危険情報
サントメ・プリンシペの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)
更新日 2021年02月01日
危険レベル・ポイント
【危険度】
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがありますので、デモや集会等には近づかないでください。
●近年、ギニア湾では、武装集団による誘拐、強盗等の海賊等事案が多発しているため、海路による移動には十分な警戒が必要です。
●全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
【ポイント】
●厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがありますので、デモや集会等には近づかないでください。
●近年、ギニア湾では、武装集団による誘拐、強盗等の海賊等事案が多発しているため、海路による移動には十分な警戒が必要です。
詳細
1 概況
(1)サントメ・プリンシペでは、厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が、状況により暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがあります。デモや集会等には近づかないでください。
(2)2020年11月、サントメ沖で輸送船が海賊に襲撃され、乗組員14人が拉致される事件が発生しました。近年、ギニア湾では、武装集団による誘拐、強盗等の海賊等事案が多発しています。海賊等事案は輸送船などが標的とされることが多いですが、武装集団の目的は金品や身代金であることから、観光用の船舶やボートについても十分注意が必要です。
(3)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
2 地域情勢
全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
2019年10月、コートジボワールで拘束されたサントメ・プリンシペ人牧師の釈放と本国への送還を求めて、首都サントメにある「神の王国ユニバーサルキリスト教会(Igreja Universal de Reino de Deus)」前でデモが行われました。数百人規模のデモ隊が暴力行為、略奪及び破壊行為を行うなどの暴動が発生し、少年1人が銃弾を受けて死亡する事態に発展しました。
このように、厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が、状況により暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがありますので、デモや集会等には近づかないでください。デモや集会の現場に遭遇した場合は、直ちにその場を離れるなど、安全確保に努めてください。
つきましては、サントメ・プリンシペへの渡航にあたっては、在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)、現地関係機関及び報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在にあたっての注意
サントメ・プリンシペへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_280.html )も併せて参照してください。
滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、日本国外務省、在ガボン日本国大使館、現地関係機関及び報道等により最新情報を入手するよう努めてください。サントメ・プリンシペには、日本の大使館・総領事館はありません。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ガボン日本国大使館に連絡してください。
(1)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
サントメ・プリンシペに3か月以上滞在する方は、在ガボン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在ガボン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )
(2)一般的な注意事項
ア 外出の際には身の周りの安全に常に気をつけるとともに、多額の現金を持ち歩いたり、目立つ装飾品を身に着けたりすることは控えてください。
イ 夜間の外出は控え、昼間でもできるだけ単独行動は避けるとともに、市場等不特定多数が集まる場所への立寄りは控えてください。
ウ 治安当局による検問には素直に応じるとともに、パスポート等身分を証明するものを常時携行してください。
エ 不測の事態に備え、食料、飲料水、必要な医薬品を備蓄しておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておいてください。また、自家用車はガソリンを満タンに保ち、常に良好な状態にしておいてください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)
住所:Boulevard du Bord de Mer,B.P.2259,Libreville,Gabon
電話:(+241)011-73-22-97 / 011-73-02-35
閉館時緊急連絡先:(+241)077-38-73-38
FAX:(+241)011-73-60-60
ホームページ:https://www.ga.emb-japan.go.jp/jointad/st/ja/index.html
(1)サントメ・プリンシペでは、厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が、状況により暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがあります。デモや集会等には近づかないでください。
(2)2020年11月、サントメ沖で輸送船が海賊に襲撃され、乗組員14人が拉致される事件が発生しました。近年、ギニア湾では、武装集団による誘拐、強盗等の海賊等事案が多発しています。海賊等事案は輸送船などが標的とされることが多いですが、武装集団の目的は金品や身代金であることから、観光用の船舶やボートについても十分注意が必要です。
(3)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心掛けてください。
2 地域情勢
全土
レベル1:十分注意してください。(継続)
2019年10月、コートジボワールで拘束されたサントメ・プリンシペ人牧師の釈放と本国への送還を求めて、首都サントメにある「神の王国ユニバーサルキリスト教会(Igreja Universal de Reino de Deus)」前でデモが行われました。数百人規模のデモ隊が暴力行為、略奪及び破壊行為を行うなどの暴動が発生し、少年1人が銃弾を受けて死亡する事態に発展しました。
このように、厳しい経済状況や地方における経済格差等の現状に不満を持つ国民によるデモや集会が、状況により暴動や治安当局との衝突に発展するおそれがありますので、デモや集会等には近づかないでください。デモや集会の現場に遭遇した場合は、直ちにその場を離れるなど、安全確保に努めてください。
つきましては、サントメ・プリンシペへの渡航にあたっては、在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)、現地関係機関及び報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。
3 滞在にあたっての注意
サントメ・プリンシペへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、外務省海外安全ホームページ内の「安全対策基礎データ」
( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_280.html )も併せて参照してください。
滞在中は、下記の事項に十分注意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、日本国外務省、在ガボン日本国大使館、現地関係機関及び報道等により最新情報を入手するよう努めてください。サントメ・プリンシペには、日本の大使館・総領事館はありません。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ガボン日本国大使館に連絡してください。
(1)在留届、「たびレジ」
海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
サントメ・プリンシペに3か月以上滞在する方は、在ガボン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html )
3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在ガボン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )
(2)一般的な注意事項
ア 外出の際には身の周りの安全に常に気をつけるとともに、多額の現金を持ち歩いたり、目立つ装飾品を身に着けたりすることは控えてください。
イ 夜間の外出は控え、昼間でもできるだけ単独行動は避けるとともに、市場等不特定多数が集まる場所への立寄りは控えてください。
ウ 治安当局による検問には素直に応じるとともに、パスポート等身分を証明するものを常時携行してください。
エ 不測の事態に備え、食料、飲料水、必要な医薬品を備蓄しておくとともに、パスポート、貴重品、衣類等をいつでも持ち出せるように準備しておいてください。また、自家用車はガソリンを満タンに保ち、常に良好な状態にしておいてください。
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞ヶ関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903
(外務省関係課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)9850
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)
(現地大使館連絡先)
○在ガボン日本国大使館(サントメ・プリンシペを兼轄)
住所:Boulevard du Bord de Mer,B.P.2259,Libreville,Gabon
電話:(+241)011-73-22-97 / 011-73-02-35
閉館時緊急連絡先:(+241)077-38-73-38
FAX:(+241)011-73-60-60
ホームページ:https://www.ga.emb-japan.go.jp/jointad/st/ja/index.html