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モザンビーク
安全対策基礎データ

更新日 2020年08月14日

1 犯罪発生状況
 モザンビークでは、貧富の格差や経済情勢の悪化を背景に、一般犯罪が増加傾向にあり注意が必要です。特に都市部において、強盗、誘拐、性犯罪、住居侵入(空き巣含む)、車上狙い、スリ、置き引き、ひったくり、麻薬売買等が発生しています。犯行には、銃器やナイフ等の凶器が使用されることが多く、凶悪化が進んでいます。地方都市においても治安状況は悪化傾向にあり、日本人を含む外国人の被害が増加していますので十分注意が必要です。

(1)首都マプトにおいては、以前から注意が必要とされていたダウンタウン付近(バイシャ地区)や海岸通り及び高級ホテル付近だけでなく、ソマーシールド地区やポラナ地区といった高級住宅地及び商業地においても強盗事件が発生しています。

(2)発生時間は夜間だけでなく、日中の人通りのある場所でも発生しています。

(3)これまでに、モザンビークにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 日本人の被害例
(1)強盗
 ア 被害者が自宅(一軒家)のリビングでくつろいでいたところ、突然5~6人の男が玄関扉を破壊して住居内に侵入し、被害者の頭部を凶器で強打したうえ、足を銃で撃った後、身体を拘束した。強盗団は部屋を物色し、現金やパソコン、デジタルカメラ等の貴重品を奪い逃走した。

 イ ゲストハウスに宿泊中の被害者は、前日に知り合った外国人を自室に招き、二人で懇談した。懇談の際、被害者は何らかの手段により外国人に睡眠薬を飲まされ昏睡状態となった。夕方、ホテルの従業員が昏睡状態の被害者を発見し病院へ搬送。病院にて検査を行った結果、薬物(睡眠薬)反応が出たため、中和剤を点滴し意識が回復したものの、後日自室の荷物を検査したところ、現金、携帯電話、カメラ等の貴重品が無くなっていた。

(2)盗難
 現金をスーツケースに入れて施錠し、ホテルの自室に置いて外出、自室に戻ったらスーツケースの施錠が外されていた。中身を確認したところ、現金やパソコンなどの貴重品が無くなっていた。

(3)住居侵入
 ア 留守中に窓(鉄格子未設置)から侵入され、パソコンや変圧器等の電子機器が盗まれた。
 イ 留守中に鉄格子を外されて侵入され、金品を奪われた。

(4)スリ
 日中、公共交通機関の乗り合いバス(通称:シャパ)から、降車後ウエストポーチが開いていたため、すぐに中身を確認したところ、携帯電話を紛失していた。

(5)置き引き
 ア 空港のチェックインカウンターにて搭乗手続きをするため、貴重品の入ったリュックを数十秒足下に置いたところ、何者かによってリュックを盗まれた。

 イ ホテル敷地内、野外の喫煙スペースで喫煙中、バッグから視線を外した隙に、自分のバッグが別のバックにすり替えられており、パソコン、タブレット端末及び現金が盗まれた。

 ウ レストランにて昼食中、椅子の背もたれに掛けていたバッグが盗まれた。

(6)その他(警察官による恐喝等)
 ア 徒歩で自宅に戻る途中の坂道で3人の警察官から職務質問および所持品検査を受けた。自宅に戻り、荷物を確認したところ、現金と携帯電話が抜かれていた。

 イ 自動車で走行中、警察官に止められ身分証の提示を求められたため、携行していた日本国旅券を提示したが、ビザが偽造だと難癖を付けられ、移民局への連行を強要された。罰金として5000メティカルを支払えば移民局への連行を取りやめるとのことから、罰金を支払い解放された(その場で罰金を支払う規則はない)。

3 防犯対策
(1)強盗
 日中の人通りのある場所でも発生しているため、徒歩での移動は極力避け、自動車等を使用してください。やむを得ず徒歩で移動する場合は、必要以上の金品を持ち歩かないよう心掛け、強盗の標的になりやすい携帯電話やデジタルカメラ等は目立たないように携行してください。

(2)盗難
 全国のホテルで盗難事件が多発しています。外出中だけでなく朝食などで部屋を空けた際などに部屋のトランクやバッグから現金、電化製品などが盗まれる被害が発生しています。ホテルの部屋を空ける際は短時間でも貴重品等は置かず、携行するなどの対策をとってください(モザンビークのホテルではセーフティボックスも必ずしも安全ではありません)。
 車両を駐車し、車両から降りドアをロックする際、気付かないうちに半ドアにされ、持ち主が車両から離れている隙に車内が荒らされる事件が発生していますので、降車時は必ずドアがロックされていることを確認してください。

