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※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 アイルランドにおける犯罪の発生状況
 2017年の年間犯罪発生総件数は,214,205件で前年比7.5%の増加となりましたが,近年の犯罪総件数は減少傾向にあり,治安は比較的安定しているといえます。しかし,繁華街を中心に窃盗や暴力事案は日本に比べ高い水準で発生しており,旅行や生活で滞在する際は注意が必要です。
 2016年2月にダブリン市内北部のリージェンシー・ホテルで発生した銃撃事件以降,ギャング団の抗争とみられる銃撃事件がダブリン市内及び近郊で発生しており,警察が警戒を強化しています。また,2018年1月にアイルランド北東部ダンドーク市の路上において,同市に住む邦人男性が刃物で刺殺される事件が発生しています。

(1)2017年犯罪統計(出典:アイルランド中央統計局。カッコ内は対前年比)
殺人:47件(11.9%増)
屋内強盗:946件(3.5%増)
屋外強盗:1,398件(5.1%増)
強姦:655件(28.2%増)
監禁・誘拐:96件(5.0%減)
侵入窃盗:18,432件(3.7%増)
スリ・ひったくり:4,963件(4.4%増)

(2)主な犯罪とその対策
ア スリ・ひったくり・置き引き
(ア)主な発生場所
 ダブリンの中心的な繁華街であるオコンネル通りやグラフトン通りとその周辺,テンプルバー地区などの人通りの多い場所,混雑しているバスや電車内などで,日中でも発生しています。また,ギネス・ハウスなどの入場料を要する施設内でも被害が報告されているほか,ホテル内のレストランやチェックイン手続中の被害事例もあります。
(イ)主な手口
 路上で徒歩による追い越しざまにバッグをひったくる。複数人に取り囲まれ,一人が注意を引きつけて他の者が懐やバッグ内から財布等を窃取する。
 ビュッフェ(バイキング)形式のレストランで,料理を取りに離席した際にテーブルの上に置いた貴重品や椅子に置いた上着やバッグを持ち去る。
 ホテルのチェックイン・チェックアウト手続中に足下に置いたバッグを持ち去る。
(ウ)対策
a 路上で地図やガイドブックを広げたり,そのまま歩行したりしない(その土地に不案内な旅行者とみなされ,格好のターゲットとなります。)
b 路上で携帯電話やスマートフォンの使用を控える。使用する際は壁を背にして,背後からのひったくりに警戒する。
c 現金の所持は必要最小限にし,カード類も分散して所持する。
d 次の事例では,相手にせず,バッグを手に持って速やかにその場を立ち去る(注意をそらせたり,会話の隙にバッグや財布を持ち去る被害が発生しています。)。
○ 服が汚れていると注意してくる。
○ アイスクリーム等を持った相手がぶつかってきて,故意に服を汚す。
○ 地図を広げて現在地や目的地を聞く。
○ 路上でコインをばらまいたり,ワインボトルを落として割り,注意を引きつける。
○ 警官と称する者が呼び止める。
e ホテルでのチェックイン・チェックアウトや空港でのチェックイン手続中は,足下のバッグを両足で挟む等,警戒を怠らない。
f ビュッフェ(バイキング)形式のレストランでは,テーブルの上に携帯電話・スマートフォンや部屋の鍵を置いたまま,あるいは,椅子に上着やバッグを置いたまま離席しない。二人以上で食事する場合は交替で料理を取りに行き,一方が荷物等を見張る。
g 空港においても,椅子にバッグを置いたまま買い物に行かない。
(エ)補足
a 「気付いたら旅券や財布が無くなっていた」というケースが多いものの,盗難か紛失にかかわらず,旅券の管理には十分な注意を払ってください。
b バイクによるひったくり防止のため,常に周囲に注意を払い,道路の壁側の手でバッグを持ち,壁側を歩行してください。

イ 路上強盗
(ア)主な発生場所
 裏通りのほか,夜間の繁華街は危険です。特に深夜帯の外出は避けてください。
(イ)対策
 夜間の一人歩きは避け,帰宅が遅くなる場合は,家族・知人に迎えに来てもらうか,公共交通機関を利用してください。夜行バスにも注意が必要です。
 タクシーは一般的に安全といえますが,深夜帯における女性の単独乗車や流しのタクシーは避け,電話やインターネットでの配車を利用してください。
(ウ)補足
過去に置き引きの被害に遭った日本人が,被害品を取り戻そうとして犯人の仲間に殴打され怪我をするという事件がありました。万が一被害に遭っても,身の安全第一に考え,抵抗や犯人を追いかけるようなことはせず,速やかに警察に通報してください。負傷した場合は何よりも落ち着いて,怪我の応急処置,救護の要請を行ってください(警察,救急車とも999又は112)。

