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ベナンの危険情報【一部地域の危険レベル引上げ】

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更新日 2021年08月05日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●ブルキナファソ及びニジェールとの国境地帯(パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ狩猟区域及びアタコラ狩猟区域)並びに隣接するトーゴとの国境地帯(タンギエタ及びグアンデを結ぶ線以北)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

●ニジェール及びナイジェリアとの国境地帯(バニアコラ、カンディ及びセバナを結ぶ線以北並びにセバナ及びカラレを結ぶ線以東)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)

●ナイジェリアとの国境地帯(カラレ、ニッキ及びチャウルを結ぶ線以東)及びトーゴとの国境地帯(タンギエタ及びグアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

●上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ベナンと国境を接するブルキナファソ南東部やニジェール南西部においてテロや外国人の誘拐・殺害事件を引き起こしている武装集団の南下が指摘されていることから、ベナン北部に発出している危険度レベル3を継続します。
●ベナン北東部では、遊牧民族間の誘拐事件が頻発しています。また、国境を接するニジェール南西部やナイジェリア北西部では武装集団によるテロや誘拐事件が頻発しており、こうした武装集団が国境を越えてベナン国内に侵入するおそれもあることから、同地域の危険度をレベル2からレベル3に引き上げます。

詳細

1 概況
(1)パンジャリ国立公園及びW国立公園を含むベナン北部の国境地帯では、隣接するブルキナファソ南東部やニジェール南西部においてテロや外国人の誘拐・殺害事件を引き起こしている武装集団の南下が指摘されています。2019年5月、パンジャリ国立公園においてフランス人旅行者2人が誘拐される事件が発生したほか、2021年3月には、アタコラ県タンギエタの北東部において、パンジャリ国立公園の監視員と付近にいた武装集団との交戦が発生しています。

(2)ベナン北東部では、遊牧民族(プル族)間の誘拐事件が頻発しています。また、国境を接するニジェール南西部やナイジェリア北西部では武装集団によるテロや誘拐事件が頻発しており、2021年6月には、ナイジェリア北西部のケビ州において、武装集団が複数の村を襲撃し数十人を殺害する事案や、学校の襲撃により生徒数十人が誘拐される事案が相次いで発生しています。これら武装集団が、ベナン国内に侵入する可能性は排除できません。

(3)ベナンは北部・北東部の周辺国との国境地帯を除き、近隣諸国と比較して治安情勢は基本的に安定していますが、一般犯罪等には十分注意する必要があり、特に一部の市場等においてはひったくりやスリ等が多発しています。

(4)ベナンにおいて、日本人・日本権益を直接の標的としたテロや誘拐の脅威は現時点で確認されていませんが、近年、西アフリカにおいてイスラム過激派組織によるテロ・誘拐事件が数多く発生しており、上述のとおり、隣国ブルキナファソやニジェールの武装集団がベナンの北部国境地帯にも活動領域を拡大しつつあると考えられることから、今後、日本人・日本権益がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、外務省海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域情勢
(1)ブルキナファソ及びニジェールとの国境地帯(パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ狩猟区域及びアタコラ狩猟区域)並びに隣接するトーゴとの国境地帯(タンギエタ及びグアンデを結ぶ線以北)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

 ベナン北部は、ブルキナファソ及びニジェールと国境を接しています。これら周辺国では、武装集団によるテロや誘拐事件が頻発しており、こうした武装集団が国境を越えてベナン国内に侵入するおそれがあります。特にブルキナファソ南東部では、2021年4月にアイルランド人NGO職員1人とスペイン人ジャーナリスト2人が武装集団による襲撃を受け、誘拐・殺害されるなど、武装集団による襲撃事件が多発しており、これら武装集団がベナンとの国境地帯に潜伏しているとみられています。
 2019年5月には、ベナン側でも、パンジャリ国立公園においてフランス人旅行者2名が誘拐される事件が発生しています。これら2名は、ブルキナファソ東部でフランス軍等により救出されましたが、その際に韓国人も一緒に救出されました。このように、武装集団の標的は欧米人に限定されておらず、日本人が標的になる可能性も排除されません。
 2021年3月には、アタコラ県タンギエタの北東部において、パンジャリ国立公園の監視員と付近にいた武装集団とで交戦が発生しています。アリボリ県に所在するW国立公園や周辺の狩猟区域においても、武装集団が国境を越えて活動しやすい状況となっているほか、各国境地帯において車両を狙った路上強盗が多発しています。路上強盗は、待ち伏せによりいきなり通行車両に銃を突きつけ、強制的に停車させた後に犯行に及ぶ手口が主流となっており、非常に危険です。

