1. ホーム
  2. 地図からの選択
  3. 安全対策基礎データ
  4. リベリア

リベリア
安全対策基礎データ

更新日 2020年08月14日

1 犯罪発生状況
(1)首都モンロビア市内においては、2003年の内戦終結以来、特段の戦闘行為は発生していませんが、人口過密、高い失業率等の要因により一般犯罪は多発しています。

(2)2016年7月1日に国連リベリアミッション(UNMIL)からリベリア政府へ治安権限を移譲しましたが、リベリア警察の治安維持能力には限界があるため、引き続き十分な注意が必要です。

(3)滞在中は、防犯対策に細心の注意を払い、現地事情に精通した人に同行してもらう等、十分な安全対策を講じることをお勧めします。複数名かつ車両での行動を心掛け、不要不急な夜間の外出は控えてください。

(4)モンロビアでの抗議デモは、警察の管理下、平和的に行われるものが殆どですが、しばしば無許可で抗議デモが行われる場合があり、逮捕者が出るケースも少なくはありません。現地メディア等から常に最新情報を入手し、抗議デモや大規模な集会が行われる地域を避けてください。

(5)詐欺
 日本人を含め外国人が被害者となる通称「419事件」(国際詐欺事件)が増加しています。「419事件」は、電子メールやFAX等を利用して、アフリカ諸国の政府高官や政府関係者の名をかたり、様々な儲け話を持ちかけ、連絡を取り合ううちに「手数料」や「政府高官への賄賂」などの名目で「前渡し金」をだまし取ろうとする手口が特徴です。種類としては、マネーロンダリング型(資金洗浄型)、貿易取引型、入札型、遺産相続型、黒塗り紙幣洗浄型及び金保管型等が確認されています。相手を信用させるために見せ金を見せたり、弁護士と称する人物を紹介したりするなど、年々手口も巧妙化しています。これらの被害は詐欺だけにとどまらず、犯人グループによる拉致監禁、身代金要求といった凶悪犯罪にまで及ぶことがありますので、関与しないように十分注意してください。

(6)テロ
 テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 防犯対策
(1)多額の現金は持ち歩かない。
(2)貴重品は肌身に付けて携行する。
(3)手荷物は絶対に手から離さない。
(4)路上ではオートバイ等によるひったくりがあるので、バッグは必ず道路と反対側に持つ。
(5)外出は出来る限り車を使用する。
(6)車中の、外から見える場所に貴重品は置かない。
(7)車に乗っている時には窓ガラスを開放せず、必ずドアをロックする。
(8)夜間に武装強盗が出没する可能性があるため、幹線道路の日没後から明け方までの運転は控える。日中でも周囲への注意を怠らない。
(9)首都モンロビア近郊の幹線道路でも夜間の運転は控える。
(10)タクシーの相乗りはしない。
(11)自宅、ホテルなどの出入りの際は、周囲に気を配り不審者の有無を確認する。また、侵入されないよう窓は出来る限り開放しない(窓・扉は常時施錠することが望ましい)。
(12)ホテルの部屋に貴重品を放置しない。
(13)ホテルの部屋への来訪者には十分に注意する。
(14)連絡出来る通信機器を常時携帯する。
(15)使用人を含む第三者に、不用意に行動予定を教えない。
(16)通勤、通学ルートは不定期に変更する。
(17)警備員の配置、番犬の配置、警備機器(監視カメラ等)の設置、身辺警護など検討をする。
(18)在リベリア日本国大使館(在ガーナ日本国大使館が兼轄)などから最新の情報を入手する。

 手続きや規則に関する最新の情報については、駐日リベリア共和国大使館(電話:03-3441-7720)に照会してください。

1 査証
 リベリアへの入国に際しては、入国査証(ビザ)の事前取得が必要です。必ず駐日リベリア共和国大使館若しくは第三国にあるリベリア大使館で目的に応じた査証をあらかじめ取得してください。

2 出入国審査
(1)入国の際は、出入国カード、パスポート(査証を含む)及びイエローカード(黄熱の予防接種証明書)をチェックされます。

 ア 黄熱の予防接種は、接種10日後から有効となることから、渡航予定日の10日前までに接種する必要があります。なお、WHOが10年であった黄熱予防接種証明書(イエローカード)の有効期間を、2016年7月11日より生涯有効に延長することを勧告したことに伴い、日本で発行された黄熱予防接種証明書も1回の接種で生涯有効となりました。リベリアにおいても、当初設定されていた有効期間が過ぎた証明書であっても有効として扱われます。しかしながら、他のアフリカ諸国では黄熱予防接種証明書の取り扱いについて、まだ生涯有効として取り扱っていない国もありますので、事前に入国を予定している国の大使館や総領事館に、証明書の取扱いについて確認しておくことをお勧めします。

 イ 入国時に、目的にかかわらず、30日若しくは60日の滞在を認めるスタンプを押印(注:滞在期間の日数は手書き)されますが、取得した査証の条件と一致しないことがあることに注意してください。

(2)出国の際は、出国カード、パスポート、搭乗券、黄熱予防接種証明書をチェックされた後、出国スタンプが押印されます。

3 外貨の持ち込み持ち出し
 外貨の持ち込みは、10,000米ドル相当額以内に制限されており、それを超える場合は申告が必要です。持ち出し額は7,500米ドル相当額以内に制限されています。なお、多額の現金を持ち込んだり、持ち出したりすることは、疑惑を与える可能性があるため注意が必要です。