ウ 車上狙い,自転車盗
 犯罪総件数の中で発生件数が一番多い犯罪であり,十分注意してください。
(ア)主な発生場所
 路上駐車のほか,ショッピングモールやホテル等の駐車場でも発生しています。
 信号待ちの路上で,外からドアを開けられたり窓ガラスを割られ,一瞬の隙に助手席においたバッグ等を盗まれる事案も過去には発生しています。
(イ)対策
a 短時間でも座席やダッシュボードの上など目に付く所にバッグや貴重品を置いて自動車から離れない。短時間でも必ずドアをロックする。
b 荷物を車内やトランクに入れるところを見られない。
c 自動車に盗難防止装置を取り付ける。
d 信号待ちで外部からドアを開けられないよう,走行中は常にロックする。
(ウ)補足
カメラ,携帯電話・スマートフォン,パソコン・タブレット,カーナビ等の車内放置は犯罪を誘発する要因になります。

エ 車両盗難
(ア)傾向
大半が若者による犯行といわれています。盗んだ自動車を乗り回して楽しみ,暴走行為で車両を壊した後に放置する,あるいは,人気のない所で焼棄します。
犯罪組織が犯行時の逃走車両とするために窃取することもあります。
(イ)主な発生場所
 路上のほか,門扉が開いている自宅敷地内も狙われます。
(ウ)対策
a 駐車場所に十分気を付ける。
b 警報装置を取り付けるほか,ハンドルとブレーキペダルやギヤとサイドブレーキを固定する防犯器具も装着すれば,より安全です。
c 自宅での鍵の保管に注意する。空き巣が自動車の鍵を捜し出して車を盗む事例があります。

オ インターネット詐欺
(ア)主な手口
 インターネット(又はファックス)で儲け話や何らかの取り引きを持ちかけ,結果的にお金をだまし取るという犯罪です。インターネット上(又はファックスや電話)でのやりとりが基本で,直接面談することはありません。やりとりの過程で,犯人は旅券等の身分を証明する文書(多くの場合,偽造や搾取された不正な身分証明書)を添付ファイルで示し,身元を明らかにする工作を行います。
 主な手口の類型は次のとおりです。
a マネーロンダリング型(資金洗浄型)
  政府・軍・公社の秘密資金や富豪の遺産を海外に送金するため口座を借り受けたく,謝礼を支払うと約束しますが,その前に現地官憲へ賄賂を支払う必要があるとして,お金を送金させる。
b 紙幣消印型
  黒く塗りつぶした大量の米ドル紙幣の汚れを落とす薬剤を購入するための費用の一部負担を求め,報酬としてそのドル紙幣を渡すと誘います。
(イ)対策
a 「自分は大丈夫,絶対に騙されない。」という過信は禁物です。
b 儲け話を安易に信用しない。都合の良い話はありません。
c 相手の身分事項の真偽をしっかりと確認する。
d お金を送金する前に周囲に相談したり,同様の手口での被害情報がないか確認します。

カ 侵入窃盗
(ア)主な手口
a 空き巣犯は事前に住人の行動パターンを調べ,留守の時間帯を見定めます。
b 留守がちな家,老人のみの家,侵入警報装置がない家などは狙われやすく,夏休みやクリスマス等で長期間の不在中も狙われやすいです。
c 自動車が故障したから電話を貸して欲しい等の口実を設けて住居に入り,そこから仲間に電話をして番号通知制度を悪用して電話番号を控え,後日,犯行直前に電話して留守を確かめる手口があります。
d 個人情報を得る目的で郵便受けから郵便物を窃取する事案があります。
(イ)対策
a 自宅周辺で長時間留まる(又は低速度で巡回する)者や車両に注意を払う。
b 見知らぬ人は,住居に入らせない。
c 日頃から隣人と良好な関係を築き,お互い防犯に協力し合う。
d 貴重品や高価な電化製品が窓の外側から見えないようにする。
e 夜間及び外出時の戸締まりを絶対に怠らない。
f 防犯警報装置を設置する(定期的な点検を忘れない)。
g 長期間留守にする場合は,タイマーを利用して照明を一定時間点灯させるなど,留守であることが分からないように工夫する。
h 郵便受けを施錠する,郵便物送付先を会社等に指定する等の予防措置を講じる。

