英国 | United Kingdom > 安全対策基礎データ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

● 犯罪発生状況、防犯対策


1 犯罪発生状況
(1)一般的状況
ア 英国の治安は比較的良好であるといわれますが,盗難等の財産犯罪は先進国の中では特に多いとされています。また,空き巣,自動車盗難,車上荒らし,暴行及び性犯罪も多発しています。

イ 英国の犯罪統計によれば, 2016年の犯罪件数は約524万件(イングランド及びウェールズ:約480万件,北アイルランド:約10万件,スコットランド:約34万件)となっています。(統計の算出方法が異なるため単純な比較はできませんが,人口が約2倍の日本の犯罪認知件数は約100万件(2016年))このうち,ロンドンでは年間約73万件の犯罪が発生しています。

(2)犯罪の発生場所等
主な犯罪発生場所・手口は以下のとおりです。
ア ピカデリー・サーカス,オックスフォード・ストリート,リージェント・ストリート,ナイツブリッジ,カムデンロック,ヴィクトリア駅周辺のショッピング・マーケット街,バッキンガム宮殿正門前広場,大英博物館内等の観光スポットでのスリ,置き引きや偽装警官等の事案。

イ そのほか,繁華街のレストランやパブでのスリ,置き引き(携帯電話を含む)事案。

2 日本人の被害例
 日本人の主な被害例としては,特に,スリ,置き引き,偽装警官,路上強盗,ひったくり等の被害に遭遇しています。被害の種類等は,次のとおりです。
(1)スリ
[犯罪の概要]
 ロンドン市内では日本人(主に旅行者)をねらったスリが多発しており,(1)観光スポットでの写真撮影中,(2)レストランやパブでの食事中,(3)バスや地下鉄の利用時やエスカレーターの乗り降りの際に,被害に遭うケースが目立ちます。主な犯行手口は以下のとおりです。

ア 犯人グループの1人が標的とした人物(主に日本人旅行者)のデイパック等のファ  スナーや口金を開け,別の仲間が中から財布を抜き取ってグループのメンバーにリレーし,現金を奪う手口。

イ 地下鉄の中で,犯人グループが標的とした人物(主に日本人旅行者)に対し,故意に身体を接触させたり数人で取り囲んで,隙を見てデイパックやハンドバッグ等のファスナーや口金を開けて中から財布を抜き取る手口(その後の手順は前記アに同じ)。

ウ 犯人グループの1人が,標的とした人物(主に日本人旅行者)に話しかけたり,地下鉄路線図などを広げ,最寄り駅や下車したい駅を尋ねつつ,地図で視界を奪いながら注意をそらした隙に,別の仲間が財布を抜き取る手口。

エ レストランやカフェ,パブ等で,犯人が隙を見て,床や椅子に置かれた鞄やデイパックの中から財布やスマートフォンなどの貴重品を盗み取る手口。

[防犯対策]
ア ハンドバッグやデイパック等の所持品は,空港やホテルにおける手続,両替や買い物の際も,常に身体から離さない。また,スーツケース等も身近に置く。

イ 現金や旅券(パスポート)などの貴重品は,ボタンの付いた内ポケット等に分散して携行する(例えば,ズボンの後ろポケット等の盗まれやすい場所にこれらをまとめて入れない。貴重品を1つのバッグ等にまとめると,被害が大きくなります。)。

ウ バッグ類は,取り出し口(ファスナー,口金等)を必ず閉じ,身体の正面に持つ。

エ 見知らぬ人物に話しかけられても,基本的に相手にしない。また,話しかけられている最中でも,常に荷物から注意を逸らさない。道を尋ねられたり,外国語で話しかけられて理解できない場合は,毅然とした態度で速やかにその場を離れる等する(話しかけられてまごついているすきに共犯者がバッグの中身を抜き取るので注意する。)。

オ 支払い時等に人前で多額の現金を見せない。また,多額の現金を持ち歩かない。
(英国での支払は,もっぱらクレジット・カードやデビットカードが一般的で,通常,英国居住者は現金は数十ポンド程度しか携行しません。日本人旅行者は多額の現金を携行している場合が多いと見られているので標的にされやすい傾向にあります。)

カ 混雑する乗物やデパート,観光スポット,パブの人混みなどでは特に注意する。

キ カフェやパブ,レストランの椅子にバッグやデイパックを掛けたり,テーブルの上に貴重品を置かない。

(2)置き引き
[犯罪の概要]
 ショッピング中に商品に気を取られているとき,レストランで椅子やテーブルにバッグを放置した状態で席を離れたとき,ホテルでの宿泊手続きの最中,さらには電車や地下鉄の駅構内などで,置き引き被害に遭遇するケースが目立ちます。

