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モザンビーク
安全対策基礎データ

更新日 2022年07月28日

1 危険情報の概況
 モザンビークにおける危険情報については、「危険・スポット・広域情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_123.html#ad-image-0 )」をご確認ください。

2 防犯対策等
 在モザンビーク日本国大使館が在留邦人及び旅行者向けに作成した「安全の手引き(https://www.mz.emb-japan.go.jp/files/100327171.pdf )」の該当箇所をご確認ください。

3 テロ・誘拐
 モザンビークにおけるテロ・誘拐については、「テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_123.html )」をご確認ください。

手続きや規則に関する最新の情報は、駐日モザンビーク大使館(03-5760-6271~2)に確認してください。
※新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件・行動制限がとられていることがありますので、海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )等により事前に最新の情報をご確認ください。

1 査証
(1)入国にあたっては査証(ビザ)が必要です。駐日モザンビーク大使館にて滞在期間30日の一次査証、または滞在期間90日の数次査証の申請が可能です。ただし、滞在期間90日の数次査証の場合1回あたりの滞在期間が30日以内となっているため、同期間が30日を超える場合は、期間内に出国し、数次査証の有効期間内に改めて入国する必要がありますので注意してください。また、全ての査証は、発行日から60日以内に使用されない場合には無効となります。観光、家族・知人訪問、商用の滞在期間30日の一次査証に関しては、現地入国管理局にて最大90日間の滞在延長の申請が可能です。モザンビーク国内の国際空港、国境の入国管理事務所などで発給されているアライバルビザ(到着ビザ)に関しては、現在、自国または居住国にモザンビーク大使館がない渡航者のみが発給対象ですので注意してください。なお、査証取得の際にはパスポートの残存有効期間が180日以上であること及び査証余白が連続4ページ以上(見開き)あることが必要です。
(2)モザンビークでの長期居住許可(Dire)の申請には、日本の警察発行の無犯罪証明書(英文)が必要となりますので、日本国内で事前に取得することをお勧めします。

2 入国時
(1)入国には入国申請書 (空港到着時等に渡されます。)への記入が必要です。
(2)外貨の持ち込みは10,000米ドル(相当)まで申告不要ですが、それ以上は入国時に申告が必要です。また、モザンビーク貨10,000メティカル以上の持ち込みは申告が必要となります。
(3)税関検査は非常に厳しく、ほとんどの旅行者が検査を受けていますが、個人使用が目的であれば、以下の品目及び数量については免税での持ち込みが認められています。
 ・たばこ 200本、250g
 ・葉巻 50本
 ・蒸留酒(ウイスキー等)1リットル
 ・ワイン 2.25リットル
 ・香水 50ミリリットル
 ・オーデコロン 250ミリリットル
 ・その他の物品で価格が12,500メティカル 以下のもの
(4)新品のパソコンを持ち込む場合には、税関で申請が必要です。また、新品のデジタルカメラ等を持ち込む場合にはデポジットを請求されることがあります。
(5)医療用の麻薬(オピオイド(モルヒネ等)を含む鎮痛剤など)や向精神薬(ベンゾジアゼピン系物質を含む睡眠薬など)などの医薬品の持ち込みは、入国時に医師の処方箋(英語またはポルトガル語)が必要です。 
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては、後述の「風俗、習慣、健康等」の「7 医薬品の持ち込み、持ち出し」をご参照ください。

3 出国時
(1)土産品等の持出制限は以下のとおりです。
 ・カシューナッツは2キログラムまでは無許可で持ち出し可能。
 ・エビの持ち出しには検疫証明書が必要。
 ・民芸品、黒檀等は、税関審査官の判断によりますが、一般的な個人の土産品の範囲内であれば持ち出しが可能。
(2)外貨10,000米ドル(相当)まで申告不要ですが、それ以上の持ち出しは申告が必要です。また、モザンビーク貨10,000メティカル以上の国外持ち出しも申告が必要です。

4 手荷物検査場では、青色の制服が税関職員で、灰色の制服が警察官です。手荷物検査場で現金の持ち出し額等を確認する際、賄賂等を要求されることがありますので注意してください。モザンビーク政府は汚職撲滅運動を展開しており毅然とした対応が重要です。

1 滞在中は身分証明書(パスポート 等)の常時携帯が義務付けられています。

2 空港、駅、軍関連施設、大統領官邸、市場、港湾施設、刑務所などの治安上重要な施設やほとんどの公共物について写真撮影が禁止されています。

3 麻薬類の売買、使用は禁止されています。特に密輸については、取締りが厳しくなっています。

4 モザンビークでは国際運転免許証での運転は認められていません。歩行者よりも自動車が優先されており、交通マナーが非常に悪く、交通事故が頻発しています。運転する際はスピードを出し過ぎないように注意し、必ずシートベルトを着用してください。

