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アラブ首長国連邦
安全対策基礎データ

更新日 2021年07月02日

1 一般犯罪
 アラブ首長国連邦(以下、UAE)の治安状況は比較的安定していると言われているものの、一般犯罪に関しては、明確な統計は公表されていません。報道されている限りでは、女性や子供を対象としたわいせつ事案、犯罪集団による強盗事案等が散見されるほか、高級住宅地の戸建て家屋を対象とした強盗殺人事件等の発生もみられます。また、観光客が多い場所ではスリが多発しています。薬物の密輸事案の摘発、薬物の所持、使用に関する摘発例も発生しています。
 近年では、SNS等を通じた詐欺被害の発生が多く、当局が被害防止のための啓発を行っています。
 国際ロマンス詐欺としてSNSやインターネットの交流サイト等で知り合った人が言葉巧みに恋愛感情を利用して、日本に渡航するための費用借用を申し出た上で、国際送金サービス(日本国内であれば郵貯等)で送金させ、その後連絡が取れなくなる事案が報告されています。
 また、政治的結社、王族批判、債務不履行、婚姻関係にない男女の性的関係、女装、無許可の募金活動、自殺未遂、相手の承諾を得ない写真(動画)撮影等、日本では必ずしも犯罪とされていない行為が当国では犯罪として規定されていますので、注意が必要です。

2 テロ・誘拐情勢
 テロ・誘拐情勢(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_042.html )をご確認ください。

3 安全の手引き
 在外公館が作成した「安全の手引き」をご参照ください。
(1)在ア ラ ブ 首 長 国 連 邦 日 本 国 大 使 館(https://www.uae.emb-japan.go.jp/anzen%20no%20tebiki%20201602.pdf
(2)在ドバイ日本国総領事館(https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/newhp/Safetymanual2021.pdf

 手続きや規則に関する最新情報については、駐日アラブ首長国連邦大使館(電話:03-5489-0804)等にお問い合わせください。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、入国制限措置や入国に際しての条件、行動制限措置がとられることがありますので、在アラブ首長国連邦日本大使館(https://www.uae.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Covid-19.html )や在ドバイ日本国総領事館(https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/itpr_ja/visa_top.html )のホームページの新型コロナウイルス関連、外務省ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html )など最新の情報を事前にご確認ください。

1 査証(ビザ)
(1)日本人は、観光や親族訪問、短期商用等の短期滞在目的に限り、事前の査証取得なしでの入国が認められており、 2021年2月現在、入国時には有効期間30日の一次有効のオンアライバルビザが無料で発給されています。30日の後10日間は、滞在を延長するか滞在資格を居住ビザに変更するための手続きのため、猶予期間が付与されます(合計40日間オンアライバルビザで滞在可能)。この扱いは入国する空港によって差異はありません。許可された日数を超えた滞在(いわゆるオーバーステイ)にならないように十分ご注意ください。また、このオンアライバルビザは延長が可能です(延長日数を含め、一度の滞在で滞在可能な日数は計60日間で、延長手続きは市内の移民局で行う必要があります)。
(2)就業目的や長期滞在目的の場合には、事前もしくは到着後速やかに査証(UAE Residence Visa)を取得する必要があります。
(3)所持旅券の有効期間(残余期間)が6か月未満の場合、入国を拒否される可能性がありますのでご注意ください。

2 外貨申告
 外貨および現地通貨の持込み・持出しに制限はありませんが、40,000ディルハム(相当額の外貨)やトラベラーズチェックを持ち込む場合には、申告を行う必要があります。

3 通関
(1)空港での荷物検査は、テロリスト対策もあり、常に厳しく実施されており、手荷物を含めすべてX線検査を受けなければなりません。
(2)フィルム、ビデオテープ、DVDおよび書籍等でイスラム教の戒律に反する物品は、没収されます。特にビデオテープ、DVD等は、すべて検査の対象で、検査には1週間程度を要します。なお、問題が無い場合は、持ち主に返却されますが(その際は、持ち主または代理人が直接税関で受領します)、問題がある場合は、没収、若しくは持ち主が送付元に返送することが求められます(悪質な場合は逮捕に至る場合もあります)。
(3)免税で持ち込みが認められている主な物品は、次のとおりです。
ア アルコール類:合計4Lまで(ただし、缶ビールは、24缶まで。※6缶で1L)
イ 紙巻きたばこ:400本まで(2カートン)
ウ 葉巻:400本まで
(4)個人使用目的の医薬品は、3ヶ月分の持ち込みが可能ですが、睡眠薬や抗精神病薬等、一部の薬品についてはUAE保健省(Ministry of Health)に事前申請・登録が必要です。対象となる薬品については、同省ホームページ等にてご確認ください。
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては、厚生労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html )をご確認ください。
(5)ラマダン(断食月)中に限っては、一切のアルコール類の持ち込みが禁止されます。