[防犯対策]
上記(1)の防犯対策のほか,以下にも注意してください。

ア カフェやレストラン,パブ等を利用する際には,テーブルや椅子に所持品を放置した状態で席を離れない。

イ トイレや写真撮影の際等,短い間であっても荷物を放置しない。

(3)ホテルでの盗難
  ホテルの部屋に放置した貴重品が外出中に盗まれる事案も発生しています。
[防犯対策]

ア 外出する際は,貴重品をホテルのセーフティボックス等安全と思われる場所で保管する。

イ 貴重品以外の所持品もできるだけスーツケース等鍵のかかる場所に収納する。

ウ 客室の窓やドアは必ず施錠する。

(4)ATM(自動現金引き出し機)における窃盗
[犯罪の概要]
 ATMで現金を引き出し中に見知らぬ人物に背後から声を掛けられ,振り向いた隙に,その仲間にATMに挿入中のカードを抜き取られたり,現金を奪われる被害が発生しています(更に,被害者はカードを盗まれたことに気付かず,ATMの故障と思い込み,その間に犯人は盗んだカードで別の場所のATMから現金を引き出している模様です。)。

[防犯対策]
 ATMを利用する場合には,夜間やひと気の少ない場所を避ける。また,暗証番号等を他人に知られないよう,手で隠す。当地に銀行口座のある人は,スーパーなどで買い物をする時に「キャッシュバック」(ATMの代わりにスーパーなどのレジで一定の現金を受け取れるシステム)を利用するのも一案。

(5)路上強盗,ひったくり
 路上強盗及びひったくりの被害も目立ちます。
[防犯対策]
 上記(1)の防犯対策のほか,以下にも注意してください。

ア ブランド品のバッグはねらわれる可能性が高いことから,持ち歩く際には十分に 注意する。

イ 携帯電話をねらったひったくりも増加しており,歩きながらの携帯電話の使用を控える。また,イヤホンで音楽などを聴きながらの携帯操作も控える。

(6)偽装警察官によるカード等窃取
[犯罪の概要]
 路上等で旅行者風の人物から突然話しかけられ,間もなく警察官と称する人物(私服)が現れ,初めに話しかけてきた旅行者風の人物に身分証明書やクレジット・カード,財布等の提出を求め,同人物はそれに従う。次に警察官と称する人物は,標的とした人物にも同じ要求をすると共に,クレジット・カードの暗証番号を聞いてくる。その後,標的とした人物が提出した物を返却するが,カードや現金の一部を巧みに抜き取り,クレジット・カードはその後不正使用される。

[防犯対策]
ア 見知らぬ人物が近づいてきた場合には,可能な限り関わらない。特に,ひと気の   ない場所には絶対に付いて行かない。

イ 警察官が,クレジット・カードの提示を求めたり,暗証番号を聞くことは決してないので,不審に感じるような場合には周囲にいる人に助けを求める。

ウ 犯罪に巻き込まれた場合には,速やかに警察へ通報するとともに,カードの停止措置を行う。

エ 警察官には個別のID番号が付与されているので,その番号を必ず確認する。

(7)女性に対する性犯罪
[防犯対策]
ア 夜遅くなってからの外出は極力控える。やむを得ず外出する場合には,地下鉄や無許可の「白タク」の利用は避け,正規に許可されたブラックキャブ(いわゆるロンドンタクシー)及びミニキャブを利用する。

イ 見知らぬ人物が(用もないのに)親しげに近づいて来る場合には,直ちにその場を離れる。軽々しく近づいて来る人物は相手にしない。

(8)一軒家に長期滞在する場合の防犯対策
  空き巣は,(1)音や光を嫌う,(2)頭が入る大きさがあれば,どこからでも入る,(3)侵入に時間が掛かる家は諦めると言われています。より防犯対策の弱い家がターゲットとなりやすいので,日頃から以下の点に留意してターゲットにならないようにすることが重要です。                                                              
ア 通りに面した門が付いている場合には必ず閉めておく。

イ 侵入が容易な窓は常に施錠する。

ウ はしご等を庭などに放置しない。

エ 郵便受や玄関マット下に玄関扉の鍵を置かない。鍵には名前,住所等を書かない。

オ 外部から見える場所に貴重品を置かない。

カ 旅行に出かける際は,留守を察知されないよう新聞,牛乳等の配達を停止したり, タイマー式の電源ソケットを使用した照明を点灯させたり,近所の人に駐車場を使用してもらったりする。

