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危険情報
カンボジアの危険情報【一部地域の危険レベル引下げ】
更新日 2026年02月09日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●タイとの国境付近(タイ国境から 50km以内の地域)
レベル3:渡航は止めてください。《渡航中止勧告》《継続》
●タイとの国境付近(タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域)
レベル1:十分注意してください。《引下げ》
●上記以外の全土
レベル1:十分注意してください。《継続》
【ポイント】
●カンボジア・タイ両国において、昨年、両国軍の間で発砲、砲撃や空爆を伴う衝突が発生しました。
●2025年12月27日、カンボジアとタイの国防大臣は、同日正午からの停戦に合意しました。その後、タイ軍によりカンボジア兵捕虜18人が解放され、また、避難民の帰還が段階的に進められてきています。
●タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域については一時期に比べて安定した状況にあることから、同地域の危険レベルを1に引下げます。一方、両国国境地帯での重火器の撤収は進んでおらず、全域にわたって緊張した状況が続いているため、国境から50km以内の地域に発出している危険レベル3《渡航中止勧告》を継続します。どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。
●過去の内戦の時期等に国内に持ち込まれ、いまだ残存する一部の銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
●プノンペンやシェムリアップ等の観光地においては、日本人を含め、外国人が被害者となる犯罪事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。加えて、交通事故も多発しておりますので注意してください。
●カンボジアで好条件の仕事があるとして勧誘された外国人が監禁状態に置かれ不法行為に強制的に従事させられる事案が発生しています。就労のための渡航に際しては就労先の情報などを十分に確認してください。
●タイとの国境付近(タイ国境から 50km以内の地域)
レベル3:渡航は止めてください。《渡航中止勧告》《継続》
●タイとの国境付近(タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域)
レベル1:十分注意してください。《引下げ》
●上記以外の全土
レベル1:十分注意してください。《継続》
【ポイント】
●カンボジア・タイ両国において、昨年、両国軍の間で発砲、砲撃や空爆を伴う衝突が発生しました。
●2025年12月27日、カンボジアとタイの国防大臣は、同日正午からの停戦に合意しました。その後、タイ軍によりカンボジア兵捕虜18人が解放され、また、避難民の帰還が段階的に進められてきています。
●タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域については一時期に比べて安定した状況にあることから、同地域の危険レベルを1に引下げます。一方、両国国境地帯での重火器の撤収は進んでおらず、全域にわたって緊張した状況が続いているため、国境から50km以内の地域に発出している危険レベル3《渡航中止勧告》を継続します。どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。
●過去の内戦の時期等に国内に持ち込まれ、いまだ残存する一部の銃火器を使用した強盗事件が度々発生するなど、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
●プノンペンやシェムリアップ等の観光地においては、日本人を含め、外国人が被害者となる犯罪事案が多く発生しています。犯罪の標的とされないよう、十分な対策を講じてください。加えて、交通事故も多発しておりますので注意してください。
●カンボジアで好条件の仕事があるとして勧誘された外国人が監禁状態に置かれ不法行為に強制的に従事させられる事案が発生しています。就労のための渡航に際しては就労先の情報などを十分に確認してください。
詳細
1 概況
(1)2025年5月28日、タイとの国境付近(プレアビヒア州)において両軍による軍事衝突が発生して以降、国境付近で緊張状態が続いていましたが、同年7月24日、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州の国境付近の複数の係争地において、両軍による軍事衝突が発生し、その後も戦闘が続きました。同26日には、これまで特段の係争がなかったポーサット州の国境付近でも軍事衝突が発生したほか、バンテアイミエンチェイ州やコッコン州の国境付近においても緊張が高まりました。その後、同年7月28日に両国は無条件の停戦に合意し、同年10月26日には停戦合意の履行に向けた共同宣言が署名されました。
