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タイ
安全対策基礎データ

更新日 2021年02月09日

1. 概況
 タイ警察が発表した2019年の犯罪統計速報によれば、殺人事件(未遂含む)3,210件、傷害事件9,323件、強制性交等事件1,771件、盗難事件等21,302件が発生しています。また、銃器・爆発物の不法所持等事案では20,761人、薬物犯罪事案では366,758人が検挙されており、薬物や銃器の氾濫が殺人事件(未遂を含む)などの凶悪事件多発の要因とも言われています。
 タイにおいて日本人が巻き込まれる被害の多数は窃盗、詐欺等であり、2020年には、日本人男性が自称台湾人の人物にお金等をだまし取られる事例も複数件報告されています。タイにおける凶悪事件発生率は、日本と比べても非常に高い水準で推移していますので、十分注意してください。

2. 基本的な注意事項
 タイは「微笑みの国」、首都のバンコクは「天使の都」といわれ、諸外国と比較して安全なイメージがありますが、外国にいるという意識が希薄だったり、日本にいるのと同じ感覚のままでいると、何らかのトラブルに巻き込まれた際に適切に対応することができず、事態を悪化させてしまうような例も見られます。法制度、文化背景、風俗習慣等が日本とは異なる「外国」であることを常に意識しておくことが重要です。
 タイに限らず、外国においては、トラブルに巻き込まれないように十分注意することが、最も基本的な安全対策です。また、万が一トラブルに巻き込まれた際にすぐに連絡が取れるよう、家族や会社の関係者に旅行や出張の予定を共有し、SNSのみならず、お互いの連絡手段・方法を確認・把握しておくよう心がけてください。

3. 日本人の被害例
 タイ国内、特にバンコクでは、日本人の犯罪被害が後を絶ちません。特に、タクシーや三輪タクシー(トゥクトゥク)等の運転手を含め、見知らぬ者から声を掛けられ、安易に話に乗ることによる被害が多発しています。見知らぬ者から声を掛けられた際には十分警戒し、軽々しく話に乗らないことが肝要です。
 これまでに報告された主な事案は以下のとおりです。なお、これらの事案は継続的に発生していますので、十分注意してください。

(1) スリ
●事例1:市場などの人ごみや電車内などで複数の者に取り囲まれ、鋭利なものでバッグを切られ、またはバッグのチャック等を開けられ、財布・旅券等の貴重品を盗まれる。
○注意点:混雑した場所ではバッグは身体の前に持ち、また、財布や貴重品は、ズボンの後ろポケットやバッグのすぐ取り出せるところに入れない。
●事例2(抱きつきスリ):歩行中、数名の女性・女装をした男性や子供がなれなれしく身体に触れたり、抱きつくなどして気をそらせ、ポケットから財布等の貴重品を盗む。
○注意点:風俗店や飲食店の多い繁華街を歩く際には、特に周囲に注意し、これらのスリに気をつける。

(2) ひったくり、強盗
●事例1:深夜、一人で歩行中、二人組のバイクに乗った者に、突然刃物で身体を数カ所刺された後、現金を強取される。
○注意点:日本人が多く居住する地域であっても、夜間の単独での行動を避ける。
●事例2:歩行中、バイクタクシーに乗車した者がすれ違いざまに手提げカバンやショルダーバックをひったくり逃走する(前方から来るバイク、後方から来るバイクを問わない)。
○注意点:歩行する際はバッグは道路と反対側に持つようにする。
●事例3:トゥクトゥクに乗車中、後方から来たバイクがバッグ等をひったくって逃走する。
○注意点:トゥクトゥク、シーロー(小型の乗り合いバス)等に乗車中は荷物を身体から離さない。
●事例4:ソンテオ(乗合タクシー)の助手席(タクシー運転手の隣)に乗車したところ、ひと気のない場所で、タクシー運転手にナイフで脅され、現金等を強取される。
○注意点:特に夜間は、一人でソンテオに乗車することは避け、どうしても乗車する必要がある場合には、他の乗客が乗車する車両を選択するか、後部座席に乗車する。 

(3) 置き引き
●事例1:レストランやフードコートにおいて、座席の背もたれに荷物をかけ、食事をしていたところ、わずかな隙に何者かに荷物を持ち去られる。
●事例2:公園等でベンチに座った際、横に荷物を置いて読書等をしていたところ、いつの間にか荷物がなくなっている。
○注意点:どのような時でも、荷物は自分の見えるところに置き、貴重品は身体から離さない。

(4) 睡眠薬強盗
●事例:パブ等で親しくなった女性や、親しげに声をかけてきた者と飲食をしていたところ、飲み物に睡眠薬を入れられ、眠り込んだところで金品を盗まれる。このとき、朦朧としているが、昏睡していない状態で、犯人が言うままにキャッシングをさせられたり、更に、被害者がバンコク都内から地方の県に運ばれ、路上に放置された事例もある。
○注意点:その日に出会った相手と飲食をするに際しては、自分の飲食物や相手の行動に常に注意を払い、安易に他人を信用しない。

