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ベナンの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?

更新日 2020年10月14日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●ブルキナファソ、ニジェールとの国境地帯(パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ及びアタコラ狩猟区域)及び隣接するトーゴとの国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以北)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
●ニジェールとの国境地帯(上記レベル3地域以外)及び隣接するナイジェリアとの国境地帯(バニコアラ、カンディ、セバナ、カラレ、ニッキ、チャウルを結ぶ線以東)並びにトーゴとの国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
●上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●ベナン北部では、国境を接するブルキナファソ南東部やニジェール南西部においてテロや外国人の誘拐・殺害事件を引き起こしている武装勢力の南下が指摘されています。2019年5月にはフランス人旅行者の誘拐事件が発生するなど、北部のパンジャリ国立公園、W国立公園及びその周辺地域では、これら武装勢力によるテロや誘拐に巻き込まれるおそれがありますので、レベル3を継続します。

詳細

1 概況
(1)2019年5月、ベナン北部のパンジャリ国立公園においてフランス人旅行者2名が誘拐される事件が発生しました。ベナン北部の国境地帯では、隣接するブルキナファソ及びニジェールにおいてテロや外国人の誘拐・殺害事件を引き起こしている武装勢力の南下が指摘されています。

(2)ベナン北東部のナイジェリアとの国境地帯では、これまでテロ事案等の発生は報告されていないものの、ナイジェリア北部においてテロ事案が頻発していることから、注意が必要です。

(3)ベナンは北部の周辺国との国境地帯を除き、近隣諸国と比較して相対的には平穏であり、治安情勢は基本的に安定していますが、一般犯罪等には十分注意する必要があり、特に一部の市場等においてはひったくりやスリ等が多発しています。

(4)ベナンにおいて、日本人・日本権益を直接標的としたテロや誘拐事件の脅威は現時点で確認されていませんが、近年、西アフリカにおいてイスラム過激派組織によるテロ事件が数多く発生しており、上述のとおり、隣国ブルキナファソ及びニジェールの武装勢力がベナンの北部国境地帯にも活動領域を拡大しつつあることから、今後、日本人・日本権益がテロ・誘拐の標的となる、あるいはその巻き添えとなる可能性は排除できません。
 このような状況を十分に認識し、テロ・誘拐に巻き込まれることがないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。


2 地域情勢
(1)ブルキナファソ、ニジェールとの国境地帯(パンジャリ国立公園、W国立公園、パンジャリ及びアタコラ狩猟区域)及び隣接するトーゴとの国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以北)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)

 ベナンの北部地域は、ブルキナファソ、ニジェール及びナイジェリアと国境を接しています。これら周辺国では武装勢力によるテロや誘拐事件が頻発しており、こうした武装勢力が警備の手薄な国境を越えてベナン国内に侵入し、テロや誘拐事件を引き起こすおそれがあります。
 特にブルキナファソ南東部では武装勢力による襲撃事件が多発しており、これら武装勢力が警備の手薄な国境地帯に潜伏しているとみられています。2019年5月にパンジャリ国立公園において発生したフランス人旅行者誘拐事件の後も、こうした武装勢力がベナン国内に再度侵入する可能性は排除されていません。また、同事件の救出作戦で救出された誘拐被害者の中には韓国人が含まれていたことから、誘拐の対象は欧米人に限定されておらず、日本人が標的になる可能性も排除されません。
 また、アリボリ県に所在するW国立公園や周辺の狩猟区域においても、国境警備が手薄なため武装勢力の侵入が容易な状況となっているほか、各国境地帯において車両を狙った路上強盗が多発しています。路上強盗は、隠れていた犯人がいきなり通行車両に銃を突き付け、強制的に停車させた後に強盗に及ぶ手口が主流となっており、非常に危険です。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような理由であれ止めてください。

(2)ニジェールとの国境地帯(上記レベル3地域以外)及び隣接するナイジェリアとの国境地帯(バニコアラ、カンディ、セバナ、カラレ、ニッキ、チャウルを結ぶ線以東)並びにトーゴとの国境地帯(タンギエタ、マテリ、グアンデを結ぶ線以南、ブクンベ以北)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)

ア 上記(1)の周辺地域においても、武装勢力が警備の手薄な国境を越えてベナン国内に侵入し、テロや誘拐、車両を狙った強盗事件を引き起こすおそれがあります。
 ナイジェリア国境地域においては、麻薬密輸に絡んだ事件に巻き込まれる可能性もあります。

イ 米国務省の発表によれば、2012年5月、トーゴ国境付近において米国人の誘拐事件が発生しています。
 ベナン軍は国境の町ポルガやナティティング市において軍事訓練を行うなど、テロリストの流入を防ぐため警戒を強めていますが、テロの脅威はトーゴとベナンの国境地帯にも広がっています。

 つきましては、これらの地域への不要不急の渡航は止めてください。やむを得ず渡航する場合には、特別な注意を払うとともに、十分な安全対策を講じてください。

(4)上記を除く地域
 レベル1:十分注意してください。(継続)