しかしながら、同年12月7日から、プレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州の国境地帯で再び情勢が悪化しました。同8日以降さらに戦線が拡大し、バンテアイミエンチェイ州やポーサット州、バッタンバン州、コッコン州の国境全域にわたって激しい戦闘が断続的に行われました。軍事施設を対象としたと思われるタイ軍機による空爆は国境から50kmを越える地域においても複数回行われ、中には国境から80km近い地域で攻撃を受けた例も報告されました。カンボジア内務省によれば、同年12月28日朝までに民間人31名が死亡、94名が負傷したほか、64.9万人の住民が避難しました。
同年12月27日、カンボジアとタイの国防大臣は、同日正午からの停戦に合意しました。同31日には、同年7月の戦闘終了後にタイ軍に拘束され、捕虜となっていたカンボジア兵18人が解放されました。その後、避難民の帰還も段階的に進められており、一時期は60万人を超えた避難民は2026年1月22日時点で12万人まで減少しました。情勢は一時期に比べて落ち着いた状況にあるものの、両国国境地帯での重火器の撤収は進んでおらず、全域にわたって緊張した状況が続いています。
(2)一般治安情勢等
カンボジアでは、過去の長期にわたる内戦時等に銃火器が国内へ持ち込まれ、多くは回収されたものの、いまだ残存する銃火器を使用した強盗事件等が度々発生しており、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
外国人が多い都市部や観光地では、強盗、ひったくり、置き引き、こん睡強盗、スリ、いかさま賭博詐欺などの犯罪が多発しています。日本人も、事件に巻き込まれて重傷を負ったり、多額の金銭を詐取されたりするなど、被害が多く発生しています。
また、カンボジアの経済発展に伴い、ビジネスや投資に係る詐欺事件も複数報告されるようになっています。
(3)その他の犯罪情勢(特殊詐欺、闇バイト等)
最近、「海外で短期間に高収入」、「高級ホテルに滞在してレビューを書くだけで高収入」といった、好条件の仕事があるなどとして就労希望者を外国で勧誘し、カンボジア到着直後にパスポートや連絡手段を取り上げ、外出を制限し監禁状態に置いたうえで、電話詐欺などの不法行為に従事させる事案が多数発生しています。
被害者及び加害者のいずれも外国人であるケースが少なくなく、組織内のトラブルにより暴行を受けるなどの被害や、加害者として現地警察に拘束される等、相当数の外国人が被害に遭っており邦人の被害も報告されています。
知人等の紹介でカンボジアでの就労を検討・予定されている場合は、上記のような情勢を理解し、安易に勧誘に同意することなく、勤務先が信用に足りるものか、安全が確保されているか等についてよく確認し、確認できない場合は渡航を取り止めることも視野に入れて慎重に判断してください。
関係情報:
・就労斡旋を騙り不法行為や強制労働に従事させる監禁事案に関する注意喚起
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000803.html
・特殊詐欺についての注意喚起(被害に遭わないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C057.html
・匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C056.html
2 地域別情勢
(1)タイとの国境付近(タイ国境から50km以内)
レベル3:渡航は止めてください。《渡航中止勧告》《継続》
2025年12月7日からの戦闘再発により、従来から衝突の発生があったプレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州に加え、バンテアイミエンチェイ州、ポーサット州、バッタンバン州、コッコン州の国境全域にわたって激しい戦闘が発生しました。現在、停戦は成立したものの、重火器の撤収は進んでいません。国境沿いの地域では双方から相手側の停戦合意違反について訴えがあがっており、特にプレアビヒア州、ウドーミエンチェイ州、バンテアイミエンチェイ州、ポーサット州の一部地区については、カンボジア政府は、タイ側が自国領内に侵入・占拠して実効支配を強めているとして強く反発しています。
どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。国境から離れていても、軍関連施設は高い警戒態勢が取られているため、決して近づかないようにしてください。また、現地当局の情報統制により撮影を理由として拘束される可能性がありますので、軍事活動に加えて軍関連施設や兵器等を撮影しないよう、慎重な行動を心がけてください。
(2)タイとの国境付近(タイ国境から50kmを超えてから80km以内)
レベル1:十分注意してください。《引下げ》
停戦以前は、軍事施設を対象としたと思われるタイ軍機による空爆が国境から50kmを越える地域においても複数回行われ、中には国境から80km近い地域で攻撃を受けた例が報告されていましたが、情勢は一時期に比べて安定した状況にあることから、タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域の危険レベルを1に引下げます。これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、十分注意してください。
(3)上記以外の全土
レベル1:十分注意してください。《継続》
・プノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルなどの観光地