 つきましては、どのような目的であれ、これらの地域への渡航は止めてください。

(2)ニジェール及びナイジェリアとの国境地帯(バニアコラ、カンディ及びセバナを結ぶ線以北並びにセバナ及びカラレを結ぶ線以東)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(引き上げ)

 ベナン北東部では、プル族間の誘拐事件やプル族と地元農民との対立事案が頻発しています。また、国境を接するニジェール南西部やナイジェリア北西部では武装集団によるテロや誘拐事件が頻発しており、こうした武装集団が国境を越えてベナン国内に侵入するおそれがあります。
 2021年6月には、ナイジェリア北西部のケビ州において、武装集団が複数の村を襲撃し数十名を殺害する事案や、学校の襲撃により生徒数十名が誘拐される事案が相次いで発生しています。

 つきましては、どのような目的であれ、これらの地域への渡航は止めてください。

(3)ナイジェリアとの国境地帯(カラレ、ニッキ及びチャウルを結ぶ線以東)及びトーゴとの国境地帯(タンギエタ及びグアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア 上記(1)及び(2)の周辺地域においても、武装集団が誘拐や車両を狙った強盗事件などの凶悪事件を引き起こすおそれがあります。ナイジェリアとの国境地域においては、麻薬密輸に絡んだ事件に巻き込まれる可能性もあります。

イ 米国務省の発表によれば、2012年5月、トーゴ国境付近において米国人の誘拐事件が発生しています。ベナン軍は国境付近において軍事訓練を行うなど、テロリストの流入を防ぐため警戒を強めていますが、テロ・誘拐の脅威はトーゴとの国境地帯にも広がっています。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。

(4)上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア コトヌ(リトラル県)
(ア)2021年4月11日に大統領選挙の投票が行われた際、選挙との直接の関係は不明であるものの、エトワール・ルージュ広場及びその付近において暴行事件等が発生しました。
(イ)コトヌ中心部においても、ダントッパ市場、ミセボ市場、土産物屋街等、観光客の集まる場所では、ひったくりやスリ等が多発しています。また、スラム街のあるゾンゴ地区、隣接するジョンケ地区(旧コトヌ駅北側)においては、売春や麻薬密売が日常的に行われています。これらの地域では、若者らによる車両等の盗難、強盗が発生しており、犯罪に巻き込まれるリスクがあります。海岸線やフラコジ地区、フィジロセ地区といった周辺部は、治安当局の目が届きにくいこともあり、中心部に比べて強盗等の被害に遭う危険性が高くなっています。

イ モノ県及びウエメ県
 ヒラコンジやセメポジといったギニア湾に面したトーゴ又はナイジェリアとの国境付近の地域は、治安当局の目が届きにくく、長年にわたり麻薬・武器等の密輸の中継基地となってきました。ナイジェリアを中心とした西アフリカ地域は、覚醒剤などの薬物の供給源として知られており、過去にはベナンから日本への密輸事案も確認されています。治安当局も取締りを強化し、麻薬・武器等を押収するなど成果を上げつつありますが、同地域は依然として麻薬・武器等の密売人の巣窟となっている可能性があります。

ウ コリーヌ県及びボルグ県
 2021年4月に行われた大統領選挙の際、コリーヌ県サベやボルグ県チャウルにおいてデモが発生し、その参加者による不法侵入や建造物損壊事件等が発生しました。

エ その他の地域
 その他の地域については、治安状況は比較的安定している状況にありますが、一般犯罪はベナン全土で発生しています。

 つきましては、これらの地域への渡航にあたっては、危険を避けるための特別な注意が必要です。外務省海外安全ホームページや現地関係機関、報道等から最新の治安情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
 ベナンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_118.html )も併せて参照してください。
 滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、あらかじめ外務省海外安全ホームページや現地関係機関、報道等から最新の治安情報を入手するよう努めてください。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ベナン日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 ベナンに3か月以上滞在する方は、大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

(2)外出の際は、身の回りの安全に十分注意し、人前では大金等の貴重品を見せないようにしてください。

4 隣国のナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ及びトーゴにもそれぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、 2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
  住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN
  (郵便物宛先:Ambassade du Japon, 08 B.P.283, Tri Postal, Cotonou, Benin)
  電話:(市外局番なし)21-30-59-86
   国外からは(国番号229)21-30-59-86
  FAX:(市外局番なし)21-30-59-94
   国外からは(国番号229)21-30-59-94
  ホームページ:http://www.bj.emb-japan.go.jp/j/
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