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パラグアイの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

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更新日 2021年02月22日
危険情報
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危険レベル・ポイント

【危険度】
● コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近、コンセプシオン県の一部、サン・ペドロ県の一部、アマンバイ県カピタン・バド市及びアルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

● 首都アスンシオン市及びその周辺、アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市及びペドロ・ファン・カバジェロ市、カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市、アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市並びにイタプア県エンカルナシオン市
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
● コンセプシオン県、サン・ペドロ県の一部及びアマンバイ県の一部の地域でパラグアイ人民解放軍(EPP)等の反政府武装グループが、誘拐・殺人等の凶悪犯罪を引き起こしています。同地域への不要不急の渡航は止めてください。
● 首都をはじめブラジル、アルゼンチンと国境を接する一部地域においては、麻薬組織の抗争や強盗等の犯罪に一般市民が巻き込まれる危険性がありますので、当該地域に危険レベル2及び1を継続して発出しています。

詳細

1 概況
(1)パラグアイでは、近年、民主政治が安定し、内乱、クーデター、暴動等が発生する可能性は少なくなっています。一方で、人口が密集する都市(首都アスンシオン市及び周辺都市、シウダ・デル・エステ市、エンカルナシオン市等)で、強盗及び窃盗被害が頻発しています。また、ブラジル、アルゼンチンと国境を接する一部地域においては、麻薬組織間の抗争が発生し、一般市民が巻き込まれるケースもあります。

(2)コンセプシオン県の一部、サン・ペドロ県の一部及びアマンバイ県の一部では、EPP等がゲリラ活動を行っており、パラグアイ人、外国人に関わらず身代金を目的とした誘拐や殺人等を引き起こしています。

(3)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。

2 地域別情勢
(1)コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近、コンセプシオン県(サン・ラサロ市、サン・カルロス・デル・アパ市を除く)、サン・ペドロ県サン・ペドロ・デ・ウクアマンディジュ市及びショレ市以北、アマンバイ県カピタン・バド市並びにアルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア コンセプシオン県ウブ・ジャウ市と隣接するアマンバイ県内の県境付近
 EPP等は、コンセプシオン県ウブ・ジャウ市周辺で活発に活動しており、これを受けて同市に隣接するアマンバイ県北西部の県境付近にもEPP等の活動が及んでいます。パラグアイ政府は、これらに対処するため、同エリアに軍と警察の共同部隊(FTC)を駐屯させていますが、情勢は不安定です。また、銃撃戦となった場合、流れ弾の被害に遭うなど、巻き込まれることも考えられます。また、2020年9月、元副大統領がEPPに誘拐される事件が発生しています。

イ コンセプシオン県(サン・ラサロ市、サン・カルロス・デル・アパ市を除く)並びにサン・ペドロ県サン・ペドロ・デ・ウクアマンディジュ市及びショレ市以北
 コンセプシオン県、サン・ペドロ県及びアマンバイ県の県境にまたがる複数の地域で活動しているEPP等の反政府武装グループは、国籍に関わらず身代金を目的とした誘拐・殺人等の凶悪犯罪を引き起こしています。2015年1月、同地域で牧場経営をしていたドイツ人夫妻がEPPに誘拐され、殺害される事件が発生しています。

ウ アマンバイ県カピタン・バド市
 一般犯罪は減少傾向にあるものの、ブラジルとの国境に位置し、麻薬運搬ルートとなっていることから麻薬組織間の抗争による殺人事件が頻発しており、パラグアイで最も危険な都市の1つとされています。

エ アルト・パラナ県プレシデンテ・フランコ市
 観光客を狙った強盗事件、窃盗及び一般犯罪が頻発しています。また、麻薬取引や、密輸等に絡んだ犯罪が頻発しています。2007年に日本人を誘拐した犯罪組織の活動拠点の一つとみられています。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。上記の情勢にもかかわらず、やむを得ない理由で渡航・滞在する場合には、報道等により最新の情報を入手するよう努めるとともに、必要に応じて警備員をつけるなどの十分な安全対策を講じてください。

(2)首都アスンシオン市及びその周辺、アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市及びペドロ・ファン・カバジェロ市、カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市、アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市並びにイタプア県エンカルナシオン市
レベル1:十分注意してください(継続)

