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  4. チェコ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況
【近年の状況】
 チェコの社会・治安情勢は,総じて安定的であり,犯罪件数はおおむね漸減傾向にあります。ただし,日本と比べると,チェコの犯罪発生率は依然高く,2017年の人口当たりの犯罪発生率は,日本と比較すると約2.6倍です。

【2017年の犯罪】(人口あたりの日本との比較)
 チェコにおける2017年の犯罪発生数は, 20万0,303件です。(約2.6倍)
殺人    146件(約2倍)
粗暴犯   13,672件(約2.5倍)
侵入窃盗  2万4,127件(1日平均約66件)(約3.4倍)
性犯罪   1万3,672件(1日平均約37件)(約2.6倍)

2 日本人の被害例,被害発生場所,対策
 日本人に対する被害で最も多いのがスリと置き引きです。スリや置き引き等の犯人を外見から識別することは困難ですが,犯人は相手にすきがないと見れば,犯行に及ぶことは少ないので,防犯対策が大切です。

(1)スリ
 最も多い被害例は,観光地域の路上,観光施設,土産物店,地下鉄,トラム(路面電車),バス等において,カバンのチャックを気付かないうちに開けられたり,刃物でカバンの側面を切られたりして,貴重品を奪われるものです。
 スリ集団の手口は,親切な素振りで話し掛けたり,進路を阻んだりして注意をそらしたすきに,仲間の犯人が犯行に及ぶというものです。
 また,地下鉄,トラム,バスでは,乗り込む際に背後から押し込んだり,車両内で取り囲んだり,降車時に扉を開けないなど,混雑や混乱した状況を意図的に作り出した上で犯行に及んでいます。

(2)置き引き
 最も多い被害例は,飲食店で,椅子の背もたれに掛けていたカバンや,座席の上や足下に置いていた荷物を持ち去られるものです。
 犯人の1人がテーブルに近づいて話し掛けるなど注意をそらしたすきに,仲間の犯人が荷物を奪う事例や,犯人が路上から店内に手を伸ばして,窓際のテーブルや座席上の荷物を瞬間的に奪う事例もあります。
 また,長距離列車内での置き引きも多く発生しています。犯人は,複数で犯行に及び,被害者が座席に着こうとする際,荷物を棚に上げるのを手伝うふりをしたり,あるいは,窓の外からノックしたりして注意を引きつけ,その間に仲間の犯人が座席上のカバン等を奪っています。
 被害は,観光地区の飲食店,長距離列車が発着するプラハ中央駅とホレショビツエ(Holesovice)駅で多発しています。

<対策>
○カバンは,常に手元や体から離さないようにして,飲食店内でも足下に置かない。特に,見知らぬ人物が近づいて声をかけてきた際には注意する。
○長距離列車内では,「荷物を網棚にのせてあげる」などと親切に話しかけてくる人に警戒する。

(3)ホテル内侵入窃盗
 ホテルの客室内に置いていた現金や貴金属が盗まれる事件が発生しています。ホテルの部屋を施錠して外出していても,隣家の屋根を伝って部屋の窓を破り侵入されたり,部屋の扉のオートロックを解除して侵入されたりしています。

<対策>
○部屋を留守にする場合は,不在であることを容易に分からせないよう,電気を消さないようにするほか,貴重品は一緒に持ち出すか,セーフティボックス内に収納し,被害を最小限に抑える。
○宿泊する部屋が地上階ではなくとも,窓の状況を確認し,外部から容易に侵入出来そうな場合には,部屋を代えてもらうなど有効な対策をする。

(4)振り込め詐欺
 邦人旅行者や在留邦人の日本の家族に対し,邦人の名を騙った電話が入り,交通事故で人を轢いてしまったとして示談金の送金が求められる事例も過去にありました。なお,いずれの場合も,家族から本人への連絡が取れたため,被害は発生しませんでした。

<対策>
 いわゆる「振り込め詐欺」が海外でも発生していることについて,日本の家族との間で日頃から認識を共有しておく。また,不審な電話があった場合の本人確認の方法を事前に打ち合わせておくなど効果的な対策を準備する。

