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イランの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】

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更新日 2026年01月11日
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危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●首都テヘラン含む、下記地域を除く全地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》
●パキスタンとの国境地帯、ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》
●イラク及びアフガニスタンとの国境地帯(上記を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》
●シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域、並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》

【ポイント】
●2025年12月28日(現地時間)、首都テヘランにおいて経済状況の悪化に対する不満をきっかけとした抗議活動が行われ、その後、同様の抗議活動が国内各地で継続しています。当局は破壊活動等を伴う暴動について徹底的に取り締まる方針を示し、一部では当局と抗議者との衝突も報じられており、逮捕者や死傷者が出ています。
●今後情勢が急速に変化する可能性は排除されません。
●現在、イランではインターネット及び国際電話が使えない又はつながりにくい状況です。また、国際線のフライトは運航便数が減少しています。
●こうした状況を受け、首都テヘランを含む、危険情報がレベル2(不要不急の渡航は止めてください)であった地域の危険レベルを3(渡航中止勧告)に引き上げます。これにより、イラン全土の危険情報がレベル3(渡航中止勧告)又はレベル4(退避勧告)となります。
●イランへの渡航は止めてください。既に滞在中の方は、可能な場合は、自らの安全確保に努めつつ、商用便の運航状況を確認の上、出国することを検討してください。やむを得ず滞在する場合には、複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。また、抗議活動、集会や軍事・核関連施設には近づかないほか、そうした施設等の写真・動画撮影はイラン当局からスパイ活動とみなされ、拘束される恐れがあるため、厳に行わないでください。
●お困りのことや、ご支援が必要なことがあれば在イラン日本国大使館(consular@th.mofa.go.jp)にご連絡ください。

詳細

【詳細】
1 概況
(1) 2025年12月28日(現地時間)、首都テヘランにおいて、経済状況の悪化に対する不満をきっかけとした抗議活動が行われ、その後、同様の抗議活動が国内各地で継続しています。当局は破壊活動等を伴う暴動について徹底的に取り締まる方針を示し、一部では当局と抗議者との衝突も報じられており、逮捕者や死傷者が出ています。
(2)今後情勢が急速に変化する可能性は排除されません。
(3)現在、イランではインターネット及び国際電話が使えない又はつながりにくい状況です。また、国際線のフライトは運航便数が減少しています。

2 地域情勢
各地域の情勢は上記1に加え、以下のとおりです。
(1)首都テヘラン他、下記地域を除く全地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《引上げ》

上記1の状況を受け、首都テヘラン、シスタン・バルチスタン州チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域並びにケルマーン州他の地域の危険レベルを3(渡航中止勧告)に引き上げます。これにより、イラン全土の危険情報がレベル3(渡航中止勧告)又はレベル4(退避勧告)となります。
イランへの渡航は止めてください。既に滞在中の方は、可能な場合は、自らの安全確保に努めつつ、商用便の運航状況を確認の上、出国することを検討してください。やむを得ず滞在する場合には、複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。また、抗議活動、集会や軍事・核関連施設には近づかないほか、そうした施設等の写真・動画撮影はイラン当局からスパイ活動とみなされ、拘束される恐れがあるため、厳に行わないでください。

(2)パキスタンとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》

パキスタンとの国境地帯においては、イラン治安当局と麻薬密輸組織・テロ組織との衝突・交戦が頻繁に発生しており、治安情勢が極めて不安定です。

(3)ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)《継続》

ケルマンシャー州及びイーラーム州のイラクとの国境地帯においては、イラン治安部隊とクルド系分離主義組織「クルド自由生活党」(PJAK)等との間で衝突が発生しているほか、ISIL関係者の摘発も複数報じられています。また、両州と国境を接するイラク側にも危険レベル4(退避勧告)が発出されています。イラク国内の不安定な治安情勢がイラン側の治安にも悪影響を及ぼす可能性があることから、イラク情勢についても十分に警戒する必要があります。

(4)イラク及びアフガニスタンとの国境地帯(上記を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》

イラク及びアフガニスタンの不安定な治安情勢の影響を受けて、イラク及びアフガニスタンとの国境地帯においては、不測の事態が発生するおそれがあります。ISIL等のイスラム過激派の動向等、治安情勢は予断を許さない状況にあります。

(5)シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域、並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)《継続》

シスタン・バルチスタン州(チャーバハール市及び同市周辺の自由貿易地域、並びにアフガニスタン及びパキスタンとの国境地帯を除く)では、国境警備隊の増員等の治安対策がとられていますが、治安当局と麻薬密輸組織との衝突が発生するなど、治安情勢は予断を許さない状況が続いています。また、同州では、「ジェイシュ・アルアドル」と称するスンニ派反政府組織等が政府関係者・治安関係者を標的とするテロを実行しています。「ジェイシュ・アルアドル」は、同州ラースク市所在の警察署への襲撃(2023年12月)や、ラースク市所在の軍事施設に対して大規模な攻撃を実施(2024年4月3日)するなど、これまでのところ外国人が被害に巻き込まれた事案は確認されていないものの、引き続き警戒が必要です。

3 安全確保のための注意事項
(1)やむを得ず滞在を継続する場合には、渡航期間に応じ在留届又は「たびレジ」の登録を行い、一時出国を含めて、在イラン日本国大使館と緊密に連絡を取るようにしてください。また、複数の情報源から最新の情報を入手するなど特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。
(2)抗議活動、集会や軍事・核関連施設には近づかないほか、そうした施設等の写真・動画撮影はイラン当局からスパイ活動とみなされ、拘束される恐れがあるため、厳に行わないでください。
(3)お困りのことや、ご支援が必要なことがあれば在イラン日本国大使館(consular@th.mofa.go.jp)にご連絡ください。
(4)これまでイランでは、首都テヘランを含む各地で国際テロ組織「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)によるテロが発生しているほか、イラン南東部や西部・北西部のイラク・トルコ国境付近において、分離主義組織がイラン治安当局と交戦する事案が発生しています。これまでに、イランにおいてテロ事件による日本人の被害は確認されていませんが、日本人・日本権益がテロ等の標的となる可能性は否定できません。
近年は、世界的傾向として、軍基地や政府関連施設だけでなく、警備や監視が手薄で不特定多数が集まる場所を標的としたテロが頻発しています。特に、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等は、テロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
詳細は、「テロ・誘拐情勢」( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_046.html )も併せてご確認ください。

4 その他
隣国のイラク、トルコ、アルメニア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、アフガニスタン及びパキスタンにも「危険情報」が発出されていますので、併せて参照してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室)
○領事局海外邦人緊急事態課
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (フィーチャーフォン版)

(現地大使館連絡先)
○在イラン日本国大使館
住 所:NO.162, Moghadas Ardebili Street, Tehran, Iran
電 話: +98-21-2266-0710     
F A X : +98-21-2266-0747
Email :consular@th.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.ir.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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