(3)自動車運転中の強盗被害
 多くの場合、夜間などの人通りが少ない時間帯に、交差点や自宅駐車場に入る際などの一時停止時に強盗被害が発生していますので、乗車したらドアをすぐにロックし、窓は開けないでください。また、乗り降りの際にも周囲に不審者がいないか十分注意してください。危険を感じた場合には、停止せずに走行し続けるか、最寄りの警察署へ一時立ち寄る等して安全を確認してください。

(4)住居侵入
 住居や会社への侵入強盗が増えています。警備員の配備、警報装置の設置、窓や寝室の扉への防護柵の設置等を行ってください。また、警備員や使用人が共犯者となる場合もあるため、鍵は渡さない、外出や外泊の行動予定は知らせない等の注意が必要です。

(5)スリ
 シャパ(乗合バス)に乗車中のスリ被害が多く発生しています。シャパ内は身動きができないほど混雑しており、携行品の防護は困難であるため、利用しないことをお勧めします。やむを得ず利用する場合は、必要以上の金品を持ち込まないようにしてください。

(6)置き引き
 荷物等は常に自分の身近に置き、目を離さないようにすることが必要です。特にホテル、レストランでの日本人の被害が増加しています。短時間であっても荷物から絶対に目を離さないでください。

(7)強盗被害に遭った場合の対応について
 強盗に遭遇し銃器やナイフ等で脅された場合は、生命の安全を第一に考え、抵抗せず相手の要求に従ってください。犯人が去った後、警察に通報するなどの事後処理を行ってください。

(手続きや規則に関する最新の情報は、駐日モザンビーク大使館(03-5760-6271~2)に確認してください。)

1 査証関係
(1)入国にあたっては査証(ビザ)が必要であり、駐日モザンビーク大使館にて滞在期間30日の一次査証、または滞在期間90日の数次査証の申請が可能です。ただし、滞在期間90日の数次査証の場合1回あたりの滞在期間が30日以内となっているため、数次査証を取得した場合は一度出国する必要がありますので注意してください。また、全ての査証は、発行日から60日以内に使用されない場合には無効となります。観光、家族・知人訪問、商用の滞在期間30日の一次査証に関しては、現地入国管理局にて最大90日間の滞在延長の申請が可能です。モザンビーク国内の国際空港、国境の入国管理事務所などで発給されているアライバルビザ(到着ビザ)に関しては、現在、自国または居住国にモザンビーク大使館がない渡航者のみが発給対象ですので注意してください。なお、査証取得の際にはパスポートの残存有効期間が180日以上であること及び査証余白が連続4ページ以上(見開き)あることが必要です。

(2)モザンビークでの長期居住許可(Dire)の申請には、日本の警察による無犯罪証明書(英文)が必要となりますので、日本国内で事前に取得することをお勧めします。

2 入国関係
(1)入国には入国申請書への記入が必要です。

(2)外貨の持ち込みは5,000米ドル(相当)まで申告不要ですが、それ以上は入国時に申告が必要です。また、モザンビーク貨10,000メティカル以上の持ち込みは申告が必要となります。

(3)税関検査は非常に厳しく、ほとんどの旅行者が検査を受けていますが、個人使用が目的であれば、以下の品目及び数量については免税での持ち込みが認められています。
 ・たばこ 250g
 ・蒸留酒(ウィスキー等)1リットル
 ・ワイン 2.25リットル
 ・香水 50ミリリットル
 ・オーデコロン 250ミリリットル
 ・その他の物品で価格が12,500メティカル(2020年4月現在12,500メティカル=約20,400円)以下のもの

(4)新品のパソコンを持ち込む場合には、税関で申請が必要です。また、新品のデジタルカメラ等を持ち込む場合にはデポジットを請求されることがあります。

(5)医療用の麻薬(オピオイド(モルヒネ等)を含む鎮痛剤など)や向精神薬(ベンゾジアゼピン系物質を含む睡眠薬など)などの医薬品の持ち込みは、入国時に医師の処方箋(英語またはポルトガル語)が必要です。 
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては、後述の「風俗、習慣、健康等」の「6 医薬品の持ち込み、持ち出し」を参照ください。

3 出国関係
(1)土産品等の持ち出し制限は以下のとおりです。
 ・カシューナッツは2キログラムまでは無許可で持ち出し可能。
 ・エビの持ち出しには検疫証明書が必要。
 ・民芸品、黒檀等は、税関審査官の判断によりますが、一般的な個人の土産品の範囲内であれば持ち出しが可能。

(2)外貨5,000米ドル(相当)まで申告不要ですが、それ以上の持ち出しは申告が必要です。また、モザンビーク貨10,000メティカル以上の国外持ち出しも申告が必要です。

4 手荷物検査場では、青色の制服が税関職員で、灰色の制服が警察官です。手荷物検査場で現金の持ち出し額等を確認する際、賄賂等を要求されることがありますので注意してください。モザンビーク政府は汚職撲滅運動を展開しており毅然とした対応が重要です。

