1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

エクアドルの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?別ウインドウが開きます

更新日 2022年02月10日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●エスメラルダス県北部地域(サン・ロレンソ市及びエロイ・アルファロ市)、スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャナ県(プエルト・フランシスコ・デ・オレジャナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域を除く)、カルチ県(南東部を除く)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(退避の可能性も検討してください。)(継続)
●カルチ県南東部
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●首都キト市、グアヤキル市、ナポ県のエル・レベンタドール火山周辺地域、コトパクシ県のコトパクシ火山周辺地域、スクンビオス県南部、オレジャナ県北部ナポ川周辺の一部地域及びプエルト・フランシスコ・デ・オレジャナ市、エスメラルダス県南部、ロハ県サポティージョ市南部、モロナ・サンチアゴ県チウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊外、サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外、トゥングラウア県トゥングラウア火山周辺地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

詳細

【ポイント】
●2019年以降、エクアドル全土で殺人事件発生数が増加しています。また、銃器の押収量、事件における銃器使用率が急増しており、2021年の殺人事件の約70%が銃器の使用によるものとの統計が出ています。
●エスメラルダス県サン・ロレンソ市では、爆弾事案、銃撃、誘拐等が相次いで発生しており、治安が極度に悪化していますので、エスメラルダス県北部地域(サン・ロレンソ市及びエロイ・アルファロ市)への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●2019年10月3日、エクアドル全土で政府の緊縮財政政策に反対する、大規模な交通ストやデモ等の抗議活動が行われ、暴徒化した一部の抗議活動参加者による暴力行為が発生し死傷者が出ています。今後も抗議活動が再発する可能性がありますので、情勢の変化に十分注意してください。

1 概況
(1)2021年10月18日、治安悪化に伴い大統領より非常事態宣言が発令されました。
麻薬密売の抑制と、殺人や強盗、家屋侵入など深刻な犯罪増加に対する公的秩序の回復を目的としており、エクアドル軍が国家警察の治安活動へ参加しています。

(2)2019年10月3日、ガソリン等燃料補助金の廃止等の政府の緊縮財政政策に反対し、エクアドル全土で大規模な交通ストやデモ等の抗議活動が行われました。一部の抗議活動参加者は暴徒化し、道路封鎖、放火、略奪、治安部隊との衝突等の暴力行為が発生し死傷者が出ています。同日、モレノ大統領は非常事態宣言を発令(2019年11月3日に失効)しました。
 2021年10月7日、先住民組織等による抗議活動により大統領宮殿が包囲されたため、大統領が一時的にグアヤキルへ拠点を移すなど不透明な状況が発生しましたが、同年10月13日、政府と抗議活動実施団体との間で、緊縮財政政策の撤回と抗議活動の停止について合意がなされ、抗議活動は沈静化しました。
 政府の緊縮財政政策に反対する一連の抗議活動では、全国で少なくとも8名が死亡、1,300名以上の負傷(治安部隊を含む)が発生しています。
 今後も政府の政策に反対する抗議活動が再発し、抗議活動参加者が暴徒化する可能性がありますので、情勢の変化に十分注意してください。

(3)2018年1月27日、コロンビアに隣接するエスメラルダス県サン・ロレンソ市において、警察施設の近辺に仕掛けられた爆弾が爆発しました。これを受け、エクアドル政府は、同市及び隣接するエロイ・アルファロ市に対し、「非常事態宣言」を発令し(2018年4月末失効)、治安当局による活動を強化しました。しかしながら、同爆発事件以降も、爆弾事案、銃撃、誘拐等が相次いで発生し、当局の取組にもかかわらず治安が極度に悪化しています。

(4)エクアドルでは、隣国コロンビアと国境を接するエスメラルダス県、スクンビオス県、カルチ県及びオレジャナ県で、コロンビアの反政府ゲリラ組織、麻薬組織、不法出国斡旋ブローカーの存在が確認され、殺人・誘拐事件等の凶悪犯罪や薬物・武器の密輸等の増加が治安上の問題となっています。コロンビア政府とコロンビア革命軍(FARC)は既に和平合意をしていますが、一部の反政府ゲリラ組織の活動がエクアドル国内でも確認されています。

(5)首都であるキト市や、最大都市でガラパゴス諸島への玄関口でもあるグアヤキル市においては、強盗等の凶悪犯罪が発生しています。被害は日本人を含む外国人にも及んでおり、2013年12月にはグアヤキル市で日本人旅行者が死傷する事案が発生しました。