(9)その他,各種犯罪被害に遭わないための防犯・安全対策
ア 近づいて来てタクシーと称し客引きをする車両には乗車しない。

イ 車外から容易に見える場所に荷物を放置したまま車両を離れない。車両を離れる ときは貴重品を携行する。

ウ 見知らぬ人物が親しげに接触してきても,相談に乗ったり,お金を貸したりしない。

エ 夜間外出する際は細心の注意を払う。特にひと気のないところは歩かず,可能な限りタクシーを利用する。

オ 見知らぬ人物から飲食物を勧められ,これを口にして意識がもうろうとしている間に盗難被害に遭うこともあるので,このようなものは口にしないで直ちにその場を離れる。

カ 車の駐車中,リモートキー(スマートキー)は,車から出来るだけ離れたところ(自宅では玄関ではなく奥の方の部屋)に保管する(リモートキーからの微弱な電波を特殊な装置で受信・中継して,車を解錠し,エンジンを作動させ車両を盗む新手の手口への対応。)。

3 テロ情勢
(1)国際テロ
 2005年7月,ロンドンで死者52人を出す連続爆弾テロが発生し,アル・カーイダが犯行声明を発出しました。
 その後,英国内では目立ったテロ事件の発生はありませんでしたが,2017年3月,ロンドン中心部ウエストミンスター橋の歩道で,車両が多数の通行人をはね,その後,車を乗り捨てた男がナイフを持って英国議会への侵入を試み,警察官1名を刺殺する事件が発生しました(5名が死亡,約50名が負傷)。
 また,同年5月22日,英国北部の都市マンチェスター中心部のマンチェスター・アリーナで,米国人人気歌手のコンサート終了後に,会場出口付近で自爆テロ事件が発生し,22名が死亡,250名以上が負傷しました。
 更には,同年6月3日,ロンドン市内のロンドン橋の歩道で,車両が通行人を次々とはね,その後,降車した3人の男が同橋近くの市場「バラ・マーケット」周辺にいた人達を刃物で刺す事件が発生し,8名が死亡,48名の負傷者が病院に搬送され,実行犯3名は射殺されました。
 何れの事件も,直接的なつながりは確認されていませんが,イスラム過激派組織ISIL(イラク・レバントのイスラム国)が犯行声明を発出しています。このように,国際テロの脅威は引き続き存在しており,ISIL等の思想や主張に影響を受けた個人が,単独または小グループでテロを行う「ローンウルフ型」テロも強く懸念されます。
 これまでも英国内でテロを計画していたとみられる事案が当地治安当局によって多数摘発されており,英国に対するテロの脅威が引き続き高いことを示しています。
 英国政府は,2014年8月に具体的なテロ攻撃の情報はないとしつつも,国内のテロ脅威度を,「相当(substantial)」(5段階中上から3番目)から「深刻(severe)」(上から2番目)に引き上げて以降,同レベルを維持していましたが,2017年5月のマンチェスターのテロ事件発生を受けて,テロの脅威レベルを5段階中最高位の「危機的(critical)」に一時引き上げました。
 しかし,その後の状況を踏まえ,5月27日に上から2番目に高い「深刻(severe)」に戻し,現在も引き続き,同レベルが維持されています。

(2)北アイルランド関連テロ
 北アイルランドでは,宗教的対立や英国からの分離をめぐる対立により長年紛争が続いてきましたが,近年,平和プロセスが進み,自治政府も再開されました。
 しかし,一部の過激派はテロ活動を継続しており,2016年3月には,北アイルランド東ベルファストにおいて,刑務所職員の車両下に仕掛けられた爆発物が爆発し,同職員が負傷する事件が発生しました。
 こうした情勢を踏まえて英国政府は,2016年5月に北アイルランド関連テロの脅威度は,北アイルランドにおいては「深刻(severe)」(上から2番目)のままとしつつ,英国本土における北アイルランド関連テロの脅威度をこれまでの「平穏(moderate)」(5段階中上から4番目)から「相当(substantial)」(上から3番目)に引き上げました。
 2017年1月,パトロール中の警察官1名が銃撃され,負傷する事案が発生していますが,これまで北アイルランド関連テロの対象は主に軍や治安機関に限られています。

(3)安全対策
 英国において, 日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。
 このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による「ローンウルフ型」等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。
 このような情勢を十分に認識し,誘拐,脅迫,テロ等の不測の事態に巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,以下の点を例に日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

ア 常にアンテナを張っておく。
 日頃からテレビ,新聞・雑誌やインターネットを通じた情報収集に努める。事前  の情報に乏しいと,いざというときに不安を増幅させ,冷静な対応が出来ず,噂やデマに惑わされ,かえって危険。

イ 連絡手段の再確認
・携帯電話の充電は毎日の習慣に。
・何かあった場合は早めに連絡をとる。何か起きると電話やネットが繋がりにくくなる。また,連絡がとれないと家族や同僚は巻き込まれたのではと心配する。

