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  4. ベルギー

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 2015年のベルギーでの犯罪発生件数は,過去5年で最も低くなっています。特に,ひったくり,スリ,車上狙いは,2014年に比べ,10%以上の減少を見せています。
しかしながら,殺人や置引きは2014年に比べ増加しており,特に,殺人については過去5年で最も多くなっています。
犯罪件数の減少に伴い,在ベルギー日本国大使館に届出のあった邦人被害件数も減少傾向にあるものの,依然として,ひったくり,置引き,スリなどの被害に遭う日本人は多い状況にあります。

2 犯罪被害危険地域
 在ベルギー日本国大使館に届出があった被害事例からは,首都ブリュッセルでの被害が多く,特にブリュッセル市内の南駅,電車・バス・メトロ等公共交通機関の乗物内,グランプラス周辺において被害に遭いやすい傾向が見られます。
 観光地,ターミナル駅や移動中に被害が集中していますが,人が多く集まる乗り物の中,ホテル,路上でも被害は発生しており,外出中は,常に周辺に気を配る必要があります。
 強盗,ひったくり等の犯罪は,必ずしも危険とされている地域であったり,深夜であったりという傾向ではなく,昼夜問わず,一瞬の隙をついて襲われる傾向にあります。このため,人通りの少ない通りを通行する場合等には,常に周囲に気を配る必要があります。

3 日本人の主な被害場所,事例
(1)公共交通機関施設,乗物,観光地
駅構内,電車内,路上等で次のような状況で気をそらした一瞬の隙を突いて,貴重品を盗られており,その多くは,グループでの犯行と考えられます。
ア 背中に故意にアイスクリームなどを付けた後,親切を装って被害者の上着の汚れを拭うのを手伝う。
イ トランクなどの荷物を電車に乗せたり下ろしたりするのを手伝う。
ウ トランクなどの大きな荷物を持ち去ろうとみせかける。
エ 日本語で話しかける。
オ 路上で「柔道」等と言いながら足払いをするようにして体を密着させてくる。
カ プラットホームから電車内に向かって窓越しに何事か話しかける。
キ 両替をしてほしいと財布の中を見ようとする。

(2)ホテル
ア ホテルの朝食ビュッフェで場所取りのために置いたハンドバッグを持ち去る。
イ ホテルのフロントがチェックアウトで混雑している時や,団体観光でのバスの発着時に,荷物から目を離した隙に貴重品を持ち去る。

(3)自動車の運転時等
ア 車を運転中,信号待ちしている間,ロックしていないドアを突然開けたり,窓ガラスを割ったりして,助手席や後部座席に置いたバッグを持ち去る。
イ 駐車中の車の窓ガラスを割り,車内に放置したカバン等を持ち去る。
ウ 路上駐車や駐車場で,見えない場所に貴重品を隠しているのを犯人に見られ,車から離れた隙にトランクをこじ開けたり,ガラスを割って貴重品を持ち去る。
エ 車を運転中,又は,駐車中にタイヤがパンクしていると話しかけ,親切にタイヤ交換を手伝う振りをしつつ,その間に共犯者が車内のカバンを持ち去る。

(4)路上等
ア スマートフォン等の高価な電子機器を使用中,いきなりひったくる。
イ 私服警察を名乗る者が荷物検査をし,クレジットカードの暗証番号を聞き出した上で,クレジットカードを盗んだり,後で返却するなどと言いつつ,クレジットカードで立て替え払いを頼み,多額の現金を引き出させる。

4 防犯対策
 犯罪が多いとされる国や都市と同様に以下の例を参考にして自らの防犯対策等を心掛けてください。
(1)基本心得
ア 旅券の盗難・紛失等で,「盗難届」取得や「発給手続き」を申請する場合に備えて,あらかじめ旅券のコピーを取り携行するか,最低限,旅券番号や発給日などを控えておく。
イ 盗難等の被害を最小限に留めるため,旅券,現金やクレジットカード等の貴重品を一か所にまとめることはせず,極力分散する。
ウ 貴重品,バッグ等の所持品には,常に注意を払い,隙を作らない。