キ 薬物・銃器犯罪
(ア)傾向
a アイルランドにおける大麻やヘロインの消費量は,人口比ベースで欧州の中で上位にあり,深刻な社会問題の一つです。
b 警察の警戒にもかかわず,銃器薬物取引に絡む抗争が依然散発しています。
(イ)対策
a 興味本位であっても,絶対に薬物に手を出さない。
b 見知らぬ人から荷物を預からない。荷物運搬の依頼は断る。
(知らないうちに薬物取引の片棒をかつぐことになり,逮捕されるケースがあります。)

ク 職務質問への対応
(ア)身分の確認
警察官と名乗る者から職務質問を受けた場合,本当に警察官であるかを確認する必要があります。警察には,エンブレム付きの身分証が貸与されていますので,職務質問を受けた際は必要に応じ身分証の提示を求め,相手の氏名と各警察官に付与されているID番号を控えるようにしてください。もし,不審な点があれば,その場で警察署又は緊急通報番号(999又は112)へ自ら架電し,警察官を名乗る者の氏名とID番号を告げ,警察官として実在する者かどうか確認して下さい。
(イ)所持品
 警察官による所持品検査は,持ち主の面前で行うことが原則です。所持品検査に応じる場合でも,必ず面前で行うよう要求し,所持品から目を離さないようにして下さい。

2 テロ情勢
 これまでに,アイルランドにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア,バングラデシュにおいて日本人が殺害されるテロ事件が発生しています。また,テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており,特に,近年では単独犯によるテロや,一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発していることから,こうしたテロの発生を予測したり未然に防ぐことが益々困難となっています。
 このようにテロはどこでも起こり得ること及び日本人が標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。
 詳細につきましては,「テロ・誘拐情勢」をご参照ください(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror.asp?id=151 )。
3 誘拐事件の発生状況
アイルランドで発生している誘拐事件は,いずれも身代金やわいせつ,人身売買を目的とした犯罪で,テロや政治目的が背景にあるものではありません。傾向として,現金輸送を担当する警備会社の警備員や銀行員の家族などを誘拐して本人を脅迫し,現金を要求する事案が発生しています。

査証、出入国審査等

手続や規則等に関する最新の情報については,駐日アイルランド大使館(電話03-3263-0695)にお問い合わせください。

1 査証
 日本とアイルランドとの間には査証免除取極があるため,観光等の非営利活動及び短期商用(出張)の場合,滞在期間が6か月以内であればアイルランド入国に際して査証は不要です(入国時にまず3か月間が許可)。
 3か月以上滞在する場合は,ダブリン以外の地方は最寄りの警察署(Garda)で「外国人登録」を行うと同時に「滞在許可」を取得する必要があります。
ダブリンにおいては Garda National Immigration Bureau,13/14Burgh Quay
電話:(市外局番01)-666-9100/9101

2 入国審査
(1)アイルランド入国時に必要な旅券の残存有効期間は,滞在予定期間プラス6か月です。
(2)アイルランドと英国とは共通旅行区域(Common Travel Area)となっており,英国経由でアイルランドに入国する場合は,英国の空港でもアイルランドへの入国審査が行われます。
(3)最近アイルランドへの入国審査が非常に厳しくなっています。就学予定のため英国経由でアイルランドに入国する場合,3か月以内であっても,英国の空港で学校からの入学許可等のレター及び入学金等の支払い済み証明書の提示を求められる事があります。また,入国してから学校を探すと申し出た場合,不法就労目的と見なされ,乗り継ぎを拒否されることがあります。英国以外を経由してアイルランドに入国する場合も,上記の様なケースですとアイルランドにおいて入国を拒否されることがあります。過去には,入国してから語学学校を決めて英語を勉強したいと6か月先の帰国航空予約券を提示して申し出たところ,ダブリン空港で入国を拒否された日本人がいます。
(4)短期商用でも,商用目的であることの証拠書類を求められることがありますので,訪問先からのInvitation Letter又は派遣元の英文レター(目的,訪問先,滞在期間,滞在先等を記載)を携行してください。
(5)片道切符しか所持していない場合,入国後の当面の宿泊場所が決まっていない場合,所持金が少ない場合は入国を拒否されたり,滞在期間を限定されることがあります。バックパッカーや一人旅の女性も入国審査が厳しいことがあります。
(6)18歳未満の単独旅行者(保護者と一緒でない入国)は,未成年者保護の観点から,入国審査で滞在先や滞在予定日数,日本の連絡先等について質問されたり,両親からの英文の渡航同意書(形式自由)の提出などを求められる場合があります。
(7)アイルランド政府は,テロリストや不法移民排除のための水際対策を強化しています。査証免除だからといって安易な考えで渡航すると,入国できないという事態にもなりかねず,十分な注意が必要です。