ウ その日の行動日程の共有
・上記連絡手段を補うものとして,その日の行動日程について家族や所属先と共有  に努める。

エ 目立たない
・当地は様々な人種の人たちが住んでいるので,日本語であっても公の場(レスト ランなど)での言動に注意が必要。政治的な話や特定の国や民族,宗教,習慣,文化などについて大声で話さない。

オ 周囲に注意を向ける
・人が多く集まる場所を訪れる際には,周囲にも注意を払うようにする(スマートフォンでのメールやメッセンジャーアプリの使用,イヤホンでの音楽や動画の視聴,電話をしながらの歩行はやめる。)。また,一つの場所に不必要に長居しない(待ち合わせ場所の選定等にも注意)。

【英国や各国の治安情勢】
・外務省海外安全情報トップページ https://www.anzen.mofa.go.jp/
・在英国日本国大使館ホームページ(安全情報:トップページ下段に掲載) 
 http://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
・たびレジ https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg

【各種マニュアル】
・在英国日本国大使館作成安全対策マニュアル 
 http://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000045.html
・外務省作成各種マニュアル
海外安全虎の巻
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_01.html
ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
 https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html
海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html
海外赴任者のための安全対策小読本  
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_08.html
海外における脅迫・誘拐対策Q&A
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_04.html
海外旅行のテロ・誘拐対策
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html
海外へ進出する日本人・企業のためのCBRNテロ対策Q&A
 https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_06.html

【英国政府関連ウェブサイト】
・英国政府テロ関連ウェブサイト
 https://www.gov.uk/terrorism-national-emergency
・英警視庁HP
 http://news.met.police.uk/news
・あなたの住所地を管轄するカウンシルの緊急事態対応検索
 https://www.gov.uk/local-planning-emergency-major-incident
・英国保安局(MI5)脅威度ウェブサイト
 https://www.mi5.gov.uk/threat-levels

● 査証、出入国審査等


 査証申請をはじめとする手続や規則に関する最新の情報については,以下のサイトで,ご確認ください。そのほかの情報については,駐日英国大使館(電話:03-5211-1100)等にお問い合わせください。

・東京及び大阪の「英国ビザ申請センター」ホームページ
 http://www.vfsglobal.co.uk/japan/japanese/index.html
・英国内務省ホームページ
 https://www.gov.uk/contact-ukvi-inside-outside-uk

1 査証
(1)短期滞在(Visitor)
 短期滞在とは,観光や親族・知人訪問(General Visitor),商用(Business Visitor),や短期留学(Student Visitor)などを目的とする6か月を超えない滞在のことです。短期滞在では事前に査証を取得する必要はありません。ただし,入国時に各渡航目的に応じた滞在許可が付与されますので,渡航目的を立証する資料を用意しておくことが必要です。なお,短期滞在で入国した場合は,入国後に滞在目的の変更や6か月を超える滞在期間の延長を行うことは原則認められません。

(2)留学(Student)
 留学目的で6か月を超える滞在予定者は,あらかじめ入国許可証(Entry Clearance)の取得が必要です。なお,短期留学の目的で入国許可証を取得せずに入国した者が,6か月以上の滞在期間の延長を申請しても一切認められませんので,滞在が6か月を超える可能性がある場合には,あらかじめ入国許可証を取得することをお勧めします。なお,短期留学中に他国に旅行に行く場合は,以下の「2 出入国審査(3)再入国」にも十分注意してください。

(3)就労
 就労目的で入国する場合は,あらかじめ入国許可証(Entry Clearance)の取得が必要 です。また,就労形態により必要な手続きが異なります。さらに,一定の英語能力を求められる場合もあります。(以下の「●滞在時の留意事項1(2)就労」も参照してください。)。

(4)その他
 6か月を超える滞在や上記(1)の短期滞在以外の目的の場合(英国人との婚姻や配偶者との同居等)は,入国許可証(Entry Clearance)の取得が必要です。

(5)生態認識情報の提供
 日本国内で入国許可証(Entry Clearance)を取得する場合は,上記「英国ビザ申請センター」に申請者自らが赴いて申請する必要があり,その際,査証発給手続きの一環として,顔写真が撮影され,10指の指紋が採取されます。

(6)その他
 2015年4月6日から,NHS(国営保健サービス)の仕組みが改正され,英国に6ヶ月以上滞在する一時的滞在者(Non-EEA migrants)は,査証取得・延長時に,NHSの利用料(年間一般人£200,学生£150)を支払う必要があります。詳しくは次のウェブサイトをご参照ください。
https://www.gov.uk/healthcare-immigration-application

