危険情報
エルサルバドルの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2023年02月16日
危険レベル・ポイント
【危険レベル】
●メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、パンチマルコ市、アギラレス市、コロン市、ケサルテペケ市、サン・マティアス市、サカテコルカ市、及びサンサルバドル市セントロ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●危険レベル2が発出されている地域では、マラスと呼ばれる凶悪犯罪集団が活発しており強い勢力を持っているため、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
●メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、パンチマルコ市、アギラレス市、コロン市、ケサルテペケ市、サン・マティアス市、サカテコルカ市、及びサンサルバドル市セントロ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●危険レベル2が発出されている地域では、マラスと呼ばれる凶悪犯罪集団が活発しており強い勢力を持っているため、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。
詳細
1 概況
(1)エルサルバドルでは「マラス」(凶悪犯罪集団)による凶悪犯罪が各地で発生しており、2015年8月、エルサルバドル最高裁は、マラスを「テロ組織」と認定しました。それ以降、エルサルバドル政府がマラスに対する取り締まりを強化したことで、殺人をはじめとする犯罪件数が一旦は減少したものの、2022年には、3月25日及び26日の2日間で約80件もの殺人事件が発生するなど、マラスの活動が再び活発化しました。これを受け、同年3月27日、エルサルバドル政府は非常事態宣言を発出し、マラス構成員の身柄を次々と拘束し、同年12月時点までに約6万人を拘束しました。これにより、殺人件数は大幅に減少したものの、今後、マラスの反発や拘束者の脱走等により治安が悪化する可能性も否定できないことから、引き続き、治安情勢を注視する必要があります。
(2)政府が推進する治安対策により、マラスが都市部郊外や地方の海岸、山間部に展開していることが確認されています。今後、当該地域においても治安当局とマラスとの衝突が増加していくものと考えられるため、警戒が必要です。
(3)エルサルバドルでは日本人を含む外国人を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
詳細は、エルサルバドルの「テロ・誘拐情勢」も、あわせてご確認ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_244.html)
2 地域別情勢
(1)メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、パンチマルコ市、アギラレス市、コロン市、ケサルテペケ市、サン・マティアス市、サカテコルカ市、及びサンサルバドル市セントロ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
マラスが関与する事件が多数発生しており、強盗、傷害、窃盗といった犯罪の被害、またその他事件に巻き込まれるリスクがあります。特に、サンサルバドル市旧市街区は、各種犯罪が国内で最も多く発生しており、観光名所でもある大聖堂や、中央市場付近はマラス組織の縄張りが複雑に入り組んでいることもあり、派閥の異なるマラス間の激しい縄張り争いが発生しています。過去には、マラスと警備員との銃撃戦が白昼繰り広げられたこともあります。
また、それ以外の地域においても、政府が推進する治安対策により犯罪発生件数が減少しているとはいえ、安全になったとは言い難い状況です。
治安当局とマラス間の銃撃戦や、マラスの派閥間の衝突が相次いでいるため、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず立ち入る場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
マラスの活動地域は全国に及んでおり、各地で殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、窃盗、違法薬物売買等が発生しています。
観光等で訪問する際は、目立たず、行動を予測されないよう注意してください。
また、最新の治安情報の入手に努め、各種犯罪に巻き込まれないよう、危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
比較的安全とされているサンサルバドル市エスカロン地区、サンベニート地区においても殺人事件をはじめとする各種犯罪が発生しています。
3 滞在にあたっての注意
滞在に当たっての注意について、詳細は安全対策基礎データ( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_244.html)も併せて参照してください。
滞在中は、上記情勢に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、日本外務省、在エルサルバドル日本国大使館、現地関係機関及び報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は、在エルサルバドル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在エルサルバドル日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在エルサルバドル日本国大使館