(5) 性犯罪
●事例1:夜間、女性が一人でタクシーやバイクタクシーに乗車した際に、車内で運転手からけん銃やナイフなどの凶器で脅されたり、わいせつ目的で連れ回されたりする。
●事例2:旅先で親しくなった男性から突然わいせつ行為を強要される(特にビーチリゾート)。
○注意点:夜間、不必要に出歩かない。どうしても出かける必要がある場合には、なるべく一人歩きを避け、遠回りでも幹線道路など明るくて広い通りを利用するとともに、肌を露出した服装は控え、相手が勘違いするような態度を取らない。

(6) 詐欺
●事例1(寸借詐欺):シンガポールや中東地域出身で航空会社のパイロット等を名乗る男や、台湾出身と名乗る人物が、名刺や通帳等を見せて信用させた上で、「キャッシングができなくて困っている。後ほど、あなたの銀行口座に送金するので、とりあえず立て替えてほしい」などと言って接近し、同情を引くように仕向け、現金をだましとる。
○注意点:見知らぬ相手から金銭貸借の相談を受けても相手にすることなく、その場を立ち去る。
●事例2(クレジットカード抜き去り詐欺):ゴルフ場において、プレー後にシャワーを浴びている間等に、ロッカーに保管していた財布の中からクレジットカードが抜き取られる。すぐには犯行が分からぬよう、現金はそのままで、カードを他人名義のものにすり替えられる。
また、会計時にクレジットカードを手渡し、料金を支払った後に他人のカードを渡され、後に自身のカードではないと気付いたときには、すでに何者かに不正使用されている。
○注意点:貴重品等は肌身離さず、ロッカー等を過信しない。ゴルフ場での財布の保管には十分気を付ける。カード支払い前後は、必ず自身のものか確認する。
●事例3(ロマンス詐欺):インターネット上で知り合った異性から、恋愛関係、結婚等を持ちかけられ、さらに「指定する銀行口座にお金を振り込んで欲しい」などと言われ、現金を振り込ませられる。他にも、外国軍兵士を名乗る人物から「荷物を送るので預かって欲しい」等の連絡があり了承したところ、荷物が届く前に再度連絡があり、通関時に税金の支払いを求められたとして、税金の立て替え等を求められる。
○注意点:会ったこともない相手から「送金して欲しい」等と言われても相手にしない。
●事例4(見せ金詐欺):親しげに「今度日本に行きます。」、「家族が日本に住んでいます。」、「円のレートを教えてください。日本円を見せてください」など英語と日本語を交え話しながら、近づいてくる。会話中に財布の中から、現金が抜き取られる。
○注意点:「日本円を見せてください」等と言われても相手にしない。
●事例5(SNSアカウント乗っ取り詐欺):友人や知人になりすまして個人情報を聞き出し、SNSアカウントを乗っ取られ、登録されている友人にWEBマネー等を送って欲しいというメッセージを勝手に送信される。
○注意点:不審なメッセージ等に返信しない、ID・パスワードの使い回しをせず、パスワードは定期的に変更する。
●事例6(オーダーメード詐欺):タクシーやトゥクトゥクの運転手に、有名な観光スポットである王宮や寺院等の周辺で声を掛けられ、宝石店や洋服(オーダーメードのスーツ等)店に連れて行かれる。店では「貴重な宝石です。日本で高く売れます」や、「カシミア(タイシルク)100パーセントのスーツ(シャツ)です」などと言われ購入させられるが、実際には粗悪品であることが多い。また、返金等を申し出ても、店側は受け付けない。
○注意点:宝石やオーダースーツなどの高級品は、事前に店舗を調査し、定評のある店を選んで購入する。返金制度等について、購入前に確認する。
●事例7(ホテル従業員等のなりすまし詐欺):ホテルでチェックインしようとしたところ、従業員と名乗る者から声を掛けられ、宿泊代を支払うが、実はホテル従業員ではなかった。また、飲食店において、注文や会計等を受け付けていた者が、実は店の従業員ではなかった。
○注意点:従業員を示す名札や制服等を確認する。支払いの際は請求(注文)書の内容を確認し、領収書は必ずもらう。
●事例8(架空の入院事案による詐欺):しばらく連絡がとれていなかった親族を称する者から、「今バンコクの病院に入院しており、手術費用が必要なので送金してほしい」等との連絡があり、日本から送金したが、後になって、入院は架空のものであったことが判明した。
○注意点:送金を行う前に、親族の入院先とされる病院に問い合わせを行い、入院事実の裏付けがとれるまでは安易に送金しない。
 
4. 犯罪被害多発地域
 バンコク都内では、特に旅行者が集まる観光スポットや繁華街、デパート等大型商業施設周辺、若い単独旅行者が利用するゲストハウス(安宿)周辺において、犯罪が多発しています。また、チェンマイ市内でも、旧市街を中心に旅行者を狙った犯罪が発生しています。特に夜の繁華街では十分な注意が必要であり、カラオケ店でのぼったくり被害も発生しています。なお、不用意に狭い路地へ入り込むことは危険です。