2 出入国審査
(1)入国審査
入国審査は概して厳しく,観光の場合は滞在日数,所持金,帰国用航空券の有無等が 審査され,滞在目的に疑義ありと認められる場合には入国は許可されません。
 例えば,観光目的と申告しても,入国審査官に語学研修目的等と見なされ,その申告内容に疑義を抱かれた場合には,長時間にわたり徹底的に追及され,入国拒否されることがあります(その際に,入国許可証を取得していない場合には,入国拒否処分に対する異議申立て等は認められません)。場合により出入国管理法令に基づいて,長期滞在予定者が入国する際,健康診断(Medical Examination)を求められることがあります。
 この場合,空港内で医師の診断を受けるまでに3~4時間待たされることがありますので,入国前に英文の健康証明書(医師作成によるもの,特に胸部X線検査の結果が重要)を用意しておくことをお勧めします。

(2)出国審査
 出国審査では,旅券(パスポート)の確認を行っており,許可された滞在期限を超過 していた場合には,入国管理当局や警察に身柄を拘束されたり,又は,そのまま出国を許されても,再入国を拒否されたりすることがあります。

(3)再入国
 短期滞在中の方,特に短期留学中の方が初回の入国から6か月以内に英国をいったん 離れた後に再入国を希望する場合,6か月以内であっても許可されないことがあります。再入国の可否の決定は入国審査官に委ねられており確実な対策はありませんが,入国拒否をされないように,留学先の学校側に事前に相談するとともに,再入国のために入学許可証又は在学証明書,滞在費支弁能力立証資料等,初回の入国時と同様の準備をしておくことをお勧めします。

3 外貨申告
 現金(すべての通貨)の持ち込み・持ち出しに際して,EU加盟国以外の国・地域から英国に直接入国する場合又は英国からEU加盟国以外の国・地域へ直接向かう場合で,1万ユーロ相当以上の現金を英国内に持ち込む又は英国外に持ち出す場合には,申告する義務があります。この場合の現金とは,銀行手形及びあらゆる種類の小切手(トラベラーズチェック等)を含みます。申告書は,出入国する空港等で入手できます。
 なお,申告の義務を怠ったり,申告内容に誤りがあったりする場合は,最高英貨5,000ポンドの罰金が科され,現金を没収されることがあります。

4 通関
(1)税関検査
 税関では自己申告制をとっていますが,以下のとおり通路が分類されており,場合に 応じて正しい通路を通ってください。無申告の場合でも,抜き打ち検査があり,申告すべき物があるにもかかわらず申告しなかった場合には厳しく処罰されます。

ア EU域内からの入国で購入品が免税範囲内であれば,青色(無申告)の通路。

イ EU域外からの入国で購入品が免税範囲内であれば,緑色(無申告)の通路。

ウ 携行品が免税範囲を超える場合であれば,赤色(要申告)の通路。

(2)高額品の持ち込み
 高額品の持込については,日常使用しているものであっても,輸入品扱いとされ,税金を徴収される可能性がありますので,高額品を持ち込む場合には,事前に税関当局(http://www.gov.uk/government/organisations/hm-revenue-customs )に照会することをお勧めします。

(3)持ち込み規制品
ア 主な持ち込み禁止品は次のとおりです。
(ア)規制薬物(ヘロイン,モルヒネ,コカイン,大麻,覚せい剤,睡眠剤,LSD等

(イ)攻撃用武器(飛び出しナイフ,バタフライナイフ,ベルトバックル内仕込みナイフ,星形手裏剣,日用品ではないナイフ,仕込み杖,メリケンサック,吹き矢,特殊警棒,ある種の格闘用具等)(過去,飛び出しナイフ,メリケンサック等を携帯していた日本人が,入国時に空港で逮捕された事例もあります。)

(ウ)子供を扱ったわいせつ(indecent)又は卑わいな(obscene)作品(本,DVD,コンピューターソフト等)

(エ)ポルノ類(英国内で合法的に購入できるようなものを除く)

(オ)卑わいな作品や過激な暴力を描いた作品

(カ)偽造や著作権侵害をしている商品等

(キ)肉,乳製品及びその他の動物製品

(ク)野鳥(EU以外からの輸入)

イ 英国当局の許可を必要とする主な物品は次のとおりです。
(ア)小火器,爆薬及び弾丸等

(イ)護身用具(スタンガン,催涙スプレー)(日本人留学生が護身用に催涙スプレー  を携行していたことにより警察に身柄を拘束され,裁判にかけられた事例があります。)

(ウ)動物(犬,猫,鳥類を含む)

(エ)絶滅に瀕した生物(生死を問わず。また,鳥及び植物並びにこれらの生物から作られた製品(例:毛皮,象牙,皮革)も含む)