3 滞在許可,就労許可
(1)滞在目的に合った滞在許可を得ていない滞在や,滞在許可期限を過ぎたままの滞在は不法滞在となり,また,労働許可を得ずに就労した場合(ワーキングホリデーを除く)は不法就労となり,国外退去及び処罰の対象となりますのでご注意ください。
(2)滞在期間が3か月以内の場合であっても,入国時(英国の空港を含む)に許可された滞在期間を超えて滞在する場合は,滞在許可期間内に更新を行う必要があります。

4 通関手続
 申告手続等の詳細は以下にお問い合わせください。
Customs Information Office
電話:(国番号353)-1-877-6222/6223
 サイト:http://www.revenue.ie/en/index.html
E-mail customsinfo@revenue.ie

(1)外貨申告
10,000ユーロ以上の現金・小切手類をEU圏内に持ち込む場合,あるいはEU圏外へ持ち出す場合は,税関への申告が必要です。
また,国内法に基づき,6,348.69ユーロ以上の現金・小切手類をアイルランド国内に持ち込む又はアイルランド国外へ持ち出す場合において,税関が犯罪に関わるものと判断し得る相当の理由があるときは,その現金・小切手類を押収される可能性があります。
(2)EU圏外から持ち込める主な免税範囲
ア 土産類
土産物,香水,洋服等の免税品の合計額は,430ユーロ(15歳以上)及び215ユーロ(15歳未満)が限度。
イ たばこ類
たばこ200本,又は細葉巻たばこ100本,又は葉巻50本,又は刻みたばこ250グラム
ウ 酒類
(ア)23度以上の酒,又は80度以上の非変性エチルアルコール1リットル,又は22度以下の酒(ポルトワイン,スパークリングワインなど)2リットル
(イ)ビール16リットル
(ウ)非発泡性ワイン4リットル
(3)持込み禁止品目(又は特別許可を要するもの)
ア EU圏外から持ち込む場合
危険薬物,ポルノ関係品,植物・球根類,動物,鳥・家禽類・卵,干し草・わら(包装用を含む),肉・肉製品,牛乳・乳製品,一部食料品
【特別な許可を要するもの】
 犬猫(ペット),火気・弾薬,花火・爆発物
イ EU圏内から持ち込む場合
 危険薬物,ポルノ関係品,一部食料品
【特別な許可を要するもの】
 犬猫,
火気・弾薬,花火・爆発物

滞在時の留意事項

1 滞在先情報等の届出
(1)在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在アイルランド日本国大使館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(オンライン在留届,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,在国名日本国大使館まで送付してください。
(2)「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は,アイルランドで事件や事故,自然災害等が発生した際に,在アイルランド日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

2 旅行・写真撮影の制限
(1)旅行制限は特にありません。
(2)軍事施設の写真撮影は禁止されています。
(3)空港での撮影は,公共スペースでは問題ありませんが,それ以外の空港施設については禁止されています。

