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  4. バングラデシュ

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

犯罪発生状況、防犯対策

1.総論
(1)一般治安情勢
 バングラデシュでは,銃器を使用した殺人,強盗事件等の凶悪事件や,違法銃器の押収事案が連日のように発生しています。

(2)政治問題に起因する治安情勢
 2014年1月5日の総選挙前後には,全国規模のゼネラル・ストライキ(ハルタル)が頻繁に実施され,特にダッカ市内の治安が悪化しました。2015年には,野党による全国規模のハルタルや道路封鎖が実施され,治安当局と政党関係者らによる衝突が各地で発生し,多数の死傷者が出る事態となりました。
 また,縫製工場等の労働者が待遇改善,賃金の引き上げを要求する抗議活動を行い,車両に対する投石や放火事件も発生しており,邦人が被害を受ける事件も発生しています。
 さらに,過去の戦争犯罪判決を巡り,野党によるハルタルや抗議集会が実施されており,最近では大きな混乱は生じていませんが,引き続き注意が必要です。

(3)テロ情勢
 バングラデシュでは,2015年9月,首都ダッカ市内グルシャン2地区において,イタリア人男性が銃殺される事件が発生したほか,10月には北西部のロングプールにて邦人男性が銃殺される事件が発生しました。さらに,この邦人殺害事件以降,宗教関係者・施設,警察などを対象としたテロ事件が次々と発生しました。
 そのような中,2016年7月1日,ダッカ市内グルシャン2地区に所在するレストランにて,数名の武装集団が日本人7名を含む20名(うち18名が外国人)以上を殺害,多数が負傷する凄惨な襲撃テロ事件が発生しました。いずれも事件発生後,「ISIL(イラク・レバントのイスラム国)バングラデシュ」を名乗る組織が犯行声明を出しました。同声明の中で,イスラム諸国における外国人に対するさらなる攻撃の可能性を示唆しています。
 こうした状況を受け,治安当局はイスラム過激派組織の拠点に対する摘発を実施し,各所に検問所を設置するなど,テロ対策が進められているものの,上記襲撃テロ事件以降も,イスラム過激派は様々なメディアを通じ複数回にわたりテロを扇動するメッセージを発出するなどしており,依然としてバングラデシュ全土にテロの脅威が認められ,最大限の注意を払う必要があります。

2.各論
(1)一般治安情勢
 早朝または夕刻から深夜の時間帯において強盗事件が多発しています。特に2014年は外国人が多く居住しているグルシャン,ボナニ,バリダラ各地区において,リキシャ(三輪自転車タクシー)乗車中の外国人を狙ったと見られる強盗等が頻発しました。警察により複数の強盗団が検挙されましたが,現状の治安情勢を踏まえれば,移動にあたっては可能な限り車を使用するなど,細心の注意が必要です。特に近年,ダッカ市内では銃器を使用した殺人や強盗等の事件が急増しており,邦人旅行者や出張者などの短期滞在者が人的被害を受ける強盗事件も多数発生していますので,渡航・滞在にあたっては十分な注意が必要です。
 近年,邦人が被害にあった主な事件の概要は次のとおりです。
○夜間,在留邦人女性がリキシャ乗車中に,右側後方から接近してきた乗用車の助手席に乗っていた男に,ななめ掛けしていたバッグを追い越し際にひったくられた。同女性はリキシャから落下し,そのまま数十メートル引きずられ負傷した。
○日中,男性旅行者がダッカ市内を歩いていたところ,英語で話しかけてきた者に誘われ,昼食を共にしたが,食事に睡眠薬が混入されていたため,同旅行者は意識を失い所持品等を全て持ち逃げされた。
○夜間,在留邦人男性がオート・リキシャに乗車していたところ,後ろから突然バイクで近づいてきた二人組に鋭利な刃物で刺され重傷を負った。
○夜間,在留邦人男性が乗車する車両が数名の強盗団に襲撃され,鋭利な刃物で刺され重傷を負い,所持品等全てを奪われた。
○日中,日系企業関係者が車両で市内を移動中,踏切の直前で停車していたところ,電車から投石され,車両の窓ガラスを割られた。
○日中,日系企業関係者が銀行から職員の給与を引き出し,車両にて市内を移動中,信号待ちのため停車していたところ,数名の強盗団に銃撃され,車内にあった現金を強奪された。