(6)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)エスメラルダス県北部地域(サン・ロレンソ市及び、エロイ・アルファロ市)、スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャナ県(プエルト・フランシスコ・デ・オレジャナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域を除く)、カルチ県(南東部を除く)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(退避の可能性も検討してください。)(継続)
ア エスメラルダス県北部地域(サン・ロレンソ市及びエロイ・アルファロ市)
2018年1月27日、コロンビアに隣接するエスメラルダス県サン・ロレンソ市において、警察施設の近辺に仕掛けられた爆弾が爆発しました。これを受けて、エクアドル政府は、同市及び隣接するエロイ・アルファロ市に対し、「非常事態宣言」を発令し(2018年4月末失効)、治安当局による活動を一層強化しています。しかしながら、同爆発事件以降も、爆弾事案、銃撃、誘拐等が相次いで発生し、当局の取組にもかかわらず治安が極度に悪化しています。

イ スクンビオス県(南部ナポ川周辺の一部地域を除く)、オレジャナ県(プエルト・フランシスコ・デ・オレジャナ市及び北部ナポ川周辺の一部地域を除く)、カルチ県(南東部を除く)
 スクンビオス、オレジャナ両県では過去、FARC、国民解放軍(ELN)等のコロンビアの反政府ゲリラ組織、麻薬組織、米国への不法移民を斡旋するブローカー等の拠点があることが確認されており、これら組織による犯罪が発生しています。また、カルチ県においても、これらの組織が休養等を目的に越境しています。
 エクアドル政府は、これらの地域に軍隊や警察を増強配備し、警戒を強めております。FARCとコロンビア政府との間では既に和平協定が調印されていますが、依然として、同協定に同意していないFARCの元構成員等の活動は続いており、治安当局の取組にも関わらず状況が好転していないことから、治安は極めて不安定です。

 つきましては、これらの地域への渡航(国境通過を含む)は、どのような目的であれ止めてください。また、既に同地域に滞在している方は、不測の事態に備え、退避の可能性も検討してください。

(2)カルチ県南東部
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 カルチ県南東部においては、コロンビアに続くパン・アメリカン・ハイウェイが通っており、軍隊や警察が特に治安対策を強化していることから、コロンビアと隣接する他の国境地域に比べ、近年は大きな事件の発生は確認されていませんが、近隣でFARCの元構成員やELN等の活動が見られます。また、これらの組織員が休養等を目的として越境している等、同地域の情勢は依然として不安定です。
 
 つきましては、同地域への不要不急の渡航は止めてください。上記情勢にもかかわらず、やむを得ない理由で渡航する場合には、特別な注意を払うとともに、在エクアドル日本国大使館や報道等により最新の情報を入手するよう努め、必要に応じて警護員を付けるなどの適切な安全対策を講じ、危険を回避するよう心掛けてください。

(3)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア キト市及びグアヤキル市
 エクアドルにおける犯罪の大半は首都であるキト市と最大の都市であるグアヤキル市で発生しています。近年では銃を使用した犯罪が多く、凶悪化傾向にあります。また、被害は日本人を含む外国人にも発生しています。
 両市では、バス、メトロバス、トローリーバス、エコビア等の公共交通機関が充実し、安価で便利ではありますが、車内ではスリ被害が頻発し、日本人も被害に遭っていることから、移動に当たっては、時間帯を問わず、短距離の移動であってもタクシーの利用をお勧めします。但し、車中で現金を強奪する、キャッシュディスペンサーや自宅まで連行し、現金を強奪するなど、タクシーを使った強盗及び短時間誘拐も全国的に発生しているため、タクシーを利用する場合であっても注意が必要です。なお、無線タクシーや一流ホテルのタクシー乗り場に待機しているタクシーは比較的安全とされています。
(ア)キト市
 マリスカル地区周辺やパネシージョの丘付近では強盗事件が発生し、日本人旅行者も被害に遭っています。また、旧市街地区では,衣服にケチャップ等をつけ、服が汚れているなどと話しかけ、隙を見て金品を窃取するいわゆる「ケチャップ(マスタード)強盗」や、声かけ等をして注意を引き、その間に共犯者が持ち物を盗むといった事件も発生しています。更には、薬物売買や売春の勧誘が行われている場所には不用意に近づかないとともに、特に夜間の外出は控えてください。
 キト市と地方都市とを結ぶ主要幹線道路は、情勢によっては抗議活動を行う先住民組織等により封鎖される可能性がありますので、現地の道路事情等の情報収集に努めてください。また、抗議活動参加者が暴徒化し治安部隊と衝突等が発生する可能性もありますので、不測の事態に巻き込まれないよう、決してデモや集会等に近づかないように細心の注意を払い、万が一、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ避難してください。
(イ)グアヤキル市
 2013年12月、夜間に流しのタクシーを利用した日本人旅行者2名が短時間誘拐の被害に遭い、1名が死亡、1名が負傷しました。タクシーを利用する際には、営業許可を取得した正規のタクシーであることを必ず確認してください。
 2021年11月、夜間に邦人宅の銃器を所持した強盗が押し入り、日本人2名が緊縛され、金品が強奪されました。住居やホテルの選定には警備員や監視カメラなど警備環境の有無を重視し、日常から扉や窓の施錠を徹底してください。
 殺人、強盗及び誘拐等の凶悪犯罪が発生しているため、夜間の不要な外出は控えてください。繁華街の10月9日通り(Avenida Nueve de Octubre)、グアヤス河畔のマレコン2000地区、サンタアナの丘や歴史公園周辺は日中であれば比較的治安が保たれていますが、ノグチ通りや民芸品市場近くのロハ通りでは、観光客を狙った強盗が多数発生していますので注意が必要です。