5. 防犯対策・犯罪防止のための3ない行動「近づかない、慌てない、楽観視しない」
(1) 「近づかない」
 犯罪が発生する可能性のある場所に「近づかない」ことが重要です。タイ、特にバンコクにおいては、歓楽街、繁華街、スラム街が混在しますが、これらの場所に近づかなければ、犯罪被害に遭う確率は格段に下がります。特に夜間は十分な注意が必要です。

(2) 「慌てない」
 不幸にも犯罪被害に遭った場合の対処です。例えば、タクシー強盗などに金銭を強要された場合、慌てず冷静に対処し、生命・身体の安全を第一に考え、抵抗しないようにしてください。

(3) 「楽観視しない」
 一般的に他の外国と比較して、「タイは安全、治安が良い」と言われていますが、2019年には、市街地における爆弾の爆発事件等が発生しています。「タイなら安全で大丈夫」と思い込むなど、タイの治安情勢を楽観視しないようにしてください。

6. テロ対策
 これまでに、タイにおいて日本人・日本権益を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、日本人が爆弾事件に巻き込まれて被害に遭う事件が発生しています。テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

(タイ政府の手続きや規則等については、事前の通告なく変更されることがありますので、必ず最新の情報を確認してください。最新の情報については、駐日タイ大使館(+81-(0)3-5789-2433、領事部+81-(0)3-5789-2449)や在大阪タイ総領事館(+81-(6)-6262-9226)等に確認してください。)

1. 旅券(パスポート)の欠損・汚損について
 旅券のページの一部に出入国スタンプや査証(ビザ)以外のもの(メモ書き、観光地の訪問記念スタンプ、小売店のポイントシール等)があるために、出入国を拒否される例があります。また、旅券のページの一部破れ・欠落、旅券名義人の顔写真の汚損等によっても出入国を拒否される例があります。旅券を損傷することのないよう注意してください。

2. 査証(ビザ)
※ 2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、タイへ入国できる方に制限があります。最新の情報については、タイ入国管理局や駐日タイ王国大使館のホームページ(http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/about/ )等をご参照ください。

(1) 入国時・滞在時の注意点
 入国手続後に、旅券を受け取った際には、直ちに入国印の有無・記載漏れ・誤記等を確認してください(例:60日のツーリストビザを取得していたが、入国審査官が査証の存在に気付かず、無査証での入国と勘違いして、30日の滞在許可しか出さなかった場合、その場で直ちに申し出て訂正を受けておかないと、後日訂正するために煩雑な手続きが発生します)。
 出入国審査時に、入国管理局の係官等に対して、大声を出して、侮辱的な言葉を発し、カウンターを叩く等の行為をしたことで、入国拒否となったケースや、警察に引き渡され罰金を支払う事態になった事例がありますので、注意してください。
 なお、タイでは、一部対象外の査証所持者を除き、入管当局に対する90日毎の滞在報告(いわゆる90日レポート)が義務づけられています。これを怠った場合、出国時あるいは滞在期間延長申請時に罰金を科されるケースも報告されています。

(2) 不法滞在
 許可された滞在期限を過ぎて滞在し続けた場合は「不法滞在」となります。不法滞在は犯罪として扱われます。
 官憲の取り調べにより不法滞在が発覚した場合、現行犯逮捕され、裁判を経て刑事罰を終了後、タイから国外退去強制処分となります。

(3) 旅行代理店に関する注意
 タイ所在の旅行代理店の中には、「VISA EXTENSION(ビザの延長)を請け負います」等と宣伝しているところがあります。過去には、「本人はタイに滞在し続けても、旅券上でタイを出入国したことにすることで30日無査証滞在の延長ができる」等と説明を受けて代理店に旅券を預けたところ、偽造のタイ出入国スタンプを押されてしまい、タイから出国する際に不法入国とみなされ、当局に拘束・逮捕された事案が発生しています。不正を勧めるような代理店は絶対に利用しないでください。

3. 出入国審査
(1) タイに入国する場合、「first port arrival」の原則に基づき、タイで最初に到着した空港において入国手続きを行い、目的地の空港においては手荷物の通関手続きのみを行うことになっています。例えば、日本からバンコク(スワンナプーム空港)経由でチェンマイに到着する場合は、スワンナプーム空港においてタイ入国手続きを行い、同空港からチェンマイ空港(最終目的地)へ到着した際に、荷物の受取りと通関手続きを行うことになります。バンコク~チェンマイ間の航空機は国内路線のため、チェンマイ到着後は国内線の乗客の流れに乗ってしまいがちですが、航空機を降りた後は、必ず「International(国際線)」の案内表示に従って進み、荷物の受取り等を行ってください。国内線の乗客の流れについていくと荷物の受取りができなりますので注意してください。
 ※ なお、2021年1月現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、タイ入国者については、タイ政府により指定された隔離施設(Alternative State Quarantine :ASQ)での隔離措置が求められていますので、手荷物の通関手続きはバンコク(スワンナプーム空港)で行われています。また、これらの措置は今後変更される可能性もありますので、最新の情報は、タイ入国管理局や駐日タイ王国大使館のホームページ(http://site.thaiembassy.jp/jp/visa/about/ )等を必ずご参照ください。