【防犯対策】
 一般犯罪に対する防犯対策については,以下の点を心掛けて下さい。
○安全の3原則「目立たない,行動を予知されない,用心を怠らない」を厳守する。
○夜間や早朝にリキシャ,CNG(三輪タクシー)にはできるだけ乗らないようにする。
○強盗被害にあった際には抵抗しない(犯人は銃器やナイフを持っている可能性がある)。
○人通りの少ない場所や外灯のない暗い道路は避ける。
○不審な行動をする人,車両(何度も同じところを行き来する,長時間同じ場所に停車している等)に注意する。
○車両を利用する際は,常時ドアをロックする。
○信号待ち,踏切待ちで停車する時間を短くするよう速度を調整し,停車する際は不測の事態に備え,直ぐにその場を離れることができるよう,車間距離を開けるなど前方にスペースを確保する。
○外食,買い物の際,迎えの車両を待つ間も店舗敷地内で待機し,道端にいる時間をできるだけ少なくする。
○バッグは道路側とは反対側の手に持ち,万一ひったくられた際には引きずられないよう手を離す。
○なるべく一人では行動しない。
○自分は男性だからといって過信しない。
○空港周辺で旅行ガイドやホテル従業員を装い気軽に声を掛けてくる者には絶対についていかない。また,荷物を勝手に運搬しようとする者も多いため,必要なければはっきりと断る。
○列車,バス,フェリーなどの一般公共交通機関は,極力利用しない。
○知らない人から飲食物を勧められても口にしない。

(2)政治闘争
 野党本部事務所付近やシャハバーグ付近では,突発的なデモ等が行われることも多く,時に治安当局との間で衝突も発生しています。特に,ハルタルについては,大規模になり暴動化する可能性も否めません。

 【安全対策】
 政治闘争に対する安全対策については,以下の点を心掛けて下さい。
○ハルタルが実施される場合には,不要不急の外出は控えて下さい。暴徒化した集団が外国人を狙う可能性があります。
○やむを得ず外出する場合は,集会場やデモ隊の経路に近付かないようにするとともに,車両移動中はそれらの場所を避け迂回措置を取るなど安全な経路を選定して下さい。
○ハルタルの実施日は,事前にマスコミにより報道されることが一般的です。ハルタルが発表されると大使館より注意喚起を発出し,ホームページにも情報を掲載しますので,同情報を参考にするとともに,日頃からテレビや新聞報道等から情報収集に努めてください。
 
(3)テロ事件
 過去,バングラデシュ国内で発生したテロ事件の多くは,ターゲットが政党関係者や政治集会場などに絞られていたことから,政治的な要因を背景としたものと見られていました。しかし,2015年以降のテロ事件では,一般市民が被害に巻き込まれる事件が急増しています。傾向としては,所謂,ソフトターゲット,特に外国人やイスラム教スンニ派以外の信仰者に対するテロが増加していることから,日本人がテロの標的となる危険性があります。バングラデシュでは,大規模なものを含め,更なるテロ事件の発生が懸念されますので,特別な警戒が必要です。

 【安全対策】
 テロ事件に対する安全対策については,以下の点を心掛けて下さい。
[行動]
○行動予定を多くの人に知られないようにし,できるだけ目立たないように行動する。
○通勤や買い物等に常に同じ経路や時間帯を使わず,日常の行動パターンをできるだけ固定しないようにする。
○状況や場所に応じて警備員を配置したり,移動に際して帯同させる。
○外出時の移動はできるだけ車両を利用する。その際,交通渋滞となっている場所や渋滞になりそうな場所は迂回するなど,自らの安全確保を念頭に慎重な行動をとる。
○早朝・夜間の外出,移動はできる限り控え,日中の時間帯に用事を済ませる。
○車両駐車時を含め,車両に不審者や不審車両(バイク等を含む)が近づかないよう留意する。車両乗降時には,特に慎重に周囲の状況を確認する。

