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シリアの危険情報【危険レベル継続】(内容の更新)

「危険情報」とは?

更新日 2020年02月06日

危険情報
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危険レベル・ポイント

【危険度】
●全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)

【ポイント】
●全土に危険レベル4(退避勧告)を発出しており,日本人渡航者・滞在者に深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。既に滞在されている方は,直ちに退避してください。

詳細

1.概況
(1)シリア国内では,ISIL(イラク・レバントのイスラム国)等イスラム過激派,反政府武装勢力,クルド勢力,シリア軍・治安当局等の間でそれぞれの勢力が入り乱れて衝突しており,多数の死傷者が発生しています。また,イスラム過激派,反政府武装勢力,犯罪集団等による誘拐・強盗等の凶悪犯罪も発生しており,極めて危険です。
(2)2012年8月,シリア北部アレッポ市で取材中の日本人ジャーナリストが銃撃に巻き込まれ死亡する事件が発生し,2015年1月20日には,シリアにおいて拘束されていた2人の日本人の映像がISILによりインターネット上に公開され,その後,殺害されたテロ事件が発生しました。ISILは同年2月1日に公開した映像の中で,今後日本人が同組織の攻撃の標的となる旨警告しています。また,同年6月にイドリブ県にて拘束された日本人の男性は,2018年10月に解放されるまで3年以上にわたり拘束されるなど,依然として危険な状態が継続しています。
(3)特に,反政府武装勢力の拠点である北西部,2019年10月9日からトルコ軍による軍事作戦が行われている北東部,反政府抵抗活動が活発な南部では,様々な勢力が衝突しています。これらの地域に入域した場合,戦闘や犯罪に巻き込まれたり,過激派組織等に誘拐・拘束されたりするおそれがあり,非常に危険です。また,反政府武装勢力,クルド勢力等が自主運営するトルコやイラクとの国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,シリア政府から不法入国の罪で逮捕・拘束されるおそれもあります。

2.地域別情勢
全土:レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)(継続)
(1)ダマスカス市及びその近郊
 2018年5月にダマスカス市近郊はシリア政府の統治下に戻りましたが,反政府武装勢力の残党がテロを行う可能性が極めて高い状態が続いています。また,他国の軍によるものとみられるミサイル攻撃も発生しています。
(2)その他の主要都市
 アレッポ,ハマ,ホムス等の主要地方都市やその郊外では,依然としてシリア政府軍,イスラム過激派及び反政府武装勢力の間の戦闘や爆発事案等が発生し,市民にも多数の死傷者が出るなど,極めて不安定な情勢が継続しています。
(3)シリア東部からイラク国境付近
 2014年6月以降シリアとイラクの広大な領域を支配したISILは,2018年3月,その支配地域を失いましたが,依然としてその残党が,シリア政府軍及び米主導「対ISIL有志連合」への襲撃を繰り返しています。この地域では,殺人・誘拐事件や不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。
(4)トルコ国境付近
 この地域では,シリア政府軍,反政府武装勢力及びクルド勢力などの様々な勢力が入り乱れて衝突していることに加え,2019年10月からトルコ軍が軍事作戦を行っています。反政府武装勢力が自主運営する国境検問所を通過してシリア領内に入域した場合は,戦闘に巻き込まれる危険性が極めて高い上,アルカイダ系過激派組織等に誘拐・拘束されるおそれもあり,非常に危険です。
 なお,シリア政府は不法入国者の安全は保証できないと公に述べており,シリア政府から入国管理法に基づき,不法入国の罪で拘束される危険があります。この地域に立ち入ることは極めて危険です。いかなる理由があろうと決して立ち入らないでください。
(5)ヨルダン国境付近
 2018年10月,シリア・ヨルダン国境が再開されましたが,周辺地域の治安情勢はいまだ不安定であり,日本人渡航者・滞在者に誘拐など深刻な危険が及ぶ可能性が極めて高い状況が継続しています。
 上記情勢に鑑み,シリアへの渡航は,どのような目的であれ止めてください。
 取材活動であっても,現在のシリア情勢下にあっては不測の事態に巻き込まれる可能性が高く,非常に危険です。シリアにおける取材について,報道各社等に向けて累次にわたり注意喚起を発出していますが,下記を踏まえ,フリーの報道関係者の方も含め,シリアへの渡航は止めてください。
「危険レベル4の国・地域における取材活動について」
http://www.anzen.mofa.go.jp/attached2/attached_press20150130.pdf
また,既にシリア国内に滞在されている方は,速やかに在シリア日本国大使館(現在は在レバノン日本国大使館内に臨時設置)緊急連絡用電話まで連絡するとともに,直ちに退避してください。

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903

(外務省関連課室連絡先)
○領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2306
○領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○海外安全ホームページ:
https://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC・スマートフォン版)
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (モバイル版)

(現地大使館連絡先)
○在レバノン日本国大使館内在シリア大使館臨時事務所
 住所:Serail Hill Area,Army Street,Zokak El-Blat,Beirut,Lebanon (P.O. Box 11-3360)
 電話:市外局番(01) 989751~3
   国外からは(国番号961)-1-989751~3
 FAX:市外局番(01) 989754
   国外からは(国番号961)-1-989754 
 緊急連絡用電話: (国番号963)-933-217011
 ホームページ:http://www.sy.emb-japan.go.jp
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