プノンペンでは、昼夜を問わず、金品を強奪される事件やひったくり被害が多く発生しています。また、シェムリアップ、シハヌークビルなどを含め、外国人が多く集まる場所では、これまで詐欺やこん睡強盗などの犯罪も多く発生しています。加えて、カンボジアでは、交通法規に対する遵法意識が日本に比べ低く、交通事故が多発しています。特に、シェムリアップにおいては、自転車やバイクに乗車中の事故、トゥクトゥクの横転・追突事故、観光スポットや市街地を歩行中にバイクにひかれる事故などが発生していますので、注意してください。
・西部及び東部(地雷・不発弾埋設地域)
カンボジア国内には、内戦時代に埋設された地雷やベトナム戦争当時の米軍の爆撃による不発弾が多数残っており、カンボジア政府は除去を進めているものの、いまだに地雷や不発弾による死傷事故が発生しています。
事故が発生している地域は、バッタンバン州、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州、ポーサット州、バンテアイミエンチェイ州のカンボジア西部及びクラチェ州、コンポンチャム州、コンポンスプー州などカンボジア中・東部です。
地雷や不発弾が確認されている地帯には、立入禁止を意味するドクロのマークが描かれた警告板がありますが、確認作業がされていないために警告板の設置がされていない場所もありますので、警告板が無い場合であっても、農地、空き地、森林等、人や車が踏み入れていない場所に不用意に立ち入らないようにしてください。特に、カンボジア東部は、ベトナム戦争当時広く爆撃され、幹線道路も重要目標に含まれていたため、道路から比較的近い場所にも不発弾(クラスター弾等)が残っていますが、警告板が設置されていることは少ないため、郊外においては、道路から離れた場所に不用意に立ち入らないでください。
・ベトナムとの国境地域
ベトナムとの国境地域において、画定していない国境線が一部存在します。
現在のところ、同国とカンボジアの間に軍事的な緊張関係は見られませんが、これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、十分注意してください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)滞在に当たっての注意について、詳細は安全対策基礎データも併せて参照してください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_004.html )
滞在中は、上記情勢に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。
さらに、報道、日本国外務省、在カンボジア日本国大使館、在シェムリアップ日本国領事事務所、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。
(2)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
(3)旅行者や出張者など、カンボジアでの滞在が3か月未満の方は、「たびレジ」に登録してください。また、3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。安全な旅行ができるように、最新の安全情報をメールでお届けします。また、緊急事態発生時の安否照会にも使用しますので、安全対策の一つとして、必ず登録してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(4)カンボジアにおいては、目立ったテロの兆候はありません。
一方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
テロに関する注意事項については、「テロ・誘拐情勢」を確認してください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_004.html )
4 隣国のタイ、ラオスについても「危険情報」が発出されていますので併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地公館連絡先)
○在カンボジア日本国大使館
住所: No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia
電話:023-217-161~4
国外からは(国番号855)-23-217-161~4
FAX :023-216-162
国外からは(国番号855)-23-216-162
ホームページ:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在シェムリアップ日本国領事事務所
住所:Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60, Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap
電話:063-963-801~3
国外からは(国番号855)-63-963-801~3
(1)2025年5月28日、タイとの国境付近(プレアビヒア州)において両軍による軍事衝突が発生して以降、国境付近で緊張状態が続いていましたが、同年7月24日、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州の国境付近の複数の係争地において、両軍による軍事衝突が発生し、その後も戦闘が続きました。同26日には、これまで特段の係争がなかったポーサット州の国境付近でも軍事衝突が発生したほか、バンテアイミエンチェイ州やコッコン州の国境付近においても緊張が高まりました。その後、同年7月28日に両国は無条件の停戦に合意し、同年10月26日には停戦合意の履行に向けた共同宣言が署名されました。
