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モルドバの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?

更新日 2020年02月26日

危険情報
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危険レベル・ポイント

【危険レベル】
●トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

【ポイント】
●トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域には,モルドバ政府の施政権が及んでおらず,仮に日本人渡航者が同地域での事件・事故等に巻き込まれた場合,モルドバ政府や在モルドバ日本国大使館が十分な救済措置を講じることができない状況にあります。
 これらの地域に渡航する際は十分注意してください。

詳細

1 概況
(1)モルドバのトランスニストリア地域(ドニエストル(ニストル)川東岸のウクライナ国境までの地域)及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域では,モルドバの独立(1991年8月27日)に先立ち,モルドバ・ソビエト社会主義共和国(当時)政府によって打ち出されたモルドバ語の国語化やルーマニアを模した国旗・国歌の制定などの民族主義的政策にロシア系住民が反発し,1990年9月にドニエストル(ニストル)川東岸のロシア系住民が「沿ドニエストル共和国」を宣言して以来,流血事件や経済封鎖が続いてきました。
 1992年7月に,平和解決に関する協定が当事者間で締結されて以来,状況は一応沈静化しています。こうした中,和平協議は継続して開催されており,2011年9月,当事者・仲介者であるモルドバ,沿ドニエストル(トランスニストリア),ロシア,ウクライナ,欧州安全保障協力機構(OSCE)に,オブザーバーの米国,欧州連合(EU)を加えた「5+2」者非公式協議がモスクワで開催され,公式交渉再開が決定し,同年11月末,ビリニュスにおいて,約5年半ぶりに公式交渉が再開されました。また,2012年には計5回の「5+2」者公式交渉が行われ,2013年2月にも,ウクライナOSCE議長国のもとで「5+2」者公式交渉が開催されました。
しかし,同地域ではいまだモルドバ,ロシア,ウクライナ及び沿ドニエストル(トランスニストリア)による合同平和維持軍等による停戦監視が続いています。駐留ロシア軍は,2002年12月までの完全撤退を約束,その後,撤退期限が2003年末まで延長されたものの,その期限は守られず,現在も撤収は遅々として進んでいません。

(2)テロ対策
 テロによる日本人の被害は,シリアやアフガニスタンといった渡航中止勧告や退避勧告が発出されている国・地域に限りません。テロは,日本人が数多く渡航する欧米やアジアをはじめとする世界中で発生しており,これまでもチュニジア,ベルギー,バングラデシュ,スリランカ等においてテロによる日本人の被害が確認されています。
近年では,単独犯によるテロや一般市民が多く集まる公共交通機関等(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発するなど,テロの発生を予測し未然に防ぐことがますます困難となっています。
このように,テロはどこでも起こり得ること,日本人も標的となり得ることを十分に認識し,テロの被害に遭わないよう,海外安全ホームページや報道等により最新の治安情報の入手に努め,状況に応じて適切で十分な安全対策を講じるよう心がけてください。

2 地域別情勢
トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域
レベル1:十分注意してください。(継続)

トランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域には,モルドバ政府の施政権が及んでおらず,仮に日本人渡航者が同地域での事件・事故等に巻き込まれた場合,モルドバ政府や在モルドバ日本国大使館が十分な救済措置を講じることができない状況にあります。
 また,これらの地域の出入国管理所では,米国・EU諸国民の通過を認めない場合があるとの報告も確認されており,日本人であってもこれらの地域への渡航に当たっては,予期せぬトラブルに巻き込まれる可能性も否定できません。ウクライナ・モルドバ間を陸路で移動する際は,遠回りでもトランスニストリア地域及びドニエストル(ニストル)川の一部西岸地域を迂回するルートで移動されるよう強くお勧めします。
これらの地域への渡航に当たっては危険を避けていただくため十分な注意が必要です。上記情勢や,下記注意事項に留意するとともに,最新の治安情報の入手に努め,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。

3 滞在に当たっての注意
(1)渡航者全般向けの注意事項
 滞在中は,以下の事項に十分留意して行動し,危険を避けるようにしてください。また,外務省,在モルドバ日本国大使館,モルドバ関係機関等より最新の情報を入手するよう努めてください。
ア 比較的裕福とみられている日本人は犯罪被害に遭う危険性が否定できません。夜間の独り歩きや人通りの少ない場所への立入りは避ける,人目を引くような振る舞いは避けるなど,基本的な防犯対策に留意してください。
イ モルドバ・ウクライナ間の陸路での移動の際,出入国手続きに関し,国境警備官,税関係官や鉄道職員等から不当な要求を受ける事例が多数確認されていること,さらにモルドバ政府は,トランスニストリア地域における密輸対策の一環で厳しい通関管理を行っているため,通関時にトラブルが発生する可能性もありますので,十分な注意が必要です。
ウ モルドバに入国するにあたってトランスニストリア地域を経由した場合,モルドバの入国スタンプが押印されないため,その後モルドバから他国へ出国する場合,または滞在登録手続き(90日以上滞在の場合必要)を行う際に支障を来す可能性があります。このような場合は,国境警備局又は,移民難民局に出頭して事情を説明する必要があります。
 ※過去,ウクライナから陸路でトランスニストリア地域を経由してモルドバに入国した邦人旅行者が,モルドバへの入国スタンプが押印されていなかったことから,ルーマニアへ出国しようとした際,モルドバ国境警備官から「入国事実が確認できない」として不法入国の疑いをかけられ,トラブルとなった事例があります。
エ 緊急事態や事件・事故に遭遇した場合,又はパスポートを紛失した場合には,在モルドバ日本国大使館に連絡してください。

(2)海外渡航の際には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
 3か月以上滞在する方は,在モルドバ日本国大使館が緊急時の連絡先を確認できるよう,必ず在留届を提出してください。(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/RRnet
 3か月未満の旅行や出張などの際には,渡航先の最新安全情報や,緊急時の在モルドバ日本国大使館からの連絡を受け取ることができるよう,外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録してください。

(問い合わせ先)
○外務省領事サービスセンター
  住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
  電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省内関係課室連絡先)
 ○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)(内線)2306
 ○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)(内線)3047
 ○海外安全ホームページ
  https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
  http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbtop.html (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在モルドバ日本国大使館
  住所:National Business Center 5F, 73/1, Stefan cel Mare Blvd., Chisinau city, Republic of Moldova

  電話: (市外局番022)-23-3380
   国外からは(国番号373)-22-23-3380
  ファックス:(市外局番022)-23-3390
   国外からは(国番号373)-22-23-3390
メールアドレス:japan.chisinau@ci.mofa.go.jp
  ホームページ: https://www.md.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
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