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ジブチの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2021年08月12日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
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危険レベル・ポイント

【危険度】
●エリトリア国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●エリトリア国境地帯では、ジブチ・エリトリア間の武力衝突が再燃するおそれがありますので、同地域への渡航は止めてください。
●オボック州北部及びタジュラ州北部では、ジブチ軍と反政府武装勢力との衝突や、同武装勢力による襲撃等が散発しています。また、過去に埋設された地雷が残っている可能性があります。これら地域への不要不急の渡航は止めてください。
●ジブチを含む東アフリカ地域では、イスラム過激派によるテロの脅威が存在します。

詳細

1 概況
(1)2014年5月、首都ジブチ市内のレストランにおいて自爆テロが発生し、外国人を含む多数が死傷しました。同テロ事件以降、ジブチ当局による厳重な警戒が続いていることから、ジブチ国内でテロ事件は発生していません。しかしながら、ジブチを含む東アフリカ地域においては、ソマリアを拠点とするイスラム過激派組織「アル・シャバーブ」やソマリア北部を拠点とする「ソマリアにおけるイラク・レバントのイスラム国」(ISILソマリア)の脅威が存在します。レストランやナイトクラブ等、外国人が多く集まる施設はテロの標的となりやすいことを認識し、そのような場所を訪れる際には非常口等の避難経路を確認するなど、安全確保に十分注意を払うようにしてください。

(2)国内の政治情勢はおおむね安定しています。ただし、エリトリア国境地帯では、エリトリア軍と停戦状態ではあるものの、両国間の問題の根本的な解決には至っていないため、武力衝突が再燃するおそれがあります。

(3)また、オボック州北部やタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)では、現在もアファール族系反政府武装勢力FRUD(Front pour la Restauration de l'Unite et de la Democratie)と政府軍との衝突や同勢力による襲撃が散発しています。また、過去に埋設された地雷が残っている可能性があります。

(4)現在のところ、ジブチにおいて日本人及び日本権益を直接の標的とした脅威は確認されていませんが、上記1(1)のとおり、テロに対する十分な注意が必要です。
 このような状況を十分に認識し、テロに巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)エリトリアとの国境地帯
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 2010年に起きたジブチ軍とエリトリア軍との武力衝突以降、エリトリアとの国境地帯にはカタール軍が展開し、停戦監視を行っていました。しかし、2017年6月、サウジアラビア等湾岸諸国がカタールとの外交関係断絶を発表し、ジブチ政府もカタールとの外交関係の縮小措置をとったことから、2017年6月13日以降、カタール軍は同地域から撤退しました。このため、何らかの不測の事態をきっかけにジブチ・エリトリア間の緊張が高まった場合に、両国軍間で武力衝突が再燃する可能性もあります。

 つきましては、同地域への渡航・滞在は、どのような目的であれ止めてください。
 
(2)オボック州北部及びタジュラ州北部(エリトリア国境地帯を除く)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
ア オボック州北部及びタジュラ州北部では、近年、アファール族系反政府武装勢力FRUDに対する政府軍による砲撃や、同勢力等による民間企業(外国企業も含む)等への襲撃事案が散発的に発生しており、引き続き脅威が存在します。
イ また、同地域では、1990年代初頭の内戦時に埋設された地雷の撤去が進められていますが、まだ残存している可能性があります。やむを得ずこれらの地域に渡航する場合は、必ず舗装道路を通行し、未舗装道路や道路ではない場所を通行することは絶対に避けてください。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合には特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。

(3)その他の地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 2014年5月、外国人もよく利用するジブチ市内のレストランで自爆テロが発生し、外国人1人が死亡、19人が負傷しました。このテロについて、ソマリアを拠点とするアル・シャバーブが犯行声明を発出しています。それ以降は、ジブチ当局による厳重な警戒が続いており、ジブチ国内においてテロ事件は発生していませんが、ジブチはアル・シャバーブが報復を宣言している「アフリカ連合ソマリア・ミッション」(AMISOM)に派兵していることから、アル・シャバーブの標的となっていることに留意が必要です。
イ 2017年4月、タジュラ近郊を走行中の車両が何者かに襲われ、金品を物色された後、車両が放火される事件が発生しました。地方における夜間の移動は危険を伴うため、不要不急の移動は避けるなどの注意が必要です。
ウ 2019年10月、ジブチ市内アーヒバ地区において、逮捕された活動家の釈放を求めるデモが発生し、群衆の一部が道路を封鎖する、タイヤを燃やすなどの過激な行動を起こしました。多くの人々が集まる会合や行事には注意する必要があります。
エ 2021年1月、タジュラ市内において武装集団が憲兵隊兵舎等を銃撃し、憲兵隊隊員1名が死亡しました。
オ 殺人や誘拐といった凶悪犯罪は比較的少ないものの、窃盗やスリといった一般犯罪が発生しています。また、高い失業率(約60パーセント)や、ソマリア、エチオピア、イエメン等隣国からの難民・移民の流入等、治安の悪化要因が多く存在しています。
カ 地方では治安当局の要員も少ないため、渡航・滞在を予定している方は、現地の最新の情報の入手に努め、常に周囲に警戒を払って行動するなどの注意が必要です。