(2)個々の対策
ア 開口部をファスナーで開け閉めするタイプで,フラップ付きのカバンがスリにねらわれにくいと言われる。
イ 住居を長期間不在にする場合には,カーテンの閉まり具合を工夫するとともに,夜間はタイマーで室内灯を点灯させるなどの自衛手段を講じる。
ウ 路上や駅構内,電車内等で,見知らぬ人から何かを尋ねられたり,声をかけられても安易に相手にせず,貴重品やカバンを携行している時は,気を緩めず,かつ,手から放さないよう心掛ける(数人がグループになって役割分担し,注意を逸らせ,その間に置き引きする手口がある。)。
エ 路上や駅構内,電車内等の人目に触れる場所で,携帯電話,スマートフォンやタブレットPCのような高価な電子機器を極力扱わない。
オ ブリュッセル南駅のように治安の悪い駅に下車する場合は,暗くなる前に到着する等,時間を早めに設定し,駅構内で周囲を警戒するとともに,特に駅建物から市内中心等へ向かう場合は,極力徒歩を避け,タクシーか地下鉄等の公共交通機関の利用を心掛ける。
カ 電車内の網棚に載せたカバン等は,一瞬の隙に持ち去られることがあるので,網棚には貴重品を載せないなど被害回避を心掛ける。
キ 私服警察を名乗る者から持ち物検査等を求められたら,身分証の提示を求め,不審に思ったら警察(電話101)に連絡するか,周りに助けを求める。
ク 人通りの少ない通りは,暗くなってからの利用は避け,また,日中でも不用意に路地等に入り込まないよう心掛ける。
ケ 両替をしてほしいと執拗に迫られ,安易に財布を見せると,紙幣をスリ盗られることがあるので注意する。
コ 駐車した車から離れるときは,座席等の外から見える場所に物を放置しない。(窓ガラスを割られ,中の物を盗まれることがある。)。
サ 車を運転するときは,乗車後,直ぐにドアをロックする(助手席に置いたバッグ等を持ち逃げされることがある。)。
シ パンク等の車両故障の場合,修理を手伝おうとする親切心を鵜呑みにせず,車両保険会社を利用するか,手伝ってもらう場合にも車内に所持品を放置しないよう心掛ける。

5 テロ・誘拐対策
(1)現状
 2016年3月22日,ブリュッセル国際空港出発ロビー内で2回の爆発が発生。その後,ブリュッセル市内地下鉄マルベーク駅でも爆発が発生し,空港での死者は12人,地下鉄での死者は20人,負傷者は合計324人となる多発テロ事件が発生しました。同日にベルギー政府はベルギー全土のテロ脅威レベルを最高の「4」(非常に危険な状態であり,事態は切迫している)に引き上げました。その後,24日には「3」(テロの可能性があり,発生し得る)に引き下げられ,現在も「3」が維持されています。本事件においては,事件発生当日にISILの犯行声明が出されました。

(2)テロ対策
 常にリスクを意識することでテロの被害に遭う可能性を小さくすることができます。テロの被害に遭うリスクを下げるために参考となる事項や,万一これらの事件に巻き込まれた際における注意事項を列挙しますので,参考としてください。
ア 銃乱射事件や爆弾テロ事件の発生傾向
(ア)最小の労力で最大の被害(殺傷)を企図するため,人通りが多く容易に襲撃しやすい場所と時間帯を狙う。
(イ)場所は,構造的に人通りが多い施設(駅,空港,バスターミナルなどの交通施設),人が多数集まる施設・場所(大規模商業施設,観光地,寺院・礼拝所,競技場等),人が長時間滞留する場所(前記場所の他,劇場・映画館,飲食店等)が狙われやすい。
(ウ)時間は,平日であれば朝夕のラッシュ時,休日であれば日中から夕方にかけての時間帯,各種イベント(スポーツ,演奏会,講演会等)の開催時間帯及びその前後,その他,定期的に行われるイベント・パフォーマンス(観光地における衛兵の交代,宗教施設における礼拝など)が狙われやすい。

イ 銃乱射事件の特徴
(ア)殺傷力の高い自動小銃(射程数百m)を使用する。
(イ)事前警告なしの乱射で始まる場合があり,直前に察知することが困難である。
(ウ)大量殺戮が目的のため,弾薬が尽きるまで犠牲者を探しながら乱射する。
(エ)警察等による制圧には時間がかかる上,犯人の無力化(射殺を含む)を優先するため,負傷しても長時間放置されることが多い。

