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カメルーンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2022年03月17日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●極北州
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●中央アフリカ国境地帯、北部州のナイジェリア国境地帯及びチャド国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●英語圏(北西州及び南西州)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●北部州(ナイジェリア国境地帯及びチャド国境地帯を除く)、アダマワ州のナイジェリア国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●極北州では、ナイジェリア北東部を中心に活動しているイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」がカメルーン国内に越境し、自爆テロ、襲撃、誘拐、金品・家畜の強盗等を断続的に行っており、治安部隊との衝突も断続的に発生していますので、同州への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は、直ちに退避してください。(退避勧告)
●中央アフリカ国境地帯、北部州のナイジェリア及びチャドとの国境地帯では、武装集団が襲撃、誘拐、金品・家畜等の強盗を行っており、治安部隊との衝突による死傷者も発生していますので、渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
 また、カメルーンから陸路でこれら諸国へ移動することは非常に危険ですので、止めてください。
●2017年10月以降、英語圏(北西州及び南西州)では、英語圏独立を掲げる分離独立派と治安部隊との衝突が多発し、民間人を含め多数の死傷者が発生しているほか誘拐事件も発生していますので、英語圏への渡航は止めてください。(渡航中止勧告)
●2020年以降、ヤウンデやドゥアラにおいて手製爆発物の爆発事件や同未遂事件が複数回発生しています。スーパーマーケットやベーカリー、市場、バー等が標的とされた事例もありますので、外出の際は周囲の状況に十分注意を払い、人が密集する場所は避ける等の安全対策を講じてください。

詳細

1 概況
 極北州において「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」等のイスラム過激派組織による自爆テロや襲撃が発生しており、中央アフリカ国境地帯では武装集団による襲撃等が発生しているほか、英語圏(北西州および南西州)では分離独立派武装勢力と治安部隊による武力衝突が常態化しています。また、その他の地域においても殺人、誘拐、強盗、ひったくり等の犯罪が多く発生しています。

2 地域情勢
(1)極北州
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

 極北州においては、ナイジェリア北東部を拠点とするイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」が越境し、自爆テロ、襲撃、誘拐、金品・家畜の強盗等を断続的に行っています。また、これらの掃討作戦を進めているカメルーン、チャド、ナイジェリア等からなる多国籍合同軍やカメルーン治安部隊との衝突も断続的に発生しています。
  
 つきましては、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在中の方は、直ちに安全な地域へ退避してください。

(2)中央アフリカ国境地帯、北部州のナイジェリア国境地帯及びチャド国境地帯
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア 中央アフリカ国境地帯においては、中央アフリカの武装集団等による身代金目的の誘拐、金品や家畜の強盗等が発生しています。中央アフリカにおける情勢不安のあおりを受け、カメルーンから中央アフリカに向けて物資を運搬中のトラックが攻撃され、数百台の車両が足止めされる事態等も発生しています。
イ 北部州のナイジェリアとの国境地帯においては、「ボコ・ハラム」がナイジェリア側の国境付近の町を襲撃し、住民を殺害して金品や家畜等を強奪しています。カメルーン側でも、ナイジェリア国境付近のケラワで、「ボコ・ハラム」の襲撃によるカメルーン兵士の殺害事件や連続自爆テロ事件が断続的に発生しています。
ウ 北部州のチャド国境地帯においては、トゥボロで誘拐、殺人、家畜の略奪事件が発生しています。また、中央アフリカの元「セレカ(2013年9月に解散令が発布されたイスラム系反政府勢力の連合体)」の分子がチャド領内を通過してカメルーン国内に侵入しており、武装集団が身代金目的で外国人を誘拐する可能性があります。

 つきましては、これらの地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、不測の事態に備え、退避の必要性も検討してください。

(3)英語圏(北西州および南西州)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア 2017年10月1日、長年政府から差別を受けてきたと主張する英語圏住民が、同日を「英語圏独立記念日」と称して大規模デモ行進を実施し、治安部隊と衝突して多数の死傷者が発生しました。
イ 英語圏には、多数の治安部隊が配置され、厳しい検問や取締りが実施されていますが、上記2017年10月1日以降、治安部隊と分離独立派との激しい衝突が常態化し多数の死傷者が出ているだけでなく、こうした状況に乗じて、殺人、強盗、強姦、誘拐等の凶悪犯罪が発生しています。
ウ 2019年9月、ポール・ビヤ大統領の指示により、ジョセフ・ディオン・ングテ首相は、政府関係者、英語圏出身の有力者等を集め、こうした状況を打開するための「国民対話」を開催し、和平に向けた一定の方向性を打ち出しましたが、その後も英語圏においては衝突が発生し犠牲者が出ています。
エ 最近では、分離独立派が遠隔操作式のIED(手製爆発物)やRPG(ロケット推進式てき弾)を使用するなど、武器の高度化がみられ、2021年には英語圏をパトロール中の治安部隊に対する分離独立派によるIEDを使用した攻撃やタクシーへのIEDの投げ込み事件が発生し、死傷者が発生しています。
オ 英語圏において、分離独立派は毎週月曜日、「死の町」と称して住民にロックダウンを強要しており、2021年8月、南西州ブエアにおいて、これに従っていなかった建設作業員が拉致される事件が発生したほか、上記のタクシーへのIED投げ込み事件も月曜日に発生しています。
カ 分離独立派は、学校のボイコットを強要しており、2017年以降少なくとも70校を襲撃、生徒や教員数百人を殺害、拉致したとの報告があります。
キ 外国人であっても誘拐や殺人等の標的となる可能性があります。2018年3月、出勤途中の外国人が分離独立派と考えられる人物に誘拐された後、殺害される事件が発生し、同年10月及び11月には、外国人宣教師が分離独立派の銃弾を受けて殺害される事件が立て続けに発生しました。2021年4月、人的被害はなかったものの、南西州イカタを走行中の国連の車列が武装勢力に襲われました。

