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  4. コートジボワール

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1 犯罪発生状況等
(1)コートジボワールは,2011年の内戦後,順調に治安が回復していますが,2017年1月及び5月に中部の都市ブアケや商都アビジャン等で,軍兵士などが手当の支給等を求め,軍施設内や街頭で威嚇射撃や道路封鎖を行う等の騒動が発生しています。また,内戦中に氾濫した武器を使用した強盗事件等の凶悪事件が発生しています。
深夜の住宅侵入強盗,銀行から出てきたところや売上金の回収中を狙った強盗被害が多発しているほか,富裕層の住人の帰宅を待ち伏せし,銃器で脅迫して住宅に侵入し,家族全員を縛り上げるという荒っぽい手口も目立ちます。また,強盗犯に抵抗して射殺されるケースも発生しており注意が必要です。

(2)地方においては,一般強盗に加えて,道路封鎖強盗(木で道路をふさぎ,停止車両の乗客を銃器で脅して金品を強奪する手口)が多く発生しています。内戦終結後,地方においても治安機関の展開が進んでいるものの,未だに車両や銃器といった装備が十分に配備されていないことから,治安が完全にコントロールされるには至っていません。

(3)欧米人やアジア人は目立つ上,一般的に裕福だと認識されているので,日中であっても地元住民を対象とした市場等へは不用意に近づかない,夜間の外出は極力控える,外出時には必ず車両を使用するといった基本的な防犯対策を行ってください。また,交通マナーが非常に悪く,交通事故が多発していますので,バス等の利用は避け,自家用車や運転手付のレンタカー等を利用するようお勧めします。また,タクシーも運転手が仲間と組んで強盗を働く場合があるので注意が必要です。

(4)車内(特に外から見えるところ)にバッグ等の物を置いたまま車を離れると,車のドアや窓ガラスを壊され,物を盗まれることがあるので注意が必要です。また,路上に駐車する場合,職のない若者等が車の見張りをしてやると申し出ることが多く,見張りを頼んだ場合は,チップ(100CFAフラン(約20円)から200CFAフラン(約40円))を支払うことが習慣となっています。なお,車の見張り番を頼まなかったり,チップを支払わなかったりした場合は車にいたずらされるおそれがあるので注意が必要です。

2 テロの状況
(1)2016年3月,グランバッサムにおいて,マリを拠点とするイスラム過激派組織がビーチやホテルを襲撃し,外国人7名を含む計19名が死亡するテロが発生しました。西アフリカにおけるテロの脅威は増しており,今後も標的とされる可能性は排除できません。

(2)これまでに,コートジボワールにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが,近年,シリア,チュニジア及びバングラデシュにおいて日本人が殺害されたテロ事件や,英国,フランス,ドイツ,ベルギー,トルコ,インドネシア,フィリピン等,日本人の渡航者が多い国でもテロ事件が多数発生しています。このように,世界の様々な地域でイスラム過激派組織によるテロがみられるほか,これらの主張に影響を受けた者による一匹狼(ローンウルフ)型等のテロが発生しており,日本人・日本権益が標的となり,テロを含む様々な事件の被害に遭うおそれもあります。このような情勢を十分に認識して,誘拐,脅迫,テロ等に遭わないよう,また,巻き込まれることがないよう,海外安全情報及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め,日頃から危機管理意識を持つとともに,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

査証、出入国審査等

(手続きや規則に関する最新の情報については,駐日コートジボワール大使館(03-5454-1401/02)等に確認してください。)

1 入国審査
(1)入国には査証が必要です。駐日コートジボワール大使館における手続きのほか,「E-VISA」制度も開始しており,同サイトで査証申請及びクレジットカードによる決済などの手続きをあらかじめ済ませれば,アビジャン空港内に設置された査証コーナーで査証を取得することができます(www.snedai.ci/fr/ )。なお,入国目的が長期滞在であっても,最初から長期滞在査証を取得することは困難であり,短期滞在査証(3か月以内)で入国し,査証の有効期間内に更新するケースが多くあります。
(2)入国時には,黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が義務づけられています。入国前に必ず予防接種を行い,黄熱予防接種証明書を持参してください。検疫官が同証明書を確認した後に入国審査となります。