1 写真撮影の制限
 軍事施設、経済インフラ施設(石油施設、発電施設など)、橋梁、政府関連の建物、外交団施設、空港内外およびイスラム教礼拝所内部、さらには政府高官の私邸であっても、許可のない撮影は禁止されています。違反者は身柄を拘束される可能性もあります。なお、報道関係者は、入国日を基準として審査期間3週間以上の余裕をもって大統領官房省の対外情報局(External Information Department、 Ministry of Presidential Affairs)に必要事項を事前申請し、取材許可を得る必要があります。
 ドローンの使用にあたっては、当局からのライセンスの取得義務、高度規制(120mまで)、使用可能区域等に関する規制があります。

2 各種取締法規に関する留意事項
(1)麻薬
 麻薬や覚せい剤等の所持、販売および使用は違法行為であり、違反者に対しては、死刑が科せられる場合もあります。また、空港において麻薬所持の容疑で逮捕される事案も多々あります。例えば、個人の常備薬(粉薬)でさえも、規制対象品であれば没収されることもありますので、UAE国内に持ち込み可能な薬物等について、事前に駐日アラブ首長国連邦大使館に照会することをお勧めします。
(2)政治活動
 政治活動は許可制です。
(3)銃器
 銃器の所持は、基本的に認められていません。
(4)その他
ア 売・買春、ポルノ類の所持および賭博等は違法行為です。
イ UAEの女性に対し、不敬な声を掛けるような行為を行う者には、身柄拘束、国外退去等の厳しい処分が科せられます(例えば、黒いアラブの民族衣装をまとった女性に対し、安易にカメラを向けたり、話し掛けたりしないよう注意が必要です)。

3 交通事情
(1)車両は右側通行で、道路標識は日本とほぼ同じです。道路舗装率は高いものの、主要道路以外では夜間照明設備が少なく、また、市中心部以外は、砂漠に囲まれている上、ラクダ、山羊、牛などの家畜が道路を横断するので注意が必要です。
(2)スピード違反、急な車線変更、無理な追い越し等、交通規則を無視した運転、歩行者の急な飛び出しなどによる交通事故が多発しています。なお、罰則規定は首長国ごとに違いますが、大抵の場合、多額の罰金が科せられます。
(3)タクシーが普及しており、メーター制で料金も明確で一般的に利用上の問題はありませんが、助手席に座った客に対する性的嫌がらせ、近距離利用客の乗車拒否、乱暴運転等の事例が報告されています。
(4)飲酒運転は違法であり、厳しく処罰されます。また、運転中助手席に幼児が座ることを禁止しています。

4 その他
 イスラム教では、金曜日が集団礼拝の日とされており、その際、モスク等宗教施設等を狙ったテロや襲撃が行われる可能性は排除できませんので、特に金曜日には不用意に宗教施設等に近づかないようにしてください。

5 在留届の提出
 アラブ首長国連邦に3ヶ月以上滞在される方は、緊急時の連絡等に必要ですので、到着後、遅滞なく「在留届」を提出してください。在留届の届出は、オンラインの在留届電子届出システム(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )からできます。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には、在留届電子届出システムにて、その旨を届け出てください。

6 「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると、滞在先の最新の安全情報がメールで届き、緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので、併せてご活用ください。

1 慣習
 ドバイやアブダビは比較的自由な気風がありますが、イスラム教の戒律が守られているので、居住者はもとより短期滞在者(出張者、旅行者)も、現地の風俗、習慣を尊重することが必要です。
(1)自宅およびレストラン、バー等の指定された場所以外での飲酒、酩酊は違法です。
酒類の購入の際、ドバイでは短期滞在者は旅券の提示を、在住者は許可証(リカー・パーミット)が必要です(2019年末頃から、アブダビおよびその他北部首長国(シャルジャ首長国を除く)では、原則、購入のための許可証は不要)。また、飲酒は、ホテル内のレストラン、バー等において可能ですが、飲酒に伴うトラブル等警察に拘束される事案が散見されますので、十分ご注意ください。
(2)肌を露出した服装は男女問わずなるべく避けてください。場所によっては入場を断られたり、注意されたりする場合があります。地方では女性が露出度の高い服装をしていると、いやがらせを受ける事案も起きています。
(3)外国人による駐車中の車内や公共の場所での抱擁やキス、相手を侮辱するしぐさ等の行為が摘発され、裁判で懲役などの実刑判決を受ける事案が発生しています。
(4)婚姻証明書等で婚姻関係を証明できない男女によるアパート同居、ホテルでの同室宿泊等を行った場合も、処罰の対象となる可能性があります。また、シャルジャ首長国では、外国人を含め、飲酒や女性による肌を露出した服装を禁止している等、一般的に規制が厳しい傾向にありますので注意してください。
(5)ラマダン(断食月)中は、夜明け前の礼拝の呼びかけ前から日の入りまでの間、人目につく場所での飲食や喫煙は慎んでください。

