1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

マレーシアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?別ウインドウが開きます

更新日 2021年08月18日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●サバ州東側の島嶼部及び周辺海域並びに一部のサバ州東海岸(サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●サバ州東海岸のうち、レベル3発出以外の地域(タワウを含む)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

【ポイント】
●サバ州東海岸一帯の大部分及び周辺海域では、海賊事件、身代金目的の外国人誘拐等が発生しているほか、様々な武装集団が活動を行っていることもあり、どのような目的であれ渡航は止めてください。
●マレーシアにおいても、ISILをはじめとするテロに関する情勢は予断を許さない状況にあるため、テロ事件等不測の事態に巻き込まれることのないよう、最新の関連情報の入手に努めてください。

詳細

1 概況
(1)サバ州東側の島嶼部及び周辺海域においては、これまでにフィリピン南部を拠点とするイスラム過激派組織「アブ・サヤフ・グループ(ASG)」等による外国人誘拐事件が発生しています。過去には、海岸にあるレストランや島嶼部のリゾートに対する襲撃事件が発生しており、国際機関が同グループによる具体的な身代金誘拐計画に関する注意喚起を度々行うなど、現在も不穏な状況が続いています。
(2)東マレーシア(ボルネオ島)のサバ州南東部ラハ・ダトゥ地区では、2013年2月、「スールー王国軍(Royal Sulu Sultanate Army)」と称する武装集団によるフィリピン側からの侵入事案が発生しました。現時点では事態は沈静化していますが、スールー王国軍はサバ州の領有権を引き続き主張しており、今後も同種の事案発生が懸念されます。
(3)2016年6月にクアラルンプール市郊外プチョン地区のショッピングモール内の飲食店において手榴弾投てき事案が発生し、8人が負傷しました。マレーシア国家警察は、本件事件を「イラク・レバントのイスラム国(ISIL)」関係者がマレーシア国内で敢行した初のテロ事件と発表し、実行犯を含む関係者全員を逮捕しました。
 マレーシア国家警察によれば、2019年、マレーシア人26人及び外国人46人をテロ容疑者として逮捕し、2020年、7人をテロ容疑者として逮捕したとしています。
(4)マレーシアにおいて、日本人・日本権益を直接標的としたテロや誘拐の脅威は現時点で確認されていませんが、上述のとおり、イスラム過激派組織や武装集団によるテロ・誘拐の発生が懸念されます。
 このような情勢を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。


2 地域別情勢
(1)サバ州東側の島嶼部及び周辺海域並びに一部のサバ州東海岸(サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

ア サバ州東側の島嶼部及び周辺海域
(ア)同地域では、隣国との密出入国・密輸が絶えず、武器の押収事案や海賊事件が数多く発生しています。近年のマレーシア人及び外国人が被害に遭った誘拐事件の発生状況は、以下のとおりです。
(a) 2018年9月、サバ州東部センポルナ沖におけるインドネシア人船員2人の誘拐(同12月1人解放)
(b) 2018年12月、サバ州東部ラハ・ダトゥ近海におけるマレーシア人船員1人、インドネシア人船員2人の誘拐(マレーシア人1人は2019年4月に救出されたものの死亡、インドネシア人2人は2019年4月に脱出を試み1人は救出、1人死亡)
(c) 2019年6月、サバ州ラハ・ダトゥ近海におけるフィリピン人漁師10人の誘拐(同月9人解放)
(d)2019年9月、サバ州ラハ・ダトゥ近海におけるインドネシア人漁師3人の誘拐(同12月2人、2020年1月1人救出)
(e) 2020年1月、サバ州ラハ・ダトゥ近海におけるインドネシア人漁師5人の誘拐(同9月1人が遺体で発見、2021年3月4人救出)

(イ)マレーシア当局は、海軍・警察・海上法令執行庁等による警戒を実施しているものの、約500キロメートルに及ぶ長い海岸線や50以上の島嶼全域にわたる警備にも限界があることから、同地域には依然として誘拐・テロの脅威の可能性があると指摘しています。これにより2014年7月以降、マレーシア当局はサバ州東側のサンダカン、キナバタンカン、ラハ・ダトゥ、センポルナ、タワウ各地域の沿岸から3海里の地点からフィリピン国境までの海域に対して夜間航行禁止令を発出しています。
(ウ)この海域に近接するフィリピン領域内での誘拐事件、ASGの活動等については、フィリピンの危険情報もご参照ください(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_013.html#ad-image-0 )。