(5)自動車盗難・車上ねらい
車上ねらいの被害は,チェコ全域で頻発しています。チェコ当局によると,もっとも危険な場所は,住宅(建物)密集地,リゾート地であり,次いで危険な場所はスーパーマーケットや集合住宅にある大規模な駐車場です。

<対策>
○防犯アラームやギアシフト・ロック,イモビライザー(不正始動防止装置)などの盗難防止装置を設置する。ただし,特殊な電気工具を用いてドアを解錠し,盗難防止装置の機能をブロックした上で犯行に及ぶケースもみられるため,盗難防止装置は過信できないことを認識する。
○管理人や警備員のいる駐車場,防犯シャッターや防犯カメラのある駐車場を使用する。日中の短時間の駐車であっても,見通しの悪い場所,交通量や人通りの少ない場所での駐車は避ける。
○貴重品やカバンを車内に放置しない。
○カーステレオは,一定の盗難防止効果がある取り外しのできない組み込み式のものを使用する。

(6)強盗・暴行,変質者
 金銭や所持品を狙った強盗事件としては,スプレーを顔に吹きかけられたり背後から突き倒される事件も発生しています。また,学校から帰宅する児童を狙った変質者(いわゆる露出狂)によるつきまとい事例もあります。

<対策>
○人通りの少ないところや夜間の独り歩きは避ける。暴行を受けそうな状況になった場合は,生命の安全を第一に考え,犯人に抵抗しない態度を示すことが重要。
○チェコ国内には,人種差別的な思想を持つグループが存在しているため,注意を払う必要がある。
○見知らぬ人物に用心するよう子供に言い聞かせ,子供だけでの外出は控えさせる。
○外出する際,人通りの少ない場所を避けるとともに,身の危険を感じたら周りの人に助けを求める。

(7)誘拐事件
 近年,チェコ国内では年間数件程度の誘拐事件が発生していますが,組織的に誘拐事件を繰り返す犯罪グループの存在は確認されていません。誘拐事件の主な背景としては,身代金目的,債権回収のための脅迫目的,離婚した夫婦間における子供の奪い合い,わいせつ目的等があげられます。
 子供が事件に巻き込まれることを防ぐため,見知らぬ人物に用心するよう普段から言い聞かせたり,子供だけでの外出を控えさせたりすることを心掛けてください。
 また,チェコでは,配偶者の同意や裁判所の許可を得ずに子の居所を移動させることは,誘拐,略取,公的決定妨害等の罪に問われる可能性がありますので,特に結婚生活の破綻後等に片方の親だけで子供を連れて旅行する場合には注意が必要です。

3 テロ
 これまでに,チェコにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

(規則や手続に関する最新の情報については,駐日チェコ大使館(電話:03-3400-8122)等に御照会ください。)

1 査証
(1)日本とチェコとの間には査証の相互免除取極があり,チェコでの滞在が3か月以内で,観光,商談,会議出席等を滞在目的とする場合は査証を取得する必要がありません。

(2)なお,チェコが加盟しているシェンゲン協定に関し,2013年10月18日から,同域内での査証を必要としない短期滞在には,「あらゆる180日の期間内で最大90日間を超えない」との規定が適用されます(従来は,「最初の入域の日から6か月のうち最大3か月の間」であった規定が変更となったもの)。これにより,無査証で滞在できる期間は最大「90日」となり,過去180日の期間内での滞在日数もすべて滞在日数として算入されることになります。
 また,2013年7月19日より,短期滞在査証免除の対象者についても,有効期間が出国予定日から3か月以上残っており,かつ,10年以内に発行された渡航文書(パスポート)を保持していることが必要となります。
 シェンゲン協定の詳細等につきましては駐日欧州連合代表部(電話:03-5422-6001,URL:http://www.euinjapan.jp/ ),チェコの措置に関する情報は駐日チェコ大使館に問い合わせて必ず確認することをお勧めします。
※参考:外務省ホームページ『欧州諸国を訪問する方へ』(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page4_000122.html

※シェンゲン協定域内国(2018年11月現在):26カ国
 アイスランド,イタリア,エストニア,オーストリア,オランダ,ギリシャ,スイス,スウェーデン,スペイン,スロバキア,スロベニア,チェコ,デンマーク,ドイツ,ノルウェー,ハンガリー,フィンランド,フランス,ベルギー,ポーランド,ポルトガル,マルタ,ラトビア,リトアニア,ルクセンブルク,リヒテンシュタイン