(2) マレーシア北部のランカウイ島から、近接するタイのアダン島へ旅行する際に、国境を越えるにもかかわらず、タイへの入国手続きを行わない旅行者がいます。このケースは、たとえ不注意であってもタイへの不法入国となり、タイ警察の摘発対象となりますので、必ず本人がパスポートを携行してタイのサトゥーン県の入国管理局に直接赴いて入国手続きを行ってください。

(3) 2021年1月現在、陸路での出入国等は制限されていますが、これまで陸路の出入国審査手続きで、旅行者がタイの出入国審査窓口に気づかず通り過ぎて、審査を受けずに出入国してしまう例が見られました。また、陸路・空路ともに、出入国手続きを行ったにもかかわらず、担当官が出入国印を押し忘れることによるトラブルも発生しています。後になって出入国印がないことに気づいた場合は、出入国手続きをした入国管理局まで直接赴き、改めて出入国手続きを行う必要があります。また、特に入国印がないことに気づかずに出国しようとした場合、状況によっては、不法入国していたとみなされ罰金が科されることや当局に身柄を拘束される可能性もあります。そのため、出入国手続後は、直ちにその場で出入国印の有無・記載漏れ・誤記等につき確認するよう心掛けてください。

4. 外貨申告等
 タイの外貨管理上、外国からタイへの外貨持込額については、通貨種別を問わず合計1万5千米ドル相当額以下に規制されています(これを超えた金額の持込には、税関で申告が必要)。また、タイから現地通貨バーツを持ち出す場合は5万バーツまで(例外として、ラオス、ミャンマー、カンボジア等の国境が隣接している国へ出国する場合は、45万バーツ)が上限です(参考:2021年1月現在、1バーツ約3.4円)。
 外貨の持出しは1万5千米ドル相当額まで可能です。
 なお、出国時に外貨を1万5千米ドル相当額以上所持していると、タイ国内で労働・収入行為があったとみなされ、課税または没収される可能性があることから、1万5千米ドル相当額以上を持込む場合には、上記のとおり持込額を入国時に申告しておく必要があります。
 外貨申告で不明な点がある場合には、タイ及び日本または滞在国の各税関にお問い合わせください。

5. 通関
(1) 米、植物、果物はタイ国内への持ち込みが規制されています。持ち出しについては、象牙をはじめとしたワシントン条約による規制品及び仏像等は輸出証明が必要です。なお、チャトチャック市場(ウィークエンド・マーケット)等で昆虫、は虫類、小動物を購入して国外へ持ち出すことは、森林動物保護法違反として検挙されるおそれがありますので、事前にタイ税関等に国外持ち出しに必要な手続きを確認してください。

(2) タイ物品税局では、免税たばこ(納税シールのないたばこ)の不法持ち込み・所持で当局により摘発された者に対し、高額な罰金を科しています。
 外国からタイに持ち込む際の免税範囲は、紙巻きたばこであれば200本(1カートン)、葉巻等であれば250gまで、また、酒類については一人につき1本1リットルまでとされています。免税範囲を超えた量のたばこや酒類をタイ国内に持ち込もうとした場合、税関検査で摘発されると高額な罰金を科せられるほか、物品も全て没収されますので十分注意してください。
 団体旅行等で、一人が他の人の分もまとめて預かり所持していた場合も、預かっていた人が免税範囲を超えたとして、没収及び罰金の対象となります。電子たばこ(加熱式たばこを含む)は持ち込み禁止です。違反した場合、最高で10年の懲役または50万バーツの罰金が科されます。なお、摘発を不服として罰金の支払いを拒否した場合や罰金が支払えない場合には裁判となりますが、その間、身柄を拘束されることがあります。
 こうした検査・摘発はタイ当局の主権・判断に係わる事項ですので、在外公館(在タイ日本国大使館等)が当該人に代わって刑罰の免除や軽減を交渉したり、判断に異議を唱えたりすることはできません。タイにおける通関手続等については、以下のホームページ等をご確認ください。
・Customs Department, Ministry of Finance
 Tel:+66-2667-6000, +66-2667-7000
 E-mail:1164@customs.go.th
 http://www.customs.go.th/index.php?lang=en&
 また、ペットの持ち込み・持ち出し等に関しての詳細は、以下のホームページ等をご確認ください。
・Department of Livestock Development(タイ)
 http://en.dld.go.th/index.php/en/pet-travel-menu/importation-animal-animal-products
 http://aqs-suvarn-dld.go.th/wp/en/import-en/importation-of-pet-dog-and-cat/
・動物検疫所(日本)
 http://www.maff.go.jp/aqs/animal/aq12-1.html

1. 麻薬・薬物犯罪
 タイ政府は、麻薬・薬物犯罪を厳しく取締まっており、麻薬・違法薬物の所持はもとより、持ち込み、持ち出しは厳禁であり、これに違反した場合には厳罰が科されます。最高刑は死刑です。
 ゲストハウス(安宿)やナイトクラブ等においても、警察が随時取締り・摘発(いわゆる、おとり捜査)を行っています。禁止薬物を所持または使用したために逮捕され、タイ国内の刑務所で長期間に亘り服役中の日本人もいます。薬物を所持していた場合には、「他人から中身を知らされずに預かった」、「禁止薬物とは知らなかった」等の弁解は通用せず、販売目的所持などとして起訴され、殺人罪よりも厳しい罰則(死刑、終身刑、50年の懲役刑等)が科される場合があります。絶対に麻薬・薬物に手を出さないでください。また、他人から荷物を預かったりすることのないように十分ご注意ください。

