1. ホーム
  2. 地図からの選択
  3. 安全対策基礎データ
  4. コートジボワール

コートジボワール
安全対策基礎データ

更新日 2020年10月29日

1 犯罪発生状況等
(1)コートジボワールは、2011年の内戦後、順調に治安が回復していますが、2017年1月及び5月に中部の都市ブアケや商都アビジャン等で、軍兵士等が手当の支給を求め、軍施設内や街頭で威嚇射撃や道路封鎖を行うなどの騒動が発生しました。最近では内戦中に氾濫した武器を使用した強盗事件等の凶悪事件が発生しています。
 深夜の住宅侵入強盗や、銀行から出てきたところや売上金の回収中を狙った強盗被害が多発しているほか、富裕層の住人の帰宅を待ち伏せし、銃器で脅迫して住宅に侵入し、家族全員を縛り上げるという荒々しい手口も目立ちます。また、強盗犯に抵抗して射殺される事案も発生しており注意が必要です。

(2)地方においては、一般強盗に加えて、道路封鎖強盗(木で道路をふさぎ、停止車両の乗客を銃器で脅して金品を強奪する手口)が発生しています。内戦終結後、地方でも治安機関の展開が進んでいるものの、いまだに車両や銃器といった装備が十分に配備されていないことから、治安が完全にコントロールされるまでには至っていません。

(3)欧米人やアジア人は目立つ上、一般的に裕福だと認識されているので、主に地元住民が利用する市場等へは、日中であっても不用意に近づかない、夜間の外出は極力控える、外出時には必ず車両を使用するといった基本的な防犯対策を行ってください。なお、タクシーは運転手が仲間と組んで強盗を働く場合があるので注意が必要です。

(4)車内(特に外から見えるところ)にバッグ等の荷物を置いたまま車を離れると、車のドアや窓ガラスを壊され、荷物を盗まれることがあるので注意が必要です。
 路上に駐車をする場合、職のない若者等が車の見張りをしてやると申し出ることが多くありますが、見張りを頼んだ場合は,チップ(100CFAフラン(約20円))から200CFAフラン(約40円))を支払うことが習慣となっています。なお、車の見張り番を頼まなかったり、チップを支払わなかったりした場合は車にいたずらされるおそれがあるので注意が必要です。

2 テロ・誘拐の状況
 コートジボワールにおいて、日本人・日本権益を直接標的としたテロや誘拐の脅威は現時点で確認されていませんが、2016年3月にグランバッサムに所在するビーチやホテルがマリを拠点とするイスラム過激派組織の襲撃を受け、外国人7名を含む19名が殺害されるテロ事件が発生したほか、2018年12月にはアビジャン市内の軍参謀司令本部及び西洋系ホテルの襲撃を計画していたテロリストがマリ、コートジボワールの治安当局によって逮捕される事案、2020年6月には、北東部国境軍・憲兵隊検問所がテロリストによって襲撃され、兵士10名が殺害される事件が発生しています。西アフリカにおけるテロの脅威は増しており、今後、日本人・日本権益がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページ及び報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

(手続きや規則に関する最新の情報については、駐日コートジボワール大使館(03-5454-1401/02)等に確認してください。)

1 入国審査
(1)入国には査証が必要です。駐日コートジボワール大使館における手続きのほか、「E-VISA」制度があります。E-VISAを利用する場合、関係サイト(https://snedai.com/e-visa/ )で査証申請及びクレジットカードによる決済などの手続きをあらかじめ済ませれば、アビジャン空港内に設置された査証コーナーで査証を取得することができます。なお、入国目的が長期滞在であっても、最初から長期滞在査証を取得することは困難であり、短期滞在査証(3か月以内)で入国し、査証の有効期間内に更新する必要があります。

(2)入国時には、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が義務づけられています。入国前に必ず予防接種を行い、黄熱予防接種証明書を持参してください。検疫官が同証明書を確認した後に入国審査となります。