(3)なお,査証取得の必要性は,「商談」,「会議出席」等表面的な滞在形態によってではなく,滞在時の実際の活動内容によって決まりますので,査証取得の必要性の有無等については,自身で判断せず,駐日チェコ大使館(03-3400-8122(月~金 7:45~16:15),e-mail: consular_tokyo@embassy.mzv.cz )又はチェコ内務省(ホームページ: http://www.mvcr.cz ,電話:(国番号420)-974-832-421(月~金 8:00~15:00),(国番号420)-974-832-418,e-mail: pobyty@mvcr.cz )の判断に従うことが大切です。

2 出入国審査
 通常,シェンゲン領域外から同領域内に入る場合,最初の到着地における入国審査で入国印が旅券(パスポート)に押されます。一旦シェンゲン領域内に入れば,その後,同領域内の移動において国境を越える場合でも,出入国印は旅券に押されません。

<注意事項>
(1)シェンゲン協定域外から域内に入る場合,最初に入域する国において入国審査が行われ,その後のシェンゲン協定域内の移動においては原則として入国審査が行われません。
 しかし最近,ドイツ以外のシェンゲン協定域内国に長期滞在することを目的として渡航した邦人が,経由地であるドイツで入国審査を受ける際に,ドイツの入国管理当局から(ア)最終滞在予定国の有効な滞在許可証,(イ)ドイツ滞在法第4条のカテゴリーD査証(ナショナル・ビザ)(注) ,又は(ウ)同D査証に相当するに滞在予定国の長期滞在査証の提示を求められ,これを所持していないために入国を拒否される事例が発生しております。
 このため,現地に到着してから滞在許可証を取得することを予定している場合には,注意が必要です。
 ドイツ以外の国では同様の事例は発生しておりませんが,シェンゲン協定域内国での長期滞在を目的に渡航する場合には,滞在国及び経由国の入国審査,滞在許可制度の詳細につき,各国の政府観光局,我が国に存在する各国の大使館等に問い合わせるなどし,事前に確認するようにしてください。

(注)ドイツ滞在法第4条カテゴリーD査証:ナショナル・ビザ
 ドイツに3ヶ月以上長期滞在する場合のビザ。同ビザ保有により,(1)ビザの発行目的によってドイツでの永久ないし一時滞在,(2)シェンゲン協定域内国のトランジット又はドイツへの入国許可を取得。

(2)通常,シェンゲン領域外から同領域内に入る場合,最初の到着地における入国審査で,入国印が旅券(パスポート)に押されます。しかし,陸路による移動などで入国印が押されない事例も見られ,この場合,後に滞在期間超過の疑いをかけられるなど,不測のトラブルに巻き込まれるおそれがあります。シェンゲン領域外から同領域内に入る際には,入国印が押されていることを確認し,押印されていない場合には,押印するよう現地係官に要求してください。

(3)また,通常,シェンゲン領域内を移動する際は,国境を越える場合でも,出入国印は旅券に押されません。このことが現地当局とのトラブルに直接つながることはほとんどありませんが,万が一,何らかのトラブルに巻き込まれた際に,シェンゲン領域内各国での滞在期間や移動経路を証明できるよう,航空券の半券,鉄道の切符,ホテルの領収書等を保管するようお勧めします。

(4)シェンゲン協定域内において旅券を紛失した場合には,速やかに旅券を紛失した場所(国)において,現地警察への届出及び最寄りの在外公館にて旅券(または帰国のための渡航書)の発給手続きを行うように留意してください。また,現地警察へ旅券の紛失の届け出を行うと,同紛失情報はシェンゲン協定域内の官憲当局に共有されますので,届け出後に紛失旅券が見つかった場合,再度警察等へ通報する必要があります(通報せずに使用した場合には,トラブルとなる可能性があります。)。

3 外貨申告
 EU域外から持ち込んだり,EU域外へ持ち出したりする際,その現金,旅行者用小切手,郵便為替及び貴金属類等の価値が1万ユーロ相当額を超える場合,届出の義務があります。