ア コトヌ市(リトラル県)
(ア)2019年4月28日に行われた国民議会議員選挙投票に関して、そのプロセス等に不満を持つ市民らが5月1日から3日にかけて、外国人居住区及び隣接地区において店舗を襲撃し放火する等の破壊行為を行いました。
(イ)2020年5月17日、地方議会議員選挙の投票が行われました。この選挙は新型コロナウイルス感染症の流行の最中実施されたため、大々的な選挙キャンペーンは行われなかったこともあり、平穏に終わりました。一方、2021年には大統領選挙が行われる予定ですが、繁華街であるエ・ヴィヴ(Haie-Vive)地区やその周辺地区(大統領府や大統領私邸など)において突発的な無許可デモや市民と治安当局との衝突が発生する可能性があり、特に選挙期間中の市内情勢は不安定かつ流動的となりうることから今後も注意が必要です。
(ウ)コトヌ市中心部においても、ダントッパ市場、ミセボ市場、土産物屋街等、観光客の集まる場所では、ひったくりやスリ等が頻発しているので近寄らないでください。スラム街のあるゾンゴ(Zongo)地区、隣接するジョンケ(Jonquet:旧コトヌ駅北側)地区においては、売春や麻薬密売が日常的に行われています。これらの地域では、若者らによる車両盗難や部品盗難、強盗が発生しており、犯罪に巻き込まれるリスクが高いため、近寄らないでください。
 また、海岸線やフラコジ(Xwlacodji)地区、フィジロセ(Fidjrossè)地区といった市周辺部は、治安当局の目が届きにくいこともあり、市中心部に比べて強盗等の被害に遭うリスクが高く、警戒が必要です。
(エ)コトヌ市内の路上では、警察官と偽って外国人に身分証などの所持品の提示を求め、カバンを開けた隙に現金や貴重品在中の小物入れを奪う事案が発生しています。当地では、私服警察官が街中をパトロールすることはありませんので、偽警察官には注意してください。
(オ)コトヌ市内では、過去に日本人が自宅や滞在先のホテルで空き巣や窃盗の被害に遭う事例が発生しています。休暇等で家を留守にする場合は、自宅を留守にする情報を第三者に知られることがないよう、十分に注意してください。また、滞在先のホテルでは貴重品の保管に留意するとともに、部屋に見知らぬ人が尋ねてきた場合には、絶対に中に入れないでください。

イ ウエメ県及びモノ県(コトヌ市近郊県)
 ヒラコンジ(Hilakondji:トーゴとのギニア湾国境付近)及びセメポジ(Seme-kpodji:ナイジェリアとのギニア湾国境付近)といった国境付近は、警察当局の目が届きにくいため、長年にわたり麻薬・武器等の密輸の中継基地となってきました。ナイジェリアを中心とした西アフリカ地域は、覚醒剤などの薬物の供給源として知られており、過去にはベナンから日本への密輸事案も確認されています。警察当局も取締りを強化し、麻薬・武器等を押収するなど成果を上げつつありますが、トーゴ及びナイジェリアとのギニア湾沿岸の国境付近は依然として麻薬・武器等密売人の巣窟となっている危険性がありますので、不用意に近づかないでください。

ウ その他の地域
 その他の地域については、治安状況は比較的安定している状況にありますが、一般犯罪はベナン全土で発生していますので十分注意してください。

 つきましては、これらの地域への渡航にあたっては危険を避けていただくため特別な注意が必要です。在ベナン日本国大使館、現地関係機関、報道等から最新情報の入手に努め、身の回りの安全に十分注意してください。


3 滞在に当たっての注意
 ベナンへの渡航・滞在における一般的な注意事項については、安全対策基礎データ(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_118.html )も併せて参照してください。
 滞在中は、下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、渡航に際しては、あらかじめ、日本国外務省、在ベナン日本国大使館、現地関係機関等から最新の情報を入手するよう努めてください。万一、事件・事故等に巻き込まれた場合には、在ベナン日本国大使館に連絡してください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、大使館又は総領事館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の大使館又は総領事館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html

(2)外出の際は、身の回りの安全に十分注意し、できるだけ派手な服装は避け、現金は必要な分だけを持ち、人前では大金や携帯電話等の貴重品を見せないようにしてください。また、群衆や集会場所のほか、大統領府、軍や警察の関連施設等の主要な政府機関周辺には可能な限り近寄らないようにしてください。

(3)ベナン全土において、一般市民が犯罪者等に暴行を加えるいわゆる「民衆制裁」が行われることがあります。この民衆制裁は、許可を得ずに写真を撮ろうとしたことなど、ささいな原因で発生することもありますので、現地のマナーを理解するなどトラブル防止のために十分注意してください。

(4)緊急事態の発生による国外退避に備え、パスポートやビザの有効期限、すぐに持ち出せる現金、クレジットカード及び航空券の確認をしてください。なお、緊急時に運航される航空機等においては、正規航空運賃が適用される場合も多々ありますので、現金及びクレジットカードの支払可能額が十分かについても確認してください。

(5)治安状況が悪化する場合に備え、自宅や職場に一週間分程度の食料や水、生活用品等を備蓄しておくとともに、自家用車にはこまめに給油しておくことをお勧めします。


4 なお、隣国のナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ及びトーゴについても、それぞれ危険情報が発出されていますので、併せて留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(外務省代表)03-3580-3311(内線)2902、 2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
  住所:Zone Residentielle de Cotonou sis a Djomehountin, 12eme arrondissement, COTONOU BENIN(郵便物宛先:Ambassade du Japon, 08 B.P.283, Tri Postal, Cotonou, Benin)
  電話:(市外局番なし)21-30-59-86
   国外からは(国番号229)21-30-59-86
  FAX:(市外局番なし)21-30-59-94
   国外からは(国番号229)21-30-59-94
  ホームページ:http://www.bj.emb-japan.go.jp/j/
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