しかしながら、同年12月7日から、プレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州の国境地帯で再び情勢が悪化しました。同8日以降さらに戦線が拡大し、バンテアイミエンチェイ州やポーサット州、バッタンバン州、コッコン州の国境全域にわたって激しい戦闘が断続的に行われました。軍事施設を対象としたと思われるタイ軍機による空爆は国境から50kmを越える地域においても複数回行われ、中には国境から80km近い地域で攻撃を受けた例も報告されました。カンボジア内務省によれば、同年12月28日朝までに民間人31名が死亡、94名が負傷したほか、64.9万人の住民が避難しました。
同年12月27日、カンボジアとタイの国防大臣は、同日正午からの停戦に合意しました。同31日には、同年7月の戦闘終了後にタイ軍に拘束され、捕虜となっていたカンボジア兵18人が解放されました。その後、避難民の帰還も段階的に進められており、一時期は60万人を超えた避難民は2026年1月22日時点で12万人まで減少しました。情勢は一時期に比べて落ち着いた状況にあるものの、両国国境地帯での重火器の撤収は進んでおらず、全域にわたって緊張した状況が続いています。
(2)一般治安情勢等
カンボジアでは、過去の長期にわたる内戦時等に銃火器が国内へ持ち込まれ、多くは回収されたものの、いまだ残存する銃火器を使用した強盗事件等が度々発生しており、日本や他の東南アジア諸国と比較して、治安は決して良くありません。
外国人が多い都市部や観光地では、強盗、ひったくり、置き引き、こん睡強盗、スリ、いかさま賭博詐欺などの犯罪が多発しています。日本人も、事件に巻き込まれて重傷を負ったり、多額の金銭を詐取されたりするなど、被害が多く発生しています。
また、カンボジアの経済発展に伴い、ビジネスや投資に係る詐欺事件も複数報告されるようになっています。
(3)その他の犯罪情勢(特殊詐欺、闇バイト等)
最近、「海外で短期間に高収入」、「高級ホテルに滞在してレビューを書くだけで高収入」といった、好条件の仕事があるなどとして就労希望者を外国で勧誘し、カンボジア到着直後にパスポートや連絡手段を取り上げ、外出を制限し監禁状態に置いたうえで、電話詐欺などの不法行為に従事させる事案が多数発生しています。
被害者及び加害者のいずれも外国人であるケースが少なくなく、組織内のトラブルにより暴行を受けるなどの被害や、加害者として現地警察に拘束される等、相当数の外国人が被害に遭っており邦人の被害も報告されています。
知人等の紹介でカンボジアでの就労を検討・予定されている場合は、上記のような情勢を理解し、安易に勧誘に同意することなく、勤務先が信用に足りるものか、安全が確保されているか等についてよく確認し、確認できない場合は渡航を取り止めることも視野に入れて慎重に判断してください。
関係情報:
・就労斡旋を騙り不法行為や強制労働に従事させる監禁事案に関する注意喚起
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000803.html
・特殊詐欺についての注意喚起(被害に遭わないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C057.html
・匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)を含めた犯罪組織による海外における闇バイトに関する注意喚起(加害者にならないために)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2025C056.html
2 地域別情勢
(1)タイとの国境付近(タイ国境から50km以内)
レベル3:渡航は止めてください。《渡航中止勧告》《継続》
2025年12月7日からの戦闘再発により、従来から衝突の発生があったプレアビヒア州及びウドーミエンチェイ州に加え、バンテアイミエンチェイ州、ポーサット州、バッタンバン州、コッコン州の国境全域にわたって激しい戦闘が発生しました。現在、停戦は成立したものの、重火器の撤収は進んでいません。国境沿いの地域では双方から相手側の停戦合意違反について訴えがあがっており、特にプレアビヒア州、ウドーミエンチェイ州、バンテアイミエンチェイ州、ポーサット州の一部地区については、カンボジア政府は、タイ側が自国領内に侵入・占拠して実効支配を強めているとして強く反発しています。
どのような目的であってもこれら地域への渡航は止めてください。国境から離れていても、軍関連施設は高い警戒態勢が取られているため、決して近づかないようにしてください。また、現地当局の情報統制により撮影を理由として拘束される可能性がありますので、軍事活動に加えて軍関連施設や兵器等を撮影しないよう、慎重な行動を心がけてください。
(2)タイとの国境付近(タイ国境から50kmを超えてから80km以内)
レベル1:十分注意してください。《引下げ》
停戦以前は、軍事施設を対象としたと思われるタイ軍機による空爆が国境から50kmを越える地域においても複数回行われ、中には国境から80km近い地域で攻撃を受けた例が報告されていましたが、情勢は一時期に比べて安定した状況にあることから、タイ国境から50kmを越えて80km以内の地域の危険レベルを1に引下げます。これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、十分注意してください。
