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ネパールの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2022年09月13日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●極西部(カイラリ郡、バジャン郡、バジュラ郡、アチャム郡)、中西部(バケ郡、スルケット郡、ジュムラ郡、ダン郡、バルディア郡、ロルパ郡、ルクム(東部)郡、ルクム(西部)郡、サリヤン郡、ジャジャルコット郡、カリコット郡、ダイレク郡、ピュータン郡)、中部(パルサ郡、バラ郡、ラウタハト郡、サルラヒ郡、マハッタリ郡、ダヌシャ郡の各東西ハイウェイから南方地域)、東部(シラハ郡とサプタリ郡の各東西マヘンドラハイウェイから南方地域)
:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●上記以外の地域(フムラ郡、ムグ郡、ムスタン郡、マナン郡、ラスワ郡、ソルクンブ郡のクンブ地区を除く)
:レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●政治的主張に基づく過激派集団(マオイスト・チャンド派)や、タライ地区の独立を目指す反政府グループが多い地域では、注意が必要です。
●バンダと称するゼネラルストライキが散発的に実施されており、各種交通機関の麻痺及びバンダに乗じた暴力行為に注意が必要です。

詳細

1.概況
(1)ネパールでは、1996年から2006年まで続いた武力闘争の後、2008年以降、幾多の政治的混乱を乗り越えながら、2015年9月に新憲法が制定・公布されました。その後、種々の政治的交渉を経て、2017年に同憲法下で初めて、地方・州・連邦議会(下院)の選挙が実施されました。なお、同年5月から12月まで複数回にわたり実施された各選挙日前後には、対立する政党関係者の衝突、立候補者の誘拐、爆弾での攻撃などが発生し、死傷者も出ました。
(2)ネパール国内には、マオイスト・チャンド派等の一部過激派グループが存在し、自らの要望を実現するために、デモや集会の他、バンダと称する住民を巻き込んだストライキのほか、一部ではこれに関連した投石、放火、爆弾設置等を敢行してきました。なお、このバンダが実行される当日は、マオイストからの報復(投石、放火等)を避けるため、公共交通機関がストップしたり、スーパーや商店、レストラン等が閉店したりする場合があります。2019年には、携帯電話会社事務所に対する爆破事件や各地に設置された爆弾が爆発し死傷者を出す事件が発生したほか、2020年12月には、教師を誘拐し殺害するという事件も発生しました。
しかし、2021年3月の政府との和平合意以降、同派による暴力的・破壊的活動は収束し、治安は大幅に改善しました。他方、依然散発的に小規模なバンダは発生しており、また、2022年8月に同派代表に対する逮捕状が発付されると、これに抗議する動きも見せており、引き続き注意が必要です。
(3)ネパールには、インドとの間の「オープンボーダー」を悪用して近隣諸国から不法に入国する者が多数いるといわれ、ネパールの治安の不安定要因となっていると見られています。
(4)一般犯罪面では、窃盗及び身代金目的の誘拐事件が発生しているほか、女性や子供に対する性的暴力事件が発生しています。また、インドなど周辺諸国から拳銃、爆発物の流入があります。過去には、カトマンズ盆地内で銃器使用案件が連続して発生し、死傷者も出ています。これらの密輸事件を取り締まる警察等治安機関と密輸業者との衝突が度々発生しており、2020年10月には、業者により警察官が殺害される事件も起きています。
日本人被害事案として、過去には自宅で就寝中の強盗被害、繁華街での傷害被害等が報告されています。またネパール原産の大麻を日本に密輸しようとした事件や、日本人がネパール国内で薬物を使用した事件も報告されています。
(5)これまでに、ネパールにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるローンウルフ型テロや、一般市民が多く集まるレストラン、ショッピングモール、公共交通機関等のソフトターゲットを標的としたテロが世界各地で頻発しており、こうしたテロの発生を未然に防ぐことは困難です。
 テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、「たびレジ」、海外安全ホームページ、報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切かつ十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2.地域情勢
(1)極西部(カイラリ郡、バジャン郡、バジュラ郡、アチャム郡)、中西部(バケ郡、スルケット郡、ジュムラ郡、ダン郡、バルディア郡、ロルパ郡、ルクム(東部)郡、ルクム(西部)郡、サリヤン郡、ジャジャルコット郡、カリコット郡、ダイレク郡、ピュータン郡)、中部(パルサ郡、バラ郡、ラウタハト郡、サルラヒ郡、マハッタリ郡、ダヌシャ郡の各東西ハイウェイから南方地域)、東部(シラハ郡とサプタリ郡の各東西マヘンドラハイウェイから南方地域)
:レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 極西部と中西部の地域には、マオイストの過激派であるマオイスト・チャンド派の勢力範囲が多くを占めています。2021年3月の政府との和平合意により治安は改善していますが、2022年5月の地方選挙期間中には、政党関係者同士による激しい衝突や発砲、手製爆弾による爆発事件が起こりました。また中部と東部の地域においても同様に、政党支持者同士が衝突して負傷者を出しました。
つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には事前に現地情報を入手して特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。