(オ)特定の植物及びその製品(樹木,芋類,特定の果物,球根,種等)

(カ)英国内で認可されていない無線機

● 滞在時の留意事項


1 滞在時の各種届出
(1)外国人登録
 原則として日本人は外国人登録制度の対象外です。外国人登録が必要な長期滞在者に 対しては,旅券(パスポート)に「The holder is required to register at once with the police.」とスタンプが押されます。なお,英国滞在中,外国人が旅券(パスポート)を常時携帯する義務はありません。

(2)就労
 外国人就労者は適切な滞在許可証の取得が必要です。入国管理局や警察当局は日常的 に不法就労の取締りを実施しており,たとえアルバイトでも,許可されていない就労は違法として逮捕されます。有罪になった場合,強制送還されることがあります。

2 .旅行制限
 軍事施設等の立入禁止区域を除き,外国人の旅行制限はありません。

3 写真撮影の制限
 写真撮影の制限はありませんが,一般公開されている建築物の中にも,内部の写真撮影が禁止されているところがあるので注意が必要です。

4 各種取締法規
(1)薬物取締り
ア 英国でも,ヘロイン,マリファナ(大麻),コカイン,覚せい剤,MDMA(通称「エクスタシー」,「E」等),シンナー等の薬物犯罪が社会問題化しており,税関や警察が取締りを強化しています。違反者は法律に基づき厳罰に処されますので,薬物には決して手を出さないでください。

イ 麻薬の「運び屋」に仕立てられる危険性もありますので,他人の荷物を安易に預かったり,搬送を引き受けたりすることは絶対にしないでください。

(2)不法就労
 不法就労は,就労者本人だけでなく,雇用者側も処罰の対象です。

(3)武器の携行
 武器の携行に対して極めて厳格な規制が設けられており,催涙スプレー,スタンガン,特殊警棒,メリケンサック,ナイフ等の無許可の携帯は違法です。

(4)子の国外への連れ出しが犯罪になる場合
(ここで紹介している法令は,イングランド及びウェールズにおいてのみ適用されますが,スコットランド及び北アイルランドでもほぼ同じ内容の規定があります。)
 『Child Abduction Act 1984』は,親権を持つ片方の親を含む「子と関連する者(a person connected with a child)」が,他に親権を持つ者の同意なしに16歳未満の子を英国外に連れ出した場合は刑法上の罪(子の奪取:child abduction)を構成すると規定しています。両親が離婚している場合でも,通常はもう一方の親も引き続き親権を有するので,「子の奪取」が成立する可能性があります(子を国外に連れ出すことについて裁判所が許可している場合はこの限りではありません)。
 「子の奪取」により有罪とされた場合,略式手続による場合は6か月以下の拘禁刑若しくは罰金又はその両方,正式手続による場合は7年以下の拘禁刑に処せられます。
 例えば,英国に住んでいる日本人親が他方の親の同意を得ず一方的に子を日本に連れて帰る場合,たとえ実の親であっても英国刑法違反となり,英国に再渡航した際に犯罪被疑者として逮捕される場合があります。
 なお,子の親権問題の詳細については,在英国日本国大使館ホームページ
http://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/oyako.html )をご覧ください。

5 ハーグ条約
 英国は,国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去り又は留置した場合は,原則的に子が常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html

6 交通事情
(1)運転免許
 英国入国後又は居住開始後1年間は,日本の運転免許証(国際運転免許証を含む)で  自動車の運転が可能です。1年を超えた後に運転する場合は,英国の運転免許証への切替えが必要です。また,レンタカーの利用には,通常,国際運転免許証が必要です。

(2)交通法規
 車両の交通は左側通行(日本と同じ)で,制限速度はマイル標示(例えば,40mph(およそ65km/h))です。ラウンドアバウト(ロータリー式交差点)や横断用ビーコン(標示等)等英国特有のシステムがあり,また,必ずしも「歩行者優先」の考えはないため,道路の歩行や横断には十分な注意が必要です。なお,英国交通法規『THE HIGHWAY CODE』は,以下のウェブサイトで閲覧可能です(英国内では,書店や郵便局などで購入可能。)。 
 https://www.gov.uk/browse/driving/highway-code

(3)各種公共交通機関利用時の注意事項
ア 電車,地下鉄,バス等の公共交通機関は,日本と異なり「乗越し精算」制度がないため,料金不足となった際は高額な罰金が科せられます。