 つきましては、これらの地域への渡航・滞在はどのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、不測の事態に備え、退避の必要性も検討してください。

(4)北部州(ナイジェリア国境地帯・チャド国境地帯を除く)、アダマワ州のナイジェリア国境地帯
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア 北部州は、「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」と治安当局との衝突が頻発している極北州と近接しており、特に州都ガルアは、極北州との州境からわずか数十kmの地点に位置し、地形上の障害も少ないことから、「ボコ・ハラム」等のイスラム過激派組織が容易に侵入することが可能となっています。これらイスラム過激派組織の構成員と一般人との識別は難しく、イスラム過激派組織による自爆テロや誘拐、治安当局との衝突に巻き込まれる危険性は否定できません。同州においては、武装集団による身代金目的誘拐事件も多発しています。
イ アダマワ州のナイジェリア国境地帯でも、イスラム過激派組織の構成員がカメルーン国内に侵入してくる可能性は排除できず、これらの地域への移動及び滞在には危険が伴います。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航・滞在は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、十分な安全対策を講じてください。

(5)その他の地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア 首都ヤウンデや国内最大の商業都市ドゥアラでは、殺人、誘拐、強盗、ひったくり等の犯罪が頻発しています。ヤウンデでは、昼夜を問わず日本人がひったくりや刃物使用の強盗事件の被害に遭っており、住宅への侵入・窃盗事件も発生しています。ドゥアラでは、日中の市内中心部で日本人が刃物を持った3人組から所持品すべてを強奪される事件が発生しています。
イ 2020年以降、ヤウンデやドゥアラにおいてIED(手製爆発物)の爆発事件や同未遂事件が複数回発生しています。スーパーマーケットやベーカリー、市場、バー等が標的とされた事例もありますので、外出の際は周囲の状況に十分注意を払い、人が密集する場所は避ける等の安全対策を講じてください。
ウ ギニア湾では海賊による船舶への襲撃事件が複数発生しています。ギニア湾地域を航行する際は引き続き十分注意してください。
エ アダマワ州では、昼夜を問わず道路封鎖強盗が出没しています。カメルーン政府はこれらの犯罪に対処するために、北部3州それぞれに軍BIR(緊急介入部隊)の拠点を設け、道路封鎖強盗が頻発する国境付近の幹線道路等に重点的に部隊を配置し24時間体制で監視しています。旅行客が乗車した長距離バスや国際機関職員が乗車した車両等も被害に遭っており、同地方を車両で移動する際は十分な安全対策が必要です。

 つきましては、これらの地域に渡航・滞在するに当たっては、在カメルーン日本国大使館、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 カメルーンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データも併せて参照してください。(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_098.html
 滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、あらかじめ危険を避けるようにしてください。また、日本国外務省、在カメルーン日本国大使館、現地関係機関、報道等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、在カメルーン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在カメルーン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )

(2)カメルーンと国境を接するナイジェリア、チャド及び中央アフリカの治安情勢はいずれも非常に不安定です。カメルーンからこれら諸国へ陸路で移動する場合、これら諸国との国境周辺は危険レベル3(渡航中止勧告)またはレベル4(退避勧告)を発出している地域が多く、自爆テロ、身代金目的の誘拐、その他テロ関連犯罪または一般犯罪の被害に遭い負傷・死亡に至る可能性がありますので、渡航は止めてください。

(3)夜間の徒歩による外出は控え、外出の必要がある場合には車両を使用してください。また日中も可能な限り複数で行動するよう心掛けてください。なお、凶器(けん銃、ナイフ等)を使用した凶悪事件がドゥアラやヤウンデで多発しており外国人も被害に遭っています。これらのケースに遭遇した場合、生命・身体に危険が及ぶ可能性がありますので、絶対に抵抗したりせずに安全な場所まで移動した後、警察及び在カメルーン日本国大使館までご連絡ください。

(4)警察・軍当局による検問が昼夜を問わず市内各所で実施されていますので、外出時には必ず各種身分証明書(パスポートのコピー(紛失を避けるため)、運転免許証、在留カード等)を常時携帯するようお勧めします。また治安当局による検問及び職務質問等を受けた際は素直に応じ、不要な抵抗はしないでください。またトラブルに発展した際は当館までご連絡ください。

4 隣国のナイジェリア、チャド、中央アフリカ、コンゴ共和国、ガボン及び赤道ギニアについても、別途それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/mlmbtop.html(モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館
  住所:1535, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaoundé, Cameroun
  電話:(市外局番なし)222-20-62-02、 222-20-65-85
   国外からは(国番号237)222-20-62-02、 222-20-65-85  
  FAX:(市外局番なし)222-20-62-03
   国外からは(国番号237) 222-20-62-03
  ホームページ:http://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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