 つきましては、これらの地域への渡航に当たっては、危険を避けるため十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 ジブチへの渡航・滞在に当たっての注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」(http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=141 )も併せてご参照ください。)
 また、滞在中は、以下の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにするとともに、外務省、在ジブチ日本国大使館、現地関係機関等より最新情報を入手するよう努めてください。

(1)在留届、「たびレジ」
 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在される方は、在ジブチ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在ジブチ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)小競り合いから大規模な暴力事件等に発展したり、小規模なデモ等が暴力的なデモや集会に発展したりする可能性があります。そのような現場に遭遇した場合は、群衆には近付かず、直ちにその場から離れてください。

(3)地震や洪水などの自然災害にも注意が必要です。日頃から、大規模事件や自然災害によって外出ができなくなる事態も想定し、自宅等に10日間分程度の食料や飲料水(ミネラルウォーター)を備蓄し、短波ラジオや懐中電灯を用意しておくようお勧めします。

(4)暴動などの緊急事態が発生した場合は外出を控え、安全な場所に避難してください。勤務先や外出先でそのような事態に遭遇した場合は、自宅やその道中が安全であるかを確認した上で行動してください。また、自身が無事であるということを、家族、同行者、在ジブチ日本国大使館などに伝えてください。

(5)ジブチ市外では、武装強盗に遭う可能性に留意してください。自動車で地方に赴く場合は2台以上の四輪駆動車を用意し、万一故障した際も救援を求めることができるように準備してください。夜間はジブチ市内中心部を除き街灯が少なく、無灯火の車や歩行者、家畜の発見が遅れるなど交通事故の危険性が高まるため、移動は控えてください。

(6)近年、ソマリア・イエメン周辺海域における海賊及び海上武装強盗(以下、「海賊等」)による事案の発生件数は低い水準で推移していますが、海賊等が発生する根本原因は解決していません。国際推奨航路帯(IRTC)を含むソマリア周辺海域やイエメン周辺海域を航行する商船や大型観光客船等の船舶の運行事業者及び当該船舶に乗船を予定されている方は、これらの海域の危険性を十分認識し、事前に最新情報の入手に努めてください。

(7)ジブチには、フランス軍、米軍など外国軍の基地があるほか、ソマリア沖・アデン湾の海賊に対処するため日本の自衛隊及び各国軍隊がジブチを拠点に活動しており、これらの施設等を標的としてテロが発生する可能性があります。また、外国人が多く集まるレストランやホテル、大型商店、ナイトクラブも標的となる可能性があるため、注意が必要です。

(8)ジブチ周辺には、ソマリアやイエメンなど政情の不安定な国が存在し、近隣諸国の情勢の変化がジブチにも悪影響を及ぼす可能性があります。ジブチ国内の高い失業率(約60パーセント)に加え、ソマリアやエチオピア、イエメン等の隣国から難民・移民の流入が継続していることから、治安の悪化が懸念されています。窃盗やスリ等の犯罪も発生していることから、市場等の人が集まる場所には極力足を踏み入れないようにしてください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ジブチ日本国大使館
  住所:9ème étage MEZZ Tower Rue de Venise, Djibouti, République de Djibouti(P.O.BOX 2051)
  電話:(市外局番なし)21-35-49-81
   国外からは(国番号253)21-35-49-81
  緊急連絡先(携帯):77-04-37-51
  FAX :(市外局番なし)21-35-71-35
   国外からは(国番号253)21-35-71-35
  ホームページ:https://www.dj.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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