イ 深夜や人が少ない車両の利用は避けた方が無難です。

ウ ロンドン市内を走る認可タクシーには,ブラックキャブ(いわゆるロンドンタクシー)及びミニキャブがあります。ブラックキャブは日本のタクシーと同様に路上で呼び止めることができ,また,料金メーターが付いているので,旅行者も安心して利用できます。ミニキャブは予約制で,料金はその都度交渉することになります。なお,ミニキャブは一般の車を使用していますが,車両前後のガラスに「PCO(Public Carriage Office)」が発行した認可証を掲示しているので,利用前に必ず確認してください。無認可の「白タク」を利用して犯罪に巻き込まれた事例が報告されているので御注意ください。

7 長期滞在者向けの注意事項
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在英国日本国大使館又はエディンバラ日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在英国日本国大使館又は在エディンバラ日本国総領事館まで送付してください。

8 短期渡航者向け注意事項
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在英国日本国大使館又は在エディンバラ日本国総領事館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。


● 風俗、習慣、健康等


1 風俗,習慣,国民性に関する留意事項
(1)宗教上の留意事項
 英国では,国王を最高権威者として掲げる「英国国教会(アングリカン・チャーチ)」 を国家の正式教会としていますが,他の宗派や宗教の活動も認められています。英国(イングランド及びウェールズ)の主な宗教は,キリスト教(全人口の59.3%),イスラム教(同4.8%),ヒンズー教(同1.5%)などとなっています(2011年国勢調査)。

(2)地域性
 英国はイングランド,スコットランド,ウェールズ及び北アイルランドから構成されています。スコットランドやウェールズは歴史的に強い独自性を有していることから,これらの地域をイングランドの一部と見なしたり,そのような誤解を招く言動は避けることが賢明です。また,北アイルランドについては,宗教対立や英国からの分離を巡る対立が残っていることにも留意する必要があります。

2 衛生事情
(1)水道水
 英国の水道水は,石灰分が多いものの先進国の水質基準は満たしており,通常はその まま飲んでも問題ありません.ただし,配水管が古い場合や,貯水タンクに問題がある可能性のある場合は,市販のミネラルウォーターの利用やろ過器の使用をお勧めします。

(2)食物
 過去,生卵によるサルモネラ感染症や生焼けの肉によるトキソプラズマ症の発生が報告されたことがあります。食品は十分に加熱してから食すようご注意ください。

3 病気・予防接種
 英国入国に際して予防接種は必要ありませんが,皮膚炎,インフルエンザ,花粉症,流行性脳せき髄膜炎,食中毒等に注意が必要です。なお最近,麻しん(はしか)や百日せきの流行も伝えられています。長期滞在者は,健康維持の観点から,一般的に日照時間が短い季節にも注意して,なるべく屋外で日に当たるように心掛けることをお勧めします。

4 医療事情
 医療機関は大別して,NHS(国営保健サービス)が運営する公的医療機関と私的医療機関(私立病院)があります。公的医療機関での受診のためにはGP(General Practitioner。家庭医)への登録が必要です。6か月を超える期間滞在可能な査証(ビザ)及び滞在許可を有する外国人等はGPへの登録が可能であり,原則として公的機関における受診は無料です。しかし,2015年4月6日から,NHSの仕組みが改正され,英国の査証取得・延長時にNHSの利用料(年間一般人200ポンド,学生150ポンド)を徴収することが英国政府より発表されています。この仕組みは6か月以上滞在する一時的滞在者(non-EEA migrants)に対して適用されますが,企業内転勤(Intra Company Transfers(Tier 2 – Skilled workers))等の者は適用除外となることとされています。
 詳しくはこちら(https://www.gov.uk/healthcare-immigration-application )を御覧ください。一方,私的医療機関での受診には高額の医療費を要しますが,比較的早く専門医に受診してもらえる利点があります。
 旅行者等短期滞在者が医療機関で受診したり入院する場合は原則有料で,高額な医療費を請求されるので,万一に備え,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。
 また,「世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/europe/uk.html )において,英国内の衛生・医療情報等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。そのほか,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
◎感染症情報(http://www.forth.go.jp

5 その他
(1)通訳
 公的機関(病院,公立学校,警察,出入国管理機関等)で英語による会話が困難な場合,“Japanese interpreter or translator, please.”と言って通訳の手配をしてもらうことが可能です。GP,病院等に予約を取る際等にあらかじめ手配を依頼しておくこともできます。
 また,公的機関とは関係なく個人で通訳を必要とする場合には,在英国日本国大使館から通訳・翻訳者及び会社のリストを入手することが可能です。

(2)気候
ア 英国は,北緯50~60度(北海道より北)に位置しますが,北大西洋海流の影響で気候は比較的温暖です。しかし,年間日照時間が短い上に,「1日の中に四季がある。」といわれるくらい天候が変わりやすいため,夏季でも長袖衣類等を携行するようお勧めします。

