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ジンバブエの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2024年12月18日
危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●強盗や窃盗などの犯罪に遭遇する危険が常にありますので、犯罪に対して警戒を怠らないなど、十分注意してください。
●デモ発生時には、銃器等を使用した治安当局による厳しい取締りが予測されるため、巻き込まれないように十分注意してください。

詳細

1 概況
(1)ジンバブエは、失業率が高止まりする等、経済的に不安定な状況が続いており、野党及びその支持者が中心となり、政治的、経済的問題を理由にデモが発生しています。デモが発生した際には治安当局による対応は厳しくなることが予想されます。
 過去の事例では、2018年の大統領及び国会議員選挙期間中、政治情勢をめぐり、一時、治安が不安定な時期がありました。2019年には、燃料価格の引き上げを発表したことに端を発し、首都ハラレ市を始めとする多くの都市でデモが発生し、少しでもデモ隊に暴徒化の兆しが確認されると、治安当局による放水車や催涙弾を使用した鎮圧が行われ、複数の死傷者や逮捕者が出ました。
 こうした情勢を踏まえ、公共の場での政治的な言動は控えることをお勧めします。また、大統領官邸や軍関係施設周辺での写真撮影は厳禁となっており、空港等の公共施設周辺での写真撮影も控えることをお勧めします。渡航・滞在に際しては、現地の情勢に関する最新情報を入手するよう心掛けるとともに、常に慎重な行動をとるようにしてください。

(2)一般犯罪の発生率は日本の十数倍と言われており、日中でも、強盗や窃盗の犯罪が日々発生しています。また、犯罪者等は、アジア人はお金を持っていると考えているため、日本人は犯罪のターゲットになりやすいことを認識し、貴重品を肌身離さず保管するなど、常に犯罪被害に遭わないよう留意して行動する必要があります。
 警察によるパトロール活動の範囲や頻度は極めて限定的で、また、犯罪発生後現場に到着するまでに1時間以上要することも度々あることなどが、犯罪が減少しない要因の一つとなっています。常に緊張感を持ち、犯罪に遭わないよう注意を怠らないことが重要です。

2 地域別情勢
 全土
 レベル1:十分注意してください(継続)
 
(1)ハラレ市
 ハラレ市内では年間1,000件程度銃器を利用した強盗事件が発生していると言われています。発生件数は3年連続で増加しており、高止まりしている状況です。窃盗等の一般犯罪も同様に増加傾向であり、市内のいずれの場所においても犯罪被害に遭う可能性がありますので、十分に注意して行動して下さい。特に、ハラレ市内に存在するタウンやCBDと呼ばれる街の中心部には不用意に立ち入らないようにしてください。こうした地域の犯罪の発生率は郊外と比較して極めて高く、違法な取引を行う商店が多く立ち並んでいます。
 また、同地域では取締りを行う警察とこれら商店との間で武器を用いた衝突が発生することもあり、突然発生する混乱に巻き込まれる可能性があります。不必要に街の中心部へ立ち入らないようにしてください。特に夜間は危険性が非常に増しますので、立ち入りは極力控えるようにしてください。

(2)上記以外の地域
 全国的に治安情勢は比較的に安定していますが、ハラレ市と同様に、犯罪に遭遇する危険は常にありますので十分な注意が必要です。
 
3 滞在に当たっての注意
 ジンバブエでの滞在にあたっては、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ジンバブエ日本国大使館、現地関係機関、報道等より最新情報を入手するよう努めてください。
 当地に滞在する際の防犯対策及び一般的留意事項については、「安全基礎データ」のページの「防犯対策」及び「滞在時の留意事項」の項目をご覧ください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_106.html

 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

 これまでに、ジンバブエにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアを始めとする世界中で発生しており、テロによる日本人の被害も確認されています。
 近年は、観光施設周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、公共交通機関、宗教関連施設等はテロの標的となりやすく、常に注意が必要です。また、外国人を標的とした誘拐のリスクも排除されず、注意が必要です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人もテロ・誘拐の標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等から最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
 詳細は、ジンバブエの「テロ・誘拐情勢」も、併せてご確認ください。( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_106.html

 ジンバブエに3か月以上滞在される方は、在ジンバブエ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。また、3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ジンバブエ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 隣国のザンビア、南アフリカ、ナミビア及びモザンビークにも別途危険情報が発出されておりますので、留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903 

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジンバブエ日本国大使館
 住所:4th Floor Social Security Centre, Corner Sam Nujoma Street
    / Julius Nyerere Way, Harare, The Republic of Zimbabwe.
 電話:(市外局番0242)250025~7
  国外からは(国番号263)-242-250025~7(代表)
 FAX:(市外局番0242)250111
   国外からは(国番号263)-242-250111
 E-Mail(領事関係):zryoji@hz.mofa.go.jp (日本語可) 
 ホームページ:http://www.zw.emb-japan.go.jp/
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