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チャドの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?

更新日 2020年08月05日

危険情報
地図

危険レベル・ポイント

【危険度】
●リビア、中央アフリカ、ニジェール及びカメルーン極北州との国境地帯(首都ンジャメナを除く)、ラク州並びにチャド湖周辺
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
●上記を除く地域(首都ンジャメナを含む)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(退避の可能性も検討してください。)(継続)

【ポイント】
●チャドの国境地帯及びチャド湖周辺では、依然として「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)等のイスラム過激派組織が活発に活動しています。チャド軍、カメルーン軍、ナイジェリア軍等の多国籍軍による掃討作戦により武力衝突がたびたび発生しているほか、テロ攻撃、外国人等の拉致・誘拐が発生する可能性があり、治安上の大きな脅威があります。
●チャド全土で多数の地雷や不発弾が放置されており、特に北部地域(リビア及びニジェールとの国境地域)及び東部地域(スーダンとの国境地域)には多数の地雷が残存しています。

詳細

1 概況
(1)周辺国からチャド国内に、「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)等のイスラム過激派組織が越境してきており、国境地帯及びチャド湖周辺では、依然としてこれらイスラム過激派組織が活発に活動しています。これらの地域では、チャド軍、カメルーン軍、ナイジェリア軍等の多国籍軍がイスラム過激派組織の掃討作戦を継続しており、武力衝突がたびたび発生しているほか、テロ攻撃、外国人等の拉致・誘拐が発生する可能性があり、治安上の大きな脅威があります。

(2)チャド全土で多数の地雷や不発弾が放置されており、特に北部地域(リビア及びニジェールとの国境地域)及び東部地域(スーダンとの国境地域)には多数の地雷が残存しています。


2 地域情勢
(1)リビア、中央アフリカ、ニジェール及びカメルーン極北州との国境地帯(首都ンジャメナを除く)、ラク州並びにチャド湖周辺
 レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

ア カメルーン極北州との国境地帯(首都ンジャメナを除く)、ラク州及びチャド湖周辺
 同地域は、「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)等のイスラム過激派組織が活発に活動しているナイジェリア北東部やカメルーン極北州に隣接する地域であり、テロや誘拐事件などに巻き込まれるおそれがあります。
 また、チャド湖周辺においては、2017年以降、チャド軍、カメルーン軍、ナイジェリア軍等の多国籍軍によるイスラム過激派組織の掃討作戦により武力衝突やこれによる多数の死傷者がたびたび発生しており、治安上の大きな脅威となっています。2019年には、チャド湖付近の集落や治安機関を標的とした自爆テロ等により多数の死傷者が出ており、2020年に入っても同様のテロ行為が継続して発生しています。
イ 中央アフリカ国境地帯
 隣国の中央アフリカでは、2013年3月の政変以降、国連PKOによる治安維持活動が行われているものの、国境地帯では武装勢力等の活動がたびたび確認されるなど、不安定な治安状況が続いています。また、中央アフリカ及びスーダンからチャドに多くの難民が流入しています。
ウ リビア国境地帯
 近年のリビア情勢の悪化を受け、リビアとの国境地帯でも治安が不安定となっています。特にリビア南部でイスラム過激派組織の動きが活発なことから、リビアとの国境地帯において外国人の誘拐等の事件が発生する可能性があります。また、国境管理が不十分であることから、武器や麻薬の密輸、金採掘に絡む戦闘が横行しています。
エ ニジェール国境地帯
 2014年8月、チャドとニジェールとの国境付近において、違法に金を採掘していた武装集団同士の衝突が発生しました。また、ニジェールとの国境沿いでは、過去のニジェール内戦の影響で多数の対人地雷が埋設されたままとなっており、毎年多数の死傷者が出ています。また、特にチャド湖周辺のニジェールとの国境地帯では,「ボコ・ハラム」等のイスラム過激派組織が活発に活動している他、その他の国境地帯でもイスラム過激派組織の活動が確認されています。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に同地域に滞在中の方は、すぐに安全な地域へ退避してください。

(2)上記を除く地域(首都ンジャメナを含む)
 レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(退避の可能性も検討してください。)(継続)

ア 首都ンジャメナは、当局による厳しい統制により治安は比較的維持されているものの、周辺地域は依然として「ボコ・ハラム」や「イスラム国西アフリカ州」(ISWAP)等のイスラム過激派組織によるテロの脅威にさらされており、不測の事態に巻き込まれる危険性があります。
イ ワディ・フィラ州、ウアダイ州、サラマト州、シラ州(いずれも中央アフリカ国境地帯を除く)では、多数の地雷や不発弾が残存しています。
ウ 2019年、チャド東部のスーダン国境地帯において、死者を伴う部族間の対立が繰り返し発生し、非常事態宣言が出されました。

 つきましては、これらの地域への渡航は、どのような目的であれ止めてください。既に滞在中の方は、不測の事態に備え、退避の必要性も検討してください。


3 滞在に当たっての注意
 やむを得ない事情により、チャドに渡航・滞在される方は、日本国外務省、在カメルーン日本国大使館(チャドを兼轄)、現地関係機関、報道等より最新情報を入手するよう努めてください。また、首都ンジャメナを含む主要都市は治安当局による厳しい統制下にあるため、滞在中は、不審がられるような行動、当局の許可を得ない写真撮影等は控えてください。
なお、チャドには日本国大使館が設置されていないため、事件・事故が発生した場合の迅速な対応は困難です。危険を感じたら国外への退避も検討してください。万一、事件や事故等に巻き込まれた場合には、在カメルーン日本国大使館に連絡してください。またその他の詳細情報については、「安全対策基礎データ」(http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_137.html )を併せて参照してください。

 海外渡航の際には万一に備え、家族や友人、職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は、在カメルーン日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう、必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet/index.html
 3か月未満の旅行や出張などの際には、渡航先の最新安全情報や、緊急時の在カメルーン日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/index.html )


4 隣国のナイジェリア、中央アフリカ、カメルーン、スーダン、ニジェール及びリビアに対しても、それぞれ危険情報が発出されていますので併せて留意してください。


(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)5140
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在カメルーン日本国大使館(チャドを兼轄)
  住所:1513, Rue1828, Bastos-Ekoudou, Yaounde, Cameroun
  電話:(市外局番なし)2-2220-6202、2-2220-6585
   国外からは(国番号237)2-2220-6202、2-2220-6585
  FAX:(市外局番なし)2-2220-6203
   国外からは(国番号237) 2-2220-6203
  ホームページ:https://www.cmr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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