2 外貨の持込み、持出し制限
 入国時の外貨持込み額に制限はありませんが、100万CFAフラン(約20万円)相当額以上の持込みは税関に申告する必要があります。
外貨の持出し額は、在留外国人と非在留外国人とで限度額が異なり、在留外国人は200万CFAフラン(約40万円)相当額,非在留外国人の場合は50万CFAフラン(約10万円)相当額の外貨が限度額となっています。
 アビジャン国際空港における税関申告の受付は、入国時は預け荷物を受け取るターンテーブルから空港ロビーへ通じる出口手前に、出国時は1階各航空会社のチェックインカウンターから2階への階段に通じる通路にあります。受付には税関申告の案内表示がないのみならず、入国時の受付は受付台やテーブルもなく、大型X線スキャナーの脇に制服を着た税関職員が待機しているのみです。一見するとどこに申告するのかわかりにくいので、必要な場合は直接税関職員に確認の上、申告してください。
 昨今、レバノン人や中国人が大量の外貨を携帯して出国を試みる事案が頻発しており、逮捕事案にもなっています。アジア人が多く搭乗する便は、より検査が厳しくなっておりますので、外貨持出しの限度額には十分注意してください。

3 食物検疫
 販売目的の食料品、薬品の持込みは、事前許可が必要となっています。事前許可を得ていない販売目的の持込みが疑われる場合は、別室にて検査を受けることとなり、検査料や罰金を求められることがあります。
 個人消費用の食料品、薬品は検疫の対象外ですが、制度を十分に理解していない食物検疫の担当者が、X線スキャナーで確認した少量の食料品の持込みにも検査料を請求するケースが見られます。
 まずは、商用と誤解されるような食料品、薬品の大量持込みを避けるとともに、検査を求められた際は、個人消費用の持込みであることをしっかり主張することが必要です。

4 民芸品
 当地おいては木材資源の管理が強化され、木材の持出しには厳しい制限が課されています。お土産として購入された木製民芸品の持出しについては、政府の指定場所(アビジャン市内市民博物館等)で事前の申告と持出し料の支払いが求められます。出国審査のX線検査において、未申告の木製民芸品が発見された場合は、罰金等の処罰を受けますのでご注意ください。

5 通関
(1)嗜好品等の1人あたりの持込み制限は以下のとおりです。制限内であれば免税ですが、それ以上の持込みは関税が発生します。
ア 煙草類:煙草200本、葉煙草150グラム又は葉巻25本。
イ アルコール類:アルコール飲料1リットル。
ウ 香水類:香水75グラム若しくは60ミリリットル(1瓶のみ)又はオードトワレ3/8リットル(0.375リットル,1瓶のみ)。(香水類については、香水かオードトワレ一方のみで、かつ合計量ではなく1瓶のみです。)
エ チョコレート500g

(2)上述(1)以外の物で、滞在中に個人的に使用するものとみなされる場合には、禁制品(麻薬類、ポルノ雑誌及び国の治安を害する政治的文書等)以外の持込みに制限はなく、免税となります。

(3)上述以外にも通関に関する規定が細かく定められており、実際の入国に際しては最新の情報を駐日コートジボワール大使館にご確認ください。

6 入国時の荷物チェックは厳しく、原則としてすべての荷物が検査され、特に麻薬の取締り及び処罰は厳格に行われます。(入国後も、空港周辺の道路では治安機関等による車の荷物検査が行われています)。なお、空港ポーターが麻薬運搬人と組んで薬物の入った荷物を外国人の荷物に混入させて税関を通過させようとすることがあるため、自分のカートをよくチェックしておき、他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

1 3か月以上滞在する場合、短期滞在査証(3か月以内)を更新しなければなりません。更新時には、身分証明書の提示が必要です。身分証明書は国家身分認定局(ONI)に申請しますが、発給までに1週間から2週間程度かかります。

2 コートジボワールに滞在する外国人は、パスポート等身分証明書の携帯が義務付けられています。警察等の検問の際に所持していないと、取調べのために身柄を拘束される可能性もありますので注意してください。

3 空港施設、軍施設、政府機関及び病院の写真撮影は禁止されています。

4 西アフリカは南米からヨーロッパへ至る薬物密輸ルートの中継点となっており、地元での薬物使用も広がっていることから薬物犯に対する取締りは厳しく、空港等で麻薬所持により検挙される周辺諸国の外国人が多数にのぼっています。上述のとおり、自分の荷物はよく確認しておき、他人の荷物を入れられないように注意することが必要です。

5 交通マナーが非常に悪く、交通事故が多発していますので、どんなに注意していても事故が発生してしまう場合があります。その際は、落ち着いて処理にあたり、負傷者等を救護すると共に警察への通報を行ってください。

6 在留届
 コートジボワールに3か月以上滞在される方は緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく在コートジボワール日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき、又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く際には、必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届:http://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、FAXによっても届出を行うことができますので、在コートジボワール日本国大使館まで送付してください。

