コソボ | Kosovo > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


※ コソボには日本国大使館がないため,事件・事故等に遭遇された場合,現地警察及び在オ-ストリア日本国大使館(コソボ兼轄(国番号43)-1-531920)に連絡してください。

1. コソボ北部を除けば,治安状況は比較的落ち着いていますが,民族間の対立を原因とする事件や小競り合いが散発しています。また,首都プリシュティナでは,ひったくりやスリなどの窃盗が深刻な問題になっていますので,十分注意してください。
 なお,コソボには別途「危険情報」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2018T032.html#ad-image-0 )が発出されているので,ご参照ください。

2. 防犯対策は以下のとおりです。
* 外国人旅行者(アジア系)は多額の現金を持っていると思われていることからターゲットになりやすいことに留意して,外出する際は,ブランド物のバッグ等を含め華美な服装を控え目立たないようにする。
* バック等には,必要最小限の現金を入れた財布だけを入れ,貴重品を極力持ち歩かないようにする。また,バック等は必ず体の前で持ち,手を添えておく。道路を歩く際は,車道と反対側の手で持つようにする。
* 貴重品やパスポートを携行する場合には,別々の場所に入れ,人に見せないよう工夫する。
* レストランやホテル等の外出先では,バック等を椅子やテーブルに置いたまま席を離れない。また,食事中なども,バック等は膝の上に置くか,足の間に挟む等して体に密着させ,目を離さない。
* 見知らぬ人に声をかけられても安易に気を許さず,警戒を心がける。
* 夜間の外出は控える。日中でも人通りの少ない場所に近づくのは控える。
* 夜間移動せざるを得ない場合は,ホテルでタクシーを呼び利用する。
* 銃器を携行している犯罪者が多いので注意する。万が一強盗等に遭った場合には,生命の安全を最優先に対応する。

3. これまでに,コソボにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

● 査証、出入国審査等


(手続きや規則等に関する最新の情報については駐日コソボ大使館(電話03-6809-2577)にお問い合わせください。)

1. 査証
 日本とコソボの間には査証免除取極はありませんが,日本人がコソボに入国する際には査証は必要ありません。但し,滞在が90日間を越える場合には,特別な許可証取得を警察署へ申請する必要があります。

2. コソボ政府は,独自の出入国スタンプを導入しています。同スタンプが押印されたパスポートを持ってセルビアやその他のコソボ独立を承認していない国々に入国しようとする場合,同スタンプに消印を押されるなど入国手続きに時間がかかる可能性があります。

3. 外貨申告等
 コソボではユーロが通貨として使用されています。コソボ出入国の際には10,000ユーロ以上の現金又は相当額の小切手,為替手形等を持ち込む又は持ち出す場合には,税関で所定の用紙に記入して申告する必要があります。

4. 陸路での入国
 コソボ・ナンバー以外の車両(乗用車やバス等)を利用し,陸路で入国する際には,コソボ国内で有効な自動車保険に加入している必要があります。加入していない場合には,国境警察に保険代を支払う必要があります。
 国境付近の山岳部や国内の一部地域には独立前の紛争中に埋設された地雷が未だに残されており,地雷注意標識と立ち入り禁止措置エリアが設定されていますので注意してください。

5. 税関
 原則として通関は自己申告制ですが,職員による抜き打ち検査が行われることがあります。
 主な免税範囲は以下のとおりです。(17歳以上)
* タバコ:200本まで
* 酒類
 アルコール度数22%を超える蒸留酒系飲料:1リットルまで,又は
 アルコール度数22%以下の蒸留酒系飲料,
 ワイン等:2リットルまで
* 香水:50ミリリットルまで
* オードトワレ:250ミリリットルまで
* 価格が175ユーロ以下の物品

● 滞在時の留意事項


1. 現地を管轄する日本国大使館
 コソボには日本の大使館が未設置のため,邦人が事件や事故あるいはトラブルに巻き込まれても,迅速な援護活動を行うことが困難です。例えばパスポートを紛失した場合,即時に再発給手続きを行うことができないため,渡航文書等発給までの間はコソボに足止めされることになりますので十分注意が必要です。

2. 撮影制限
 軍事関係施設や空港などでは,撮影禁止の標識は無くとも撮影制限箇所が存在しますので,撮影前に職員等に事前に確認する等して無用なトラブルを避けるよう心掛けてください。

3. 麻薬,銃器等
 コソボでは麻薬密輸が大きな問題となっており,特に国境付近では警察当局による検査が行われることがあります。また,銃器は登録制となっており旅行者や一般人による所持は禁止されています。

