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ジョージアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2021年04月14日
危険情報
地図
凡例:黄色箇所「レベル1:十分に注意してください。」・その国・地域への渡航、滞在にあたって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。薄橙色箇所「レベル2:不要不急の外出は止めてください。」その国・地域への不要不急の渡航は止めてください。渡航する場合は特別な注意を払うとともに、十分な安全対策をとってください。橙色箇所「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」その国地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。(場合によっては、現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。)赤色箇所「レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(退避勧告)」その国・地域に滞在している方は滞在地から、安全な国地域へ退避してください。この状況では、当然のことながら、どのような目的であれ新たな渡航は止めてください。
凡例表示

危険レベル・ポイント

【危険度】
●南オセチア及びその周辺地域、アブハジア及びその周辺地域
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ロシアとの国境周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く全土(首都トビリシ市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●南オセチア及びその周辺地域、アブハジア及びその周辺地域はジョージア政府の統治が及んでおらず、不測の事態が発生する可能性が否定できないため、どのような目的でも同地域への渡航は止めてください。
●ロシアとの国境付近は、情勢が悪化した際には危険となるため、不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)2008年のロシアが軍事介入したジョージア国内での大規模な軍事衝突以降も、ジョージア政府と同国からの分離独立を求める南オセチア及びアブハジア「当局」が対峙し続けており、それぞれの「行政」境界ライン付近では、現在も周辺住民の身柄が拘束される事件が頻発しているほか、激しい戦闘のあった地域においては、不発弾等が依然として残っています。
 ロシアとの国境地域は、現在ジョージア政府の管理下にあり、また、ロシアとはコーカサス山脈に隔てられていることから、戦闘や住民の身柄の拘束等は確認されていません。しかし、ジョージアとロシアは上記軍事衝突以降は国交を断絶したままで、南オセチア、アブハジアに関する問題は解決したわけではなく、突然の情勢変化により国境地帯が危険となるため、国境地域への不要不急の渡航は止めてください。
 なお、首都トビリシ市を始め、上記以外の地域は比較的安定していますが、滞在に当たっては最新の情報を常に入手するよう努めてください。

(2)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)南オセチア及びその周辺地域、アブハジア及びその周辺地域
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
 2008年8月、ロシア軍がジョージア各地で戦闘を行った際、上記地域は攻撃の対象となり、その一部では地雷やクラスター爆弾が使用されたため、現在でも不発弾等が残っています。また、同地域では身柄拘束事案が頻発しており、2020年にも現地占領部隊による現地住民や入域者への拘束、襲撃などが複数発生しているため、立入りは危険です。
 なお、ジョージア政府は2008年8月の紛争直後に、ロシアが南オセチアとアブハジアの独立を一方的に承認したことから、ロシアとの外交関係を断絶しています。また、両地域に立ち入る際は政府の許可を経る必要があるとしており、ロシアからの両地域への立入りは違法とみなし、ジョージア国内法による処罰の対象としています。
 したがって、同地域への渡航はどのような目的であれ止めてください。

(2)ロシアとの国境周辺地域
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
 2008年の紛争から既に10年以上が経過していますが、ジョージアはロシアとの間に未だアブハジア・南オセチア独立問題を抱えています。2012年の政権交代以降、ジョージア政府は実務的な政策によりロシアと貿易・経済関係、観光による人的交流を発展させており、同政策は国民からの支持を得ているため、再度の武力衝突の可能性は低いとみられています。
 しかしながら、2019年6月に、ロシアの現職国会議員がジョージアの国会において発言をしたことをきっかけに反ロシア・反政府抗議活動が一時先鋭化し、その後ロシアはジョージアへの直行便の停止措置を講じました。2021年現在も直行便停止は継続されており、必ずしも両国の関係は安定しているとは言えません。
つきましては、同地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず、やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には、報道等により最新の情報を入手するよう努めるとともに、必要に応じて警備員や現地情勢に精通したガイドをつけるなどの十分な安全対策を講じてください。

(3)上記を除く全土(首都トビリシ市を含む)
レベル1:十分注意してください。(継続)
ア 北東部のパンキシ渓谷付近
 ジョージア北東部にあるパンキシ渓谷付近の地域については、90年代から続いていたチェチェン紛争の影響により、チェチェンから多数の難民が流入して情勢が不安定な時期がありましたが、ジョージア政府が同地の治安確保に係る総合的な対策を立案し、テロ掃討作戦を徹底的に実施したことにより、現在の治安は概ね安定しています。
 ただし、不測の事態が発生する恐れも排除されないため、渡航・滞在される場合には、最新の情報の入手に努めるなど十分に注意してください。

イ 上記(1)、(2)及び(3)アを除く全土(トビリシ市を含む) 
 ジョージア政府は、観光産業を促進する政府方針に基づき、内務省が国内の安全対策に力を入れていることから、現政権発足以降の治安情勢は概ね安定していますが、2020年の議会選挙後には国内各地で抗議行動が見られ、治安当局との衝突の結果、一部参加者が逮捕され、負傷者が発生しました。渡航・滞在中に抗議活動が発生した場合には、最新の情報を収集するように努めるとともに、現場付近に興味本位で近づくことのないようにして下さい。
 また、旅行者を狙ったスリ・ひったくりグループ等の存在は報告されていませんが、物乞いによる執拗な金銭要求行為や飲食店におけるぼったくり等はしばしば発生していますので、十分な注意が必要です。

3 滞在に当たっての注意
(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 ジョージアに3か月以上滞在する方は、在ジョージア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在ジョージア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

(2)住居は、居住地域の治安、建物の構造等に留意して選定するとともに、窓、扉、施錠等に十分な防犯措置を施すようお勧めします。

(3)日常生活では、身の周りの安全に十分注意してください。また、犯罪に巻き込まれることのないよう、可能な限り夜間の外出は控えてください。

(4)不測の事態が起きた場合には、自宅、職場、ホテル等の安全な場所で、事態が沈静化するまで待機してください。また、不測の事態に備えて、食料、飲料水を備蓄するとともに、パスポート、貴重品及び衣類等をいつでも持ち出せるように準備し、退避手段についても常時確認しておいてください。不測の事態が発生した場合は、在ジョージア日本国大使館に連絡してください。

(5)正確な情報を入手するように努め、根拠のない噂に惑わされて動揺することのないようにしてください。

4 なお、隣国のアゼルバイジャン、アルメニア、トルコ、ロシアには、各々「危険情報」が発出されていますのでご留意ください。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)4567
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)


(現地大使館連絡先)
○在ジョージア日本国大使館
  住所:9 Krtsanisi Street, Tbilisi 0114 Georgia
  電話: (市外局番32)-275-2111
   国外からは (国番号995)-32-275-2111
  ファックス: (市外局番32)-275-2112
   国外からは (国番号995)-32-275-2112
  ホームページ:
https://www.ge.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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