ウ 爆弾テロ事件の特徴
(ア)不特定多数の死傷者が発生することを狙って雑踏・繁華街に仕掛けられる。
(イ)ナイトクラブや列車内等の密閉空間では少量の爆弾でも大きな殺傷効果をもたらす。
(ウ)最初に小規模な爆発で治安機関要員を誘引し,2回目以降に大規模な爆発を起こして被害の拡大を図るケースも散見される
※ 爆発直前に少量の煙を発生させ,人々の注目を集めた上で起爆した例もある。
(エ)爆発そのものによる被害の他,パニックに陥った避難者による将棋倒しによる圧死などの二次災害(雑踏事故)が発生しやすい。

エ 基本的な注意事項 ~「危険予測」,「事前回避」,「常時警戒」
(ア)「いつ発生してもおかしくない」という危機意識を保持する。
(イ)各種ニュース,口コミ情報の常時確認のほか,現場の雰囲気に注意する。
(ウ)渋滞・混雑を避け,常に非常口の場所を確認する習慣づけをする。人混みを避けることにより,群衆パニックに巻き込まれるリスクも軽減する。
(エ)その場の雰囲気にそぐわない人物,異常に周辺を警戒する様子を見せる人物を見かけたら近づかない。危険には近づかず,「変だ,妙だ」という雰囲気や気配に注意する。
(オ)レストラン等へ入る際は,オープンスペースや出入口間際,ガラス戸等の近くを避け,厨房に近い場所や柱近くの席を選ぶ。
(カ)不審物を見かけたら速やかに現場を離れ(直撃を避ける),できるだけ現場から遠ざかる(爆風,破片を避ける)。

オ 銃乱射事件に関する注意事項
(ア)発砲音が聞こえたら直ちにその場に伏せる。立ったままでは標的になるので,伏せてから音源(襲撃者の位置)を探す。また,できるだけ犯人の注目を引かないようにする。
(イ)銃乱射事件への対応は,まず低い姿勢でジグザグに「逃げる」。犯人から距離(数百m)がある場合は直ちに避難する。
(ウ)避難する時間がなく,逃げることが難しい場合には「隠れる」。犯人が容易に入ってこないように出入口を出来るだけふさぐ。電気を消し,カーテンを引いて内部に人がいるか分からないようにする。携帯電話はマナーモードにする。

カ 爆弾テロ事件に関する注意事項
(ア)爆発音が聞こえたら,直ちにその場に伏せる。出来れば爆発現場から反対側に伏せる。可能な限り爆風・破片を避け,鞄等があればそれで頭部を保護する。
(イ)動けるようなら,周囲を確認しつつ,直ちに爆発現場から離れる。複数の爆発物が仕掛けられている可能性に注意する。
(ウ)群衆パニックに巻き込まれない。将棋倒しに注意する。特に各種催事会場(映画館・劇場・コンサートホールやナイトクラブなどの閉鎖空間)からの脱出時には注意が必要。(エ)万一,閉じ込められた場合は,
(1)鼻と口を覆い粉じんを吸い込まないようする。
(2)携帯電話があれば,助けを求めるメッセージを送信し,その後は定期的に生存を伝えるメールを一定間隔で発信する。電池残量が不安なら必要な時以外は電源を切っておく。
(3)救助を呼ぶ場合は,人工的な音を一定の間隔で出す(声を出すのは体力を消耗するので物を叩いて生存を知らせる)。

査証、出入国審査等

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日ベルギー大使館(電話:03-3262-0191)にお問い合わせください。)

1 査証
(1)日本とベルギーの間には査証免除取極が締結されているため,観光や知人訪問などを目的とした3か月以内の滞在については,査証の取得が不要です。

(2)なお,ベルギーが加盟しているシェンゲン協定に関し,2013年10月18日から,同域内において査証を必要としない短期滞在については,「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」との規定が適用されます(従来は,「最初の入域の日から6か月のうち最大3か月の間」であった規定が変更となったもの)。
 また,2013年7月19日より,短期滞在査証免除の対象者についても,有効期間が出国予定日から3か月以上残っており,かつ,10年以内に発行された渡航文書(パスポート)を保持していることが必要となります。
 シェンゲン協定の詳細等につきましては駐日欧州連合代表部(電話:03-5422-6001,URL:http://www.euinjapan.jp/ ),ベルギーの措置に関する情報は駐日ベルギー大使館に問い合わせ,必ず確認することをお勧めします。
※参考:外務省ホームページ『欧州諸国を訪問する方へ』(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html