1 滞在中は身分証明書(旅券等)の常時携帯が義務付けられています。

2 空港、駅、軍関連施設、大統領官邸、市場、港湾施設、刑務所などの治安上重要な施設やほとんどの公共物について写真撮影が禁止されています。

3 麻薬類の売買、使用は禁止されています。特に密輸については、取締りが厳しくなっています。

4 モザンビークでは国際運転免許証での運転は認められていません。歩行者よりも自動車が優先されており、交通マナーが非常に悪く、交通事故が頻発しています。運転する際はスピードを出し過ぎないように注意し、必ずシートベルトを着用してください。

5 都市部と主要幹線道路は舗装されていますが、大通りでも信号の故障や、道路の陥没が見られ、道路事情は良いとはいえません。

6 大統領官邸前を徒歩・自転車で通過することは禁止されています。大統領はじめ政府要人は、サイレンを鳴らした白バイや自動車に護衛されて移動します。移動時に遭遇した場合は、道路脇に寄って通行を妨げないように注意してください。また、高級ホテルに面した道路は政府要人の通行のため、しばしば通行止めとなり迂回が必要となることがあります。

7 シャパの中ではスリに遭う危険性が高く、無理な運転や整備不良を原因とする事故も発生しているため、やむを得ず利用する際は十分注意する必要があります。

8 タクシーは、メーター制ではないので、事前にホテル等で料金相場を確認することをお勧めします。また、タクシー利用の際は、可能な限り、流しのタクシーではなく、知人などから紹介された信用出来る運転手を利用してください。

9 在留届
 モザンビークに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在モザンビーク日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(ORRネット、https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めします。

10 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると、滞在先の最新の安全情報がメールで届き、緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 モザンビークの公用語はポルトガル語です。政府機関や主要ホテル、レストランでは英語も通じますが、日常生活においてはポルトガル語が必須です。また、首都マプトを含む南部地域ではシャンガーナ語などの部族語も多く話されます。モザンビークには、マクアロムエ族、シャンガーナ族等、43の部族が存在しています。宗教については、カトリック教徒が一番多く、次がイスラム教徒です。

2 滞在中は、以下の感染症に注意してください。
(1)マラリア:年間を通じて全国で患者が発生しています。主に夜間に活動するハマダラカ(蚊)に刺されることにより感染します。肌の露出を避け、蚊の忌避剤を使うなど、蚊に刺されないように注意してください。大都市以外に1週間以上滞在、する場合には、抗マラリア薬の予防服用が有効とされますが、必ず事前に専門医にご相談ください。

(2)経口感染症(コレラ、赤痢、A型肝炎等):ホテル、レストラン等での外食を含め、十分に加熱調理した食事やミネラルウォーターを摂取してください。また、飲食前の手洗いを励行してください。特に、例年雨季(10月~4月)には、コレラが流行しますので、モザンビークへの渡航・滞在を予定している方、及び既に滞在中の方は、在モザンビーク日本国大使館ホームページ等により、最新情報を随時確認の上、コレラの感染予防に努めてください。

(3)狂犬病:ペットの犬等には予防接種を励行してください。また、むやみに野犬や野生動物には触らないよう注意してください。

3 感染症対策には破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎の予防接種が有効ですので、医師と相談の上検討してください。
 なお、黄熱については、モザンビークは感染する危険のある国ではないので予防接種は求められていませんが、周囲の黄熱汚染国から入国する場合、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められます。

4 医療機関は公立及び私立の病院がありますが、医療レベルは決して高くないので、手術や輸血が必要な場合は、南アフリカなど医療レベルが比較的高い国での受診をお勧めします。なお、重病・重傷により緊急移送が必要な場合に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入するようお勧めします。

5 「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/mozanbiq.html )において、モザンビーク国内の衛生・医療情報等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページも参考にしてください。
◎感染症情報(https://www.forth.go.jp/

6 医薬品の持ち込み、持ち出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持ち込み、持ち出しの手続きについては厚生労働省以下のホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察:TEL:112
◎消防:TEL:21-322222       
◎救急車(以下の病院に直接連絡して救急車を要請する):
 Hospital Privado de Maputo(プライベート病院:マプト)
              TEL:21-493687
◎在モザンビーク日本国大使館:
 TEL:21-499819~20
  国外からは(国番号258)21-499819~20
 FAX:21-498957
  国外からは(国番号258)21-498957
 開館時間外:(開館日夜間):84-3258360、84-3258380
  国外からは(国番号258)84-3258360、84-3258380
       (休館日)  :84-4171150
  国外からは(国番号258)84-4171150

○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐・感染症関連を除く)(内線)2306   
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047   
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475   
○外務省海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在モザンビーク日本国大使館
 住所 : Av.Julius Nyerere, 2832, P.O.BOX 2494, Maputo, Mozambique
 電話 :21-499819~20
  国外からは(国番号258)21-499819~20
 FAX :21-498957
  国外からは(国番号258)21-498957
 ホームページ:https://www.mz.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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