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ニジェールの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2022年01月31日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
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危険レベル・ポイント

【危険度】
●北緯15度以北の地域、ディファ州全域及びティラベリ州(ニアメ市を除く。)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●タウア州、マラディ州及びザンデール州の北緯15度以南の地域、ドッソ州全域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●首都ニアメ市
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●北緯15度以北の地域、ディファ州全域及びティラベリ州(ニアメ市を除く。)では、テロ事件が多発しています。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在されている方は直ちに待避してください。
●タウア州、マラディ州及びザンデール州の北緯15度以南の地域、ドッソ州全域においては、テロ事件が散発しています。同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。
●ニアメ市は、金品目的の犯罪や車両強盗等の一般犯罪が多発しているほか、テロ事件や外国人誘拐事件等が発生するおそれがあります。同地域への不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)バズム大統領は、就任以来、対テロ対策に重点を置いていますが、ニジェールでは依然としてテロが続発しています。特に、最近では民間人を標的としたテロ襲撃が頻繁に発生しており、多くの民間人が命を落としています。アムネスティ・インターナショナルによると、ニジェールでテロ襲撃により殺害された民間人の人数は、2020年に397名であったのが、2021年1月1日から7月29日までの間には544名に上っているとされています。また、隣国マリ(2020年8月、2021年5月)及びブルキナファソ(2022年1月)で、国軍の一部兵士が大統領らを拘束する事案が発生し、今後も混乱が続く可能性があることにも注意が必要です。
(2)「イスラムとムスリムの支援団」(JNIM)及び「大サハラのイスラム国」(ISGS)をはじめとする各イスラム過激派組織は、サヘル地域の情勢悪化に伴い設立されたG5サヘル合同部隊への参加国に対する報復的なテロ攻撃を続けており、その参加国であるニジェールも例外ではありません。
 これらのイスラム過激派組織は、ニジェール国内及びその周辺国の間を移動しながら活動しており、北緯15度以北の地域においては、外国人のが誘拐される事件も等が発生しています。また、南東部のディファ州では、ナイジェリア北東部に拠点を置く「ボコ・ハラム」及び「イスラム国IS西アフリカ州」(ISWAP)がニジェール領内に越境してテロ事件を引き起こすケースが多発しており、南西部ティラベリ州でも、ブルキナファソとの国境地帯において誘拐・襲撃事案が頻発するなど、テロの脅威が増しています。
(3)これまでに、ニジェールにおいてテロによる日本人の被害は確認されていませんが、上記(2)のとおりイスラム過激派組織によるテロ・誘拐事件が多発しており、外国人も被害に遭っていることから、今後、日本人・日本権益がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)北緯15度以北の地域、ディファ州全域及びティラベリ州(ニアメ市を除く。)
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

 多くのテロ事件が発生しており、民間人を含む多数の犠牲者が出ています。2021年に発生した主なテロ事件は、以下のとおりです。
・1月、ニジェール西部マリ国境付近の2つの村(チョンバング、ザルムダレ)において襲撃事件が発生し、100名の民間人が死亡しました。
・7月、ニジェール西部ティラベリ州のバニバングーのデイェクークー村において襲撃事件が発生し、民間人18名が死亡しました。
・8月、ニジェール西部ティラベリ州ダレイ・ダイにおいて、オートバイに分乗した武装分子等による襲撃事件が発生し、民間人が少なくとも37名死亡しました。同月、ニジェール南西部ティラベリ州ティム村において、正体不明の武装集団が、礼拝中の村民を襲撃し、17名が死亡しました。
・11月、ティラベリ州アダブ・ダブにおいて、バニバングー町長を含む84名の集団が身元不明の武装集団の待ち伏せ襲撃に遭い、バニバングー同町長を含む民間人69名が死亡しました。
 また、外国人が被害となる誘拐事件も発生しています。近年では、2018年4月、ティラベリ州アヨルでドイツ人男性1名が武装集団に誘拐され、同年9月には同州マカロンディでイタリア人司祭1名が武装集団に誘拐される事件が発生しています。2021年6月にも、同州ンバンガで中国人2名が誘拐される事件が発生しています。リビアとの国境地帯であるアガデス州は、従来から麻薬や武器の密輸といった越境犯罪のため、犯罪組織が通過通貨する交差地帯と言われています。
 また、隣国マリ(2020年8月、2021年5月)及びブルキナファソ(2022年1月)で、国軍の一部兵士が大統領らを拘束する事案が発生し、今後も混乱が続く可能性があることにも注意が必要です。

 つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。また、既に滞在中の方は、直ちに安全な地域へ退避してください。なお、ニジェールには日本国大使館がないため、迅速な邦人援護等の対応が困難である点にも留意してください。

(2)タウア州、マラディ州及びザンデール州の北緯15度以南の地域、ドッソ州全域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア ナイジェリアと国境を接するニジェール南部では、テロ組織が身代金や家畜の盗難のために地元住民等を狙った誘拐事件発生を引き起こしており、住民等が殺害されるケースもあります。2020年10月には、タウア州マッサラタで米国人男性1名が誘拐される事件が発生しています。また、隣国からマラディ州等に犯罪集団が入り込んできており、誘拐ビジネス・ネットワークが形成されている可能性があると指摘する専門家もいます。その他、麻薬密輸、車両強盗等の犯罪の発生も認めら、特に、タウア州には麻薬密輸の要衝となっている村があるという情報があります。
イ ナイジェリア北東部に拠点を置くボコ・ハラム及びISWAPは、国境を越えて勢力の拡大を図っており、ニジェール南東部の国境地帯において襲撃を繰り返しています。
ウ 2019年以降、ナイジェリア北西部において、強盗集団の襲撃等から逃れるため女性や子どもを中心とする数千人の移民が発生しており、国境を接するニジェール側のマラディ州及びザンデール州にもこうした移民が流入しています。マラディ州は麻薬等非合法物資の密輸ルートにもなっていることから、2019年8月、ニジェール政府はマラディ州のナイジェリアとの国境を閉鎖しました。

 つきましては、これらの地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(3)ニアメ市
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 ニアメ市では、金品目的の犯罪や車両強盗等の一般犯罪が多発しているほか、テロ事件や外国人誘拐事件等が発生するおそれがあります。2011年にニアメ市内のレストランにおいてフランス人男性2名が誘拐され、翌日殺害される事件が発生しました。2019年6月には、ニアメ市内に潜伏していたテロリスト5名が逮捕される事案や、ニアメ市北部の警察検問所が武装集団に襲撃され、警察官2名が死亡する事件が発生しています。また、ニアメ市は、劣悪な治安状況下にあるブルキナファソとの国境から約70キロしか離れておらず、市民に混じって、テロリストがニアメ市に入り、テロ活動を行う可能性があることが指摘されています。

 つきましては、同地域への不要不急の渡航・滞在は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。


3 滞在に当たっての注意
 ニジェールにおける渡航・滞在に当たっての注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_116.html )も併せてご参照ください。また、日本国外務省、在コートジボワール日本国大使館(ニジェールを兼轄)、現地関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。なお、ニジェールには、日本国の在外公館が設置されていないため、緊急の事件・事故が発生した場合の迅速な対応が困難です。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在コートジボワール日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、在コートジボワール日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )。
 3か月未満の旅行や出張等の際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在コートジボワール日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。

(2)ニアメ市内を移動する際は徒歩を避け、可能な限り運転手付きレンタカー等の車両を利用してください。特に夜間の徒歩による移動は危険です。また、昼間でも複数で行動するなど、自身の安全対策に万全を期すことを心掛けてください。
また、強盗等に遭遇した場合には、身の安全を最優先にして、抵抗したり逃走したりせず、所持金を差し出す等、相手を刺激しないようにしてください。

(3)医療水準については、日本と同じレベルは望めず、重傷者への十分な対応ができません。これらの医療事情により重大な症状を呈する疾患では、ヨーロッパへの搬送も考慮されるため、搬送費用、治療費を十分に考慮にいれた保険に加入してください。
 そのほかの衛生・医療事情の詳細につきましては、外務省海外安全ホームページ内のニジェールの「世界の医療事情」(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/africa/niger.html )を参照してください。


4 隣国のマリ、アルジェリア、リビア、チャド、ベナン、ブルキナファソ及びナイジェリアに対しても、それぞれ危険情報を発出していますので、併せて留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版) 

(現地大使館連絡先)
○在コートジボワール日本国大使館(ニジェールを兼轄)
  住所:Immeuble La Prévoyance, Batiment B, 2ème étage, Avenue Noguès, Plateau, Abidjian, Côte d'Ivoire
  電話:(市外局番なし)27-2021-2863/3043、27-2022-1790
   国外からは(国番号225)27-2021-2863/3043、27-2022-1790
  FAX:(市外局番なし)27-2021-3051
   国外からは(国番号225)27-2021-3051
  ホームページ:http://www.ci.emb-japan.go.jp/index_j.htm
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