住所:89 Av. Norte y C. El Mirador 6 Nivel, Torre 1, World Trade Center Colonia Escalon, San Salvador, El Salvador, C.A. Apartado Postal #115
電話:2528-1111
国外からは(国番号503)2528-1111
FAX:2264-6061
国外からは(国番号503)2264-6061
ホームページ:http://www.sv.emb-japan.go.jp/index_jp.html
(1)エルサルバドルでは「マラス」(凶悪犯罪集団)による凶悪犯罪が各地で発生しており、2015年8月、エルサルバドル最高裁は、マラスを「テロ組織」と認定しました。それ以降、エルサルバドル政府がマラスに対する取り締まりを強化したことで、殺人をはじめとする犯罪件数が一旦は減少したものの、2022年には、3月25日及び26日の2日間で約80件もの殺人事件が発生するなど、マラスの活動が再び活発化しました。これを受け、同年3月27日、エルサルバドル政府は非常事態宣言を発出し、マラス構成員の身柄を次々と拘束し、同年12月時点までに約6万人を拘束しました。これにより、殺人件数は大幅に減少したものの、今後、マラスの反発や拘束者の脱走等により治安が悪化する可能性も否定できないことから、引き続き、治安情勢を注視する必要があります。
(2)政府が推進する治安対策により、マラスが都市部郊外や地方の海岸、山間部に展開していることが確認されています。今後、当該地域においても治安当局とマラスとの衝突が増加していくものと考えられるため、警戒が必要です。
(3)エルサルバドルでは日本人を含む外国人を直接標的としたテロ事件は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
詳細は、エルサルバドルの「テロ・誘拐情勢」も、あわせてご確認ください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcterror_244.html)
2 地域別情勢
(1)メヒカノス市、アポパ市、シウダ・デルガード市、パンチマルコ市、アギラレス市、コロン市、ケサルテペケ市、サン・マティアス市、サカテコルカ市、及びサンサルバドル市セントロ地区
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
マラスが関与する事件が多数発生しており、強盗、傷害、窃盗といった犯罪の被害、またその他事件に巻き込まれるリスクがあります。特に、サンサルバドル市旧市街区は、各種犯罪が国内で最も多く発生しており、観光名所でもある大聖堂や、中央市場付近はマラス組織の縄張りが複雑に入り組んでいることもあり、派閥の異なるマラス間の激しい縄張り争いが発生しています。過去には、マラスと警備員との銃撃戦が白昼繰り広げられたこともあります。
また、それ以外の地域においても、政府が推進する治安対策により犯罪発生件数が減少しているとはいえ、安全になったとは言い難い状況です。
治安当局とマラス間の銃撃戦や、マラスの派閥間の衝突が相次いでいるため、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず立ち入る場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。
(2)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
マラスの活動地域は全国に及んでおり、各地で殺人、強盗、恐喝、暴行、性犯罪、窃盗、違法薬物売買等が発生しています。
観光等で訪問する際は、目立たず、行動を予測されないよう注意してください。
また、最新の治安情報の入手に努め、各種犯罪に巻き込まれないよう、危険を避けていただくため特別な注意が必要です。
比較的安全とされているサンサルバドル市エスカロン地区、サンベニート地区においても殺人事件をはじめとする各種犯罪が発生しています。
3 滞在にあたっての注意
滞在に当たっての注意について、詳細は安全対策基礎データ( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_244.html)も併せて参照してください。
滞在中は、上記情勢に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、日本外務省、在エルサルバドル日本国大使館、現地関係機関及び報道等から最新情報を入手するよう努めてください。
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は、在エルサルバドル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在エルサルバドル日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html )
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在エルサルバドル日本国大使館
住所:89 Av. Norte y C. El Mirador 6 Nivel, Torre 1, World Trade Center Colonia Escalon, San Salvador, El Salvador, C.A. Apartado Postal #115
電話:2528-1111
国外からは(国番号503)2528-1111
FAX:2264-6061
国外からは(国番号503)2264-6061
ホームページ:http://www.sv.emb-japan.go.jp/index_jp.html