[訪問場所]
○最新の治安情勢について情報収集に努め,滞在先や個別の訪問先の治安状況や警備体制を常に確認する。
○テロの標的となりやすい場所(外国人が多く集まるレストラン,欧米関連施設,政府施設,公共交通機関,観光施設,宗教施設,ショッピングモール,公立学校や市場など不特定多数が集まる場所)を極力訪問しない。これらの場所を訪問する必要がある場合には,滞在時間を可能な限り短くし,避難経路を確認しておく等の安全対策を必ず講じる。また,周囲の状況には常に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れる。

[時期等]
○ラマダン,イード等の宗教行事,季節的な行事や大規模イベントの際は,不要不急の外出は控え,人混みには近づかない。
○イスラム教では,金曜日が集団礼拝の日とされており,その機会を利用してテロや襲撃が行われることがあるので,モスク等宗教施設やデモ,その他テロの標的となりやすい場所には,極力近づかない。また,ヒンドゥー教,キリスト教,仏教等の宗教行事についても,十分な警戒を怠らない。

査証、出入国審査等

1.査証
(1)概要
 1989年から日本との間の査証免除取極が停止しているため,入国に際してはその目的(観光,就労,非営利活動)に合った査証をあらかじめ取得することが必要です。
 査証に関する規定は,バングラデシュ国政府により予告なく変更される場合があります。最新情報は,駐日バングラデシュ大使館まで必ずご確認下さい。
 〒102-0094
 東京都千代田区紀尾井町3-29
 電話: 03-3234-5801
 http:/www.bdembassy.jp

(2)経路変更許可
 空路でバングラデシュに入国後,陸路国境を越えてインドへ入国する等,入国した場所と異なる場所より出国することになる場合,国内の出入国管理事務所より事前に Route Change Permitを取得する必要があります。

(3)不法滞在(オーバーステイ)
 不法滞在をした場合,超過した日数により罰金を科せられます。罰金額は以下のとおりです。
○1日から15日までの超過滞在については,1日につき200タカ。
○16日から90日までの超過滞在については,1日につき500タカ。
○罰金額は最大で30,000タカ。過度に期日を超過した不法滞在者については,政府機関が裁判により刑を決定する。
不法滞在した際の出国手続きは煩雑であり,長期間滞在が超過した場合などは決定までに相当な時間を要します。

2.出入国審査
入国審査時に入国カードを,また,税関に持ち込み荷物申告書を提出する必要がありますので,入国前に機内で乗務員から受け取り記載して下さい。

バングラデシュ政府国内関係機関のお問い合わせ先
・Immigration & Passport Office
Passport Bhaban, E-7, Agargaon
Sher-e-Bangla Nagar, Dhaka
Tel:02-9131891
・Special Superintendent of Police (Immigration Department)
Special Branch
Malibagh Dhaka
Tel:02-9333372

3.外貨申告
 外貨の持ち込み額が合計で5,000米ドル以上の場合は申告が必要です。

4.通関
 金塊等貴金属の持ち込みには制限があり,違反した場合,特別権限法により処罰されます。その場合,最高刑は死刑となっていますので十分な注意が必要です。 1996年,邦人旅行者が3kgの金塊を体に隠して持ち込もうとして税関で発見・逮捕され,懲役5年の判決を受けています。

滞在時の留意事項

1.滞在時の各種届出(外国人登録)
 2006年10月から,バングラデシュにおいて外国人登録制度が始まり,バングラデシュ国籍人の配偶者を除いた90日を超える長期滞在査証所持者は,バングラデシュ到着後,7 日以内にバングラデシュ警察Special Branchにおいて外国人登録し,出国する際は,出国許可証を入手する必要がありましたが,2007年5月以降,日本人は外国人登録を免除されるようになりました。ただし,バングラデシュ政府は出入国に関する規則を事前の通知なしに頻繁に変えること,また,制度の根拠である外国人登録法が現在も有効であることから,今後,何らかの形で再度変更される可能性があるので注意してください。

2.旅行制限
 軍の施設がある区域は入域制限地域に指定されており,入域のためには事前にバングラデシュ内務省の許可を取得する必要があります。
 チッタゴン丘陵地帯への入域に際しては,入域72時間前までに県行政官(DC)事務所に入域者氏名,日程,入域エリア等を事前に通報しておく必要があります。