イ 夏季は,高緯度の関係で日照時間が長く,日没は最も遅い時期で午後10時頃になります。3月末頃から10月末頃までの間サマータイムが実施されます。冬季は日照時間が短く,日没が午後3時半頃の時期もあります。

(3)海外にある主な英国領
ア カリブ海地域(英国領バージン諸島/ British Virgin Islands,ケイマン諸島/ Cayman Islands)

(ア) 治安
 治安は比較的良好と言えますが,パスポート,財布などの貴重品の盗難には十分注意してください。

(イ) テロ
 現在のところ,テロに関する特段の情報はありませんが,国際的なテロ情勢の影響を受けることもあるので,日頃からインターネットなどを通じて最新の情報の入手に努めるようにしてください。

(ウ)自然災害
 カリブ海に面した地域であることから,6月から11月のハリケーンシーズンには特に注意が必要です。ハリケーンに関する情報は,U.S. National Hurricane Center (英文,http://www.nhc.noaa.gov/ )などから最新の情報を入手してください。

イ 北大西洋地域(バミューダ諸島/Bermuda)
(ア)治安
 治安は比較的良好と言えますが,盗難,特に強盗,スリや置き引きなどの一般犯罪には十分に注意してください。

(イ)テロ
 現在のところ,テロに関する特段の情報はありませんが,国際的なテロ情勢の影響を受けることもあるので,日頃からインターネットなどを通じて最新の情報の入手に努めるようにしてください。

(ウ)自然災害
 北大西洋に位置し,カリブ海にも近いことから,6月から11月のハリケーンシーズンには特に注意が必要です。ハリケーンに関する情報は,U.S. National Hurricane Center(英語,http://www.nhc.noaa.gov/ ) などから最新の情報を入手してください。

ウ ジブラルタル(Gibraltar)
(ア)治安
 殺人等の凶悪事件は極めて少なく,治安は比較的良好と言えますが,町中での夜間のひったくり,スリや置き引き等の発生が報告されていますので十分な注意が必要です。

(イ)テロ
 テロに関する特段の情報はありませんが,ジブラルタルは,多数の外国人観光客が 訪れる場所であることから,国際的なテロ情勢の影響を受けることもあるので,日頃からインターネットなどを通じて最新の情報の入手に努めるようにしてください。

(ウ) スペインからの出入域
 英国とスペインはジブラルタルをめぐって歴史的に争っており,二国間関係の状況によってはスペイン側,ジブラルタル側の国境管理が厳しくなることがありますので,ご注意ください。
 これらの他にも英国海外領及び王室属領がありますので,渡航される際には,次の英国外務省(FCO)のウェブサイトにあるTRAVEL ADVICE (英語)にて,最新の情報をご確認ください。
 https://www.gov.uk/foreign-travel-advice

● 緊急時の連絡先


◎警察・救急車・消防署共通:電話999
 どの公衆電話からでも通話可能でコインが不要の「999」に電話すると,オペレーターが出て“Which service do you require?”と尋ねられるので,警察なら“Police, please.”(ポリス プリーズ)」,救急車なら“Ambulance, please.”(アンビュランス プリーズ)」,火事なら“Fire Service, please.”(ファイヤーサービス プリーズ)」と言えば,それぞれの部署に繋いでくれます。電話番号,住所,氏名(救急車の場合は年齢も),状態等を尋ねられますので,落ち着いて話をしてください。

※ 在留邦人向け安全の手引き
 現地の在外公館(日本大使館・総領事館)が在留邦人向けに作成した「安全の手引き」(http://www.uk.emb-japan.go.jp/files/000263220.pdf )もご参照ください。

(問い合わせ先)


(お問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館・総領事館連絡先)
○在英国日本国大使館
  住所:101-104, Piccadilly, London, W1J 7JT, U.K.
  電話:(市外局番020)-7465-6500
   国外(英国本土外)からは(国番号44)-20-7465-6500
  領事班電話番号:(市外局番020)-7465-6565
   国外(英国本土外)からは(国番号44)-20-7465-6565
  ファックス: (市外局番020)-7491-9348,9328(領事班)
   国外(英国本土外)からは(国番号44)-20-7491-9348,9328(領事班)
  ホームページ: http://www.uk.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在エディンバラ日本国総領事館
  住所:2 Melville Crescent, Edinburgh EH3 7HW, U.K.
  電話:(市外局番0131)-225-4777
   国外からは(国番号44)-131-225-4777
  ファックス: (市外局番0131)-225-4828
   国外からは(国番号44)-131-225-4828
  ホームページ: http://www.edinburgh.uk.emb-japan.go.jp/indexj.htm