2. 旅券(パスポート)の携帯等
(1) 警察官または入国管理局職員に職務質問された際、旅券を携帯していない場合、罰金や身柄を拘束される可能性があります。旅券を携帯し、職務質問を受けた場合には直ちに提示できるようにしておいてください。ただし、旅券の紛失・盗難には十分注意してください。
 また、タイ警察は、外国人の不法就労に対する取締りも強化しており、労働許可証を得ずに(携帯せずに)就労していた日本人が逮捕された事案も発生しています。就労する場合はタイ入国後、就労を始める前に労働許可証を取得するようにしてください。

(2) 外貨両替所等で一時的に旅券を預けたものの、受け取ることを忘れてその場を立ち去ってしまった結果、旅券の所在が分からなくなってしまう事案が頻発しています。旅券の所在には常に注意を払うようにしてください。

3. マリンスポーツの注意事項
(1) プーケット等のビーチリゾートでは、モンスーン期(雨季:6月~10月)に海が荒れるため遊泳禁止になることがあります。遊泳禁止区域で泳いだ結果、溺死する事故が発生しています。波が一見穏やかそうに見えても、水中では巻くような流れがある場合があり、足下をすくわれて溺れてしまうおそれがありますので、遊泳禁止の際(ビーチに赤い旗が立っている)には決して海に入ることなく、ビーチの係員等の指示に従ってください。また、飲酒後の遊泳も危険です。
 ビーチリゾートで、ジェットスキー、水上スキー、パラセイル等のマリンスポーツを行う際は、タイの法律やレンタル店のルールに従ってください。なお、ジェットスキーを運転する際は安全運転を心掛けてください。信頼のおけるマリンスポーツの取扱業者を選ぶとともに、事故が発生した場合のリスクと、事故発生時の対応が自己責任となることを事前に理解しておくことが必要です。

(2) ジェットスキーをレンタルする際の料金トラブルも発生しています。業者から料金等の説明を受け、契約書の内容を理解し納得した上でレンタル契約をするようにしてください。
 レンタルを終えて返却するときに「船体を傷付けた」「破損させた」等の理由で、高額な修理代金を請求される事例も報告されています。事前にレンタル業者立ち会いの下、船体の損傷の有無を確認する、損傷がある場合には写真撮影を行う、トラブル発生時の処理方法が記載された契約書面の交付を受ける等、返却時のトラブル回避に努めてください。

4. 交通事情
 タイの運転マナー、技術は一般的に良いとは言えず、スピード超過も多いため、死亡・重傷に至る交通事故が頻繁に発生しています。また、車優先の交通社会のため、道路の歩行や横断に際しては細心の注意が必要です。日本とはルールも習慣も異なることを十分留意の上、危険な行為は、現地の人たちがやっていたとしても絶対に真似しないようにしてください。事故に遭う可能性を少なくするために、以下の点に十分注意して身の安全を確保してください。
(1) 歩行者の留意事項
・歩行者優先の意識が低いため、道路を横断する際には、例え青信号であっても左右の安全を十分確認する。
・タクシーを降りる際、後方から進行してくるバイクに十分気をつける。
・歩道であっても、バイクが走行してくることがあるため、歩きスマホ等は避け、周囲への注意を怠らない。
・タイでの保険・補償金は日本と比べ極めて低く、日本人が交通事故の被害者となっても、加害者に補償能力がない場合もあるため、十分な補償額の海外旅行傷害保険に加入しておく。

(2) 運転者の留意事項
 日本の国外運転免許証(いわゆる国際免許証)があれば、タイ入国日から起算して1年間(ただし、国外運転免許証の有効期限内に限る)は、タイ国内で運転することが認められています。
 一般的にタイ国内の交通事情は悪いので、自動車の運転はできるだけ避けた方が賢明ですが、やむを得ず運転する際は次の点に留意してください。
・タイ国家警察は、飲酒運転を厳しく取り締まっており、飲酒運転により逮捕された場合には、勾留された上で罰金等の重い刑罰が科されます。
・バンコクやチェンマイでは一方通行の場所が多くあり、また、時間別の交通規則を採用していることから、通行方向や走行車線が一定せず複雑であるため、事前に走行ルートをよく確認するとともにタイの交通法規を遵守し安全運転に努める。
・バイクが車両の隙間をぬって走行するため、車線変更の際は十分気をつける。
・車線変更時にウィンカーを出さない車両が多いので危険予測運転を心掛ける。
・車間距離不足による追突事故、車線変更時の接触事故が多いので、車間距離を十分取るようにする。
・事故が発生してしまった場合、怪我人があれば救護措置をとり、警察へ通報を行う。また、加入している保険会社に連絡し、事後処理を依頼する。

