1. ホーム
  2. 危険情報詳細
危険情報
本情報は(日本時間)現在有効です。

アルメニアの危険情報【危険レベル引き上げ】

「危険情報」とは?

更新日 2020年10月09日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●アゼルバイジャンとの国境周辺地域
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(引き上げ)
●上記を除く地域(首都エレバンを含む)
 レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

【ポイント】
●2020年9月27日、ナゴルノ・カラバフの帰属を巡る大規模な軍事衝突が発生し、同日、アルメニアは全土に戒厳令及び総動員令が宣言されました。ナゴルノ・カラバフとその周辺一帯では複数の死傷者が発生しています。軍事衝突に巻き込まれるおそれがありますので、目的のいかんを問わず、アゼルバイジャンとの国境周辺地域への渡航は止めてください。また、すでに滞在されている方は直ちに退避してください。
●10月5日までに、アルメニア領東部への空爆、砲撃が確認されているほか、首都エレバンに隣接するコタイク州への無人偵察機の侵入が報じられています。今後、更なる状況の悪化、拡大も懸念されますので、首都エレバンも含め、アルメニアへの不要不急の渡航は止めてください。

詳細

1 概況
(1)アルメニアはアゼルバイジャンとの間でナゴルノ・カラバフの帰属を巡る紛争を抱えており、1994年の停戦合意以降も長年にわたって小規模な衝突が繰り返されていますが、最近では、2020年7月に北東部国境において軍事衝突が発生したほか、9月27日からはナゴルノ・カラバフとその周辺一帯において1994年の同停戦以降最大規模の軍事衝突が発生し、現在まで双方に民間人を含む多数の死傷者が出ています。
 これに関連して、アルメニア領東部への砲撃や無人機による攻撃も確認されており、10月2日には首都エレバン近郊のコタイク州上空にアゼルバイジャン軍の無人機が侵入し防空部隊に撃墜されたと報じられるなど、今後ともアルメニア国内において不測の事態が発生する可能性があります。国際的な停戦の呼びかけや調停の試みが続いていますが、10月5日現在、収束の見通しは立っていません。

(2)テロによる日本人の被害は、シリアやアフガニスタンといった国・地域に限りません。テロは、日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており、これまでもチュニジア、ベルギー、バングラデシュ、スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
 近年では、単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど、テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
 このように、テロはどこでも起こり得ること、日本人も標的となり得ることを十分に認識し、テロの被害に遭わないよう、海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め、状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
(1)アゼルバイジャンとの国境周辺地域
レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

 1994年の停戦合意以降も長年にわたって小規模な衝突が繰り返されていますが、2020年7月には北東部タヴシュ州の国境地帯において衝突が発生し、双方の兵員に死傷者が出る事態に発展しました。
 2020年9月27日からナゴルノ・カラバフとその周辺一帯で大規模な軍事衝突が継続しており、10月5日現在、民間人を含む多数の死傷者を出す事態となっています。この衝突に連動してアルメニア領東部ゲガルクニク州のヴァルテニス市周辺への砲撃や無人機による攻撃が行われ、民間人に死傷者が出る等非常に危険な状態が続いています。
 つきましては、目的のいかんを問わず、アゼルバイジャンとの国境周辺地域への渡航は止めてください。また、すでに滞在されている方は直ちに退避してください。

(2)上記を除く地域(首都エレバンを含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

 2020年9月27日にナゴルノ・カラバフとその周辺一帯において発生した軍事衝突により、アルメニア全土に戒厳令及び総動員令が宣言され、国を挙げて防衛に当たる体制となっています。
 10月2日には首都エレバンに隣接するコタイク州にアゼルバイジャン軍の無人機が侵入し、防空部隊により撃墜された旨報じられました。今後も不測の事態が発生する可能性があります。また、国内全土で紛争地域への食糧、医薬品等の寄付運動が盛んに行われているほか、デモや小集団による集会が行われています。滞在に当たっては、デモや集会、大衆が集まっている場所には近付かない、報道等から最新の情報を得るなどして安全対策に留意し危険を避ける必要があるほか、フライトが減便され予約が取りにくくなったり、突然運航停止となることも十分に考えられます。つきましては、今後、更なる状況の悪化、拡大も懸念されますので、首都エレバンも含め、アルメニアへの不要不急の渡航は止めてください。

3 滞在に当たっての注意
 滞在中は以下の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。

(1)海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/
 3か月以上滞在する方は、在アルメニア日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時に在アルメニア日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。( https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/

(2)2018年よりエレバン市内の路線バス乗車時に日本人観光客がスリに遭う事件が複数発生しています。所持金品が狙われている可能性を常に意識して、むやみに財布や現金を見せることは避けるといった基本的な防犯対策及び安全対策を講じてください。

(3)犯罪被害を防止するため、浮浪者や物乞いに注意する必要があります。自宅の扉をノックする物乞いが少なくないので、ノックされても扉を安易に開けず、相手をよく確認してください。

(4)タクシーを利用する場合は、流しのタクシー(特に無許可のタクシー)は避け、タクシー会社又はタクシーアプリなどで手配するようにしてください。

(5)アルメニアは地震が多い地域であり、1988年には約2万5千人の死者を出したとされる大地震(いわゆるスピタク地震)が発生しており、2011年10月の隣国トルコにおける大地震や2012年12月の黒海地域での地震などの際には、アルメニア領内でも地震が観測されています。平素より10日分程度の食料・飲料水等の備蓄をお勧めします。

(6)生水は安全とはいえませんので、飲料水には市販のミネラルウォーターの利用をお勧めします。

4 その他
隣国のアゼルバイジャン、ジョージア、トルコ及びイランにも各々危険情報が発出されていますので御留意ください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在アルメニア日本国大使館
  住所:Babayan street 23/4, Yerevan, 0037, Republic of Armenia
  電話:(市外局番011)-52-30-10
   アルメニア国外からは(国番号374)- 11-52-0-10
    ホームページ: http://www.am.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
page TOP