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リベリアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2023年01月12日
危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●治安情勢は比較的落ち着いていますが、一般犯罪等に遭わないよう十分注意してください。
●西アフリカ諸国において、イスラム過激派組織によるテロ事件が頻発しているため、最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

詳細

1 概況
(1)リベリアでは1989年から2003年まで内戦が続きました。その後、2006年にアフリカ初の女性の民選大統領となったサーリーフ大統領が、国際社会からの支援を得つつ、国家の再建と国民の生活向上に取り組んだ結果、リベリアの治安は徐々に改善されてきました。
 こうした中、2003年から治安維持を担ってきた国連リベリアミッション(UNMIL)は、2016年7月1日の国連安全保障理事会の決定に従い、リベリア政府へ治安権限を移譲し、2018年3月31日、そのマンデートを終え、リベリアから撤収しました。2018年1月、サーリーフ大統領からウェア大統領へと交代しましたが、これまでのところ、治安は比較的安定しています。
 
(2)アフリカ西部ではイスラム過激派組織によるテロが頻発しています。リベリアでは、現時点で反政府組織や国際テロ組織による具体的な活動は確認されていませんが、リベリア政府がマリのPKOに派兵していることから、上述のイスラム過激派組織の標的となる可能性があります。また本年10月、大統領選挙及び議会選挙が予定されていますので、選挙期間中や結果発表後などに暴力を伴うような過激な活動や衝突が起こる可能性も考えられます。
 このような状況を十分に認識し、テロや誘拐等に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
 全土
 レベル1:十分注意してください。(継続)

(1)首都モンロビア市
 首都であるモンロビア市内は人口過密状態にあり、失業率も高く、一般犯罪が多発しています。犯罪は特に夜間の発生率が高いことから、夜間の移動は出来る限り控える必要があり
ます。

(2)その他の地域
 その他の地域においては、首都などの都市部からの交通網が未発達・不便であることから、治安当局による対応は限られるため、十分な注意が必要です。特に、窃盗団などの一般犯罪集団が、当局の捜索を逃れるため、国境を出入りする逃走経路を使用する事例が多く報告されています。国境周辺では、警察や入国管理局の人員も不足しているため、十分な警戒が必要です。

 つきましては、リベリアへの渡航・滞在を予定している方は、在ガーナ日本国大使館(リベリアを管轄)、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。


3 滞在にあたっての注意
(1)リベリアへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データも併せて参照してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_126.html )

(2)滞在中は、十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、日本国外務省、在ガーナ日本国大使館、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。

(3)リベリアには、日本の大使館・総領事館はありません。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ガーナ日本国大使館に連絡してください。

(4)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。

(5)リベリアに3か月以上滞在する方は、在ガーナ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )。
 3か月未満の旅行や出張等の際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在ガーナ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )。


4 隣国のコートジボワール、ギニア及びシエラレオネにも別途危険情報を発出していますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/ml/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ガーナ日本国大使館(リベリアを管轄)
  住所:Dr.Hideyo Noguchi Street, West Cantonments Accra, Ghana
  電話:(市外局番030)2765060、2765061
   国外からは(国番号233)30-2765060、2765061
  FAX:(市外局番030)2762553
   国外からは(国番号233)30-2762553
  ホームページ:https://www.gh.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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