1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

モロッコの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?別ウインドウが開きます

更新日 2021年09月21日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●全土:「レベル1:十分注意してください。」(継続)

【ポイント】
●全土にテロの脅威があります。外国人観光客が多数集まる場所や政府関連施設、宗教関連施設への立ち寄りは最小限にとどめるよう心掛けてください。
●2017年~2018年、北部アル・ホセイマ や北東部ジェラダ等 において、デモ参加者と治安部隊との衝突が発生しました。現在の治安状況は比較的安定していますが、デモや集会等の群衆に遭遇した場合は、近づかないようにしてください。
●都市部や観光地では、外国人観光客を標的としたスリや刃物を用いた恐喝などの金銭目的の犯罪が増加しており、注意が必要です。

詳細

1 概況
(1)モロッコでは、2014年7月以降、国内のテロ警戒態勢を強化し、治安は比較的安定しています。しかしながら、「イラク・レバントのイスラム国」(ISIL)等に外国人戦闘員として参加したモロッコ人の帰還が懸念されること、ISILが北アフリカ等におけるジハードの拡散を呼びかけていることなどから、モロッコ国内でテロが発生する可能性は否定できません。
 このような状況を十分に認識し、テロに巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

(2)2016年10月以降、魚売りの圧死事件を契機として、北部の地中海沿岸の都市アル・ホセイマにおいて社会改革を求めるデモが断続的に発生しました。2017年5月末にデモの主導者が逮捕されて以降は同人らの釈放を求めるデモが拡大し、デモ隊と治安部隊との衝突が発生したほか、ラバト、カサブランカ、メクネスなど他の都市でもデモが発生しました。また、2017年12月末以降、北東部の都市ジェラダの不法炭鉱における2名の事故死を契機として、社会・経済改革を求めるデモが断続的に行われ、治安部隊との衝突に発展しました。
 現在は、これらの地域における治安状況は比較的安定していますが、デモや集会等の群衆に遭遇した場合は、近づかないようにしてください。

2 地域別情報
全土:「レベル1:十分注意してください。」
(1)テロ
ア  2014年7月、モロッコ政府は国内のテロ警戒レベルを最高度に引き上げました。これを受けて、モロッコ国内では幹線道路における検問が強化され要所に治安部隊が配置されるなど、警戒態勢が強化されています。また、同年11月以降、テロの脅威の更なる高まりを受け、モロッコ政府はテロ対策強化施策を実施し、警察に加えて軍も警戒に当たるようになっています。さらに2015年3月には、内務省にテロ・誘拐事案等を専門的に取り扱う中央司法捜査局(BCIJ)を創設し、テロ組織の摘発に乗り出しています。BCIJは、2020年10月までにモロッコにおいて約80個のテロ細胞を解体し、1,000名以上を逮捕しています。
イ  モロッコからは、1,600人以上がシリアやイラク、リビアに渡航し、ISIL等に外国人戦闘員として参加したとされており、これら元戦闘員が帰国し、国内でテロ活動を行うことが懸念されています。実際に、モロッコ各地でISILに忠誠を誓う小グループの摘発が報じられています。これらのグループの活動は、以前は戦闘員のリクルートやテロ活動資金調達が大部分を占めていましたが、現在は、モロッコにおいて自爆テロや要人暗殺、重要施設破壊等を企図するグループも摘発されています。
ウ  2018年12月、オート・アトラス山脈のモロッコ最高峰トゥブカル山の玄関口であるイムリル村(Imlil)から10キロ離れた山岳地帯で、デンマーク人女性1名およびノルウェー人女性1名が、ナイフによる首への傷痕がある状態で遺体となって発見されました。モロッコ当局はこれをテロと断定し、実行犯等多数が逮捕されています。

(2)デモ
ア  2016年10月に発生した、北部の地中海沿岸に位置する都市アル・ホセイマにおける魚売りの圧死事件を契機として、同地域では社会改革を求めるデモが断続的に発生しました。その後、一旦事態は落ち着いたものの、2017年5月にアル・ホセイマ抗議運動(hirak)の指導者が逮捕されて以降は、同人らの釈放を求めるデモが拡大し、デモ隊と治安部隊との衝突が発生しました。また、同様の抗議運動が、ラバト、カサブランカ、メクネスなど他の都市でも発生しています。
イ  2017年12月末、モロッコ北東部の都市ジェラダの不法炭鉱内の事故により、2名が死亡しました。この事故を契機として、同市において社会・経済改革を求めるデモが断続的に行われ、治安部隊との衝突にまで発展しました。
ウ  現在は、これらの地域における治安状況は以前と比較して安定していますが、デモや集会等の群衆に遭遇した場合は、近付かないようにしてください。