(3)3か月以上の滞在を予定する駐在,就労,留学などの場合は,それぞれの目的に沿った査証をベルギー入国前に必ず取得する必要があり,申請者の居住地を管轄するベルギー大使館又は総領事館に申請します(日本に住所がある場合は駐日ベルギー大使館(電話:03-3262-0191))。ベルギー大使館又は総領事館が発給する査証は,ベルギー到着後,滞在許可証(IDカード)の取得を行うためのものであって,長期滞在を許可したものではありません。
 査証申請に必要なものとしては,
ア 駐在・就労の場合には,最低12か月の残存期間のある旅券,査証申請用紙2枚,写真2枚(同じもの),有効な労働許可証(ベルギーにいる雇用主経由で申請が必要),申請日より6か月以内に発行された過去1年間の無犯罪証明書,駐日ベルギー大使館・総領事館の指定する病院・診療所の健康診断書が必要です。
イ 留学の場合には,最低12か月の残存期間のある旅券,査証申請用紙2枚,写真2枚(同じもの),ベルギーに設立されている学校の入学許可書,身元保証書,駐日ベルギー大使館・総領事館の指定する病院・診療所の健康診断書,21歳以上の査証申請者の場合は申請日より過去1年間の無犯罪証明書(6か月以内に発行されたもの)が必要になります。これら書類は査証申請時に基本的に必要になる書類で,場合により他の書類を請求される可能性があります。
 なお,駐在員等,入国後,早い時期にベルギー国外に出張することが多いと思われる方は,「タイプD」数次入国査証(multiple entry type D visa)を申請することをお勧めします。
 駐在員,就労者の家族の方は,無査証でベルギーに入国し,居住地の地区役場(コミューン)に必要書類を提出することで滞在許可証(IDカード)の申請もできますが,日本で査証を取得しておいた場合に比べかなり時間がかかり,手続きが煩雑になりますので,事前に駐日ベルギー大使館で査証を取得しておくことをお勧めします。
 なお,無査証で入国し滞在許可証を申請する場合,居住地区役場(コミューン)により提出書類が異なる場合があります。提出書類の中には,戸籍謄本等日本で発行される証明書に,日本外務省が発給するアポスティーユ(付箋による証明)の取得が必要な場合もありますので,出発前に個別に駐日ベルギー大使館,ベルギー王国内務省又は居住地区役場(コミューン)へ確認するようお勧めします。

2 出入国審査
(1)ベルギーを含むヨーロッパのシェンゲン協定加盟国間の国境(陸上)における入管,税関はほとんど取り払われており,自由に移動できる状況となっています。また,空港における審査も一般的には簡素化されています(シェンゲン協定加盟国内においては,最初の到着地で入国審査があり,最後の出発地で出国審査が行われます。)。

(2)シェンゲン協定域外から域内に入る場合,最初に入域する国において入国審査が行われ,その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
 しかし最近,ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在を目的として渡航した邦人が,経由地であるドイツで入国審査を受ける際に,ドイツで入国管理当局から(1)最終滞在予定国の有効な滞在許可証,又は(2)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注)の提示を求められ,これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
 このため,現地に到着してから滞在許可証を取得することを予定している場合には,注意が必要です。
 ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが,シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には,滞在国及び経由国の入国審査,滞在許可制度の詳細につき,各国の政府観光局,我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし,事前に確認するようにしてください。

(注)ドイツ滞在法第4条カテゴリーD査証:ナショナル・ビザ
 ドイツに3ヶ月以上長期滞在する場合のビザ。同ビザ保有により,(1)ビザの発行目的によってドイツでの永久ないし一時滞在,(2)シェンゲン協定域内国のトランジット又はドイツへの入国許可を取得。

○シェンゲン協定域内国:26カ国
 アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,リヒテンシュタイン,ルクセンブルク

(3)治安対策等のため,特にルクセンブルクから列車を利用して隣国との国境を越える場合,車内で警察による旅券(パスポート)検査や所持品検査が行われることがあります。

(4)シェンゲン領域内の移動に際しては,入国審査の有無にかかわらず,日本国旅券を常に携行する必要があります。シェンゲン領域内において,旅券を紛失(盗難を含む)した場合には,速やかに旅券を紛失した場所(国)において,現地警察などへの届出及び最寄りの在外公館にて旅券(または帰国のための渡航書)の発給手続きをするように留意してください。