ア 首都アスンシオン市及びその周辺
(ア)首都アスンシオン市及びその周辺で発生している犯罪は、全国で発生している犯罪の約60%を占めると言われています。銀行、ガソリンスタンド、ATM、ファストフード店等の商店をはじめ、高級住宅地域であっても、拳銃強盗、住居侵入強盗、窃盗が発生しており、オートバイを利用した拳銃強盗には特に注意してください。
(イ)特に、アスンシオン市のパラグアイ川沿いにあるリカルド・ブルガーダ地区(通称「チャカリータ」)及びタクンブ地区、サンタ・アナ地区、サン・カジェタノ地区及びカテウラ湖(通称「バニャード・スル」)周辺は、強盗や窃盗事件、違法薬物や武器の密売が行われるスラム街となりますので可能な限り立ち入らないようにしてください。

イ アマンバイ県ベジャ・ビスタ・ノルテ市
 ブラジル側観光地「ボニート」への陸路での経路の一つとなっていますが、国境が塀等で隔てられておらず、出入国管理は脆弱で、犯罪も頻発しています。また、麻薬組織が横行し、特に最近では、国境付近での麻薬組織間の抗争が激化しており、その影響で市中心部においても銃器を使用した殺人事件が発生しています。ボニートへのアクセスには、同市を経由しない他のルートを御検討ください。

ウ アマンバイ県ペドロ・ファン・カバジェロ市
(ア)ブラジル側のポンタ・ポラ市と接しており、国境が塀等で隔てられておらず、麻薬組織が横行しているエリアとなっています。国境付近での麻薬組織間の抗争が発生することもあり、麻薬組織による大型銃器を使用した殺人事件は増加傾向にあります。なお、同市では過去に日本人の誘拐や殺人事件も発生しており、十分注意が必要です。
(イ)同市を中心に、パラグアイ北部には複数の大学があり、増加する学生をターゲットとした経済活動が活発化しています。その反面、麻薬組織が学生を相手に取引しているとの情報もあり、麻薬購入資金を目的にした強盗事件等も発生しています。

エ カニンデジュ県サルト・デル・グアイラ市
 ブラジルと陸続きで国境を接し、麻薬の運搬ルートの一つになっています。同市でも麻薬組織間の抗争が頻発しています。

オ アルト・パラナ県シウダ・デル・エステ市
(ア)観光地として有名な「イグアスの滝」に近い都市で、ブラジルとの交通の要衝となっており、アスンシオン市同様にショッピングモールや、オフィスビルの建築が続いています。
 その一方で、これまで市の発展を中心的に支えてきた(輸入関税が隣国と比べ安いことを利用した)輸入品販売業者が、近年のブラジル経済の悪化に伴う違法輸入増に対する取締り強化や新型コロナウイルス感染対策による国境の一時閉鎖を受け、閉店に追い込まれる等の影響を受けています。これにより度々デモが発生し、ブラジルとの国境を成す「友情の橋」を封鎖するような、大規模なデモも発生しています。
(イ)シウダ・デル・エステ市とブラジルの国境付近では、不法出入国、麻薬取引、武器密輸等の各種問題が発生し、中国系マフィアによる商売上のトラブルが原因と見られる殺人事件や、密輸等の不法な商業活動による資金調達等、犯罪組織による事件が度々発生しています。犯罪被害に遭わないために、夜間はもちろんのこと、日中でも独り歩きや人通りの少ない場所(特に薄暗い場所。最も注意を要する地区は、中央繁華街、レマンシート地区、サン・ファン地区、ドン・ボスコ地区。)への立入りは避けるなど危険を回避するため特別な注意が必要です。
(ウ)また、同市及び周辺にはイスラム教徒のコミュニティが点在しています。一部は過激派組織とのつながりが指摘されることもありますが、具体的な活動は確認されていません。しかし、南米では過去に米国やイスラエル権益等を標的としたテロ事件が発生していることから、最新の関連情報の入手に努め、情勢を注視する必要があります。