4 通関
 通関手続は,時に厳しく審査されることがあります。高価で未使用の品物や貴金属類の大量持ち込みなどに対しては,入国時に課税されることもあります。また,動植物,動植物製品,ワシントン条約規制品,小火器類,中毒性物質等の移動は,基本的に許可が必要ですので,課税や規制の有無を事前に税関((国番号420)-261-331-919,ホームページ:http://www.celnisprava.cz ,e-mail:informace@cs.mfcr.cz )で確認するようお勧めします。
【持込規制品の例】
● 動植物
● 動植物製品
● ワシントン条約によって国際取引が規制されているもの
● 小火器類(軍事用の武器,スポーツ用の武器,狩猟用の武器,歴史的価値を有する武器及びこれらの武器の弾薬)
● 中毒性のある物質
【持出規制品の例】
● 文化財
● ワシントン条約によって国際取引が規制されているもの
● 小火器類(軍事用の武器,スポーツ用の武器,狩猟用の武器,歴史的価値を有する武器及びこれらの武器の弾薬)
● 中毒性のある物質

滞在時の留意事項

1 滞在届
 外国人がチェコに滞在する場合,観光等の短期滞在でも入国後3日以内に外国人警察に直接赴き,窓口で所定の用紙に記入することにより滞在を届け出なければならないことになっています。外国人警察は各主要都市にあり,プラハの場合はプラハ3区所在の事務所(住所:Olsanska2, Praha3 電話:(国番号420)-974-820-317,318)があります。通常,ホテル等の施設に宿泊した場合は,ホテル等が代行して外国人警察に宿泊者に関する情報を報告するので,自身での届出は必要ありませんが,個人宅に泊まった場合は自身で直接届け出ることが必要になります。外国人警察に滞在の届出をしていない場合,罰金の対象となることもあるので注意が必要です。

2 各種取締り法規
(1)麻薬
 麻薬の持ち込み及び使用は一切禁止されています。麻薬を所持していただけで刑に処せられる場合もあります。絶対に関わらないでください。
 なお,必要な医薬品であっても大量に所持するような際は,当局の誤解を避けるために医師からの処方箋や診断書を併せて持参するようお勧めします。

(2)就労
 チェコでの就労には,就労許可が必要です。

(3)旅券(パスポート)等の携行
 チェコ滞在中の外国人は,警察から要求された場合,旅券(パスポート)等を提示することにより身分を明らかにする義務があり(旅券のコピーは不可),警察が要求した際に旅券等を不所持であった場合は罰金の対象となることもあります。日本人がチェコの警察から身分証明書の提示を求められることはまれですが,自動車を運転する際は,検問中や取締中の警察官等から身分証明書の提示を求められることがあるため,旅券を常時携行するようお勧めします。

(4)銃器の所持
 銃器所持は許可制で,外国人でも許可を取得すれば,銃器の所持は可能です。

(5)両替
 路上で外貨の両替を持ちかけられることがありますが,これは違法な闇両替ですので,一切応じないでください。
 なお,闇両替を利用すると,偽札に交換されることがあります。また,最近はベラルーシ等の紙幣をチェココルナとして換金される事案が発生しています。両替は正規の店舗にて行ってください。

(6)売買春・賭博
 売買春,賭博については,カジノや風俗店等の営業店を禁止する法規はありませんが,路上等での客引きや,非正規営業店の利用は取締りの対象となります。

(7)子の移動
 配偶者の同意や裁判所の許可を得ずに子の居所を移動させることは,誘拐,略取,公的決定妨害等の罪に問われる可能性がありますので,特に結婚生活の破綻後等に片方の親だけで子供を連れて旅行する場合には注意が必要です。配偶者が同行しない渡航の場合,出国地における審査の際に詳しく事情を聞かれることがあります。チェコにおいては配偶者の同意を得ていることを証明する定型書式はありませんが,婚姻証明書や出生証明書,配偶者からの同意書を携行するなど任意に用意することも一案です。

(8)ハーグ条約
 チェコは,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

3 交通事情
(1)公共交通機関
 プラハは,地下鉄,路面電車,バス等の公共交通網が整備されており,特に観光地を中心にスリの危険性が高いことを除けば,全般的には安全で便利です。
 これら公共交通機関に乗車する際は,切符を専用の機械に差し込み,利用開始日時等を打刻しなければなりません。車内での検札が行われており,切符の不所持や利用開始日時等の打刻忘れは,反則金の対象となります。