3 外貨申告
 外貨は,1万ユーロ相当額までは申告する必要はありません。

4 通関
(1)ベルギー入国時の免税範囲は次のとおりです。なお,持ち込まれる物品が課税対象か免税範囲内か判断に迷う場合は,事前にベルギー税関に確認するか,空港の税関窓口にお問い合わせください。
ア 空路,海路での入国の場合は,物品の合計価格430ユーロ相当まで(15歳以下の旅行者は175ユーロ相当まで)
イ それ以外の入国の場合は,物品の合計価格300ユーロ相当まで(15歳以下の旅行者は175ユーロ相当まで)
ウ たばこ類(17歳以上に限る)
(ア)紙巻たばこ200本,または
(イ)小型葉巻100本,または
(ウ)葉巻50本,または
(エ)刻みたばこ250グラム
エ アルコール飲料(17歳以上に限る)
(ア)22度以上を越えるものまたは80度以上の非変性エチルアルコール1リットル,または
(イ)22度以下のもの2リットル,及び
(ウ)非発泡ワイン4リットル,及び,ビール16リットル
(ベルギー税関パンフレット)
 http://fiscus.fgov.be/interfdanl/downloads/Vrijstelling%20Reizigers_A5_ENG_2011_light.pdf
(ベルギー税関連絡先)
 Antwerp 0257 926 78
 Brussels 0257 624 50
 Ghent 0257 856 00
 Hasselt 0257 617 50
 Liège 04 254 87 23
 Mons 065 34 13 10

(2)商用品及び職業用具
 展示会出品貨物・商品サンプル・職業用具(取材用カメラ,パソコン,楽器等の高額機材)については,日本出国前にATAカルネを取得し税関申告を行いことによって課税されることなく通関することができます。
※ATAカルネとは,世界の主要国の間で結ばれている「物品の一時輸入のための通関手帳に関する通関条約(ATA条約)」に基づく国際的制度による通関用書類のことです。詳しくは日本国税関ホームページ(http://www.customs.go.jp/kaigairyoko/atacarnet.htm )をご確認ください。

(3)長期滞在者の移転荷物は,到着後別途書類手続きにより通関することになりますので,念のため引越業者に確認することをお勧めします。

滞在時の留意事項

1 滞在許可証(IDカード)申請
 査証を取得してベルギーに入国した場合は,8日以内に居住地を管轄する地区役場(コミューン)に労働許可証(駐在,就労の場合)と旅券を提示して,滞在許可証(IDカード)の交付を申請します。
 なお,駐在員,就労者の家族で無査証でベルギーに入国する場合,事前に居住地(又は居住予定地)を管轄する地区役場(コミューン)に提出書類を確認することをお勧めします。入国後,通常,扶養者の労働許可証及び健康診断書,無犯罪証明書(成人のみ),戸籍謄本に基づく各種証明書等を居住地の地区役場(コミューン)に提出し,滞在許可証(IDカード)の申請をすることとなりますが,査証を取得しての申請と比較し,事務手続きが複雑であり,滞在許可証(IDカード)発行まで長期間(数か月以上)を要します。更に,申請時に発行される仮の滞在許可証の期間中は,ベルギー国外に出国した後の再入国の際トラブルになる可能性がありますので,事前に数次査証を取得することをお勧めします。
 一般的に滞在許可証は1年ごとに更新する必要があります。

2 各種取締り
(1)ベルギーでは,身分証明書(旅行者の場合は旅券(パスポート))の携行が義務付けられており,必ず原本が必要です。なお,身分証明書の提示ができない場合,警察署に連行され,身元が確認されるまでの間,警察署で拘束されることもあるので,ご注意ください。

(2)若年層を中心に麻薬類の使用事犯が増加しているため,ベルギー当局は取締りを強化しています。嫌疑を受けるような物を所持しないことはもちろん,安易に他人から荷物を預かったりすると,その中に麻薬が入っていて知らないうちに麻薬の運び屋にされることがあるので注意が必要です。
 禁止薬物の種類は,ヘロイン,コカイン,ハシッシ,マリファナ,覚醒剤,LSD等79種類あり,これらの不正取引などを行った場合には,3か月から5年の禁固,又は10万ユーロの罰金のほか,状況によっては重罰が科せられます。

3 交通事情
 運転マナーの悪い運転手が多く,市内でも法定速度をはるかに超えて走行する車両が多いため,事故が多発しています。運転の際は,特に地理に慣れるまで十分な注意が必要です。
 また,季節の変わり目や冬季には霧が頻繁に発生し,道路も大変すべりやすくなり事故を誘発しているので,十分な注意が必要です。
 なお,冬期に近隣諸国へ行く際には,ドイツ,ルクセンブルクは冬用タイヤの着用が義務付けられており,オランダ,フランスについては義務付けられている地域があります。ベルギーでは義務ではありませんが,冬用タイヤに交換をされることをお勧めします。