5. 喫煙の際の注意
 タイでは、主要空港、公共交通機関やレストラン、カラオケスナック、バー等の空調設備のある屋内飲食店は全面禁煙、公共の建物、ウィークエンドマーケット等は喫煙所を除き禁煙となっています。違反者や路上でたばこの「ポイ捨て」を行った場合には、数千バーツの罰金が科される場合があります。
 なお、電子たばこ(加熱式たばこを含む)のタイへの持込みは禁止されています。タイ政府観光庁のホームページによると、違反した場合、10年以下の懲役または50万バーツの罰金が科せられるとのことです。

6. 家族問題(ハーグ条約)、男女トラブル
(1)タイは、国境を越えて不法に連れ去られた子の返還の仕組み等を定める「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)」の締約国です。一方の親の監護権を侵害する形で子どもを常居所地国であるハーグ条約締約国から他のハーグ条約締約国へ連れ去りまたは留置した場合、原則的に子の常居所地国に返還されることとなります。ハーグ条約についての詳細はこちらのページをご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/hague/index.html
 なお、我が国は従来より、子の連れ去り等の発生を予防するため、未成年者の日本国旅券発給申請に際しては、親権者双方の同意確認を厳格化しています(https://www.mofa.go.jp/announce/info/passport.html )。
(2)男女のトラブルの例として、「交際していたタイ人に宝石をプレゼントしたが、その後、連絡が取れない」、「結婚を前提に交際していたタイ人に家や土地、車購入の資金を渡したが、逃げられた」等の事例が発生しています。

7. 在留届の提出
 タイに3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡等にも必要ですので、到着後遅滞なく、タイ国内の居住地に応じ、在タイ日本国大使館または在チェンマイ日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また、住所その他届出事項に変更が生じたとき、または日本への帰国や他国に転居する(一時的な旅行を除く))際には、必ずその旨を届け出てください。
 在留届の提出は、在留届電子届出システム(オンライン在留届: https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )による登録をお勧めしますが、郵送、FAXによっても行うことができますので、タイ国内の居住地に応じ、在タイ日本国大使館または在チェンマイ日本国総領事館まで送付してください。

8. 「たびレジ」の登録
 在留届の提出義務のない3か月未満の短期渡航者の方(海外旅行者・出張者を含む)は、「たびレジ」への登録をお願いします(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。「たびレジ」は、滞在先の最新の安全情報などを日本語のメールで受け取れる外務省のサービスです。登録した情報は、タイで事件や事故、自然災害等が発生した際に、在タイ日本国大使館や在チェンマイ日本国総領事館が安否確認を行う際にも利用されます。安全情報の受け取り先として、家族・同僚のメールアドレスも追加登録出来ますので、併せてご活用ください。

1. 王室関係
 タイ国民の国王、王族に対する尊敬の念は深く、刑法上「国王、王妃、皇太子、摂政に対する罪」として刑罰(いわゆる不敬罪)が設けられており、例えば王室を侮辱した場合、3年以上15年以下の禁錮に処せられるおそれがあるほか、社会的にも厳しい批判を受けることにつながります。

2. 仏教関係等
(1)タイの法律には宗教に関する規定が多く、例えば寺院や儀式を侮辱したり、妨害したりする行為は厳しく罰せられます。仏像はたとえ倒壊したものであっても神聖なものとされています。仏像の国外持ち出しは禁止されており、無断持ち出しは罰せられます。
 なお、僧侶は上座部仏教の教義に則し、絶対に女性(子供を含む)に触れたり、触れられたりしてはいけないことになっています。
(2)頭部は精霊が宿る場所として神聖視されており、頭部に触れることはタブーとされています。子供の頭をなでることもトラブルの原因となります。また、足は不浄とされているので、足裏を第三者に向けて座ったり、間違っても足で人を指すような仕草をすることは避けてください。

3. 健康管理上の留意点
 タイ国土の大部分は熱帯モンスーン気候に属し、雨季(6月~10月)と乾季(11月~5月)に大きく分かれます。3月から5月頃は一年中で最も暑く、高温多湿であるため、身体的にも精神的にも特に疲れがたまりがちです。日頃から無理をすることなく、十分な休養と睡眠を取ることが大切です。
 タイ国内の衛生・医療事情等については、以下の「世界の医療事情」で案内していますので、渡航前には必ずご覧ください。
 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/thailand.html
 その他、必要な予防接種等については、以下の厚生労働省検疫所ホームページを参考にしてください。
 https://www.forth.go.jp/

(1) 注意を要する病気
ア 食事を介して起こる病気
 経口感染により消化器症状をきたす様々な病気があります。食事の際の注意事項は以下の通りです。
(ア)生もの(特に魚介類)は控え、熱を通してから食べる
(イ)調理した後は速やかに食べる
(ウ)調理場や食器類などは乾燥させておく
(エ)外食の際は衛生管理の行き届いた店を選ぶ
・細菌性下痢
 タイで最も多い病気の一つであり、全土で発生が見られます(2019年107万例)。主な原因菌はサルモネラ属菌、プレジオモナス属菌、エロモナス属菌、大腸菌です。
・赤痢、アメーバ赤痢
 赤痢菌やアメーバに汚染された飲食物で感染します。 2019年には細菌性赤痢751件、アメーバ赤痢1,767件が報告されました。北部ミャンマー国境に接するメーホンソーン県で報告数が多く、次いで中部海岸沿いのラヨーン県、深南部のヤラー県で多く報告されています。
・腸チフス
 チフス菌による感染症です。感冒様の症状、次いで倦怠感や筋肉痛と共に高熱で発症し、頭痛や発疹が出現します。重篤化するケースが多いので病院での治療が必要です。潜伏期間が1週間以上と比較的長めなため、感染機会を特定できない場合があります。ソンクラー県、ナラティワート県、チェンマイ県で罹患率が高いようです。予防接種が有効です。 

