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ソマリアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2023年03月13日
危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●全土
レベル4:退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●各地において引き続きテロが発生しています。ソマリア(「ソマリランド」を含む、以下同様)への渡航はどのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は直ちに退避してください。

詳細

1 概況
(1)ソマリアでは、1991年のバレ政権崩壊以降、20年以上にわたり無政府状態が続き、氏族集団からなる軍閥が各地で群雄割拠する内乱状態にありましたが、 2012年にハッサン・シェイク・モハムッド大統領率いる統一政府が成立し、国際社会の支援の下、国家再建への取組が進められました。2017年のモハメド・アブドゥライ・モハメド・ファルマージョ大統領の政権を挟み、2022年再選されたハッサン大統領は、治安安定と経済再建に向けた努力を続けているものの、国内政治には依然として不安定要素が多く残っています。
(2)イスラム過激派組織「アル・シャバーブ」は、近年、ATMIS(アフリカ連合ソマリア移行ミッション)やソマリア軍の攻勢を受け、その支配地域を減少させていますが、首都モガディシュを含むソマリア全土で依然として大規模テロの計画・実施能力を保持しているほか、ケニアなどの近隣諸国でもテロ活動を行っています。また、ソマリア北部を中心に組織された「ISILソマリア」も、モガディシュを含むソマリア国内でテロ活動を行っています。
 ソマリアでは、2017年10月にモガディシュで死者数百名に上る過去最悪の大規模爆弾事案が発生したほか、2022年にも自動車爆弾等を利用したテロ事件が頻繁に発生しました。また、ソマリア全土で身代金を目的とした外国人やNGO職員の誘拐事件も多発しています。

2 地域別情勢
 全土
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)
(1)モガディシュを含むソマリア全土で、政府関係施設や空港、ホテル、レストランなどでのテロ事件や、氏族間衝突、一般犯罪などが頻発しています。

(2)ソマリア沖・アデン湾での海賊事案は、国際社会の取組みにより2012年以降大幅に減少しましたが、引き続き厳重な警戒が必要です。
 つきましては、現在のソマリアの情勢下にあっては、不測の事態に巻き込まれる可能性が高く、極めて危険ですので、ソマリアへの渡航は、どのような目的であれ止めてください。また、既にソマリアに滞在している方は、最新の情報の入手に努め、十分な警備措置を講じた上で直ちに同国から退避してください。

3 ソマリアには、日本の大使館は所在していません(在ケニア日本国大使館がソマリアを兼轄)。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
 https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ケニア日本国大使館(ソマリアを兼轄)
 住所:Mara Road, Upper Hill, Nairobi, KENYA(P.O. Box 60202, Nairobi)
 電話:+254- 20-2898000(代表)
 FAX :+254-20-2898220
 ホームページ: http://www.ke.emb-japan.go.jp/j-index.html
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