(1)特に留意する交通規則
 車を運転する場合,ロータリーを除き一般的に「右優先」の原則に留意する必要があります。優先関係を示す標識のない交差点においては,道幅に関係なく自分から見て右側が優先となります。白地に赤線の逆三角形の標識や道路上に白線又は連続した白色の逆三角形の標識のある側の道路は非優先です。ただし,こちらが優先であっても非優先を無視して飛び出してくる車があるので注意が必要です。制限速度については,一般的に市街30キロメートル又は50キロメートル,自動車専用道路90キロメートル,高速道路120キロメートルです。
 シートベルトは,後部座席も着用義務があります。シートベルト未着用に対しては最低55ユーロの罰金が科せられます。

(2)運転免許証
ア 短期滞在者
 短期滞在者は,日本で発給された国際運転免許証で運転できます。
イ 長期滞在者
(地区役場(コミューン)に滞在許可証(IDカード)を申請した時点で,国際運転免許証及び翻訳抜粋証明を付した日本の運転免許証では運転できなくなりますので,ご注意ください。)
 長期滞在者は,日本の運転免許証と翻訳抜粋証明(在ベルギー日本国大使館で発給)に写真,手数料を添えて,滞在許可証(IDカード)の交付を受けた地区役場(コミューン)にベルギーの運転免許証への書換えを申請する必要があります(日本の運転免許証はベルギーの運転免許証と引き替えに地区役場(コミューン)に保管されます。なお,2010年10月より,希望する場合は,日本の運転免許証は地区役場(コミューン)から在ベルギー日本国大使館に転送され,領事部で保管します。)。
 なお,日本の運転免許証の残存有効期間がベルギー滞在予定期間より短い場合には,日本出発前に運転免許証の更新手続きを済ましておくことをお勧めします。
 また,ベルギーの運転免許証への書換えは,日本の運転免許証を取得してから日本滞在が3か月を経過している必要があるので,新規取得運転免許証或いは運転免許経歴が消滅している再取得免許証からの書換えには注意が必要です。

4 子の国外への連れ出し
 ベルギーでは,父母の双方が親権を有する場合に,一方の親権者が,未成年(18才未満)の子を他方の親権者の同意を得ずに国外に連れ出すことは刑罰の対象となる可能性があります。他国においては,実際に子を連れ出した日本人親が,居住していた国への再入国の際に,子を誘拐した犯罪被疑者として逮捕されたり,ICPO(国際刑事警察機構)を通じて国際手配される事案も発生していますので,ご注意ください。

5 ハーグ条約
 ベルギーは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

6 在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在ベルギー日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在ベルギー日本国大使館まで送付してください。

7 たびレジ
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1 風俗,習慣等
 特に留意すべきことはありません。

2 飲料水
 水道水は石灰分が多く飲料用として適さないため,ミネラルウォーターの使用をお勧めします。

3 健康
(1)風土病の類はありませんが,怪我をした場合には破傷風に注意する必要がありますので,ワクチンの接種について医師に相談することをお勧めします。
(2)薬品類は現地で調達が可能ですが,常備薬などは日本から持参することをお勧めします。
(3)その他,必要な予防接種については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ○感染症情報(http://www.forth.go.jp

緊急時の連絡先

◎警察:101
◎消防・救急車:100
◎警察・消防・救急(EU諸国共通):112
◎休日開業医の紹介(ブリュッセル):02-242-4344
 *ブリュッセル市内からでも02は必要です。
◎SOS医師派遣センター:02-513-0202
◎在ベルギー日本国大使館:02-513-2340
  国外からは(国番号32)-2-513-2340
 同領事部:02-500-0580
  国外からは(国番号32)-2-500-0580

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/consular_j/anzennotebiki2017.html )もご参照ください。

問い合わせ先

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ベルギー日本国大使館(Ambassade du Japon / Ambassade van Japan)
  住所: Rue Van Maerlant/ Van Maerlantstraat 1, 1040 Bruxelles
  電話:02/513 23 40(代表)02/500 05 80(領事部)
  FAX:02/513 15 56(代表)02/513 46 33(領事部)
  ホームページ:http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html

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