(2)その他の地域(フムラ郡、ムグ郡、ムスタン郡、マナン郡、ラスワ郡、ソルクンブ郡のクンブ地区を除く)  
:レベル1:十分注意してください。(継続)

ア 上記の地域では、政府の政策への批判や燃料等の値上げに対する不満など様々な社会的要因により、バンダと呼ばれるゼネラルストライキが発生し、一部が過激化し、放火や投石行為を伴う反政府行動に発展するなど、治安が悪化する可能性が排除されません。
2020年11及び12月には、ウダヤプール郡の政府機関や民間会社において、爆弾が爆発する事件が数件発生しています。

イ カトマンズ郡やラリトプール郡などの都市部を中心に、置き引き、スリ等の窃盗、女性や子供に対する性的暴行等の一般犯罪が増加しています。

つきましては、上記地域へ渡航・滞在する際は、最新の治安情報を入手し、政治集会やデモ等を避けるとともに自らの安全対策につき再度確認してください。

3 滞在にあたっての注意
 ネパールにおける渡航・滞在に当たっての一般犯罪等に関する注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_010.html
も併せてご参照ください。)
(1)在留届・たびレジ
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
3か月以上滞在される方は、在ネパール日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ネパール日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)渡航者全般向けの注意事項
ア 最新情報を入手する。
  治安情勢は絶えず変化しています。渡航前に在ネパール日本国大使館や旅行会社等から最新情報を入手するとともに、渡航中も情報収集し、危険な場所、デモ、集会等に近づかない等安全確保に努めてください。特にバンダ(ゼネスト)期間中は、交通機関に影響を及ぼし、閉店する商店等もあるため、バンダに関する情報を入手しておくことは非常に重要です。


イ 日本人の被害例や防犯対策等について、「安全対策基礎データ」
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_010.html
の●犯罪発生状況、防犯対策にまとめてありますので、そちらをご参照ください。

(3)個人旅行者への注意事項
ネパールへの個人旅行(バックパッカーを含む)の場合、地方(インド・中国との陸路での出入国を含む)を陸路で移動中、知らないうちに危険度の高い地域へ入域していることがあります。ネパールへの個人旅行の際には、事前に報道等により最新の治安関連情勢について情報収集し、さらに現地ガイドを雇うなど、細心の注意を払ってください。

4.隣国のインド、中国についても危険情報が発出されていますので、それらにもご注意ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)9926
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)


(現地公館連絡先)
在ネパール日本国大使館
 住所:1253 Narayan Gopal Sadak Panipokhari、Ward No.3、 Kathmandu、 (North)、 Nepal (P. O. Box 264)
 電話:(市外局番01)4426680
   国外からは(国番号977)-1- 4426680
 FAX : (市外局番01)4414101
   国外からは(国番号977)-1-4414101
 ホームページ: http://www.np.emb-japan.go.jp/jp/index.html
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