イ ナポ県エル・レベンタドール火山周辺地域
 レベンタドール火山はキト市の東方約90kmに位置し、1541年から現在までに少なくとも16回の大規模噴火が記録されています。

ウ コトパクシ県コトパクシ火山周辺地域
 コトパクシ火山はキト市の南東45kmに位置し、最後の噴火記録として1877年から1880年までの間の大規模な噴火が記録されています。2015年8月14日、同火山から大規模な火山灰や水蒸気の噴出が確認され、現在においても、火山活動は続いていますので、危険を避けるため、付近を通行する場合には、事前に情報収集を心がけてください。

エ ロハ県サポティージョ市南部、モロナ・サンチアゴ県チウィンサ市郊外及びサン・ファン・ボスコ市郊外、サモラ・チンチペ県エル・パングイ市郊外
 これらの地域においては、ペルーとの国境紛争時に敷設された対人地雷が残存していますので、触雷の危険を避けるため、山林や農地等には不用意に立ち入らないようにしてください。

オ トゥングラウア県トゥングラウア火山周辺地域
 2006年、2008年、2011年4月とトゥングラウア山が噴火を繰り返し、火砕流、降灰等の影響で死者を含む被害をもたらしました。2018年4月には、エクアドル危機管理庁から同火山付近一帯に警報が出されており、周辺住民に対し不測の事態に備え避難準備をするよう指示がされています。
 これらの地域への渡航にあたっては、危険を避けていただくため、十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 エクアドルに渡航・滞在を予定している方、既に滞在中の方は、次の事項に留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在エクアドル日本国大使館、報道等から最新の情報を入手するよう努めてください。
 安全に関する事項は、在エクアドル日本国大使館ホームページ(https://www.ec.emb-japan.go.jp )に「安全の手引き」を掲載していますので、参考としてください。

(1)抗議活動が頻繁に行われており、抗議活動参加者が暴徒化し、道路封鎖、放火、略奪、治安部隊との衝突等の暴力行為に発展することがありますので、抗議活動が行われている場所には決して近づかず、万が一、デモ隊や群衆に遭遇した場合には、直ちにその場から離れ、安全な場所へ避難してください。

(2)爆発事件があった際は、絶対に現場に近づかないでください。時間差により、別の爆発が起こる可能性があります。

(3)突発的な火山活動の恐れがあります。噴火活動が起きた場合には、現地公的機関の避難・誘導の指示に従ってください。地球物理学研究所トゥングラウア火山情報(
http://www.igepn.edu.ec/index.php/volcan-tungurahua/informes.html ),危機管理庁(http://www.gestionderiesgos.gob.ec )、エクアドル国家警察(http://www.policiaecuador.gob.ec)等のホームページ(スペイン語)上で随時情報が更新されているので、参照してください。
 また、登山をする場合は、十分に装備を整えた上、経験を有し信頼できるガイドに依頼してください。また、万一に備え、在エクアドル日本国大使館に登山計画書を提出する、又は登山をする旨を連絡してください。

(4)火山活動等の自然災害や長期にわたるストライキ、騒乱等、市民生活に支障が生じる事態に備え、あらかじめ食料品、飲料水、燃料等生活必需品を備蓄しておくことをお勧めします。

(5)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 エクアドルに3か月以上滞在される方は、在エクアドル日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在エクアドル日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(6)その他不明・不安な点がありましたら、在エクアドル日本国大使館に相談してください。自宅や職場の周辺において、不測の事態が発生もしくは発生の可能性が高いと思われる場合には、直ちに在エクアドル日本国大使館に連絡してください。

4 なお、隣国のコロンビア及びペルーに対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

○在エクアドル日本国大使館
住所:Avenida Amazonas y Calle Arizaga, Edf. Amazonas Plaza, Piso 11, Quito, Ecuador
電話:市外局番(02)227-8700
  国外からは(国番号593)-2-227-8700
FAX:市外局番(02)244-9399
   国外からは(国番号593)-2-244-9399
ホームページ:https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
page TOP