3 交通事情
(1)運転免許証
ア アイルランドで自動車を運転する場合,渡航前に日本で国際運転免許証を取得する必要があります。
イ 入国後に日本の運転免許証からアイルランドの免許証に切り替える場合は,在アイルランド日本国大使館において日本の運転免許証の抜粋翻訳証明の発給を受けた後,アイルランド側に申請します。
(2)交通ルール
 アイルランドは日本と同じ左側通行ですので,運転する上で戸惑うことは少ないと思われます。
住宅街はT字路や行き止まりの道路が多いですが,標識は比較的整備されています。信号のない交差点では右側からの車両が優先となります(YIELDの標識)。郊外の交差点はラウンドアバウトと呼ばれるロータリー式が多いですが,市内では多くの交差点に信号があります。信号機について注意することは,表示位置が日本より低く,直進表示が緑矢印灯だけで表示される場合もあり,馴れるまでは見にくく感じられる点です。また,工事や故障・停電などのために信号が点灯していないこともあります。
片側2車線以上の道路では,バス専用レーンが設定されていることが多く,標識に示された時間帯においては,一般車両は専用レーンを通行できません。
また,踏切前での一時停止は必要ありません。追突事故の原因にもなりますのでご注意ください。
速度違反や飲酒運転の取り締まりが年々強化されています。シートベルト着用は乗車するすべての者に義務づけられており,12歳未満の者を助手席に乗車させることは禁止されています。
(3)交通マナー
 運転マナーは一般的に良いですが,信号無視や無理な割り込み等のマナーの悪いドライバーも見受けられます。
幹線道路でも横断歩道以外を平気で横断する歩行者が通勤時間帯を中心に多く見られますので十分注意してください。
また,自転車で通勤・通学する者がおり,自動車走行中に接触しないよう御注意ください。
(4)交通事故
 交通事故を起こした場合には,直ちに警察(負傷者がある時は救急車も)へ連絡してください。(電話番号は999又は112)。警察・救急車が来るまでの間に目撃者を確保したほうが得策です。警察を呼んで実況見分をしてもらい,後に事故を証明できるようにしておくと共に,事故の相手方の氏名,住所,電話番号,車種,登録番号,保険会社名を控えておきます。

風俗、習慣、健康等

1 カトリック信者が多く,日曜日には教会に行く等静かに過ごしている人もいます。日曜日の午前中は多くの施設,店舗が閉まっており,また公共交通機関の運行本数も少なくなります。

2 公共施設内や乗り物内などは禁煙です。

3 水道水は特に問題なく飲めますが,煮沸,濾過している人もいます。ミネラルウォーターも広く販売されています。

4 食中毒,肝炎等の発症例があり,生ものには十分注意してください。

5 医療事情
 アイルランドの医療水準は比較的高いといえます。アイルランドでは,疾病等の際には,まず,ホームドクター(GP,General Practitioner)の診察を受け,その紹介状を持って専門医に行くというホームドクター制度が採用されています。このため,ホームドクターを経ずに直接受診できる専門医は急患を除き歯科医のみです。
 緊急医療体制は整備されているとはいえ,医師不足,看護師不足,病床不足の影響は深刻で,公立病院(Public Hospital。無料又は低料金)の場合,入院が必要であっても直ちに入院できない場合が多くあります。私立病院(Private Hospital)は高料金ですが,公立病院より早く治療・入院できます。また,救急車で搬送されても差し迫った生命の危険がないと判断されると,場合によっては長時間待たされることがあります。
その他,必要な予防接種等については,以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(http://www.forth.go.jp

6 邦人団体等
(1)アイルランドに日本人会はありません。
(2)ダブリンに日系企業の団体「在アイルランド日本企業懇話会」があります。同団体のお問い合わせ先につきましては,在アイルランド日本国大使館経済班にご照会ください。
(3)ダブリンに補習授業校が2校あります。ご照会などについては,大使館領事班にご照会ください。

7 参考ウェブサイト
 アイルランド政府の公共サービス案内サイト「Citizens Information」では,当地の生活に関する情報を多分野にわたり掲載しています。
 ホームページ:http://www.citizensinformation.ie/en/

緊急時の連絡先

1 警察・消防 999 または 112
2 在アイルランド日本国大使館
 大使館の休館日につきましては,アイルランドの休日及び日本の休日の一部(年によって異なりますので,在アイルランド日本国大使館ホームページでご確認ください)。
ホームページ:http://www.ie.emb-japan.go.jp/Nihongo.htm
 代表電話:(市外局番01)-202-8300
      国外からは(国番号353)-1-202-8300
 ファックス:(市外局番01)-283-8726
      国外からは(国番号353)-1-283-8726
 領事班Eメールアドレス:consular@ir.mofa.go.jp

問い合わせ先

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2853
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 https://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在アイルランド日本国大使館
 住所:Nutley Building, Merrion Centre, Nutley Lane, Dublin 4, Ireland
 電話:(市外局番01)-202-8300
    国外からは(国番号353)-1-202-8300
 ファックス:(市外局番01)283-8726
    国外からは(国番号353)-1-283-8726
 ホームページ:http://www.ie.emb-japan.go.jp/Nihongo.htm
 領事班Eメールアドレス:consular@ir.mofa.go.jp

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