5 都市部と主要幹線道路は舗装されていますが、大通りでも信号の故障や、道路の陥没が見られ、道路事情は良いとはいえません。

6 大統領官邸前を徒歩・自転車で通過することは禁止されています。大統領はじめ政府要人は、サイレンを鳴らした白バイや自動車に護衛されて移動します。移動時に遭遇した場合は、道路脇に寄って通行を妨げないように注意してください。また、高級ホテルに面した道路は政府要人の通行のため、しばしば通行止めとなり迂回が必要となることがあります。

7 シャパ(乗り合いバス)の中ではスリに遭う危険性が高く、無理な運転や整備不良を原因とする事故も発生しているため、やむを得ず利用する際は十分注意する必要があります。

8 タクシーは、メーター制ではないので、事前にホテル等で料金相場を確認することをお勧めします。また、タクシー利用の際は、可能な限り、流しのタクシーではなく、知人などから紹介された信用できる運転手を利用してください。

9 在留届
 モザンビークに3か月以上滞在する方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後住所または居所が決まり次第遅滞なく在モザンビーク日本国大使館に在留届を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、オンラインによる在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送によっても行うことができますので、在モザンビーク日本国大使館宛てに送付してください。

10 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、モザンビークで事件や事故、自然災害等が発生し、在モザンビーク日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 モザンビークの公用語はポルトガル語です。政府機関や主要ホテル、レストランでは英語も通じますが、日常生活においてはポルトガル語が必須です。また、首都マプトを含む南部地域ではシャンガーナ語などの部族語も多く話されます。モザンビークには、マクアロムエ族、シャンガーナ族等、43の部族が存在しています。宗教については、カトリック教徒が一番多く、次がイスラム教徒です。

2  かかり易い病気・怪我
(1)感染性胃腸炎:主に食事や飲み水、食器、不潔な手指などから経口で感染します。症状は、発熱、下痢、悪心、嘔吐、腹痛等が見られます。ホテル、レストラン等での外食を含め、食事前やトイレ使用後は良く手を洗う、生ものや加熱の不十分なものは摂取しない等の予防対策を行うことが重要です。
(2)マラリア:国内全域で年間を通じてマラリアに罹患する可能性があり、特に蚊が増える雨季には注意が必要です。主に夜間に活動するハマダラカ(蚊)に刺されることにより感染します。主な症状は発熱ですが、倦怠感、頭痛、筋肉痛、関節痛などを伴う事も多く、腹部症状や呼吸器症状が見られることもあります。肌の露出を避け、蚊の忌避剤を使うなど、蚊に刺されないように注意してください。
(3)狂犬病:国内全域で感染の危険があります。狂犬病の疑いのある動物に咬まれた場合には、直ちに傷口を石けんと流水でよく洗い、消毒器で消毒してください。その上で病院を受診し、ワクチン接種・治療等について相談してください。

3  感染症対策には破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎の予防接種が有効ですので、医師と相談の上検討してください。
 なお、黄熱については、モザンビークは感染する危険のある国ではないので予防接種は求められていませんが、周囲の黄熱汚染国から入国する場合、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められます。

4 新型コロナウイルス
 新型コロナウイルスに関する感染症危険情報が発出されていますので、外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

5 医療機関は公立及び私立の病院がありますが、医療レベルは決して高くないので、手術や輸血が必要な場合は、南アフリカなど医療レベルが比較的高い国での受診をお勧めします。なお、重病・重傷により緊急移送が必要な場合に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。

6「世界の医療事情」
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/mozanbiq.html )において、モザンビーク国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページも参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

7 医薬品の持ち込み、持ち出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省の次のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察:TEL:112
◎消防:TEL:21-322222       
◎救急車(以下の病院に直接連絡して救急車を要請する):Hospital Privado de Maputo(プライベート病院:マプト)
  TEL:21-493687
◎在モザンビーク日本国大使館:
  TEL:21-499819~20(国外からは国番号258を付ける)
(休館日及び時間外)
  TEL:84-4171150(国外からは国番号258を付ける)

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐・感染症関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047   
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4919   
○外務省海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在モザンビーク日本国大使館
  住所 : Av.Julius Nyerere, 2832, P.O.BOX 2494, Maputo, Mozambique
  電話 :21-499819~20(国外からは国番号258を付ける)
  ホームページ:https://www.mz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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