2 衛生
 水道水は飲用に適さないので、市販のミネラル・ウォーターをご利用ください。また、酷暑・高湿度期は食品の安全性に注意が必要です。

3 病気
(1)年間平均気温・湿度が高く、酷暑に見舞われる期間も長いため、日常の健康管理に留意して体力を維持することが必要です。また、水分を多く摂取することが勧められます。
(2)UAEにおいて、中東呼吸器症候群(MERS)とよばれる新種のコロナウイルスによる感染例が報告されています。感染予防としては、手をよく洗う、十分に加熱されていない食品は摂取しない、咳やくしゃみの症状がある人との接触を避ける等、一般的な衛生対策の励行をお勧めします。また、動物との不用意な接触は避けることをお勧めします。ラクダは感染源である可能性が高いとされているため、ラクダとの接触や未殺菌のラクダ乳の摂取は大変危険です。MERSに関しては、感染症広域情報(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C062.html )を発出し、最新の流行状況や感染予防について注意喚起を行っていますので、ご参照ください。
(3)特に風土病はなく、渡航に際しての予防接種の必要はありませんが、東南アジアやアフリカ等からの長期滞在者が多いため、肝炎、寄生虫症、結核などの感染症に対する注意が必要です。

4 医療
(1)都市ではある程度医療施設も整備されていますが、それでも日本と同じような対応は期待できません。特に専門医の対応が必要な疾病の場合は、同国では対応できないため、日本に移送する事案も起きていますので、海外旅行保険への加入をお勧めします。
(2)「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/nm_east/emirates.html 」において、UAE国内の衛生・医療事情等を案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
その他、必要な予防接種等については、厚生労働省検疫所ホームページ(http://www.forth.go.jp/ )を参考にしてください。

◎警察:TEL 999(国内共通)
◎救急:TEL 998(アブダビ首長国、フジャイラ首長国および東海岸のシャルジャ首長国の飛び地であるコールファッカン市)
   :TEL 999(その他の地域は警察と同番号)
◎消防:TEL 997(国内共通)
◎沿岸警備隊:TEL 996(国内共通)
◎病院:TEL   
 ・BULJEEL HOSPITAL TEL:+971(0)2-5085555(アブダビ首長国)
 ・HOSPITAL FRANCO-EMIRIEN  TEL: +971(0)2-626-5722(アブダビ首長国)
 ・AL NOOR HOSPITAL  TEL: +971(0)2-6265265(アブダビ首長国)
 ・さくらクリニック TEL: +971(0)4-4452875(ドバイ首長国)(日本語対応可)
 ・AMERICAN WELLNESS CENTER TEL: +971(0)55-9189701(ドバイ首長国)(日本語対応可)
 ・RASHID HOSPITAL  TEL: +971(0)4-2192000(ドバイ首長国)
 ・AL MAKTOUM HOSPITAL  TEL: +971(0)4-2221211(ドバイ首長国)

外務省
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311
(問い合わせ窓口)
○領事サービスセンター(内線)2902、2903
(関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)5145
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局政策課(感染症関連)(内線)5367
○海外安全ホームページ:
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (携帯版)

(現地大使館連絡先)
○在アラブ首長国連邦日本国大使館
 住所:Abu Dhabi, United Arab Emirates (P.O. Box 2430)
 TEL:(市外局番02)4435696
    国外からは(国番号971)-2-4435696
 FAX:(市外局番02)4434219
    国外からは(国番号971)-2-4434219
 ホームページ:http://www.uae.emb-japan.go.jp/index_j.htm

○在ドバイ日本国総領事館
 住所:28th Floor, Dubai World Trade Centre Building, Dubai, United Arab Emirates. (P.O. Box 9336)
 TEL:(市外局番04)2938888
    国外からは(国番号971)-4-2938888
 FAX:(市外局番04)3319292
    国外からは(国番号971)-4-3319292
 ホームページ:http://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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