(3)一般犯罪
 都市部や観光地において、外国人観光客を標的としたスリなどの金銭目的の犯罪が増加しています。また、刃物を使用した恐喝等の邦人被害も発生していますので、注意が必要です。

 つきましては、モロッコへの渡航に当たっては、最新の情報の入手に努め、十分注意してください。

3 渡航・滞在に当たっての注意
 モロッコに渡航・滞在する方は、下記事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、日本国外務省、在モロッコ日本国大使館(ホームページに掲載されている「安全の手引き(https://www.ma.emb-japan.go.jp/pdf/ryoji/anzen-tebiki-ma.pdf )」をご覧ください。)、現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)渡航者全般向けの注意事項
ア  海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
   モロッコに3か月以上滞在する方は、在モロッコ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html)を提出してください。
   3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在モロッコ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )に登録してください。
イ  2011年4月、外国人観光客が多数訪れるマラケシュ旧市街のジャマ・エル・フナ広場に面したカフェにおいて遠隔操作による爆破テロが発生し、多数の死傷者が発生しました。外国人観光客が多数集まる場所や政府関連施設、宗教関連施設への立ち寄りは最小限にとどめるとともに、目立つ行動はできるだけ避けるよう心掛けてください。
ウ  列車、バス等の公共機関や市場、ショッピングモール、繁華街や観光施設等の不特定多数の人が集まる場所では、騒じょう事件等に巻き込まれないよう十分に注意してください。デモや群衆には近づかないようにするとともに、不審な人物や状況、兆候を察知した場合は、直ちにその場から離れてください。
エ  旅券(パスポート)または滞在許可証を常時携帯するとともに、現地では警察官・軍関係者の指示に従ってください。特に夜間については、不要不急の外出はできるだけ控えるようにしてください。
オ  都市部や観光地での金銭目的の犯罪が増加傾向にあります。貴重品は分散して保持する、常に周囲に注意を払う、見知らぬ人に親切に声を掛けられても安易に相手を信用しない、公共交通機関内では居眠りをしない、荷物は背負わずに身体の前に持つなど、常に警戒を怠らないようにしてください。

(2)短期渡航者向けの追加注意事項
ア  宿泊場所としてホテルを選択する場合には、安全対策が十分施されたホテルを利用してください。
イ  「ガイドをする」、「穴場スポットに案内する」等の言葉で近寄ってくる現地人には、安易についていかないでください。法外なガイド料を請求されたり、人気のない場所に案内され、金銭を脅し取られる場合があります。また、女性の場合は性犯罪に巻き込まれる可能性があります。実際に、観光目的で個人旅行をしていた日本人女性が現地人男性からしつこく言い寄られ、最終的に性犯罪に巻き込まれた事案が発生しています。
ウ  また、facebookやWhatsApp、LINE等のSNSや、airbnb、couchsurfingなどの民泊サイトを利用して犯罪を企てている者もいるため、見知らぬ人に親切にされても決して警戒心を怠らず、隙を与えないよう毅然とした態度をとることが大切です。
エ  日本人旅行者が交通事故に遭う事案が発生しています。モロッコでは交通ルールが徹底されておらず、実態上、車両優先の社会となっています。このため、歩行者の道路横断中に車両が減速せずに進行するケースが多々あるので、信号が設置されている場所でも必ず自分の目で車両の状況を確認するようにしてください。
オ  また、外国人が病院で手当を受ける際には、病院側が治療費の支払い能力を確認するために保証金の支払いを求めるなど、多額の初期費用が必要となる場合があります。つきましては、交通事故防止に努めるとともに、欧州などの医療先進国への緊急移送が必要となる場合に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことをお勧めします。

4 その他
 周辺のアルジェリア、西サハラ地域およびモーリタニアについても、それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版、スマートフォン版)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地公館連絡先)
○在モロッコ日本国大使館
住所:39 Av Ahmed Balafrej, Souissi, Rabat, MAROC
電話:(市外局番0537)63-17-82~85(85:領事部直通)
国外からは(国番号212)537-63-17-82~85
FAX:(市外局番0537)75-00-78
国外からは(国番号212)537-75-00-78
ホームページ:https://www.ma.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
page TOP