1 公共施設(特に軍・公安関係施設)の写真撮影は、事前に許可を得る必要があります。また、一般の人や住居についても、無断で写真を撮ると相手の反感をかったり、金品を要求されたりする場合がありますので、十分注意することが必要です。

2 麻薬の使用、所持、売買、生産及び密輸は禁止されており、初犯であっても厳罰が科されます。

3 在留届の提出
 リベリアに3か月以上滞在する方は緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在ガーナ日本国大使館(リベリアを兼轄)に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき、またはリベリアから転出する(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届: http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めします。

4 「たびレジ」への登録
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者など)については、「たびレジ」ヘの登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録された方は、滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール、また、いざという時の緊急連絡などを受け取れます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 リベリアでは国民の約30%がキリスト教、約10%がイスラム教、そして約60%が伝統的宗教を信仰していると言われています。また、民族構成としては、クペレ族(20%)、バッサ族(16%)、ギオ族(8%)、クル族(7%)等16部族が存在すると言われています。

2 健康管理と医療事情
(1)マラリア(ハマダラカが媒介)
 一年を通じて感染者は発生しており、首都モンロビアでも感染する可能性はあります。リベリアのマラリアは致死率の高い熱帯熱マラリアであり、予防として、ハマダラ蚊が活動する夕方から明け方の外出を控え、外出するときはなるべく長袖・長ズボンを着用し、虫除けスプレー等蚊の忌避剤の使用を勧めます。近年、日本においても蚊よけ成分であるDEET30%の皮膚用の忌避剤が市販されており、持参を推奨します。さらに室内への蚊の侵入を防ぐために、窓に網戸を張り、窓を閉めてエアコンを使用してください。蚊取り線香、電気式蚊取り器や蚊帳も有効です。万一、38度以上の発熱があれば、マラリア感染を疑い、最寄りの医療機関を遅滞なく受診してください。渡航前に滞在の期間や形態を勘案し、予防薬服用の要否とその種類を旅行医学専門の医師に相談してください。予防薬はリベリア国内の薬局でも購入することができますが、偽薬の報道もあり、信頼の出来る薬局で購入して下さい。また、日本に帰国後に発熱があったときはマラリア感染の可能性も考慮し、感染症専門医のいる病院、もしくは地域の基幹病院を受診し西アフリカへの渡航歴があることを伝えることが重要です。

(2)黄熱
 リベリアは、黄熱流行国であり、WHOにより黄熱リスク国に指定されています。従って、リベリア入国の10日以上前までに必ず黄熱予防接種を受けて、黄熱予防接種証明書(イエローカード)を取得して入国することが必要です。

(3)狂犬病(犬、コウモリ等が媒介)
 狂犬病はウイルス疾患で主に犬などの動物が媒介しますが、動物に咬まれたり、引っ掻かれたりすると感染しますので、動物とは一定の距離をおいてください。感染すると神経に沿ってウイルスがひろがり、脳に感染が至ると、昏睡や死亡の原因となります。受傷後は創部を5分以上流水で洗浄・消毒し、すみやかに医療機関で受傷後ワクチンの接種を開始してください。

(4)エボラ熱
 エボラウイルスによる感染症であり、2014年に西アフリカ(主に、シエラレオネ、ギニア及びリベリア)で感染が拡大しました。2015年末に一度終息し、その後再発生しましたが、2016年3月に再度終息が宣言されました。その後、コンゴ民主共和国においては、2018年5月~7月に赤道州における流行、同年8月~2020年6月に北ギブ州、南ギブ州及びイツリ州における流行が発生し、2020年6月、赤道州において新たな流行が発生しています。今までのところ、リベリアの周辺国でのエボラ出血熱の感染者は確認されていませんが、エボラ出血熱は患者の血液、分泌物、排泄物などを介した感染力が強く、発症すると致死率が非常に高いため、感染を予防することが大切です。頻回の適切な手洗いや、エボラ熱(疑い含む)の患者・遺体・動物の血液・体液に直接触れないようにしてください。感染が疑われる場合は、すぐに地域の病院に相談してください。その後は不要な外出を控え、病院からの指示に従ってください。
 
(5)その他
 リベリアの医療レベルは、先進国と比較して厳しい水準と判断せざるを得ません。重篤な疾病や大けがの場合、国内での治療が困難であれば、医療先進国に緊急移送する必要があります。万一に備え、緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険へ加入しておくことをお勧めします。

3 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/liberia.html )において、リベリア国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 ◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

4 医薬品の持ち込み、持ち出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎在ガーナ日本国大使館(リベリアを兼轄)
 TEL:(市外局番030)2765060~1
  国外からは(国番号233)-30-2765060~1

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ガーナ日本国大使館(リベリアを管轄)
 住所:Dr.Hideyo Noguchi Street, West Cantonments Accra, Ghana
 電話:(市外局番030)2765060、2765061
  国外からは(国番号233)30-2765060、2765061
 FAX:(市外局番030)2762553
  国外からは(国番号233)30-2762553
 ホームページ:http://www.gh.emb-japan.go.jp/j/

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

page TOP