3.写真撮影の制限
 写真撮影が禁止されている地域は,上記の入域制限地域以外に,空港・港湾施設,発電所,ラジオ・テレビ局,通信施設があります。

4.各種取締法規
(1)麻薬
 麻薬の所持・使用は法律で禁止されています。当局は取締りを一層強化しており,外国人が法律違反により逮捕されるケースも見られます。また,処罰規定は厳格で,死刑に処される場合もありますので,麻薬には絶対に手を出さないでください。

(2)外国人の政治活動
 外国人の政治活動は禁止されています。

(3)その他
 バングラデシュ刑法は,故意に国民の宗教感情を害する行為を禁じており,バングラデシュ国内では国教であるイスラム教に関する言論に十分な留意が必要です。

5.交通事情
(1)交通マナー
 交通ルールは守られておらず,信号,歩道,車線等の整備も大変遅れています。また,運転手,歩行者とも交通安全に対する意識は極めて低く,一方通行の車線 を逆走する車さえ見られます。手押し車や,リキシャ,小型オート三輪車がトラックなどと併走し,交通渋滞の原因になるとともに接触事故は後を絶ちません。 このような中で,外国人が自ら運転することは交通事故に遭う,又は起こす可能性を高めるばかりか,いったん事故を起こした際に外国人ということで事故の原因にかかわらず身体の危険を含め相当な不利益を受けることが予想されるため,できるだけ運転手を雇用した方が良いでしょう。

(2)運転時・歩行時の注意事項など
 ダッカ市街へ移動する場合には,単独行動は避けてできるだけ複数の車両で移動するとともに夜間の移動は避けてください。また,雨季(6月中旬~10月中旬)は洪水により道路が不通になることもありますので,雨季の国内の移動には十分な注意が必要です。

6.在留届
 現地に3か月以上滞在される方は,緊急時の連絡などに必要ですので,到着後遅滞なく最寄りの日本国大使館又は各日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また,住所その他届出事項に変更が生じたとき,又は日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く)際には,必ずその旨を届け出てください。在留届の届出は,在留届電子届出システム(ORRネット,https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )による登録をお勧めしますが,郵送,ファックスによっても行うことができますので,最寄りの在外公館まで送付してください。

7.「たびレジ」
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は,外務省海外旅行登録「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。「たびレジ」に渡航期間・滞在先・連絡先等を登録すると,滞在先の最新の安全情報がメールで届き,緊急時には在外公館からの連絡を受けることができます。安全情報の受け取り先として,家族・同僚等のメールアドレスも追加登録できますので,併せてご活用ください。

風俗、習慣、健康等

1.風俗,習慣に関する留意事項
 国民の85%以上がイスラム教徒です。中東諸国ほどイスラム教的色彩は濃厚ではありませんが,憲法上イスラム教は国教とされており,日常生活の行動規範としてもイスラム教の影響が強くあります。
 イスラム教では,ラマダンにあたる約1か月間は,日の出から日没まで断食をします。同期間中は,イスラム教徒の前で日中飲食を行うことは好ましくありません。
 イスラム教では,金曜日が集団礼拝日とされており,その機会を利用して政治的スピーチやデモが行われ,それが大規模化,暴徒化する場合があります。また,その際,モスク等宗教施設やデモ等を狙ったテロや襲撃が行われることもありますので,特に金曜日には不用意に宗教施設に近付かないようにしてください。
 女性の単独行動はなるべく避け,性的被害に遭わないためにも外出する際は肌を過度に露出させない服装を心掛けてください。特に,ミニスカートやタンクトップなどはタブーとなっています。

 なお,バングラデシュ国内におけるアルコール規制については,不明瞭な点があり,大使館よりバングラデシュ関係機関に,日本人に対する国内でのアルコール類購入等に係る規制等につき照会したところ,次のとおり回答がありました。
(1)日本人は,在留資格が短期であるか,長期であるかに関わらずバングラデシュ国内におけるアルコール類の購入制限量はない。
(2)但し,日本人がアルコール類を購入し,自宅に運搬する場合には,次の点に注意する必要がある。
・購入者である日本人が,個人的に消費するものであることを証明できるようにする。
・日本人が購入したアルコール類をバングラデシュ人に転売するのは違法であり,摘発の対象となる。
・バングラデシュ人に対しては,アルコールに係る国内規制がある。従って,日本人が大量のアルコール類を購入・運搬する際に運転手以外のバングラデシュ人が同行している場合等,バングラデシュ人への転売の可能性が疑われる際には事情聴取等が行われる可能性がある。