カ イタプア県エンカルナシオン市
 パラグアイの中では比較的犯罪発生率の低い都市です。ただし、遊歩道や砂浜がある川岸の道(コスタネーラ)を訪れる観光客を狙った強盗等の犯罪及び市内での車上荒らしが発生しています。特に毎年聖週間(セマナ・サンタ)前に開催されるカーニバルの時期は、他国からの観光客等が多く訪れ賑わうことから、これらを狙った犯罪も増加する傾向にあります。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、日本国外務省、在パラグアイ日本国大使館、在エンカルナシオン領事事務所及び現地関係治安機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。
(1)オートバイを利用した拳銃使用の強盗事件、市街地での置き引き、車上荒らし等が発生しています。カメラや目立つ貴金属等を露出しない、不用意に貴重品を持ち歩かない、屋外で不急の携帯電話の使用は控える、カバンは身体から離さないなど、強盗・盗難の被害に遭わないように心掛けてください。また、なるべく路上駐車は避け、警備員等がいる駐車場の利用をお勧めします。
 夜間はもちろん、昼間でも暗い道への立入りは避けてください。市内の移動等でタクシーを利用する場合には、なるべく流しのタクシーは使わず、信頼の置けるホテルやレストラン等でタクシーを呼んでもらうことをお勧めします。
 市内バスは、運転が荒いことが多く、車内でのスリや強盗等も発生しているため、パラグアイの交通事情に不慣れな場合は、上記のタクシーを利用することをお勧めします。
 万が一強盗被害に遭った場合は、身の安全を優先し、絶対に抵抗しないでください。

(2)家宅や車両内等に護身用の銃を所持している人もいますので、不用意に刺激しないよう注意する必要があります。

(3)車で移動中に強盗等に遭うことがあるため、常に窓を閉め、ドアを施錠してください。特に、信号待ちで停車中に、接近してきたオートバイから被害を受けるケースが多いので注意してください。

(4)誘拐の被害を防ぐため、「目立つ服装・行動を慎む」、「見知らぬ人物には決してついて行かない」、「空港の到着ロビーなどで、日本語を巧みに使い近づいてくる人物には十分に注意する」「あやしいタクシー(白タク等)には乗らない」等を守るようにしてください(詳細は海外安全ホームページ:https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html を参照してください)。また、「短時間誘拐」の被害を防ぐために、上記注意事項に加え、夜間の外出は避ける、人通りの少ない場所や危険と言われる区域には立ち入らない、クレジットカードやキャッシュカードの携行は必要最小限に留め、現金は分けて持つなどの工夫をするとともに、常に不審者がいないか周囲を含めて周辺を確認すること等に注意してください。

(5)パラグアイ国内、特にアスンシオン市内の繁華街やバス・ターミナル周辺等で見知らぬ人物に声をかけられた場合は無視してください。安易に同行し、知らぬ間に睡眠薬を飲まされ、金品を強奪された事例が過去にあります。

(6)緊急事態の際は、パラグアイ国家警察の911番サービス(日本の110番に相当)を利用してください。事態に応じて、警察官、救急隊、消防士等が現場に駆けつけてくれます。事件・事故等不測の事態が発生した場合は、必ず、在パラグアイ日本国大使館または在エンカルナシオン領事事務所に連絡してください。

(7)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 パラグアイに3か月以上滞在される方は、在パラグアイ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず「在留届」を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新の安全情報や、緊急時に在パラグアイ日本国大使館の連絡を受け取ることができるよう、「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html

4 なお、隣国のブラジル、アルゼンチン、ボリビアについても各々「危険情報」が発出されていますので、併せてご参照ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/(PC版・スマートフォン版)
http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html(モバイル版)

(現地大使館等連絡先)
○在パラグアイ日本国大使館
住所:Avenida Mariscal López No. 2364, Asunción, Paraguay
私書箱:Casilla de CorreoNo. 1957
電話:(市外局番021) 604-616、604-617、603-682、606-900
FAX:(市外局番021) 606-901
※国外からは+595
ホームページ:https://www.py.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在エンカルナシオン領事事務所
住所: Calle Tomás Romero Pereira No. 631 e/Lomas Valentinas, Encarnación, Paraguay
私書箱:Casilla de Correo No. 55
電話:(市外局番071)202-287、202-288
FAX: (市外局番071)205-130
※国外からは+595
ホームページ: https://www.py.emb-japan.go.jp/itpr_ja/index-jp-encarnacion.html
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