他人から中身の分からない物を運ぶように頼まれた場合は、絶対に応じない。
○カザフスタンでは、警察官等が現場で罰金を徴収することはないので、そのような要求があった場合には、直ちに在カザフスタン日本国大使館に連絡する。

4 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

 カザフスタン入国手続きや各種規則に関する最新の情報は、駐日カザフスタン大使館(電話:03-3589-1821)等に確認してください。

1 査証
 外国人のカザフスタン入国に際して、日本を含む57か国の国民の場合は、カザフスタン側の一方的査証免除措置により、30日以内のカザフスタン滞在であれば査証を取得する必要はありません。しかし、滞在期間が30日を超える予定の場合には、査証が必要です。詳しくは、駐日カザフスタン大使館等であらかじめ確認してください。
※なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、本件一方的査証免除措置は2021年5月1日まで停止されています。

2 入国及び外国人登録手続き
(1)入国手続き
 入国カードの廃止(2020年1月11日)により、30日以内の短期滞在の場合、入国審査官がパスポートに日付の入ったスタンプを押すだけとなりました。滞在登録も不要です。
 他方、30日を超える中長期滞在の場合、外国人を受け入れる側が滞在登録を行うこととされ、これを怠った場合の罰則も定められました。
(2)外国人の滞在登録手続き
 カザフスタンに30日間を超えて滞在する場合、受入れ側(当該外国人を受け入れる法人または18歳以上のカザフスタン国民)が、政府から付与された電子認証を用いて、電子行政サービス「eGov.kz」を通じてオンラインで滞在登録の手続きをします。
https://egov.kz/cms/ru/services/for_foreigners/pass008_mvd )
(3)滞在期間の延長
 査証免除措置を利用してカザフスタンに入国した外国人は、原則として滞在期間の延長ができません。
 商用目的等、査証を得て入国した外国人は、移民局に滞在期間の延長を申請する必要があります。延長申請せず滞在した場合は不法残留となり、手続き終了まで出国を拒否され、罰金の他に弁護士費用や通訳費用等を請求されることがあります。
 ただし、職務質問する警察官や、出国審査場で審査官が違反者から罰金を直接徴収することはありません(全て銀行振込)。もしそのような要求があった場合は、在カザフスタン日本国大使館ホームページの安全情報「官憲の不当な金銭要求への対応について」に従って対応し、正規の手続きに関して説明を受けるようにしてください。
※ ヌルスルタン市警察移民局
(Управление миграционной службы департамента полиции города Нур-Султан)
住  所 : Imanova str, 31
電話番号 : 8(7172)52-39-79
受付時間 :平日9時00分~18時00分(13時00分~14時00分は昼休憩)
日曜、祝日は休業、土曜は交付のみ対応
交付時間 : 係員が別途指示

※ アルマティ市警察移民局
(Управление Миграционной Службы Департамента Полиции г. Алматы)
住  所 : Karasai Batyra, 109A
電話番号 : 8(7272)54-46-81
受付時間 : 平日9時00分~17時30分、(13時00分~14時30分は昼休憩)
土曜9時00分~13時00分、日曜、祝日は休業
交付時間 : 係員が別途指示

3 税関手続き
(1)申告
 入出国時に10,000米ドル相当以上の現金等を持ち込み、または持ち出す場合は、税関申告する必要があります。また、入出金取引証明等は、持ち込んだ現金を預金する際に提出する必要がありますので、必ず保管するようにしてください。
(2)持ち込みが禁止されている物品
 兵器及び弾薬、麻薬や向精神薬及びその使用器具、戦争・テロ・暴力・人種差別を拡散することを目的として出版された書物、ポルノグラフィー等があります。特に薬物に対する取締りは、厳しく行われています。
(3)持ち出しを禁止されている物品
 兵器及び弾薬、麻薬や向精神薬及びその使用器具、芸術・文化・歴史について重要な価値を持つ美術品、鹿類の角、レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に記載された動植物、無効となったカザフスタンの銀行券(旧紙幣)等があります。

1 パスポートの携帯
 滞在中は、パスポートを常に携帯する義務があります。バザール(市場)や駅等の人が多く集まる場所では、警察官が職務質問を行っており、不携帯の場合、警察署への同行を求められる場合があります(パスポートの紛失・盗難には十分注意してください)。

2 就労
 就労ビザを取得している場合を除き、外国人が収入を伴う事業を運営または報酬を受ける活動をすることは、認められていません。

3 通貨・両替
 カザフスタンの通貨は、テンゲ(KZT)です。一般の商店で外国通貨は使えません。外国通貨は銀行または両替所においてテンゲに両替する必要があります。路上等での闇両替は、トラブルの原因となりますので絶対に利用しないでください。カザフスタン国内において日本円の両替は困難です。事前に米ドルやユーロを準備しておいてください。トラベラーズチェックも使用できません。

4 写真撮影
 軍事施設、治安機関及び国境地帯等での撮影は、トラブルを避けるために控えることをお勧めします。また、撮影を認められていないバザール(市場)や商店等もありますので、撮影する際は、了解を得るなど細心の注意を払ってください。

5 自動車等の運転
 カザフスタンで運転する場合、カザフスタンの法律に基づいて交付された運転免許証、またはカザフスタンの公証役場で公証されたウィーン条約に基づく国際運転免許証が必要です。日本国内で交付された国際運転免許証は、ジュネーブ条約に基づくものであり、これを用いてカザフスタン国内では運転できません。また、日本の運転免許証からの切り替えも認められていません。

6 交通手段
 主な交通機関は、バスまたはタクシーです。アルマティ市では、トロリーバス及び地下鉄が利用できます。タクシーを利用する場合、所属会社の無いタクシー(白タク)は、利用しないでください。

7 在留届
 現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在カザフスタン日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届、 https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、ファックスによっても行うことができますので、在カザフスタン日本国大使館まで送付してください。

8 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、カザフスタンで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在カザフスタン日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

9 ハーグ条約
 カザフスタンは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合は、原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

1 新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、引き続き外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。また、カザフスタンにおいて、現在留学生や省庁間委員会で特別に許可された企業関係者等の一部例外を除き、カザフスタンへの出入国制限をとっておりますが、最新の情報は駐日カザフスタン大使館等に問い合わせするなどしてご確認ください。

2 医療事情
 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/kazakh.html )において、カザフスタン国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp/

3 医薬品の持ち込み、持ち出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省の以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

○警察、救急、消防
 警察:102
 救急:103
 消防:101

○在カザフスタン共和国日本国大使館
 代表:+7(7172)97-78-43

○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

○在カザフスタン日本国大使館
  住所:5F, Kosmonavtov Str.62, Micro-district Chubary, Nur-Sultan city, Republic of Kazakhstan
  電話:+7(7172)97-78-43    
  ファックス:+7(7172)97-78-42
  ホームページ:https://www.kz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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