(2)タクシー
 タクシー事情は近年改善してきたものの,依然として,非常に高額な料金を請求するタクシーが存在します。このため,いわゆる「流し」のタクシーではなく,空港からの移動であれば空港タクシー,市街地からの移動においては電話で呼び出す無線タクシーの利用が無難です。また,目的地までの概算料金を乗車前に確認するとより安心です。
 なお,無線タクシー会社の中で英語が比較的よく通じ,信頼性の高い会社は「AAA」(電話:14014,又は222-333-222)や「Tick Tack」(電話:14222,又は721-300-300)です。上記2社は携帯電話等モバイルアプリケーションでも配車できるサービスを提供しており,事前に大凡の料金が判明する他,走行中現在地も確認することができます。

(3)自動車の運転
 チェコの交通法規は,日本と異なるところが多くあり,また,マナーの悪いドライバーも少なくないので,十分な注意が必要です。特に,交差点では,しばしば交通事故が発生しており,交通標識,優先道路,非優先道路等に注意することが必要です。
 なお,チェコにおける主要な交通法規は次のとおりです。
● 右側通行。
● シートベルトを締めなければならない。
● 季節や時間帯にかかわらず,常に前照灯を点灯しなければならない。
● 身長150cm未満又は体重36kg未満の子供はチャイルドシートに乗らなければならない。
● 交差点等で横断しようとする歩行者がいる場合,停車して歩行者を横断させなければならない。
● 飲酒運転をしてはならない。
● 運転中に携帯電話等を手で保持したり,耳と肩の間に挟んだりしてはならない。
● 18歳以下の自転車運転者はヘルメットを着用しなければならない。
● 11月1日~3月31日の間は冬用タイヤを装着しなければならない。
● 市街地を除き,手荷物等に反射材を着けなければならない。

4 長期滞在者向けの注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在チェコ日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在チェコ日本国大使館まで送付してください。

5 短期渡航者向け注意事項
在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,チェコで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在チェコ日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1 風俗,習慣,国民性
 チェコでは,人口の約58%が無宗教,約26%がローマ・カトリックを信仰していると言われます。公用語はチェコ語で,英語は観光地や大都市ではある程度通じます。
 チェコ人の国民性は,概して穏和かつ理性的で暴力を嫌うと言われています。

2 衛生事情
 チェコの衛生事情は,全般的に特段の問題はありません。ただし,水道水はそのままでは飲用には適さないので,ミネラルウォーターの飲用をおすすめします。

3 病気
 中東欧地域は,ダニの一種(ツェッケン)に刺されることによって発症するダニ脳炎の感染地域であり,このダニ脳炎による死亡例が若干報告されています。このダニは,主に春から秋にかけて樹木や草むらに生息するので,そうした場所に行く場合は,帽子や長袖・長ズボンを着用するなどの注意を払った方が良いでしょう。また,チェコの病院でツェッケンの予防ワクチン(計3回)を接種することも可能です。

4 医療事情
(1)チェコの平均的な医療水準は,日本や西欧諸国に比べれば低く,いわゆる西欧型の進んだ医療を均一的に提供する病院の数は多くないと言われます。また,特殊な医療行為が必要な場合,近隣の医療先進国での治療が必要になる場合もあります。医師の多くは英語を解しますが,看護師や事務員は殆ど英語を解しません。

(2)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/czech.html )において,チェコ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。
 その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

緊急時の連絡先

◎緊急番号:電話112
 (EU域内共通番号,警察,消防,救急等のあらゆる緊急時用の番号)
◎警察:電話158
◎救急車:電話155
◎在チェコ日本国大使館:電話(国番号420)-257-533-546

※在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館等)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(https://www.cz.emb-japan.go.jp/documents/anzentebiki2016.pdf )も御参照ください。

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○外務省海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在チェコ共和国日本国大使館
 住所:Maltézské náměstí 6, 118 01, Praha 1
 電話:(国番号420)-257-533-546
 ファックス:(国番号420)-257-532-377
 ホームページ:https://www.cz.emb-japan.go.jp/index.html

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