 つきましては,在留邦人の皆様がバングラデシュ国内でビール等のアルコール類を調達及び運搬する場合には,次の点にご注意下さい。なお,運搬途中の検問所等において身柄を拘束される等の事態が発生した場合には,速やかに大使館までご連絡下さい。
(1)一度に大量のアルコール類を購入しない。
(2)やむを得ず大量のアルコール類を一度に購入する場合には,検問所における職務質問に備え,所属する会社からの証明書等を携行する。
(3)運転手以外のバングラデシュ人を可能な限り同行させない(運転手以外のバングラデシュ人が同行した場合には,購入者である日本人が購入したビール等を同バングラデシュ人に転売すると疑われる可能性があります)。
(4)アルコール類は,正規の販売店で購入する。

2.衛生事情
 バングラデシュの気候は,一般に高温多湿であるため,カビ,細菌が繁殖しやすくなっています。さらに,上下水道等の衛生施設が十分に整備されていないので,衛生環境は劣悪な状態にあります。一流ホテルであっても生水は飲まないようにし,食べ物については,生のもの,加熱が不十分なもの,十分に加熱したものでも,加熱後に時間が経って冷めてしまったものには注意が必要です。

3.病気
(1)感染症
 主な病気として,細菌性赤痢,腸チフス,急性肝炎,寄生虫病,皮膚病,眼病等が頻繁に発生しているほか,東部のシレット地方,チッタゴン丘陵地帯は熱帯熱マラリアが多発しており,過去には,チッタゴン丘陵地帯で取材活動をしていた日本人ジャーナリストがマラリアに罹患し死亡しています。また,ここ数年デング熱が流行しており,ダッカ在住の在留邦人の間でも罹患する人が多数みられるので,蚊に刺されないよう蚊取り線香や虫除けスプレーを使用する等十分な注意が必要です。
 (参考)感染症広域情報:アジア・大洋州におけるデング熱の流行(http://www2.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/pcinfectioninfo.asp

(2)常備薬
 下痢止め,解熱剤等の常備薬を携行することをお勧めします。

(3)予防接種
 予防接種の義務はありませんが,破傷風トキソイド,A型肝炎,B型肝炎,狂犬病,腸チフス,日本脳炎のワクチンは接種しておいた方が良いでしょう。
 その他,参考情報は以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。 
 ◎感染症情報( http://www.forth.go.jp/

4.医療事情
 医療水準は,日本と比べ遅れており,最新の医療設備はなく,医師及び薬品も慢性的に不足しています。尿,血液,肝機能検査や風邪などの簡単な治療は問題ありませんが,重病や重傷の場合は,タイやシンガポールなどへ移送されているのが現状です。万一に備えて,緊急移送サービスを含む十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
 「在外公館医務官情報」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/bangla.html
において,バングラデシュ国内の衛生・医療事情等を案内していますので,渡航前には必ずご覧ください。

緊急時の連絡先

◎警察:TEL 999
◎在バングラデシュ日本国大使館:電話 (市外局番02)9840010
                      国外からは(国番号880)-2-9840010
                      緊急電話((国番号880)-961-1886753
※ 在留邦人向け安全の手引き
在留邦人向けに作成した「安全の手引き」を大使館ホームページに掲載しておりますので,ご参照下さい。

問い合わせ先

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)5139
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)3047
○外務省海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/sp/index.html (スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在バングラデシュ日本国大使館
 住所:Plot No.5 & 7, Dutabash Road, Baridhara, Dhaka, Bangladesh
 電話:(市外局番02) 9840010
   国外からは(国番号880)-2-9840010
 FAX:(市外局番02)9841591
   国外からは(国番号880)-2-9841591  
 ホームページ:http://www.bd.emb-japan.go.jp/itprtop-ja/index_.html

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