(3)上記以外の全土
レベル1:十分注意してください。《継続》
・プノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルなどの観光地
プノンペンでは、昼夜を問わず、金品を強奪される事件やひったくり被害が多く発生しています。また、シェムリアップ、シハヌークビルなどを含め、外国人が多く集まる場所では、これまで詐欺やこん睡強盗などの犯罪も多く発生しています。加えて、カンボジアでは、交通法規に対する遵法意識が日本に比べ低く、交通事故が多発しています。特に、シェムリアップにおいては、自転車やバイクに乗車中の事故、トゥクトゥクの横転・追突事故、観光スポットや市街地を歩行中にバイクにひかれる事故などが発生していますので、注意してください。
・西部及び東部(地雷・不発弾埋設地域)
カンボジア国内には、内戦時代に埋設された地雷やベトナム戦争当時の米軍の爆撃による不発弾が多数残っており、カンボジア政府は除去を進めているものの、いまだに地雷や不発弾による死傷事故が発生しています。
事故が発生している地域は、バッタンバン州、ウドーミエンチェイ州、プレアビヒア州、ポーサット州、バンテアイミエンチェイ州のカンボジア西部及びクラチェ州、コンポンチャム州、コンポンスプー州などカンボジア中・東部です。
地雷や不発弾が確認されている地帯には、立入禁止を意味するドクロのマークが描かれた警告板がありますが、確認作業がされていないために警告板の設置がされていない場所もありますので、警告板が無い場合であっても、農地、空き地、森林等、人や車が踏み入れていない場所に不用意に立ち入らないようにしてください。特に、カンボジア東部は、ベトナム戦争当時広く爆撃され、幹線道路も重要目標に含まれていたため、道路から比較的近い場所にも不発弾(クラスター弾等)が残っていますが、警告板が設置されていることは少ないため、郊外においては、道路から離れた場所に不用意に立ち入らないでください。
・ベトナムとの国境地域
ベトナムとの国境地域において、画定していない国境線が一部存在します。
現在のところ、同国とカンボジアの間に軍事的な緊張関係は見られませんが、これらの地域を訪問する際には、事前に情報収集を行うなど、十分注意してください。
3 渡航・滞在に当たっての注意
(1)滞在に当たっての注意について、詳細は安全対策基礎データも併せて参照してください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_004.html )
滞在中は、上記情勢に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。
さらに、報道、日本国外務省、在カンボジア日本国大使館、在シェムリアップ日本国領事事務所、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。
(2)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
(3)旅行者や出張者など、カンボジアでの滞在が3か月未満の方は、「たびレジ」に登録してください。また、3か月以上滞在される方は「在留届」を提出してください。安全な旅行ができるように、最新の安全情報をメールでお届けします。また、緊急事態発生時の安否照会にも使用しますので、安全対策の一つとして、必ず登録してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(4)カンボジアにおいては、目立ったテロの兆候はありません。
一方、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。
また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
テロ・誘拐はどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
テロに関する注意事項については、「テロ・誘拐情勢」を確認してください。
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_004.html )
4 隣国のタイ、ラオスについても「危険情報」が発出されていますので併せて留意してください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)
(現地公館連絡先)
○在カンボジア日本国大使館
住所: No.194 Moha Vithei Preah Norodom, Sangkat Tonle Bassac Khan Chamkarmom, Phnom Penh, Cambodia
電話:023-217-161~4
国外からは(国番号855)-23-217-161~4
FAX :023-216-162
国外からは(国番号855)-23-216-162
ホームページ:https://www.kh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
〇在シェムリアップ日本国領事事務所
住所:Sokha Palace Siem Reap Hotel, Road 60, Phum Trang, Sangkat Slorkram, Siem Reap
電話:063-963-801~3
国外からは(国番号855)-63-963-801~3