4. 交通事情
 コソボでは日本の国際運転免許証で自動車を運転することは認められていません。
 コソボの道路状況は主要幹線道路が整備中であり,未舗装状態となっている箇所があります。首都プリシュティナ中心部を除き,照明及び信号機の整備が不十分な箇所が多く注意を要します。
 道路は歩道と車道が完全に整備されていないため,歩道を歩く場合には車両に対して注意が必要です。また,自動車を運転する場合には,シートベルトを締め,歩行者に注意するとともに制限速度は遵守してください。
 路上では警察による取り締まりも随時実施されています。取締りで反則金を科された場合,その場で支払うことはなく,反則切符を指定の警察署に持参して支払うことが原則となっています。(その場で警察官から支払いを請求されることはありません)。
 自動車を運転中の携帯電話の使用は禁じられています。
 路上駐車はカーステレオやカーナビ等が車上荒らしの対象となるばかりでなく,車そのものの盗難被害の可能性も大きくなります。路上駐車は極力避け,管理人の存在する駐車場への駐車をお勧めします。

5. 長期滞在者向け注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在オーストリア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在オーストリア日本国大使館まで送付してください。

6. 短期渡航者向け注意事項
在留届の提出義務のない3 か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,コソボで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在オーストリア日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

● 風俗、習慣、健康等


1. 民族,宗教関係については,政治的,歴史的に複雑な事情がありますので,特定の民族や宗教をことさらに賞賛・中傷することは慎んでください。なお,国民の多数派を占めるアルバニア系住民の多くはイスラム教徒で,世俗化が進んでいますが,信仰に忠実な信者もいますので,現地の習俗を理解し尊重することが望まれます。

2. 年末年始には一般市民が祝意を込めて銃を上空へ発砲することがありますので,近くで銃声を聞いた場合には,落下する弾丸で負傷するのを避けるため,近くの店舗等の屋根のある安全な建物内に避難してください。

3. 復活祭(イースター)の時期にはお祭り気分で卵を投げつけられることもありますので,祭典等開催時期には注意が必要です。

4. 飲料水については,水道水を避けミネラルウォーターを利用することをお勧めします。

5. 地方では断水,停電の可能性があることから,特に夜間は飲料水を事前に確保しておくことをお勧めします。

6. レストランでは,クレジットカードが使用できない店がありますので事前に確認されることをお勧めします。

7. クレジットカードやトラベラーズチェックでの支払いができる場所は,ホテルやショッピングセンター内などに限られています(一部ホテルや店舗等では米ドル紙幣が使用できる場所もあります)。

8. 夏の時期にはウィルスを保有したダニに咬まれることで感染するダニ脳炎やクリミア・コンゴ出血熱等に注意を要します。ダニ脳炎は,頭痛,発熱,筋肉痛等のインフルエンザに似た症状を発症し,重症化した場合にごくまれに,死に至るケースもあります。ダニは森林部に限らず都市部にも生息している可能性があるため,草木のある地域を歩く際には長袖,長ズボンを着用し,サンダルは履かないなど,肌を出さないことが重要です。また,草木のある地域から戻ったら,早いうちに衣類を確認するとともに,シャワー等を浴びて体にダニが付いてないかを確認することが肝要です。
(参考)厚生労働省ホームページ
 ○ダニ媒介脳炎について:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000133077.html
 ○クリミア・コンゴ出血熱について:http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000135514.html

9. 医療レベルは日本と比較して低く,重病や重傷の場合は,近隣国の医療機関への移送が必要となることから医療費がかさみますので,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険への加入をお勧めします。
 その他必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ○感染症情報(http://www.forth.go.jp

● 緊急時の連絡先


・警察:固定電話92(公衆電話無料)/携帯電話192/固定・携帯922
・消防:固定電話専用93(公衆電話無料)
・救急:94
・在オーストリア日本国大使館:(オーストリアの国番号43)-1- 531920
 (オーストリア国内からは(市外局番01)531920)

(問い合わせ先)


○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館等連絡先)
○在オーストリア日本国大使館
  住所:Hessgasse 6, 1010 Wien, Osterreich
  電話: (市外局番01)531920
    国外からは(国番号43)-1- 531920
  ファックス: (市外局番01)5320590
    国外からは(国番号43)-1- 5320590
  ホームページ:http://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/
※ 在オーストリア日本国大使館は,在コソボ日本国大使館を兼轄する。