イ 一部のサバ州東海岸(サンダカン、ラハ・ダトゥ、クナ及びセンポルナ周辺地域)
 同地域では、武装集団と警察との間で銃撃戦が発生するなど非常に不安定な情勢が続いているため、治安当局は引き続き厳重なパトロールを実施しています。

 つきましては、これらの地域(周辺海域を含む)においては、今後もテロや誘拐等が発生する危険性が高いため、どのような目的であれ渡航は止めてください。既に滞在中の方は、常に最新の治安情報の入手に努めるとともに、滞在期間は短期間にとどめ、身の回りや行動に細心の注意を払うようにしてください。

(2)サバ州東海岸のうち、上記(1)以外の地域(タワウを含む)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

 同地域においても、ラハ・ダトゥに上陸した武装集団がマレーシア軍の攻撃を受け、各地に拡散・潜伏を図ったり、新たな武装集団がフィリピン側から侵入する可能性があります。

 つきましては、これら地域においては、武装集団の脅威がある点に留意し、不要不急の渡航は止めてください。その上でなお、渡航・滞在される場合には、日程・連絡先等を日本のご家族や現地の関係者に必ず伝えるとともに、在マレーシア日本国大使館等にも事前に連絡して、詳しい現地事情の収集に努め、十分な安全対策を講じてください。


3 渡航・滞在にあたっての注意事項
 マレーシアへの渡航・滞在における一般犯罪等に対する注意事項については、安全対策基礎データ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_017.html )を併せて参照するほか、滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。
 また、渡航に際しては、あらかじめ、日本国外務省、在マレーシア日本国大使館又は各総領事館、現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めるとともに、万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在マレーシア日本国大使館や総領事館へご連絡ください。

(1)在留届、「たびレジ」
 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 マレーシアに3か月以上滞在する方は、在マレーシア日本国大使館又は各総領事館等が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet )。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在マレーシア日本国大使館又は各総領事館等からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外安全情報配信サービス「たびレジ」に登録してください(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/ )。

(2)薬物関連犯罪への注意
 マレーシアでは麻薬等違法薬物に対する規制が厳しく、違反した場合の法定刑は非常に重く、最高刑には死刑が規定されています。麻薬等違法薬物の使用や売買に関わったり、また知り合いであっても中身のわからないものを安易に預かったり、日本その他への運搬に手を貸すなどの違法行為に巻き込まれないよう、くれぐれも慎重に行動してください。

(3)注意すべき場所
 マレーシア国内には特段の旅行制限区域はありませんが、軍事関連施設や宗教施設の中には立入りを禁じている場所があります。宗教施設や公園又は地方を訪問する際には特に慎重に行動し、柵等が設けられている場所に無断で立ち入ったり、みだりに動植物を捕獲・採取しないよう注意してください。
 なお、写真撮影も、被写体となる施設あるいは人物(特に女性)によっては問題となることがあるため、事前に撮影の可否を確認する等注意してください。

(4)危険情報を発出しているサバ州東海岸及び東側の島嶼部及び周辺地域に既に滞在している方は、不測の事態に備え、退避手段・経路等について確認してください。


4 隣国のタイ、インドネシア及びフィリピンに対しても、別途それぞれ危険情報を発出していますので、併せて留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版) 

(現地公館連絡先)
○在マレーシア日本国大使館
  住所:11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala
     Lumpur, Malaysia
  電話: (市外局番03) 2177-2600
   国外からは(国番号60)-3-2177-2600
  FAX : (市外局番03) 2143-1739
   国外からは(国番号60)-3-2143-1739
  ホームページ: http://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在ペナン日本国総領事館(管轄地域:ペナン州、ペルリス州、ケダ州、ペラ州、クランタン州及びトレンガヌ州)
  住所:Level 28, Menara BHL, 51,Jalan Sultan Ahmad Shah,
     10050 Penang, Malaysia
  電話: (市外局番04) 226-3030
   国外からは(国番号60)-4-226-3030
  FAX : (市外局番04) 226-1030
   国外からは(国番号60)-4-226-1030
  ホームページ: http://www.penang.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
 
○在コタキナバル領事事務所
  住所:No.18, Jalan Aru, Tanjung Aru, 88100 Kota Kinabalu, Sabah, Malaysia
  電話: (市外局番088) 254-169
   国外からは(国番号60)-88-254-169
  FAX : (市外局番088) 236-632
   国外からは(国番号60)-88-236-632
  ホームページ:http://www.kotakinabalu.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
page TOP