2 外貨の持込み,持出し制限
入国時の外貨持込み額に制限はありませんが,100万CFAフラン(約20万円)相当以上の持込みは税関に申告する必要があります。
外貨の持出し額は,在留外国人と非在留外国人とで限度額が異なり,在留外国人は200万CFAフラン(約40万円)相当,非在留外国人の場合は50万CFAフラン(約10万円)相当の外貨が限度額となっています。

3 通関
(1)嗜好品等の1人あたりの持込み制限は以下のとおりです。制限内であれば免税ですが,それ以上の持ち込みは関税が発生します。
ア 煙草類:煙草200本又は葉煙草150グラム又は葉巻25本。
イ アルコール類:アルコール飲料1リットル。
ウ 香水類:香水75グラム又は60ミリリットル(1瓶のみ)又はオードトワレ3/8リットル(0.375リットル,1瓶のみ)。香水類については,香水かオードトワレ一方のみで,かつ合計量ではなく1瓶のみとなっています。

(2)上述(1)以外の物で,滞在中の個人的使用品とみなされる物であれば,禁制品(麻薬類,ポルノ雑誌及び国の治安を害する政治的文書等)以外の持込み制限はなく,免税となります。ただし,個人的使用品と認められるためには,同一物品の個数を確認されたり,6か月以上前に購入した物品であることを証明する領収証等の提示を求められる場合があります。

(3)上述以外にも通関に関する規定が細かく定められており,実際の入国に際しては最新の情報を駐日コートジボワール大使館へご確認ください。

4 入国時のチェックは厳しく,原則としてすべての荷物を検査されます。特に麻薬の取締り及び処罰は厳格に行われており,空港周辺の道路,内陸の道路では治安機関等による車の荷物検査が行われていることから,検査を受けたときは,適切な対応が必要です。なお,空港ポーターが麻薬運搬人と組んで薬物の入った荷物を外国人の荷物に混入させて税関を通過させようとすることがあるため,自分のカートをよくチェックしておき,他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

滞在時の留意事項

1 3か月以上滞在する場合,短期滞在査証(3か月以内)を更新しなければなりません。更新時には,身分証明書の提示が必要です。身分証明書は国家身分認定局(ONI)に申請しますが,発給までに1週間から2週間程度かかります。2回目の更新から長期滞在査証(1年以内)の申請が可能ですが,長期滞在理由を証明する文書が必要となります。

2 コートジボワールに滞在する外国人は,パスポート等身分証明書の携帯が義務付けられています。警察等の検問の際に所持していないと,取調べのために身柄を拘束される可能性もありますので注意してください。

3 空港施設,軍施設,政府機関及び病院の写真撮影は禁止されています。

4 西アフリカは南米からヨーロッパへ至る薬物密輸ルートの中継点となっており,地元での薬物使用も広がっていることから薬物犯に対する取締りは厳しく,空港等で麻薬所持により検挙される周辺諸国の外国人が多数にのぼっています。

5 在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,「在留届」の提出が義務づけられており,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく在コートジボワール日本国大使館に在留届を提出してください。また,住所その他の届出事項に変更が生じたとき又は現地から転出するときは,必ずその旨を届け出てください。なお,在留届は,在留届電子届出システム(ORRネット,http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )による登録をお勧めします。また,郵送,FAXによっても届出を行うことができますので,在コートジボワール日本国大使館まで送付してください。

6 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行・出張者など)について,現地での滞在予定を登録していただけるシステムとして,2014年7月1日より,外務省海外旅行登録「たびレジ」の運用を開始しています(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。登録者は,滞在先の最新の渡航情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などの受け取りが可能ですので,是非活用してください。

風俗、習慣、健康等

1 一般的にコートジボワール人はプライドに関わる問題に敏感ですので,自尊心を傷付けないよう言動には注意が必要です。また,政治に介入するような言動は,厳に慎むべきです。

2 コートジボワールで発生している主な感染症としては,次のようなものがあります。その他,必要な予防接種等については,次の厚生労働省検疫所ホームページもあわせてご参照ください。
○厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp

(1)黄熱
黄熱は,ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。潜伏期間は3日~6日です。高熱,頭痛,出血性黄胆等の症状があり,致死率は高く,5%~50%です。 コートジボワールはWHOの定める黄熱感染リスク国であり,入国10日前までに黄熱予防接種を受け,黄熱予防接種証明書(イエローカード)を取得する必要があります。詳細は,次の検疫所のホームページをご参照ください。
○厚生労働省検疫所ホームページ「黄熱について」
 http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

(2)マラリア
同国は全域がマラリア流行国ですので,蚊にさされないために肌を露出しない服装をする等防蚊対策をとるとともに,夜間の行動には十分注意してください。また,滞在中及び旅行から帰って1か月以内に高熱が出た場合には,医療機関を受診し,必ずマラリア流行国に旅行した旨を説明して,マラリアの検査を受けてください。

(3)ハエウジ病
ハエの一種が洗濯物に卵を産みつけ,それを知らずに着ていると肌に付いた卵が皮膚の中に潜り込んで幼虫にかえり感染を起こすことがあります。予防法として,洗濯物を屋外に干さない,プールサイドで湿ったタオルを長時間身体に着けない,洗濯物にはアイロンをかけ卵を殺す等の注意が必要です。

(4)髄膜炎菌性髄膜炎
コートジボワールを含むサハラ砂漠の南部では乾季(12月~4月)に髄膜炎菌性髄膜炎が流行しますので,この間の渡航に当たっては,ワクチンの接種をお勧めします。アビジャン市内では2価(AC)ワクチンでよいと思われますが,北部の森林地区へ行かれる方は4価ワクチン(ACWY)の接種をお勧めします。同ワクチンは日本では未認可ですが,トラベルクリニックやパリのシャルル・ド・ゴール空港の医療センター等で接種することが可能です。

(5)その他
 長期滞在の場合には,腸チフス,A型肝炎,B型肝炎,ポリオ,破傷風の予防接種をお勧めします。コートジボワール国内の衛生状況は都市部においても悪く,感染症による下痢,胃腸炎に注意が必要です。また,一時的にコレラが流行することもあるので,食品や飲料水には注意が必要です。飲料水は市販のミネラルウォーターを利用し,ホテルやレストランであっても,氷水は控えてください。食事は野菜や肉は十分加熱調理したものを食べる,食品の保存に注意を払いましょう。さらに,住血吸虫症を防ぐために湖沼や河川には入らない等,基本的な日常生活における留意点を守ってください。

3 コートジボワールは,高温,多湿の気候であるため,住居では,蚊,ハエ,ゴキブリやカビ等への対策が必要です。

4 コートジボワールの医療レベルは,先進国と比較して厳しい医療水準と判断せざるを得ません。重篤な疾病や大けが等が発生し,国内での治療が困難な場合には,医療先進国に緊急移送する必要があります。万一に備え,緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険へ加入しておくことをお勧めします。
 国内の医療施設等の情報を含め,詳細については「世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/cote_d.html )」をご参照ください。

緊急時の連絡先

◎警察(国内共通):170,111
◎消防(国内共通):180
◎救急(国内共通):185
◎在コートジボワール日本国大使館(アビジャン)
電話:(市外局番なし)2021-2863/3043/3079/3081
(国外からは国番号225を付ける。)
FAX:(市外局番なし)2021-3051,2033-5001
(国外からは国番号225を付ける。)

問い合わせ先

(問い合わせ窓口)
○外務省
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311

領事業務関係総合窓口:
領事サービスセンター(内線)2902,2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5140

外務省海外安全ホームページ:
  http://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html(スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コートジボワール日本国大使館
  住所:Immeuble La Prévoyance, Batiment B, 2ème étage, Avenue Noguès, Plateau, Abidjian, Côte d'Ivoire
  電話:(市外局番なし)2021-2863,2021-3043,2022-1790
国外からは(国番号225)2021-2863/3043/3079/3081
  FAX:(市外局番なし)2021-3051,2033-5001
   国外からは(国番号225)2021-3051,2033-5001
  ホームページ:http://www.ci.emb-japan.go.jp/index_j.htm

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