7 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期滞在の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」ヘの登録をお願いします(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は,滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、コートジボワールで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在コートジボワール日本国大使館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受取先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 コートジボワールで発生している主な感染症としては、次のようなものがあります。必要な予防接種等については、次の厚生労働省検疫所ホームページもあわせてご参照ください。
○厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp

(1)黄熱
 黄熱は、ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。潜伏期間は3日~6日です。高熱、頭痛、出血性黄胆等の症状があり、致死率は高く、5%~50%です。 コートジボワールはWHOの定める黄熱感染リスク国であり、入国10日前までに黄熱予防接種を受け、黄熱予防接種証明書(イエローカード)を取得する必要があります。詳細は、次の検疫所のホームページをご参照ください。
○厚生労働省検疫所ホームページ「黄熱について」
 http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html

(2)マラリア
 コートジボワールは全域がマラリア汚染地域ですので、蚊にさされないために肌を露出しない等防蚊対策をとるとともに、蚊の活動が活発になる夜間の行動には十分注意してください。また、滞在中又は出国から1か月以内に高熱が出た場合には、医療機関を受診し、必ずマラリア流行国に渡航した旨を説明して、マラリアの検査を受けてください。

(3)ハエウジ病
ハエの一種が洗濯物に卵を産みつけ、それを知らずに着ていると肌に付いた卵が皮膚の中に入り込んで幼虫にかえり感染症を起こすことがあります。予防法として、洗濯物を屋外に干さない、プールサイドで湿ったタオルを長時間身体に着けない、洗濯物にはアイロンをかけ卵を殺す等の対策が必要です。

(4)髄膜炎菌性髄膜炎
コートジボワールを含むサハラ砂漠の南部では乾季(12月~4月)に髄膜炎菌性髄膜炎が流行しますので、この時期の渡航に当たっては、ワクチンの接種をお勧めします。アビジャン市内では2価(AC)ワクチンでよいと思われますが、北部の森林地区へ行かれる方は4価ワクチン(ACWY)の接種をお勧めします。同ワクチンは日本では未認可ですが、日本国内のトラベルクリニックやパリのシャルル・ド・ゴール空港の医療センター等で接種することが可能です。

(5)その他
 長期滞在の場合には、腸チフス、A型肝炎、B型肝炎、ポリオ、破傷風の予防接種をお勧めします。コートジボワール国内の衛生状況は都市部においてでも悪く、感染症による下痢及び胃腸炎に注意が必要です。また、一時的にコレラが流行することもあるので、食品や飲料水には注意が必要です。飲料水は市販のミネラルウォーターを利用し、ホテルやレストランであっても、氷水は控えてください。野菜や肉は十分に加熱調理し、食品の保存に注意して下さい。さらに、住血吸虫症を防ぐために湖沼や河川には入らない等、日常生活における留意点を守ってください。

2 コートジボワールは、高温多湿の気候であるため、住居では、蚊、ハエ、ゴキブリやカビ等への対策が必要です。

3 コートジボワールの医療水準は、先進国と比較して低いと判断せざるを得ません。重篤な疾病や大けがの場合、国内での治療が困難であれば、医療先進国に緊急移送する必要があります。万一に備え、緊急移送を含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入することをお勧めします。
 コートジボワール国内の医療施設等の情報を含め、詳細については「世界の医療事情(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/cote_d.html )」をご参照ください。

4 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては以下の厚生労働省ホームページをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

◎警察(国内共通):170、111、110
◎消防(国内共通):180
◎救急(国内共通):185
◎在コートジボワール日本国大使館(アビジャン)
電話:(市外局番なし)27-2021-2863/3043
(国外からは国番号225を付ける。)
FAX:(市外局番なし)27-2021-3051
(国外からは国番号225を付ける。)

○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)3680
○領事局政策課(感染症関連)(内線)4475
○海外安全ホームページ:  
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在コートジボワール日本国大使館
  住所:Immeuble La Prévoyance, Batiment B, 2ème étage, Avenue Noguès, Plateau, Abidjian, Côte d'Ivoire
  電話:(市外局番なし)27-2021-2863、27-2021-3043、27-2022-1790
   国外からは(国番号225)27-2021-2863/3043、27-2022-1790
  FAX:(市外局番なし)27-2021-3051
   国外からは(国番号225)27-2021-3051
  ホームページ:https://www.ci.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

page TOP