イ 蚊が媒介する病気
 蚊が媒介する病気が複数あります。主に雨季(6月~10月)に流行が見られ、バンコクなどの都市部でも発生しています。昼間であっても長袖シャツ・長ズボンの着用、防虫スプレー使用等、蚊に刺されないようにすることが重要です。
・デング熱
 昼間に吸血するネッタイシマカまたはヒトスジシマカを介して感染します。バンコクを含む全土で数年毎に流行が見られます。2019年には128,964件の報告があり、133人が死亡しました。急激な発熱で発症し、頭痛、関節痛、筋肉痛,発疹等の症状を呈します。解熱剤の種類によっては症状を悪化させるものもありますので、病院を受診して適切な薬剤を処方してもらって下さい。多くの場合1週間ほどで回復しますが、出血やショック症状などを伴う重症型デング熱に進展することがあります。感染の疑いがある場合は、治ったと思って安心せず必ず医師の診察を受けてください。
・チクングニア熱
 急激な発熱で発症し、しばしば関節痛を伴います。死亡することは稀ですが、激しい痛みが数ヶ月にわたって続き日常生活が困難になる場合があります。
・日本脳炎
 突然の高熱、頭痛、嘔吐、けいれん等で発症し、意識障害や昏睡に移行する病気です。発症すると、重症化したり死亡することがあります。予防接種が有効です。
・ジカ熱
 軽度の発熱、発疹、結膜炎などの症状をおこします。通常これらの症状は軽く特別な治療を要しませんが、妊婦が感染すると胎児に小頭症が発生する確率が高くなるので注意が必要です。
・マラリア
 夜間に吸血するハマダラカを介して感染します。近年、発症数は著しく減少し、バンコク、チャンマイ、パタヤ等の都市部で感染することはほとんどありません。2019年には1,991件発症し死亡者は1名でした。感染の危険が残っているのは深南部を含む国境に接する県の郊外・森林地帯とされています。北部ではメーホンソーン県とターク県、南部ではヤラー県、ナラティワート県、ソンクラ-県で罹患率が高くなっています。上記流行地域に出かける場合は、予防内服薬の必要性について専門医に相談して下さい。

ウ 結核
 咳やくしゃみなどによって人から人へと感染します。タイはWHOが指定する上位結核罹患30カ国のひとつです。2018年には10万6千人の新規肺結核患者が発生したと推計されています。抗結核薬による治療法が確立されていますが、時に発生する薬剤耐性結核菌の治療が課題となっています。予防にはBCGワクチンが有効です。

エ エイズ・HIV
 1989年に6%だったセックスワーカーの罹患率が1994年には34%に達し、国を挙げての「100%コンドーム使用キャンペーン」の結果、2018年には0.06%まで低下しました。感染経路として最も多いのは性行為で、薬物中毒患者の注射行為によるものも多くみられます。感染ルートについて正しく理解し、慎重かつ節度ある行動が求められます。

オ 麻しん(はしか)・風しん
 麻しんは2019年に5,721件の感染が報告されました。感染力がとても強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。風しんは2019年に411例が報告されました。妊婦が感染すると胎児に先天性風しん症候群と呼ばれる重篤な合併症を起こします。予防のため成人男性も予防接種が必要です。麻しん・風しんの予防接種は生涯に2回の接種が推奨されます。接種歴が1回以下であったり不明の場合は、接種を検討してください。

カ インフルエンザ 
 日本と異なり通年で発生しています。在留邦人の中では9~10月と1~2月に感染が流行することが多いようです。

キ 新型コロナウイルス
 タイでは2020年1月に初めて感染者が確認され、非常事態宣言下の行動制限、空港での徹底した検疫強化、感染防御指導等の対策が施行され、国内感染については概ね抑止されていましたが、同年 12月にタイ全土に感染が拡がりました。引き続きマスク着用、手指消毒、ソーシャルディスタンス確保等の予防的行動が必要です。
 なお、日本の外務省は、新型コロナウイルスに関する感染症危険情報を発出していますので、引き続き外務省ホームページなどを通じて動向を注視してください。

ク 狂犬病
 2018年にはタイで18名が発症し全員が死亡しました。犬だけでなく哺乳類一般から感染する可能性があります。素性のわからない哺乳類に噛まれた場合には、狂犬病ワクチンの暴露後接種が必要です。速やかに病院を受診して下さい。 

(2) タイの医療環境
 バンコクの代表的な私立病院の医療設備は、日本の病院と比べても遜色なく、優秀な医師が多数勤務しています。また、日本に留学経験のある医師も多く、タイの医師免許を取得し診療に従事している日本人医師もいます。日本人スタッフや日本語通訳者が常駐する病院では日本語での問い合わせも可能です。地方主要都市の代表的な私立病院も、医療設備はおおむね整っています。
 私立病院の医療費は欧米ほどではないものの、日本で病院受診した場合の窓口負担額に比べると高額となりますので、渡航前に海外旅行傷害保険に加入することを強くお勧めします(持病、妊娠・出産、歯科などに伴う医療費は給付対象外となることが多いのでご注意ください。)。日本語・英語が通じる主な病院の連絡先は以下(5)を参照ください。タイでの予防接種や各種検査についてもお問い合わせください。
 なお、不慮の事故や病気等で意識不明となった場合の連絡先、延命措置の希望等をあらかじめ家族と話し合っておくことも重要です。

(3) 医薬品の持込み、持出し
 医療用麻薬を含む医薬品の携帯による持込み、持出しの手続きについては厚生労働省の以下のホームページをご確認ください。
 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index_00005.html

(4) 大気汚染
 近年PM2.5(大気中に浮遊する粒子状物質のうち粒径2.5μm以下のもの)の上昇と関連して心疾患、呼吸器疾患、結膜炎、皮膚疾患で病院を受診する患者数が増加しています。特に2月から5月にかけてチェンマイなどの北部地域の大気汚染が深刻です。タイではAQI(Air Quality Index:大気質指数)という指標を用いて、タイ環境省公害管理局がタイ各地で観測したデータを発表しています。AQIは、以下のウェブサイトやスマートフォンアプリ「Air4Thai」で確認できます。汚染度が高い日は、子供、高齢者、心肺に持病がある場合などは屋外での活動を避けるなどの対策をして下さい。
●Thailand's air quality and situation reports (Pollution Control Department, Air Quality and Noise Management Bureau)
 http://air4thai.pcd.go.th/webV2/region.php?region=1

(5) 主な病院
【バンコク都内】
バンコク病院 02-310-3000 02-310-3257(日本語専用)
バムルンラード病院 02-066-8888 02-011-3388(日本語専用)
サミティヴェート病院 02-022-2222 02-022-2122~2124(日本語専用)
BNH病院 02-686-2700(代表) 02-686-2742(日本語専用)

【チョンブリ県内】
バンコクパタヤ病院 038-25-9999
サミティヴェートシラチャー病院 038-32-0300 内線033-03-0100(日本語通訳部)

【プーケット島内】
バンコクプーケット病院 076-36-1000 内線1087、1088(日本語)

【チェンマイ県内】
チェンマイ・ラム病院 053-920-300
バンコク病院チェンマイ 052-089-888ランナー病院 052-134-777
ラジャヴェー病院 053-801--999 内線777(日本語)

(1) バンコク
◎警察        :TEL 191(救急車の要請も可能)
◎観光警察      :TEL 1155(英語可)
◎タイ政府観光庁   :TEL  (市外局番02) 250-5500
◎消防署       :TEL 199
◎在タイ日本国大使館 :TEL  (市外局番02) 696-3000(代表)または(02) 207-8500

(2) チェンマイ
◎警察            :TEL 191(救急車の要請も可能)
◎観光警察          :TEL 1155(英語可、日本人ボランティアあり)
◎消防署           :TEL 199
◎在チェンマイ日本国総領事館 :TEL  (市外局番052) 012-500
(注:在チェンマイ日本国総領事館の管轄は、チェンマイ、チェンライ、ランプーン、メーホンソーン、ランパーン、ナーン、パヤオ、プレー、ウタラディットの9県です。)

 在留邦人向けに作成した「タイでの安全のしおり」も御参照ください。
 https://www.th.emb-japan.go.jp/files/000207735.pdf

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター(海外安全相談班)
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2851
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○領事局ハーグ条約室(一般案内窓口)03-5501-8466

○外務省海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在タイ日本国大使館
 住所:177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand
 電話:(市外局番02)207-8500または696-3000
    国外からは(国番号66)-2-207-8500または696-3000
 FAX:(市外局番02)-2-207-8510
    国外からは(国番号66)-2-207-8510
 ホームページ: https://www.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在タイ日本国大使館領事部
 電話:(市外局番02)207-8502または696-3002(邦人援護)
    国外からは(国番号66)-2-207-8502または(国番号66)-2-696-3002
 FAX:(市外局番02)207-8511
    国外からは(国番号66)-2-207-8511

○在チェンマイ日本国総領事館
 住所:Suite 104-107, Airport Business Park, 90 Mahidol Road,
    T. Haiya, A. Muang, Chiang Mai, 50100 Thailand
 電話:(市外局番052)012-500
    国外からは(国番号66)-52-012-500
 FAX:(市外局番052)012-505
    国外からは(国番号66)-52-012-505
 ホームページ:https://www.chiangmai.th.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

※本情報記載の内容(特に法制度・行政手続き等)については、 事前の通告なしに変更される場合もありますので、渡航・滞在される場合には、渡航先国の在外公館または観光局等で最新情報を確認してください。

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